登山

山頂広場には続々とツツジ新道からの登山者が増えてくる。
偶々、富士山が眺められる場所が空いたので
ここで簡単なお握りと味噌汁のランチ。

富士山も次第に裾野が霞んできた様ですが
午後近くになっても雲も湧くことなく
ご機嫌上々の御様子です。
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 10:48 山頂出発      

この日の後半戦スタート!!
まずは、登ってきた路を
ヤタ尾根分岐までもどります。

何度もみた開放感ある景色
真ん中のピークが熊笹ノ峰
そして、その稜線の先には
難所の大笄、小笄
そして鞍部の犬越路、再び登り返して
大室山から西丹沢稜線へとつづく。
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まるで日本画の様に春霞ただよう空間に浮かんだ
美しい山容
そして、丹沢から富士裾野の山中湖までつづく
折り重なる様な新緑の山々
時の経過を忘れそうな眺望です。
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コイワザクラの残り花
この日は、この一輪のみ。
シーズン終わってしまいました。
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お昼のなれば花びらも
もう少し開いてくれるのではと期待したのだが
残念!! 蕾のまま。
咲き誇ると、綺麗だろうな。
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ミツバツツジ?トウゴクミツバツツジ?
その違いが良くわかりません。
でも、この色も艶やかな色合いです。
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このツツジを撮影していると
林道で会話した女性歩荷さんと再会。
重い荷物にも関わらず
花の情報も色々と教えて頂いた。
今度、青ヶ岳山荘にもお邪魔しなきゃ~。

ところで、この写真は残念。
蕾よ~開け!!
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 11:10 ヤタ尾根分岐      
ヤタ尾根分岐に再び
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この分岐から大笄、小笄への稜線も
左手に富士山を観ながらの展望ルートです。
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西丹沢から檜洞丸、犬越路から用木沢へ下山に周回ルートを
歩く登山者が殆ど。
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標高が下がるにつれて
開花したシロヤシオも多くなり
熊笹ノ峰でたまっていた欲求不満も解消~♪
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シロヤシオ
清楚という言葉があてはまる花です。
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ようやくにして撮れた
富士山とのツーショット ^^
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さて、景色ばかりに気をとられてしまうと危険なのは、
どの登山路もおなじ。
ここも大笄からの下りは
長梯子があったり鎖場があったりします。
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前方には小笄の小ピーク。
賑やかな会話の声が聞こえてきた。
犬越路から登ってくる登山者も多いんですね。
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鎖場で5~6人の登山グループをやりすごす。

中には、大室山から登ってきたメンバーもいた。
とても、とても
かないません。

大笄の下り立ったところから鎖場を振り返る。
足元もしっかりしているので
登りの難易度は高くない
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再び、小笄へ登り返した先に
シロヤシヲと緑の額縁に富士山。
どんな組み合わせでも絵になる山です。
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ミツボツツジとの紅白揃い踏み
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小笄の先にも小ピークありますが
この辺りは多少のアップダウンを繰り返しながら
下っていきます。
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この周辺のシロヤシオの開花100点満点でした。
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ところが、異変・・・・。
前回、背丈の高い笹が生い茂った箇所が
完全にかれています。
そういえば、熊笹ノ峰周辺も・・・。
4年前にこのあたりの熊笹に花が咲いた影響でしょうか。
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傾斜もゆるく
ブナ林の新緑地帯をぬけると
犬越路は、もうすぐ。
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途中で、右手斜面が抉られた大崩落地。
大分の山崩れを思い出す。
山は、長い歴史のなかで
この様な地形変形を繰り返しながら変化しているんですね。
その変化のなかに人間の生活がはいると悲劇を生んでします。
人間の力は小さなもの
自然とうまく共存していかなきゃ~。
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 12:50 犬越路      
賑やかな犬越路
用木沢、神ノ川ともに下山口まで約1時間の行程。
ゴールまで残りわずかで
休憩している人々の口数も多いのかな。
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犬越路からは
ガレ場の登山路が下り
沢沿いを左岸、右岸、そして
左岸にと往復を繰り返す。

この立派な橋・・殆ど記憶無し。
新しく架け替えられたものなんだろう。
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この橋を渡りきり左岸歩きから
最後、渡渉ポイントを右岸にとると
神ノ川までの林道道となる。
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本日、営業していない神ノ川ヒュッテに
戻ってきました。
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 13:43 神ノ川林道      
ヒュッテ駐車場は、満車。
そして、日陰橋から下流側の路肩にも
多数の路駐車両。

このルートも、以前よりも混み初めてきたようだ。

今回も、稜線高所でのシロヤシオ開花とのタイミングをうまく
あわせられず残念。

しかししかし、この時期にヤタ尾根を登りきる体力を
つけていかないと
今夏シーズンの先が思いやられそう。

今日の登山記録です。





次回は、アシタカツツジ
リベンジ紀行です




今年は例年よりも早い花の開花時期
丹沢のシロヤシオも通常よりも1週間以上早く
咲き始めた情報もあり

5月最初の山に
シロヤシオ鑑賞の檜洞丸に登ってきた。

昨年は、西丹沢ビジターセンターからツツジ新道を使ったルートでしたが
今年は4年ぶりに
神之川ヒュッテからヤタ尾根で一気に主稜線に登り
お気に入りにしている熊笹が峰周辺のシロヤシオがお目当。
下山は犬超路から神之川ヒュッテに戻るルート。


神之川には6時半過ぎに到着するも
すでに
いつも駐車していた路肩は満車状態。
日陰沢橋から下流側で路肩駐車できる場所も
何箇所かありますが
山側からの落石リスクもあるので
ヒュッテの有料駐車場を使わせて頂きました。
料金300円をヒュッテのポストに投げ込むシステム。
(ヒュッテは、この日は営業していませんでした)

先着に横浜ナンバーの二人組(年齢は同じくらいのご夫婦)。
ここから登るのは初めてと話されてましたが
お二人がトイレに行かれている間に
私達が先行することに。
(後ほど、再会します)。

 7:00 神ノ川林道         

神之川林道のゲートを越えて
林道を歩くこと数分で
前方に
この日のポイント『ヤタ尾根』が前方に現れる。
このヤタ尾根の直登で一気に1000m近くを
登りきると、大室山と檜洞丸をつなぐ丹沢主稜線に出会う。
この主稜線は、お気に入りのルートなんですが
そこまで登るのが大変。

今回で3回目の登りとなる(下りで1回)。


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いつもの林道法地を削った様な
熊笹ノ峰への取付きポイントから
杉林の中を直登する急傾斜の道を
登っていく。
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登りのペース。
時間当たり
標高差 300m台が余裕あるペース
調子良ければ
400m台が、こうち隊のペース。

 7:40 林道         

途中のCPである林道(標高差300mと少し)には
取付きポイントから約40分で到着。
良いペースでない?
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とは言っても大汗の
心臓バクバク状態。

そして、この林道には
歩荷途中の女性が休憩されていた。
また、ほどなくして
駐車場で会話した横浜からのご夫婦も到着。
早くない⁉
結構、良いペースで登ってこられている様子で余裕もありそう。
お二人は少し休憩とると直ぐに出発。
ザックの大きさから、今日は蛭ヶ岳に泊まるのであろうか?
いや、このペースだったら蛭ヶ岳からも戻ってこれそうなペース。

もう一人の
歩荷の女性は、青ヶ岳山荘のスタッフさんで
月に2回から3回、荷揚げをしているとの

山荘までは
西丹沢からよりも神ノ川が距離的にも1kmちょっと近いとのこと。
そして、何よりも
このコースは登山者の数も少ないことも選択の一つなのだろうか。

ここで耳より情報。
話題が丹沢のヒルの話になったところで
ここの山域(神ノ川から西側)には、山ヒルは出ないとのこと。
以前にも職場で渓流釣り趣味の同僚にも同じ様な話を
聞いていたんですが、事実だったんだ。

もっと、話も聞ければ良かったんですが
歩荷の邪魔になっても失礼なので先に進む。
(後ほど、稜線で再会することに)

林道を超えても
暫くは杉林の暗い人工林の急登がつづく。

標高1100mを超えると
これまでの暗い視界が閉ざされた世界から
明るい緑の林に変化。
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このルート、唯一と言って良い
癒しのポイント。
広い尾根筋に若芽息吹くブナ原生林がつづく。
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4年前には無かった植生保護柵が設けられており
登山ルートから外れることはない。

さて、この辺りから
次第に相方のペースについていけなくなった自分。
今年も1000m超えてくると足が重たくなる状態に
あまり変化がなさそう。

ブナ林を超えて
休憩ベンチをやり過ごし
登山路に熊笹があらわれてくると
稜線にむけた最後の急登がはじまる。
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以前にはなかった梯子状の階段に
人が歩き易い角度に角を削ってくれている。
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相方さんとは100mほど離れてしまった。
心臓バクバク状態。
さだまさし日本百名山「空になる」の歌詞が浮かんでくる。

自分の重さを
感じながら坂道を登る
いくつもの峠を超えて
もっともっと上を目指す

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雲を抜けて 君の夢に手が届く
君は空になる♪♪
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 9:12 熊笹ノ峰 稜線休憩ベンチ         

ヤタ尾根取り付きポイントから約2時間10分で稜線にたどり着く。
大汗掻き疲労困憊、広いテーブルベンチに身をなげる。
気持ち良い~

そして何よりもの御褒美が
この稜線から初めてみる霊峰富士の姿
つくづく、苦労しても登った人でしか観ることのできないこの景色。
過去3回ともにガスっていて、この眺望を体験できなかっただけに
格別の思いがある。
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そして、ここまで2時間と少しで登ってきてた
このペースにも驚き。
どうりで身体がきつかったわけだ。
(相方は余裕がありそうだったが・・・後ほど大騒ぎすることに)

この合流ポイントから檜洞丸までの稜線と
反対側は犬越路までの稜線ルートは
私のなかでは丹沢山塊でも屈指の眺望と
この季節はシロヤシオ・ミツバツツジ咲くツツジロード。

熊笹ノ峰を超えると
直ぐに1本のシロヤシオが満開となっていた。
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しかし、更に進むと
殆どのシロヤシオは蕾もしくは部分的に花を開かせたものばかりで
残念ながら開花ピークにあわすことが出来なかった様だ。

熊笹ノ峰から一旦鞍部におりたったポイントからの檜洞丸。
近い様で・・なかなか近づかない。
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鎖場近くにある
お目当てのポイントのシロヤシオは満開に近かったが
ミツバツツジは、蕾が多い。
二つの花が満開だと
紅白のコラボで大変お目出度いポイントなんですが残念。
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その先にある鎖場近くのシロヤシオは完全に蕾状態。
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これが咲くと
見事だろうな~♪♪
この花の特徴である先端が茶化した5枚の葉も
まだ開ききっていない(別名ゴヨウツツジは、この葉から)。
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そして、何よりも撮影したかった
霊峰とのツーショット写真。
中々、タイミングあわせられないですね。
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シロヤシオ・・・緑の絨毯
その奥に端正な姿をみせてくれている霊峰富士
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つつじ新道ルートを見下ろす。
このルートは賑やかだろうな
昨年の苦い記憶を思い出す・・・今日の状態よりも更に絶不調。

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山頂直下の稜線に咲いているマメサクラも終盤の様で
殆どの花はおちていた。
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 10:04 檜洞丸山頂         
稜線に登ってからは約1時間で山頂。
稜線からの景色・花などで時間をつかってしまった。
コースタイムで40分程ですので
それほどの距離ではありませんが
とにかく、この日は景色に魅せられてしまいました。
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後半につづく
(犬越路から神ノ川下山)



鳥居峠に下りるまで
全く、風を感じなかったんですが
この峠、風の通り道になっているのか
強い風が吹き抜ける。

これじゃ、落ち着いて
ランチも食べれないと

覚満淵に下りることとした。
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覚満淵の周囲には木道も完備されており
快適なウォーキング。
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 10:50-11:40 覚満淵 ランチ         

休憩エリアにはテーブルとベンチがあり
早速、お昼ご飯に。
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GW期間中には大勢の観光客が訪れそうな
この湖畔を殆ど貸し切りの状態で会話も進みます。
そして、めぐみさんが用意してくれた
お湯で暖めて溶かすチーズフォンジュ!!
ズッキーニ・アスパラ・トマト
チーズからめて美味しく頂きました。
御馳走さまでした。
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食事の後は、木道をビジターセンターまで移動し
こちらでトイレを借りて
午後の部のスタート!!
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車道を鳥居峠に戻ります。
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午後になって、篭山のアカヤシオの桃色も
目立ってきた様に思えます。
まだ、蕾状態の花もあったので
更にピンク色に染まっていくのかな。
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 12:16  鳥居峠              

峠に建つ、サントリー・ビアーバーベキューホール
車がなければ、グイっと行きたいところ。
この建物、元ケーブルカーの山頂駅だったらしいですよ。
その建物の裏側から続く林道を進みます。
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林道のてくてく歩き
暫くすると、東側の展望も開け
雪を被った山が見えてきました。
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おっくんから日光白根山だと教えて頂きました。
何しろ、この周辺は土地感がないもので・・・山座同定が難しい
そして、手前にみえる
赤城山斜面にも斑点の様にアカヤシオが開花しています。
この尾根筋・・・・歩いてみたいな~
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更に進むと
眼下にのびる下山ルートの尾根筋がみえてきた。
写真では分かり辛いですが、
こちらも期待持たせる様なアカヤシオ群を遠目に確認。
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この辺りはバリルートなので
レポはワープさせて頂きます

尾根筋に下り立つと
ヤマレコ記載にもあったシャクナゲとアカヤシオの競演が
待ってくれていました。
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まだ、蕾の多いシャクナゲ。
これからが花盛りだと思います。
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そして、この尾根には枝ぶりの良いアカヤシオが何本も
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これや、これもって具合に
足が先に進みません。
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開花間近のシャクナゲの色も美しいですね。
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利平茶屋からの周回遊歩道の合流!!
反時計方向に進みます。
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遊歩道から眺められる
「三段の滝」
落差140mほどの大滝
そして
人を拒む様な岩崖にアカヤシオが色付いてます。
ちなみに遊歩道案内板に描かれている滝は
「山崖の滝」
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標高が下がると
アカヤシオも残り花となり
花のトンネルも閉店間近・・・・
いやいや、この道筋には蕾状態のミツバツツジも多く
ツツジトンネルにこの一週間で変化するのではないでしょうか。
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↑ノリの良いお二人。

この遊歩道・・・荒れています。
赤いリボン・テープを頼りに
バイケイソウの群落地を下っていきます。
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 14:30  利平茶屋キャンプ場              

鳥居川に架かった橋を渡ると
キャンプ場に到着。

屋外キャンプ場、バンガローなどあり
この場所、オフ会の穴場になりそう。
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キャンプ場には水芭蕉も!!
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これは良さそうっと、
めぐみさん、早速に管理事務所に立ち寄り
パンフをもらって
相方と相談中・・・。
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めぐみさんのご主人もアウトドア派
早速、チェックですね。


・・・・・・・

相方がヤマレコから見つけた
この周回ルート。

今年は、アカヤシオ当り年なのでしょうか。
見事なアカヤシオ群に満足な一日でした。










今年は花の開花時期が例年よりも早い!!
気が付くと
今年予定していた久方ぶりの西上州のアカヤシオも
終わってしまったらしい。

今シーズンは縁がなかったかな~と
思っていると
相方さんがヤマレコで見つけてくれた
赤城山のアカヤシオ。

利平茶屋から鳥居峠の山斜面に咲いていて
まだ、蕾のアカヤシオも多いとの情報。


 8:15 利平茶屋森林公園PA         

LINE仲間に声をかけたところ
今回の参加は
おっくん、そして、今年仲間に加わっためぐみさんが参加。
めぐみさんは、少年サッカーコーチ時代のママさん。
別名(ひろちゃんママ・・・私的には。)
今年、最後に担当していた子供達とママさんとの一席があり
最近、山にハマっているとのことで
お誘いした方ですが・・・恐いもの知らずのママさんでした。

利平茶屋PAはキャンプ場の駐車場でもあり
広い駐車場、当然トイレも完備していますが
季節によっては閉鎖しているので要注意です。
この日はOKでした。

駐車場から、登山ルートから外れ
右側の林道を登り進んで直ぐの所を山に取り付きます。
言い忘れました・・今回のルートはバリルートですので
GPS・地図は必須ですが・・・リボン・赤テープは要所要所に
そして、踏み跡もしっかりしています。
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山に取り付くと
駒が岳に続く枝尾根に登り着くと
尾根沿いに登るだけ。
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足元にアカヤシオの花びら(花弁が分かれていないので直ぐにわかります)を
発見すると、直ぐにアカヤシオの残り花が・・・頭上に
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私達の歩いている尾根の周辺の山斜面にも
ピンク色の縞模様が点在。
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そして、私達の尾根筋を先には
おー!!、咲いてる咲いてる^^
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期待に胸を膨らましていると
突如、尾根筋が岩稜帯に変化。
めぐみさん、苦も無くクリア!!
流石、ひろちゃんママや!!
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ひろちゃんは勿論めぐみさんのボーイで
GKそしてMFもこなすオールラウンダーで
コーチ時代の私にとって
ひろちゃん無しではゲームプランが組めないキイプレイヤーでした。

そう言えば、この日のめぐみさんのジャケットは
このアカヤシオの色でした!!
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岩場を過ぎると
一部登山路の崩壊部を通過。
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この辺から、アカヤシオの色づきも
勢いを増してきた様で〜
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と・・思いきや、
暫くはアカヤシオの植生地帯から離れます。
前方の大岩の左手を踏み跡も浅いルートを登っていき
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熊笹の覆われた斜面にくると
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再び、周囲には色の濃い
アカヤシオが乱立。
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その先には、駒ヶ岳から続く尾根筋にも
アカヤシオが咲いている様です(ルート無し)。
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蕾から開花したばかりのアカヤシオ。
良い時に訪れました。
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うっとり 
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おっくんと
この枝ぶりは両神山山頂のアカヤシオの枝ぶり
ソックリ!!
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花に目を奪われるうちに標高を稼いでいました。
若葉の色が目に沁みます。
ここでランチも良いかと一瞬思いましたが時刻は10時前
まだまだ・・・・
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三ッ岩岳のアカヤシオに負けずと劣らずの
ピンクの花道
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そして、この色を鮮やかにしている青空と陽光の輝き
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言葉・・・いらず。
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花に魅せられた登りに苦は無し
今日初めての道標が前方に!!
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駒ヶ岳に続く稜線に合流しました。
今日は、このまま
左折し鳥居峠に下りていきます。
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熊笹の登山路
快適で・・関東平野を眺めながら
良くわからない小鳥の囀りも聞こえてきます。
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篭山ピーク手前で右折し鳥居峠に
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すると、大池と手前には覚満淵も湖沼群
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鳥居峠に到着!!
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 10:35-10:45 鳥居峠         

昭和の時代には利平茶屋あたりから、この峠まで
ケーブルカーが存在していたらしいですが
この展望は、足で稼がなきゃ!!
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アカヤシオのピンクが少しある山が篭山。
その稜線の先には、威風堂々の赤城駒ヶ岳!!
その昔、深谷のmizuoさんと雪山を楽しんだ場所です。
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さあ~、写真では表現できない風が・・
時折、突風に近い風が吹き荒れている鳥居峠。
余裕あれば、地蔵岳にも登ってみるかと計画していたが・・・

次報に続きます。


調度一年前に
ブロ友nobuさんのキバナハナネコノメ記事を目にした。
ハナノネコノメとは、ここ数年
早春の裏高尾でさくシロバナが有名なのですが
黄色花は、珍しく
東海地域だけに咲く花の様だ。

そして、この花に食いついたメンバーが
いつもの山友フラワートレッキング隊のメンバー!!

ということで
今回はnobuさんの案内で
長野から、ひらさん、レンレンさん
小田原 もろーさん
東京 tanmaさん & こうち隊の
メンバーで安倍奥の山
八紘嶺に登ってきた。

東京からのこの山へのアプローチは
中央道から身延、そして長い林道をナビは選択しますが
この林道は、かなり前から通行止めになっています。

現在は、静岡側のみのアクセスですので要注意です。

朝4時半に自宅を出発し
圏央道・東名・新東名を経て
新静岡ICでおりて一路安倍川を北上。

途中、真富士の里で
他のメンバーと合流。

ここから更に一時間近く北上
梅ヶ島温泉を通過し
林道を安倍川にそって標高を一気に稼いでいくと

林道横に車10台以上は停まれそうな駐車場に7時半に到着。
自宅から3時間近くのロングドライブだ。
(長野から5時間かけてきた長野隊メンバーに敬服)

 7:40 八紘嶺登山口近く 駐車場         

ここまで登ると標高も1300m超え
気温もグッと下がっていますが今日は春の陽射しで
快適な山歩きが出来そうです。
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梅ケ島温泉からの登山道に続く
八紘嶺への登山口をやり過ごし
林道を登っていく。

すると安倍川の源流へと続く
沢が見えてきました。

林道が大きく曲がるポイントに道標がたっており
ここから、先ほどの沢沿いに続く旧安部峠歩道におります。
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周囲は落葉した広葉樹林帯なので
朝の陽光を浴びた沢を登る・・・という過激なルートでなく
緩やかな川の流れに沿いながら少しづつ標高を稼いでいきます。
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写真から沢のせせらぎが聞こえてきそうですね。
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標高とともに水量は少なくなり前方には峠らしき鞍部もみえてきました。
もろーさん:若い頃だったら、ここで野営キャンプしたい場所だね~。
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ここ、安倍川の水源地で水が湧き出てきてました。
多分、水源地と名が付く場所にきたのは初めてかもしれません。
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水源地が数分で安倍峠に到着。
その昔、梅ケ島周辺は金が採掘され
武田信玄が金を山梨側に運んだ峠道の様です。
WEBで知ったウンチク
皆さんよくご存知の「あべかわ餅」は、金をもじって「金な粉餅」(きなこもち)として安倍川流域の人々が食べていたのを、徳川家康公が「安倍川餅」と命名したものです。

という風に、この周辺は金にまつわる話が多そうです。
(そういえば、下山後の温泉も黄金の湯でした。良い温泉です。)
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安倍峠から今は通行止めとなっている山梨側からの林道に戻り
梅ケ島温泉側に暫くあるくと
前方に威圧感ある山が見えてきました。
あれが?八紘嶺?
nobuさん:いやいや、あまい!!
前衛の山で、山頂はその奥でここからはみえないんだよ~

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 9:35-9:45 八紘嶺登山口(安倍峠)         

八紘嶺登山口(安倍峠)
こちらにも十台近くの車が止められます。
そして、嬉しいことにトイレも。

※ナビによっては、ここまでのアクセスを山梨県側(身延側)から案内することもありますが、山梨側は通行止めとなっていますので注意!!

ここでトイレ休憩し、本日の本格的な登山はこれから。
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駐車場裏手から取り付く登山道は
いきなりの急登(汗)。

ここまでのハイキングモードから一変しあえぎモードに。
一旦ピークを越えたところで
残念なことに直ぐに坂道を下り巻き道ルート。
樅の木の林を抜けたところで
朝出発した梅ケ島温泉から続く登山道に合流します。
帰路は、こちらを下りますが、ここからが八紘嶺への登山道。
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尾根筋にそった登山道を登りきると
富士見台に到着!!
世の中には、名ばかりの富士見台と称する展望ポイントがありますが
ここから見る富士山、今まで観た富士山のベスト10に入る眺望でした。
特に、この日は裾野あたりが靄っており富士の美しさを際立てさせています。
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ここで小休憩し
再び八紘嶺への登山道を進みます。
朝の旧歩道と違って、登山者も多く
アクセスが非常に長い奥地にも関わらず
人気がある山なんだなと実感。
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富士山ビューポイント2
富士山眺望の良い場所を探しては休憩。
贅沢な山旅です。
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途中、岩場やザレた急斜面もありますが
然程の危険箇所はありません。
↓この辺りは、登山道から石を落とさない様に注意しながら登りますが・・
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本日のお目当ての花がこの周辺に咲いています
(写真は、後ほど、まとめて)

九十九折れの道・・・その背後に富士。
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そして、先を歩いていたグループが大騒ぎしている箇所に
ルートから少し外れた笹藪の先には
安倍奥の山々を見渡せる大展望が広がっていました。
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そして、大騒ぎしていたのは足元の大崩れ。
(ひらさん命名:地獄覗き)
数100m以上の落差のある崩落地。
良い子は近づかない!!
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山頂近くになると植生も笹藪が多く
そして展望も更に開けてきます。
(後方のピークが安倍峠から眺めた前衛峰か・・)
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 11:50-12:40 八紘嶺山頂(1918m)         

山頂は周囲を木々に囲われた小広場でしたが
この季節、木々の隙間から南アルプスの山々を眺めることができます。
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もぐもぐタイム 
レンレンさん、キュウリ一本。豪快な食べっぷり。
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お腹が落ち着いてくると
南アの山を眺める余裕が。
これ?赤石岳?  南アの南側は未踏エレアなんで山座同定が不得手です。
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nobuさんが登った笊ヶ岳
・・・山梨百名山の中でも難関の一つ(日帰りは無理)。
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どこで時間を浪費したのか、この日の行動予定から
大幅に遅れたので下山は、わき目もふらず・・?下山・・した筈。
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ここが富士見台の全貌です。
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 14:15 八紘嶺登山口に戻る         

鶴ヶ島温泉には、更に左手に続く登山道で1時間ほど。
この林道開通前は、この鶴ヶ島温泉からが唯一のルートの様です。
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さて、下山後は
鶴ヶ島温泉にある黄金の湯で汗を流し
長野隊 レンレンさんの
建ってのお願い
太平洋を観たい!!
このリクエストで

三保の松原に移動

こうち隊も海越しの富士山の景色をみる機会が余りなく
そして、数カ月前にブラトモリでも放映されていたこともあり
ミーハー気分で参加させて頂きました。

八紘嶺で眺められたクリアな富士とはなりませんでした
日本画の様に薄い面立ちの富士も一興。
左下の山が愛鷹山。
これが、一富士・ニ鷹・三茄の由来とか・・・
茄(なすび)が何故???
これは、ブラタモリで・・・・。
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さて、これから
この安倍奥で撮影したキバナハナノネコノメ写真集です。
この地域、金山だった影響?
ハナノネコノメも黄金色です。
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次回は・・・遅ればせながらのアカヤシオで赤城!!の予定。

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