2013年 山行記録

2年越しの待望の山、裏妙義


11月第一週の3連休初日にブロ友ひらさんからお誘いのあった裏妙義山。
田舎に戻る所用があり参加できず。
昨年も、職場のGコンペと重なり参加できなかった裏妙義山。

その念願の裏妙義山に先週土曜日に登ってきました。

今回は、この裏妙義山の様な鎖場・岩場大好き山ガール「ぐっち~」の参戦です。

「ぐっち~」ファミリーは、ブロ友さんが裏妙義を登っている同じ日に
表妙義の石門にもいっており、11月に表と裏の妙義山を楽しむことに。

ルートは、
今月登ったブロ友さん達と同じく
国民宿舎から籠沢コースで丁須の頭に
赤岩・烏帽子岩を縦走し三方境から巡視道をへて戻るルートです。
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裏妙義山 山行のまとめ
11/23-晴れ◎:国民宿舎発(8:00)-丁須の頭登山口(8:06)
-木戸(8:40)-籠沢のコル(9:30)-丁須の頭(9:43=10:00)
-チムニー(10:17)-赤岩基部(10:42)-見晴(11:00)
-烏帽子岩(11:15=昼食=11:45)-風穴尾根の頭(11:55)
-三方境(12:08)-紅葉スポット(12:38=休憩=13:00)-国民宿舎(13:40)


8:00 :国民宿舎発  
朝の関越自動車道の見物渋滞(隣の上り側車線でトラック大破)に巻き込まれて
予定より30分遅れの出発。籠沢ルート・三方境コースとも国民宿舎手前を左手にはいります。
前方に見える岩峰は風穴尾根から連なる鶴峰山。勿論、登山路はありません。
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鶴峰山に月が沈む・・の図。今日は天気期待できそうです。
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約5分少しで籠沢ルートから丁須の頭への登山口。三方境登山口は更に数百m先にある。
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歩き始めは薄暗い杉林を通りぬけるが、右手の岩峰に大きな風穴。
表妙義の石門群といい妙義には風穴が多い。
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杉林は直ぐに終わり紅葉に彩られた登山道に変わります。
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見事なオレンジから赤への微妙な変化に彩られた林が眩しい。
油絵の絵画をみている様だ。思わず立ち止りウットリ。
妙義山の紅葉は終わったと思っていたので、この彩りには満足。
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素晴らしい紅葉を堪能した後は
大きな石でゴロゴロのゴーロ帯枯沢を登り進む。
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先頭の二人、岩場にとりつくスピードの速いこと(驚)。

ナイフリッジの割れ目を通過(ブロ友銘名のデブ試しの岩)。
ぐっち~は、勿論、問題なし。
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ちょっと、最近リバウンド気味のこうちさん。少し、きつめ。
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その直後の約5mほどの垂直岩の鎖場。あっけなく通過した二人。
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炭焼き跡で小休憩。
余裕の二人。
相方は先週は登っていないので休息十分って事にしておきましょう。
さて、この辺りでは昔は炭焼きをしていたのでしょう。昔は炭焼き屋さんが山の整備をしていたんだよ・・なんて
ウンチクを垂れるこうちさん。この周辺の雑木林、凄くきれいな林でした。
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そして、このあたりから岩質も大きな岩に小さなポリープ(この単語に敏感な方もおられますが)状の岩が埋められた様な火山岩の隙間をぬいながら登っていきます。
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枯沢も次第にルンゼ状へと変化し空が次第に近づいてきた。
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登りきった場所が籠沢のコルなのでしょうか。

ぐっち~、こんな急登も
余程楽しいんでしょう。終始笑顔で登っていきます。
その後方では、青色吐息のこうちさん。
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既に頭上のコル上には、先行の二人の姿が見えず。
はえ~!!
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このコルを右手に進むと御岳コースにて横川に下山できますが
危険マーク三個の危険ルート。

丁須の頭は、このコルから左手の岩峰を北側に巻いていきます。
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すると前方に岩場の切り通し。切り通しの先は、大きく×マーク表示。
丁須の頭は左手を登っていきます。右手は・・・鍵沢コースか。
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ここから鎖場の連続!!
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足場も狭い岩場のトラバース!!
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勿論、ぶら下がる様な危ない真似はしておりませんよ。
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高度感がなければ大人のフィールドアスレチックスで楽しいですが。
こちらは滑落すると・・只ではすみません。


そんな難路を上り詰めると・・・

9:43 :丁須の頭  
今日は中々先頭の二人に追いつけない・・調子が悪いんかな~
なんて思っていましたがCT2時間15分を約30分短縮して到着。

そして、丁須の頭の直下に到着したタイミングにグッドタイミングで
先行の男性数人のグループと入れ替え。

直下から丁須の頭への取付きまでは約15mの長い鎖場
相方につづき、ぐっち~の勇ましい姿。惚れ惚れしちゃう登りっぷりです・・・。
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直ぐに頭直下のテラスに登る二人。恐いもの知らずの二人です。
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丁須の頭から、後半のルートを望みますが・・どこにルートがあるのかしら???
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入れ替わりの先行グループは隣の岩峰で休息しております。

丁須の頭からの展望は
次報につづく。乞うご期待です。

大岳山編からの続きです。

紅葉三昧と御岳神社&冬桜


東屋にてショート休憩。
この時、すでに時刻は3時過ぎ。
日没は4時30分ですが、今回は下山路にケーブルカーを配置した計画。

東屋から御岳神社をゆっくり廻っても山頂駅には余裕でつける。

ナイスプランナーです(自画自賛)。

それでは、2013年御岳山の紅葉の写真の数々を・・
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15:40 :長尾平  
長尾平に到着。既に茶店ではテーブルにワインのビンがゴロゴロ。
若いサークル達の語らい(・・いや、飲み屋)と化しておりました。
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その傍にも、黄色から朱色へのグラジュエーションが見事な紅葉で圧倒されます。
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お茶屋さんから更にその先は開けた広場になっており
先程いた大岳山らしき稜線近くに陽が沈もうとしています。
右のピラミッドピークは奥の院。
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ひらさんから展望台に誘われて一行様を先導。
自分も展望台は初めての場所。
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広場の先の丘をぬけた先には東屋が建っており
そこからの展望は関東南部を一望できる展望スポット。
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 後方から小突かれそうになっていますが、この後で射たれてしまいます。
 ⇒詳細は・・鋸山~大岳山&御岳山縦走 ~プロローグ

この先にわが町が視界に入っているはずなのですが、遠くは霞んでいて同定はできませんでした。
(自宅近くからは大岳山・御岳山を眺められる位置なんです)。
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さて、展望台から
最終通過ポイントの御岳神社に向かいます。
長尾平からは神社へ直接登れるショートカットの道が設けられていますが、
そこには5年前にも鑑賞した冬桜が満開の状態。

椛の赤と桜の白色のコラボが美しい紅白の世界。
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冬桜の植生地をぬけると
宝物殿傍の御岳神社境内に抜け出られます。
ここの紅葉も見事ですが、宝物殿のブルーシートが少し興ざめ。
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16:00 :御嶽神社  

そして御岳神社に参拝する長野隊。
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御嶽神社のおいぬ様(日本狼)。大岳神社は、このゆるキャラということで決定ですね。
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そして、今回の一行のもう一つの目当ては
境内の階段に掘られた鬼の顔。
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こんな場所に彫られております。ひらさんが以前に確認したところ、深い理由はなく遊び心で掘られていたとのことです。
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もう一つ、こんな彫り物もありますので参拝される方は階段をよく眺めながら登ってくださいね。
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そして、河童ベンチにて隊長とのツーショット。
撮影はパパさんね。勿論、直ぐにパパさんに譲りましたけどね。
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午後4時も過ぎると参道のお土産屋さんも
人もマバラに。時刻が早ければ電車できた特権で、ここらあたりで一杯飲んで下りたかったのですが、
残念ながら今回はスルー。
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神代のケヤキにも夕日に染まり始めてきてます。
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そして、たくわんを漬ける前の大根干し。booさん、良い感じの足を見つけたそうですよ(笑)。
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山頂駅に近づいた頃には、すっかり陽は山の陰に。
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朋ちゃん、また、懲りずに山遊びしましょうね。
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・・・・と、ここまでは計画通り。

16:30 :御岳ケーブル山頂駅  

ところが、
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山頂駅に向けての長蛇の列。
booさん、駅舎に走って待ち時間を聞こうとしたものの
駅員さん、テンパッちゃって、聞くに聞けなかった。

じゃ~、どうする?
booさんブログで御馴染みの急遽コンクラーベ。

暫し、下りる・・・並ぶ・・と協議した結果、

表参道 激下り隊:booさん、ひらさん、こうち
列並び隊:ぴろりん隊、伊藤さん、朋ちゃん

印象深かったのは、
「パパ、どうする~?」

「(二呼吸おいて・・)どちらでも、いいぞ~」

こうちは、パパさん、激下り部隊に参加したかったのでは・・と、今でも思っております。
その真実は、パパさんの胸の内で誰も分かりませんが・・・

そして、激下り部隊は再び宿坊方面に戻り
表参道の下り路に。
勿論、真っ暗の中、
booさんの下り足君ピッチも、これぞ奥多摩の雄と思えるばかりの速さ。
そして、ひらさんも、これまでの歩きは何なのと思える速さで下っていく。

あまりものの速さに姿を撮ることができないスピードで参道鳥居をゴールイン。
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そして、駅前で悠然とまっていたのは列並び隊のご一行。
10分程先に先着していたとのこと。
 ガックシ。

ケーブルカーのピストンの頻度を早めていたので
 列の流れはスムーズに、激下り隊の激送を横目に見れたかどうかは分かりませんが
 想像以上に早めに到着。
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 教訓:状況把握はシッカリしましょうね。

この後、一行は滝本駅から御嶽駅行きのバスに
それほど待つこともなく移動でき、
御嶽駅前にて解散となりました。
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こうちは、本来であれば電車待ちの時間で
booさんと一杯したかったのですが、想定以上に下山が遅くなったので
ぴろりん隊号に乗車させてもらい、八王子まで送っていただきました。
ありがとうございます。booさん、またの機会に一杯しましょう。

ひらさんと長野隊ですが、
朋ちゃんはbooさんと電車。ひらさん、伊藤さんは、青梅の温泉でゆっくりされたそうです。


そうそう、
今回持参し出しそびれてしまった大判焼き。
滝本駅でのバス待ちの時間に
しっかり、皆さんに食してもらいました。最後の最後で、漸くにしてザックが軽くなりました。

booさん、
 また、ブロ友登山隊とのオフ会企画しますので
  その時まで、ネタ帳増やしておいてくださいね。

 みなさん、お疲れさまでした。

PS:掲載写真は、ひらさん・ぴろりん隊提供写真をフルにつかわせて頂いております。

昨晩、TVを観ていて気がついたナレーションが一つ。

booさんのイメージを例えて・・・
『群を嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、お笑い専門医のライセンスとたたき上げのM的脚力スキルだけが彼の武器だ』

普段は加藤文太郎ばりの単独行の世界に自分をおく人、そして、その単独行の世界観で色んな妄想言葉を生み出す達人でもあります。

そんなbooさんを群に誘った今回の山行でしたが、
何か、弾けきった様です。

大岳山編に続いていきます。

オフ会メンバーの記事もアップされてきています。
私のレポは適当に読み飛ばしメンバーのレポを熟読して頂ければ
より、今回の山行の面白さが分かると思います。

ひらさん&長野隊(今回は、御馴染みの伊藤さんと元同僚で今は東京に住む朋ちゃん)。
ブロ友ミニオフ会・大岳山・御岳山 その1
ブロ友ミニオフ会・大岳山・御岳山 その2





登山口から
3時間弱で鋸山山頂。山頂と言っても山頂標があるだけで展望もない小広場。
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CTで2時間20分のコース、どんだけマイペースで登ったことか~。

大岳山への中間ポイントだけあってベンチもそこかしこに設置してあった(ぴろりん隊の前回山行には無かった様です)。

ここで小休止。booさんからは
お・も・て・な・し
倍返しなのでしょう。
鯛焼きの差し入れ!!サンキューです。疲れた時のアンコは力の元だよね~。
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・・・と、実はbooさんに見習い冷凍の大判焼き(自然解凍すみ)を持ってきていたのですが先を越されてしまった~。
どうしましょう~。出しそびれてしまった~

さて、ここからCTで1時間40分で大岳山。
そろそろ出発しましょう。
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鋸山から大岳山も山の名前の如くアップ・ダウンの繰り返し。
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この春の八王子八峰の縦走路を思い出す道筋ですが、今日は大勢。
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空は雲もない青空が広がっている・・・と思っていたのに
次第に雲が出てき始めました。
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今回の長野隊の目的は、大岳山からの富士山。
既に西の方角には雲が低く漂っている・・長野隊には申し訳ないのですが
booさん「今日は富士山みえますかね~」
ぴろりん隊長「山頂に着けばゼッテー~ 晴れる・見える・根拠なし!!
  信じるものは救われる。
booさん「ジャンボ観れなかったら御岳神社でアイスをご馳走してくれますよね!!」
ぴろりん隊長「ジャンボ見えたら何をしてくれるの~」
booさん「不本意ながら、レポを脚色し聖人君子の様な隊長に登場してもらいますから~!!」
ぴろりん隊長「・・・・じゃ、アイス奢ったら何を書くつもりだったのよ~」
・・
という様な言葉の掛け合いを

そばで真っ赤な紅葉の樹木が聞いているわけではない・・
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さて、そろそろ高度的には大岳山も近づいてきた筈。
最後にはキューピー山の由来になっている毛の立った様な急登が待ち構えているはず。
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大岳山、山頂に向かう急登取付きに到着。
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道標を左側に巻きながら高度をあげていく急登へと変貌していきます。
この二人は経験者なので、この急登の大変さは良くしっているご様子。


隊列も乱れず、登っていきます。
こんな急登でも前方のガヤ度は変わらず。
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途中から露岩むき出しの急登に。
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そして、この岩場を越えていくと

13:00 :大岳山山頂  
ここでも、CTを大幅に超過し山頂に到着。
山頂の広場には多数の登山者が遅めの昼食中。
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そして、富士山は???
いの一番に富士山を見つけたのは、なんと「ぴろりん隊長」
最初は冗談と思っていた隊長の言葉の指先には
 ・・少し霞んだ空の中に秋の陽射しをあび照らし出されていた富士山の姿が。
見事、予言的中でした。
他のメンバーも次々に富士山を確認できた様で大騒ぎ!!
(周囲から少し浮きすぎ・・・)
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撮影したジャンボ。清い心でみれば、見える人には見えますよ。この写真でも・・
ところが最後まで分からなかった朋ちゃん。富士山の大きさのイメージを持っていなかったようで
ひらさんが、カメラフィルター・サングラスなどを駆使して何とか姿をみることができました。(ひらさん記事では見事なジャンボの姿が撮られています。)
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ひらさん、お得意の指差しポーズと・・なにか後方で含み笑いしているぴろりん隊長。
お陰様でアイスをご馳走して頂くわけにはなりませんでしたが
富士山を遠望できて幸せな気分。;);););)
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さて、すでに時刻は午後1時を廻っています。
山頂から少しおりた枯葉で覆われた広場で皆さんで思い思いの昼食タイム。
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ここまで来れば遅くなってもケーブルカーがある安堵感もあり
1時間近くもユックリさせてもらいました。

それでは下山を開始しましょうかね~。その前にパチリと今回のフルメンバー記念写真。
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14:00 :大岳山下山開始  
下山ルートの順番も登りと一緒。

ぴろりん隊⇒booさん⇒こうち⇒ひらさん&長野隊
こちらからの下りも急坂の連続。
しかし、この時間になっても登ってくる人の多さに吃驚!!
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そして大岳神社までおりてきました。
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ゆるキャラ狛犬。とても、狼には見えませんが。
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神社下の大岳山荘でトイレをお借りし芥場峠分岐を目指す一行。
団体さんが登ってきます。そして、このあたりの岩場は濡れていて何がに滑りやすい。
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ここも滑りやすかったな~。先を急ぎたいところが先行の大きな方がぴろりん隊との間にはいり
あっというまにTOPと距離を空けられました。。
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芥場峠は高岩山と御岳山ルートとの分岐ポイント。御岳山へは峠から緩い坂道を下っていきます。
左手に今日は登らなかった奥の院。
奥の院を廻って御岳神社におりてから既に5年たってしまった。年月は早いな~。
今年もこの紅葉が落ちるとカウントが一つ進む。
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まだまだ、皆さん元気です。
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ここまで下りてくれば山歩きから観光ルート。
東屋にて一服。

東屋からの1ショット。
題して、『紅葉に黄昏れるパパさん』
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その視線の先には、東屋下の綾広の滝から登ってくる団体観光客の多さ。

こんなに人が多くて・・・心配事が一つ・・・・

御岳神社編に続く。

ブロ友さんとの珍道中 鋸尾根


今回のプチオフ会山行の切欠も「ひらさん」からだった。
ひらさん達、長野隊の9月の日の出山・御岳山山行で取りこぼされた大岳山。
リベンジには声をかけて下さいね・・と気楽にコメントさせて頂いたことが運のつき。
そこは年の功、ひらさんのリードの侭に山行計画を
これまた奥多摩の主の様なブロ友「booさん」に相談しながらつくった計画。

そこで出来上がったプチオフ会のメンバーは・・

ひらさん&長野隊(今回は、御馴染みの伊藤さんと元同僚で今は東京に住む朋ちゃん)。




実はbooさんとぴろりん隊長とはブログの中ではお付き合いが長く
二人とも・・阿吽の呼吸の様なボケとツッコミの連続。
実際に会わせたときに、どんな化学反応を起こすのか・・これが、今回のオフ会の楽しみの一つ。

そして、最後に私こと「こうち&相方」と言いたいところでしたが、
相方さん、この日は仕事で参加できず。booさんとの再会を楽しみしていたのですが残念でした。

今回のコースとコースタイム↓

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大岳山 山行のまとめ
11/16-晴れ◎:奥多摩駅(8:35)-愛宕山(9:05)
-鋸山(11:30)-大岳山(13:00=14:00)-大岳山荘(14:15)
-東屋(15:05)-長尾平展望台(15:40)-御岳神社(16:00)
-御岳山ケーブルカー山頂駅(16:30)-歩き-滝本駅(17:10)

奥多摩駅から愛宕山・鋸山を経由して大岳山。
昼食後に御岳山を廻ってケーブルで下山。
最後にケーブルが在るゆえのロングコースの選択でした。

実は、このルートはbooさん、ぴろりん隊は既に経験済み。
今回は経験者に終始リードして頂きました。
ご苦労様でした。

それでは、本編へと続きます。



先週に引き続き奥多摩駅。
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7時46分着の電車に
booさんと私は自宅から電車に。
そしてひらさん&ぴろりん隊は御嶽駅近くの駐車場に車をとめて
御嶽駅から乗車。
車内でbooさんとひらさん、ぴろりんさんのご対面~&ご挨拶。

あれ??
一人・・・長野隊の朋ちゃんがいない???

実は、この日の朝に中央線三鷹駅で人身事故があった為、
朋ちゃん、立川からの予定の電車にのれず。

当初はメールで「今日は諦めます(涙)」の連絡を受けていたのですが、
メールの後で動き出した電車、ひらさんのグッドサポートで
今回の参加メンバー全員で朋ちゃんを待つことに。

そして、8時25分過ぎに到着した後発の満員電車から
朋ちゃんの姿が。
立川からズット立ちっぱなしだったそうな。
山に登る前から体力をつかっちゃいましたね。

8:35 :奥多摩駅出発  

みんな揃ったところで、青梅街道・昭和橋を渡ります。
天気も予報では小春日和の穏やかな天気とのこと。
気分はハイテンションです。
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booさんのブログ記事を読まれた方はご存知だと思いますが
ポイントポイントでトイレ情報をアップしてくれてます。
この朝も満員電車から降りた朋ちゃん、すぐにトイレをすませようとしても
駅のトイレは直ぐに長蛇の列。
そこでトイレ生き字引のbooさん、
今日の登山口近くの氷川キャンプ場駐車場にトイレがすぐにでる。
いやいやマメな方です。写真は駐車場トイレを案内するbooさん。
点数稼いだね~booさん。
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登山口案内板、鋸山からのアップダウンと雲上に描かれている大岳山。
ロングコースですね。
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まずは、緩やかな階段状の登山道を・・
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そして、このルートの難所、187段の階段。
一歩一歩、階段を登り進むに従い身体が火照ってくる。
でも、この階段、登りよりも下りが恐そう。
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階段を登りきると少し歩いたところに愛宕神社の五重塔。
先程の長い階段は、この階段を登りきる覚悟のない者は来るべからずの意味があるそうです。
その意味で第一関門を突破!!
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9:05 :愛宕山

五重塔の広場から少し登った岩峰に愛宕神社。
信心深い長野隊&booさん&こうちは、山登りの安全を願って参拝。
某隊は?? 
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愛宕神社から下ったところが登計峠で、ここまで車道で登ってこれます。
今は愛宕神社への参道は、先の長い階段から、こちらに移った様です。
あの長い階段を登りきる覚悟がなくても参拝できちゃうんですね。

登計峠からは暗い杉林の中の緩い坂道を登っていく。
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杉林の先には小さな岩峰。ここを巻いて岩峰の上部にでると
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これまでの暗い杉林から紅葉で色付いた景色が広がっています。
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長野隊も、お茶目なポーズで(笑)。
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ここに奉られている天狗の石像にある天聖神社。
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天狗の像を見るたびに、天狗は大昔に渡来したユダヤ人だった?
といわれるミステリーを思い出す。これって、よりリアルな人間ですよね。
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この天聖神社を過ぎると鋸山にいたる岩峰のアップダウンの連続。
ここで今日の隊列を紹介。
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トップは露払いぴろりんパパ。そして、横綱 ぴろりん隊長を間に挟み
太刀持ちbooさんへと続く黄金の組み合わせ。
ぴろりんさん&booさんは今日が初顔合わせと思わせない会話の乱戦。
二人の間に口を挟む暇もない、面白い話をして頂いたのですが、申し訳ない。
すでに殆ど記憶にない。
その会話をその後方でこうち&長野隊が入れ替わり聞き耳を立てながらの山行でした。


岩稜地帯から、蛇の様に地をはっている根っこ道を通過。
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勿論、鎖場もありますよ。左は鎖場回避の巻き道。右は鎖場。
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勿論、先だって裏妙義を踏破したぴろりん隊のリードのもと
鎖場にチャレンジ。
なんて事もない鎖場でしたが岩壁にそって這っている根っこで足場の確保に若干苦労。
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ぴろりん隊もあっさりとクリア。
これも鎖場大好きひらさんからの訓練の賜物ですね。
裏妙義でのぴろりんさんの頭突き三点下降の「妙技」が見れなかったのが残念ですが
(これ、booさんの突っ込み-)。

今日はクライマーズハイにならず青空天気にハイテンション。
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奥多摩駅後方の山は本仁田(ほにた)山。先週の川苔山は、この後方に位置します。
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秋の陽射しも高く、色付いた葉っぱが輝く時間帯。
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下ったり・・。そして、
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登ったりして、その頭上には
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秋色の広葉樹が広がる。
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この山に来て・・よかっ・・た。
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大岳山編に続く・・

紅葉の川苔山は・・・


百尋ノ滝に魅せられ
再び川苔山へと続く鉄梯子に戻る。
この辺りは垂直に近い岩壁を削り取った様なルートで油断すると怪我だけではすみません。
そして、なによりも急登。百尋ノ滝で引いた汗が吹き出てくる。
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急登を越すと道は緩やかなトラバース路と変化し、谷に下りていく。


谷といっても浅い川で石を飛び越えて渡渉。
その先も緩やかな登りで快調に歩が進む。
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黄葉のモミジの葉っぱ。
ここまで約2時間程の快調な出足。
 彩られた森は、時間の経過を感じさせない。
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ただ、この辺りから
梢の隙間から遠望できる周囲の山々の山頂部にガスがかかりはじめてきた。
今日は、流石に富士山展望は無理だとしても
奥多摩三山、雲取などの山々は山頂から眺めたいものだが・・・


分岐に到着!
左手か右手か?
川苔山へのアプローチは左手の直接主稜線に登るルートが短い。
こちらの山頂もガスってしまう前に頂に達したい。迷わずに左手に。
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左手への進路は尾根道に通じている上り坂と思ったが
直ぐに枯れた沢沿いの落ち葉の敷き詰められたルートに。
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この辺りで標高は1100mを越えたあたり。
この標高の木々は既に落葉。
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枯れ沢は石堤の堰堤が設けられており
この歴史を感じさせられる。
そして、そこには落葉や苔で浄化された水が滴りおちる。
この水が多摩川まで流れていくのだろう
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幾つかの堰堤を通過すると左手斜面を登るルートへと変わり、
そこからは尾根筋の直登をひたすらに登るのみ。
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心配していたガスが次第に右手に見える山頂に覆い始めてきた。
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直登を登りきると十字路。
直進すると鳩ノ巣駅への下山路。右折すると川苔山山頂に至る。
ここまでガスってくると山頂での展望は期待薄・・というより不可能。
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ベンチで上着を着て防寒体制で山頂に向かう。
こんなガスった山頂は夏の唐松岳以来。今年は7月の赤岳といいお天気には結構裏切られた日が多かったな~。
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10:45 :川苔山山頂  

白いベールに覆われた山頂に到着。
相方の山頂ポーズも心なしか無念。
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そして、とっても寒い~~。
山頂には数組の登山者が休息していたが、
とても、この寒さの中、そして陽射しもないところで昼食をとる気力も
わかず、即、撤収を決定。山頂滞在時間は2~3分程。

川苔山から無念の下山・・・


先程の十字路にもどり、鳩ノ巣駅方面に下山。
しばらくは落ち葉に覆われた下り道を
落ち葉を蹴散らしながら下山。

こんな時は、さっさと下山して早めに帰ろう~。
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ブロ友さんの命名した高速道路もアクセルベタ踏み状態。
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大タワ分岐、この辺りはゴロゴロ石の歩きづらい道筋だが
八ヶ岳の悪路を考えれば散歩道の様な登山路。
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そして、林道が目の前にみえてくると
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大根ノ山ノ神の祠にて、無事の下山を祈っているうちにカメラに撮り忘れ。
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ここからは川苔山の山頂方面を見上げることができるがガスは更に
下りてきたみたいだ。
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歩いて30分ほどで集落におりてきた。
正面の山は後に地図で確認すると城山。その後方には翌週に登る大岳山が隠れているはず。
そして右手の稜線は鋸尾根だと思われる。
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里には柚子。冬は間近・・。
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結局、
登山口から休憩らしい休憩はとらずに山頂をスルーして約5時間。
集落の急斜面舗装道が太ももにひびく。

青梅線踏み切りを渡ると・・

12:50 :鳩ノ巣駅  
約5時間半ぶりに鳩ノ巣駅に戻ってきた。
上りの電車が発車したばかり・・駅の周囲は誰もいない静かな駅だ。
お隣の奥多摩駅の喧騒とは対極ですね。
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そして、この駅で
楽しみにしていたのは、駅舎前の居酒屋っぽい食堂「玉福」さん。
ブロ友「booさん」のご贔屓にしているお店。
もしや・・と思い暖簾をくぐったが、
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勿論、いるわけもなく。
残念ながら、この日は石割山・御正体遠征に。

店主と思われる人懐っこいお婆さんに進められた
柚子が香る「山菜うどん」を食べて冷えきった身体を暖めさせてもらいました。
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奥多摩の山々、
今年は雪の三頭山
   雪解けの鷹ノ巣山
   カタクリの御前山
   初春の雲取山
   紅葉の川苔山。。。と
これまで登りこぼしていた山々を登ってきた。

そして、今週の土曜日には
  紅葉前線とともに南下してきた
   ひらさんと長野隊
  御馴染みのぴろりん隊
  八王子八峰を共にしたbooさんとの
     プチオフ会で
  「奥多摩駅-大岳山-御岳山-御岳駅」を計画。

ガスった川苔山は今回限りにして
  青空登山を是非楽しみたいものです。


  

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