皆さん、ご無沙汰です。
お正月以降、スッカリ、炬燵の友となってしまった私達夫婦。
2月に入り、週末に軽くジョギング等で2011年シーズンに向けた始動を開始していたのですが、お天気と私用とで中々タイミング合わず。
今週末も、お天気が今ひとつで山はあきらめてJのスーパーカップサッカーでも観にいこうと思っていたのですが、木曜日になって予報が好転。

・・・・・ということで、急遽、今週末は2011年の初登りにいってきました。
といっても、標高差1000m超えの山は、昨年9月の奥穂高以来。
どれだけ、体力が落ちているか確認する目的もあって、2年前にも登った大倉尾根からの塔ノ岳コース。
前置きはこの位として、久しぶりの本編。

?H3>青色吐息ダウン寸前の塔ノ岳

コースタイム:
登り:大倉バス停(7:50)-見晴茶屋(8:34)-駒止茶屋(9:07)-堀山の家(9:30)-花立山荘(10:35)-塔ノ岳(11:00)
下り塔ノ岳(11:55)-金冷ヤシの頭(12:10)-小丸(12:34)-二俣(14:05)-大倉バス停(15:15)
総合時間:4時間36分、歩行時間:登り3時間10分、下り3時間20分

久しぶりの早立ち。6時すぎに八王子の自宅を出発し、大倉バス停に7時30分に到着。バス停併設の駐車場は営業前でゲートが閉じられている(前回は同じ時間帯で駐車できた記憶があったのだが・・・)。しかたなく、向いにある民間の駐車場を利用することに(休日料金 700円也)。
いきなり出鼻を挫かれた様だが、空は雲ひとつなく風も殆ど無い穏やかな良い天気。
久しぶりの山歩きに期待も膨らむ。

バス停から登山口まで緩やかな舗装道を歩く。
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尾根への取付きは東側から、緩やかな林間の道を登っていく。
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途中、大倉高原山の家への分岐。
前回は、山の家経由で尾根道に。今回は右にルートをとり直接尾根道を目指します。
尾根道にでるとしばらく平坦なコース。
見晴茶屋に到着。
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茶屋を過ぎると、いよいよバカ尾根と呼ばれる第一の直登が目の前に。
標高差約180mを一気に登ります。まずは、岩ゴロゴロ直登。
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つぎに木道直登。
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再び、岩ゴロゴロ。先導する相方にピッチが追いつかない今日の私。
時々、写真撮影を良い理由に小休憩の連続。
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この直登を登りきると気持ちのよい平坦な尾根道へ。
平坦ルートは私が先導します。
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気持ちの良い道筋も僅かで再び直登に、そして駒止茶屋。
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駒止茶屋を越すとこのコース唯一の一息できる傾斜の緩やかな尾根道。松林越しにここまで木々の間から眺めることが出来ていた富士山の全景を楽しむことができます(前回も同じ撮影ポイントだったか)。
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堀山の家に到着。私達は休まずに通りすぎましたが、この後の急登を考えると
ここで十分な休息をとるべきスポットです。二俣からのコースの合流地点でもあります。
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富士山は、絵になりますね。
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さて、これからが花立山荘に向けた急登。
標高差300m以上をいっきに登っていきます。このコース、最大の難所!!
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昨年の秋からのブランクとこの半年の体調不良の影響でしょうか。
以前であれば普通乗用車並みの排気量が軽自動車排気量になった感じで、心臓に負荷がかかるとアッという間にペースダウン。
逆に相方は、一昔前の「おりん」さん状態から完全脱皮。
(おりんさん:金田一耕介-悪魔の手まり歌の登場人物。相方が手ぬぐいの姉さん被りで腰が曲がった状態で登る様子が相方の登っている様に似ていることから称することに)
つねに相方の後塵を歩む私です。
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花立山荘に到着。青色吐息・・・・。
思わず山荘ベンチに倒れこむ・・・・。
前回は、相方を山荘で待つ立場だったのに。今回は、私が完全な「おりん」さん状態。
山荘名物の赤い幟旗が、赤旗を揚げている様に見えます。
後方には相模湾・・・
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富士山をバックに・・・@花立山荘にて。
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花立山荘から軽い登りを越えると前方にこの日初めて塔ノ岳山頂。
この辺りから足元が残雪の雪解けでグチョグチョ泥沼状態に。
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金冷サシ頭から最後の直登を登りきると。
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おーっ、絶好の眺望。今日の富士山は雲ひとつなく美しい山容をみせてくれます。
埼玉からきた青年に撮って頂きました。彼は、これから丹沢山まで足を延ばすとのこと。
今回も、調子良ければ我々もとの思いも片隅にあったものの、片隅に今回も終わり。
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丹沢山塊、南アルプス・八ヶ岳・・・僅かに春霞がかかっていたものの素晴らしい眺望です。
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山頂の気温は0℃。西側は谷底からの冷たい風が吹き上げ富士山を眺めながらの昼食も寒さとの戦い。
定番の山頂写真。
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蛭ヶ岳(中央)、丹沢山(右側)。
今年、機会があればあえば蛭が岳にむけた縦走を計画したいものです。
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昼食にカップラーメン。食後のコーヒと体を暖めようとするも寒さに堪えきれず、
40分程山頂に滞在し下山することに。
下山ルートは、大倉尾根コースだと登山者数も多くなり且つルートも更にぬかるむことを想定し小丸から二俣におりることに。
案の定、山頂から金冷ヤシの頭までのルートは午前から更にヌカルミ状態。
金冷ヤシの頭を直進すると鍋割山にむけた小丸に向うコース。
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大丸のピークを超えると小丸に。二俣への分岐道です。
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昨年の鍋割山から小丸に抜けたときの雪景色↓
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青色吐息で登った花立山荘。三の塔から連なる表丹沢コース。背後に大山。
この小丸から一気に二俣まで下ります。
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このルートは斜度は大倉尾根以上にありますが、九十九折れのルートと林の中のコースは木の根っことの戦い。この時間帯に登ってくる登山者も疎らで静かなルートですが、とにかく長い。次第に足の動きもぎこちなくなり・・・
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疲労困憊で二俣に到着。
更にここから、大倉バス停までは約5km近い林道を踏破せねば・・・・。
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大倉バス停に到着。山頂から3時間20分。何故か、登りより時間がかかった下山コース。
久しぶりの筋肉痛が、何故か心地よい。
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今日の塔ノ岳、改めてブランク期間の体力損失を自覚。
また、明日から少しづつ回復させていきましょう。

2011年のシーズンに向けて!!

前回の記録(2009年3月)
塔の岳(丹沢):http://blogs.yahoo.co.jp/xybkx121/51210196.html