2010年 山行記録

コースタイム:
菩提峠P(7:54)-ニノ塔(8:52)-三ノ塔(9:10-小休憩)-書策小屋(10:30-休憩)-烏尾山山荘(9:46)-新大日小屋(10:48)-木ノ又小屋(10:59)-塔ノ岳(11:24-昼食-12:10)-烏尾山山荘(13:31)-三ノ塔(14:00)-菩提峠P(15:00)

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三ノ塔先のガレ場より塔ノ岳に連なる表尾根

成人の日三連休の中日に、今年の登り初めに塔ノ岳に行ってきました。
昨年の3月には大倉から登った山ですが、今回は菩提峠から丹沢表尾根コースで展望を期待してのコース設定。

菩提峠には7時50分に到着。八王子からは清川村をぬける県道70号線が近道なのですが、早朝の路面凍結回避で厚木・国道246号線周りでヤビツ峠経由。富士見山荘前を左折し少し登ると駐車スペース。すでに10台程の車が先着。
身支度を整えて8時前に出発。駐車場からは真正面に昨年の初登りの大山が目の前に。今年は、昨年と違い雪は殆どありません。
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駐車場山の手側に続く林道(ゲートがあります)を暫く歩くと富士見山荘からの表尾根ルート道標と出会います。ここから、ニノ塔まで一時間に渡る登りが続きますが、後半はザレ場になっており展望も開けてきます。
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駐車場より約1時間でニノ塔に到着。
三ノ塔も目前です。富士山方面も視界良好。三ノ塔からの展望が楽しみ。
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ニノ塔から少し下り三ノ塔へ登り返すと広い山頂の三ノ塔です。
眺望もバッチリ、富士山も見事です。正面には昨年の春に悪戦した大倉尾根と右端に塔ノ岳山頂。
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表丹沢尾根!! 
塔ノ岳山頂までの縦走ルートです。想像していた以上に塔ノ岳は遠い!!
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南方面には朝日に輝く相模湾。
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再び、富士山。富士山の左肩に少し雲がかかっています。この後、この雲が成長してきます。
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なだらかな三ノ塔の山頂を塔ノ岳に向けて暫く進むと烏尾山に向けたガレ場を下降していきます(100m程あります。帰りのコースの難所)。ガレ場の頭でお地蔵様が表尾根コースを眺めています。表丹沢コースはこれらの幾つものピークを超えて縦走するコースです。
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ガレ場を慎重に下り、鞍部より少し登り返すと烏尾山荘に。振り返ると三ノ塔が・・・。
帰りは、これを登り返す(涙)。
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烏尾山荘からは徐々に高度を上げながらのアップダウンの繰り返し。
塔ノ岳から下りてくる登山者も額に汗が光っています。登り下り関係なくきついコースですが、左手をみると富士山が山頂直下まで展望できる気持ちの良いコースです。
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でも、気をつけないと何時崩れてもオカシクない痩せ尾根。一歩、踏み外すと奈落の底です。特に行者ヶ岳先の鎖場は、少し緊張。
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三ノ塔と大山。登った距離と山頂を視界で確認できるのも、このコースは良いですね。
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登山道は次第にぬかるんできました。高度は余り高くないので融けてしまうのですね。
新大日山荘手前の登り返しにて。背後に秦野市街が広がる。
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新大日小屋(閉まっていました)、ここからはブナ林をぬけていくと山頂は目の前です。
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いよいよ、目の前なのです。
時間的に余裕があるので丹沢山まで行ってしまうかと軽口がでる位、快調な本日の山行。
この辺りから、登山道は一部に残雪の残る凍結状態。北側斜面には残雪も多く残っています。
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塔ノ岳山頂到着!!辛うじて富士山見えています。
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山頂の西側は風が強く富士山を見ながらの昼食は降参。
東側に移動し昼食をとっていると、前回の登場してくれなかった牡シカが目の前に!!
人馴れしているのか、人の食事を覗き込んでいました。
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山頂は思った以上に寒かったので塔ノ岳からの富士山を撮影して早々に退散。
富士山も雲に隠れ始めました。
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12時に過ぎに下山開始。
三ノ塔から塔ノ岳にかけた上空にはパラグライダーが5機(羽?)程、飛行中。
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山頂直下から下山縦走コース。三ノ塔は、はるか彼方に見えます。
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行者ヶ岳近くの鎖場。相方、身も軽く、簡単に登っていきます。
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烏尾山荘にて、塔ノ岳・丹沢山・三ノ塔にかけたパノラマ写真(クリックすると大きくなります。)
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この後は、三ノ塔までの100m少しの直登です。
先行は相方。ドンドン高度を上げていきます。本日、絶好調の様子。
中々、追いつく事ができません。
15分かけて一気にお地蔵さんまで!!
必死になって登ってくる人間をお地蔵さまが優しい顔で見守ってくれます。
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三ノ塔まで戻ってきました。
富士山は後半に雲の中に隠れてしまいましたが、
縦走ルートは冬の穏やかな陽の光を浴び、快適な山行でした。
午後に入っても三ノ塔の塔ノ岳眺望は二重丸でした。
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登り3時間30分、下り3時間、計6時間30分。久しぶりの長山行でしたが、
丹沢表尾根ルート、展望もよく、ピーク縦走を楽しむ事ができました。
今年は、これまで雪も少なめなので丹沢は、まだまだ楽しめそうです。

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明けましておめでとうございます。桂浜からの初日の出。姪にきた写メールから(ボーイフレンド?)あまりにも見事なので写真拝借。

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