赤・・の次は・・・白

毎年、この時期になるとシロヤシオの檜洞丸を裏丹沢の拠点「神ノ川ヒュッテ」から登っていたのですが、2019年の台風19号の爪痕が深く現在も通行止めの状態です。
県央地域 県営林道通行止め等情報(林道事業) - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)
 何しろ、シロヤシオという純白の花を初丹沢で登ったときに出会って以来、シロヤシオ=丹沢のイメージが強くて他の山は多くを知りません。そんなとき、ヤマレコ投稿記事をめくっていると大岳山のシロヤシオが今が旬らしいではないですか。それも、大岳山未踏のルートである養沢神社から登るサルギ尾根でシロヤシオが群生ポイントがあるらしい。
 GWも中盤の5/3(日)に決行することに!!
山行記録は、こちらから。

サルギ尾根から大岳山周回 シロヤシオ鑑賞 - 2021年05月03日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)


早朝であれば自宅から養沢神社まで50分程の行程。朝の5時半過ぎに自宅を出発し、あきる野市から
久しぶりの十里木交差点を右折し県道201号線を北上。
 目指す養沢神社は直ぐにわかったが・・・駐車スペースがよくわからない。大岳鍾乳洞入り口に5台停められる駐車スペースがあるとのヤマレコ情報だったが、県道から大岳鍾乳洞への左折道には2台ほどしか停められないスペースしかない。????。 それも、真向いには商店の様な建物がたっており停めるには気をつかってしまう場所。 まあ、それでも何とかなるだろうと山支度を準備して出発することに(↓ ストリートビューの自転車停めている場所)。
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210503-063319養沢神社のトイレを拝借したのち、神社へ参拝。神社の右手にある登山口から登り始めることに。
・・・とすると相方が気が付く。 大岳沢にそって走る林道に駐車スペースがあり、まさに今、一台の車が駐車しようとしているところ。



















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なんだ、大岳鍾乳洞入り口から20~30mばかり入った場所に車の駐車スペースがあるではないですか。
あ~、やばかった💦。急遽、車を止めている場所に取って返して正規の駐車スペースに移動。駐車スペース4台目の車となった。



気を取り直して・・出発。




 AM7:56   養沢神社  

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  神社裏からの取付きポイントは、いきなりの急登と根っこが這った悪路を登る。斜度は、緩むことなく鬱蒼とした杉林の中に登山道は続く。30分ほど登りつめると、登山道も緩やかになり一息つける道に。
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 林の隙間から御岳神社も目線の先にみえてきた。結構、標高をスタートで稼いだことになる。
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 でも、この辺りは、人工林の中。間伐もされていない暗い杉林のなかです。
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 暫く進むと炭焼き窯跡に。
炭焼きをかつて行っていたのであれば、程無くしてクヌギ・ナラなどの広葉樹林帯へ。
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そして、ヤマレコ投稿記事によれば、この周辺でシロヤシオが観れるはずなんだが・・。
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 小さな露岩でた坂道を一気にのぼると(標高800m付近)
 その方は、私達を待っていてくれた。 何年振りの再会でしょうか。
 アカヤシオと違って、黄緑色の五葉と純白の花弁が対となったような可憐な花です。
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 その傍らには、ベニサラサドウダンでしょうか。紅色の可愛い花です。
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 この日、初めての大岳山が遠くに見えてきました。
 この日の行程は、まだまだ、これから。
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 尾根筋のルートは、徐々に険しくなり道をふさぐ露岩を回り込みながら標高をあげていきます。
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 AM8:15   高岩山(920m)  
 養沢神社から標高差550mを1時間半で高岩山。
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次なるチェックポイントは、上高岩。
高岩山山頂から、上高岩山展望台が遠望できるが・・・その前に約50mほど下り
そして、標高差150mの登り返しが待っている。
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 その登り返し・・・新緑が美しい樹林帯をのぼる。時折、吹いてくる風が心地よく
 「風薫る」という春の季語、そのまま。
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 AM8:40   上高岩山展望台  
 この急登を登りきると・・高岩山から見上げた展望台に到着。テーブル・ベンチもあり東屋風の立派な施設だ。
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 御岳山から日の出山、そして後方にひろがる関東平野が展望できる。
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御岳山山頂に建つ武蔵御岳神社。今日は天気も良く、あちら方面は激混みだろうな・・。
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 そして、ここまで観ることができなかったシロヤシオは、この展望台周辺に咲いています。
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 そして、大岳山も手が届くような位置に。
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 展望台から上高岩山山頂へのルート上にも手の届く範囲に咲くシロヤシオが点在。
 アカヤシオの華やかさと対象で
 純白無垢の若さの象徴の様なシロヤシオ。年を重ねると、その若さが・・ただただ・・羨ましく観える次第。
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展望台からひと登りし暫く進むと、上高岩山(ロックガーデン)への分岐道標。
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 AM9:00   上高岩山ロックガーデン  
 上高岩山の山頂標板はシロヤシオの木にぶら下がっていた。
 そして、その先には・・
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 わさわさと花咲くシロヤシオの群落。
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 ここまで、サルギ尾根を登ってきたルートですれ違った登山者はいなく、そして、このロックガーデンも時間帯が早かったこともあって自分達のみで、ゆっくりさせてもらった。
シロヤシオ
シロヤシオの花弁と先端が僅かに茶色がかった五葉も、青空に映えて・・今風に・・インスタ映え?

シロヤシオとのツーショット撮影を何度かやっているうちに、この日初めての登山者が登ってこられたので場所をゆずることに。

元の登山路に戻ったところで、ご夫婦らしきペアーにシロヤシオの開花具合を聞かれた。
御岳山から廻ってこられた様で、奥の院のシロヤシオも綺麗に咲いていたとのことで・・・
さあ、どうする。

自分の記憶の中では芥場峠の先の分岐から奥の院は、そんなに遠くないはず。
せっかくのシロヤシオ鑑賞山行なので、寄り道をすることに計画を変更。

AM10:02   奥の院  
 過去の記憶はいい加減なもので鍋割山分岐から鍋割山を経て奥の院には30分超で到着💦。
 途中、芥場峠から先はシロヤシオ目当てなのか奥の院から鍋割山経由で廻ってきた登山者も多数。
 そして、お目当てのシロヤシオは奥の院頂上にむけた岩稜の北斜面側に群落。
 こちらのシロヤシオは上高岩山よりも大振りの枝いっぱいに咲き誇っていた。
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こちらは傾斜地に咲いていることもあり、上高岩では上手く撮れなかったツーショット写真もなんとか数枚撮れましたよ。 
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さて、奥の院でアンパンでエネ補給して元のルートに戻ります。
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 鍋割山分岐で大岳山への登山路にもどると新緑に覆われた林に登山路は続く。
想い出しました!! 確か、秋には紅葉色づいていた路だ。十数年前に歩いたことを思い出しながら、先行する登山者追い越しつつ、ピッチがいつの間にか早くなってしまう。
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岩場の巻き道ルートを通過すると大岳神社。以前にまして古びた神社の左側から続く路を登り進むと記憶に残る山頂直下の岩場路。大した岩場でもないんだけど下山する登山者と往来で混雑し気の抜けない場所。
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キューピーさんと呼ばれる大岳山の山容。調度、毛の立った頭髪部分が、この岩場急登にあたる。

 AM11:13 - 11:50   大岳山 ランチ休憩  

210503-114939大岳山からの富士山・・・4度目の正直(?)で今回初めて富士山を望めた。頂上に雲がかかっていたが良しとしよう。

山頂にはランチをとる登山者で混雑。それでも、山頂から少し離れた見通しの良い場所を確保できた。

 いつもならの簡単な軽食をとりながら、目の前に広がる山並みを眺めながら過去を思い出す。
 最初に訪れた2008年には視界不良で、ここまでの展望は無かった。そして、二度目の2013年は奥多摩駅から山仲間とワイワイ登った時には靄った空に薄っすらと見えた富士山。その翌々年に山友booさんと今座っている大岳山から御前山・三頭山の奥多摩三山踏破。あの時は大岳山は雨。残り二座の眺望なんか見えない悪天候。あの時に今日の様な展望だったら踏破できていなかったかも。その翌年にbooさんとは目の前の尾根右端(三頭山)から陣場山(1回目はここでリタイヤ)。そのリベンジは更に2年後。左端の高尾山までついに完歩した。なぜか郷愁を感じる景色なのだ。
 その展望の動画です。


1時間近く休憩したのちに
下山路の馬頭刈尾根にむかって下ります。このルートは、あまり人は通らないルート。
山頂からのやぶ漕ぎに近い急登から、大岳神社からの巻き道に合流し馬頭刈尾根へ。
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馬頭刈尾根の祠も健在。







次第に空が暗くなってきたと感じていたら、ぽつぽつと雨粒が・・・。午前中の青空から天気は下り坂。
白倉へ下山路の分岐(奥多摩三山は、白倉から登ってきた)をやり過ごして
すぐに大岳鍾乳洞への下山路。
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 AM12:14   馬頭刈尾根から下山路  
 馬頭刈尾根から大岳鍾乳洞へは大岳山から30分足らず。
 下山路にはいってスマホGPSをチェックすると・・えっ!! 道なき道を歩いている。
下山路への分岐には道標もあったし、登山路も、しっかりとした路なんで、そのまま下山することに。
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帰宅後に、ヤマレコの地図を確認すると登山路は私達のログデータと同じ経路に変更されていました。
私達の使用していた地図は2012年版でした。最近は地図の更新を面倒くさくてやっていないのですが地図を更新するか、ヤマレコなどでダウンロードした地図の使用が大切だなと思った次第。
 紙の地図の携帯も必要ですが、その時に地図も最新のものかどうか確認することも必要ですね。
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雨も小雨の状態でもっててくれてます。
登山路も、沢沿いまで下りてきました。この沢沿いの道は変化があって面白いです。
この先の大滝から私達が下りてきた馬頭刈尾根の反対側にも綾滝、天狗滝といった美しい滝が続く滝のみちです。
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名も無い滝ですが美しい。苔むした森の中の清流と滝。
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高まきの路も、きっちり整備されています。
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 AM12:56   大滝  
大滝に到着!!
奥多摩の海沢三滝は有名でしが、こちらの大滝に名に恥じない落差と水量。滝つぼ近くまで立ち寄ることも出来ますが滝下の沢にかかっている木橋からの眺めが一番良いようです。
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大滝から先は、登山者というよりもハイカー装束やカメラを抱えた人たちが多くなってきました・・。
大滝があるといっても、この人達は・・どこからきたの??
程無くして、林道終点に到着。そして、雨もいつのまにか止んでいた。
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 AM13:18   大岳鍾乳洞  
 大岳鍾乳洞・・・。
 TVドラマで見かけた光景。 松本潤主演のドラマ[99.9刑事専門弁護士Ⅱ]で、この鍾乳洞が出ています。ドラマおたくなんで何故か頭の中に映像として残ってました。
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さて、大滝から林道までの区間であった人達・・・
 ここから来ていたんですね。大滝キャンプ場。 GWのキャンプ。
 我が家も息子たち家族とコロナ落ち着いたら、やりたいね。
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 AM13:40   養沢駐車スペース  
 大岳鍾乳洞から約30分で養沢に停めていた駐車スペースに到着(前方の車)。
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初めての養沢から大岳山のルート周回。
駐車スペースのトラブルはありましたが
このルートは登山者も少なく山頂周辺を除いて静かな山歩きをしたい方にはお薦めのコースです。
そして、シロヤシオ。期待半分でしたが・・お見事な咲きっぷりでした。