2年連続でのコロナ禍のGWがスタート。緊急事態宣言がなければ名古屋への遠征も計画していたんですが残念。ここは、グッと堪えて近場の山で過ごそうかと。

そんな緊急事態宣言前の4月週末に
今や、第二のホームグランドになりつつある上野原の西原エリアに。

 この時期、ヒカゲツツジで人気の坪山の登山口である西原。今年は、通年より開花時期が早くて、その前の週で早くともヒカゲツツジ終盤だとか。
 そんな時期を若干外した今回の目的は、以前からテーマとしている「松姫逃避行ルートを歩く」。
私が参考としている文献は 昔の檜原村物語 (himawa-ri.net) 。 その物語のなかで、塩山の雲峰寺を出立した松姫一行は、石丸峠からオオマトイ山、鶴寝山を過ぎ、奈良倉山からひなびて目だたない腰掛けの宿に着いた時は、日の暮れる直前であった・・・とある。
腰掛とは、西原地区を流れる鶴川の下流集落ですが奈良倉山から西原までを歩いてみることにした。

山行記録は、こちらから。
春の奈良倉山・坪山縦走 - 2021年04月18日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)



210418-084819 スタートは鶴峠から。車を西原のびりゅう館に駐車して、昨年の紅葉シーズンで使ったバス路線を使わせてもらいます。今日はバス待ちに余裕があったので、小学校前から、一区間歩いて郷原バス停から。
 ここは、昨年の秋に笹尾根-西原峠から下山したポイントでした。

 定刻より若干遅れてバスが到着。
 以外にも、ここで4~5人下車。ここから笹尾根に登って、どこに行くのだろう? 三頭山に戻っても良し、笹尾根北側の秋川街道沿いに笹尾根縦走しながら下山するも良し。 バス路線を計画にうまく使うと色んなバリエーション計画が組めそうだ。

 その後、坪山登山口では大半の乗客が下車し終点の鶴峠まで乗っていたのは私達を含めて5~6名ほど。
 





 AM9:22 
  鶴峠  

 バスの折返し広場の後方から峠にでる。すると、いきなりの強風。周囲の樹々も風で揺らいでいる。
 峠道、左手が奈良倉山への取付きポイント。ここからの奈良倉山は2度目。前回は、6年前の秋。道の駅小菅から村営バスを利用した。あの時には、トカちゃんも一緒で二人会話に夢中で登山道もよく覚えていないらしい(笑)。
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新緑の唐松林を適当な斜度の坂道を登っていく。北側に目線をやると唐松の枝の隙間から雲取山が見えてきた。 ここ数年、あちらにもご無沙汰しているな~。
雲取山
JTの広場をやり過ごしたあたりが東京都と神奈川県に流れる川の分水嶺。
その先は、伐採された見通しのきく斜面にそって登っていく。・・多分、前回は見られなかった景色かも。防護ネットに囲われた中に・・相方目ざとく・・「タラの芽」が斜面全体に植えられていた。
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伐採エリアからの展望は最高。
左端に雲取山。そこから続く石尾根をへて右端に鷹ノ巣山。七ツ石山と鷹ノ巣山区間が未踏域。
まだまだ歯抜けの様な踏み跡が奥多摩にも残っています。
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強かった風も、山の南東側にまわると弱まり、少し汗ばんできた。
細い林道を横断した真向いに登山道が続く。
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 記憶に残っていた奈良倉山への急斜面。この登りの手前でシェルを脱いで汗対策と水休憩。
 この休憩中に後方を歩いていたソロの女性に先を行ってもらった。
 九十九折れの路とはいえ、落葉も滑りやすい急登なんでシニア夫婦には後方に人がつかれるとプレッシャー感じちゃうんです。
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 急坂を登りきると、山頂まではもうすぐ。
 よせば良いのに、急坂が終わったところで休憩とっていたソロ女性を抜き返してしまった。
 ここは、一気に山頂まで登ってしまおう。

 登山道は、松姫峠への巻き道をやり過ごして奈良倉山(左側)へ。
 ここから、奈良倉山への尾根に回り込んで尾根沿いに登っていくと奈良倉山山頂です。
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 AM10:22   奈良倉山  
 鶴峠から1時間で奈良倉山山頂。同じタイミングで松姫峠方面から登ってこられたグループとであう。今のコロナ禍で気にはなったけど、グループの記念写真撮影のお手伝いをさせてもらった。
すると、後方から「お二人、写真撮りましょうか?」と声かけて頂いたのはソロ女性の方でした。ご厚意にあまえてパチリ。
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 そして、ここからの富士山は
 秀麗富嶽十二景として選出されている景色。残念ながら山頂の一部は雲に隠れちゃってましたが、まだまだ雪が残る富士山でした。ソロ女性の方も、この富士眺望に満足の様子。話をきくと、彼女も自分達と同様に坪山への縦走が本日の計画だとか。
 ただ、西原のバス時刻が遅いので暫く奈良倉山でゆっくりとして坪山に向かうとのこと。
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それでは、先行しようかと・・・ところが・・・山頂から松姫峠から佐野峠・西原峠へと続く林道への折路が分からない。 登ってくるときにも林道に下りるような分岐はなかったけど、一端は、鶴峠方面に少し戻ってみることに。
100mばかり進んでGPSを確認したが、絶対にこの方角ではない確信と方向的には山頂斜面を突っ切ると道にであうハズという直感を信じて林の中に突入。
すると、直感がピッタリ。山頂らしき場所から下りてきていた路を発見。
・・・後ほど、ヤマレコでソロ女性と再会できて彼女も迷ったらしく結局のところ、富士展望地の近くに下りる路があったとか。
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 発見した道を下ること数分で松姫峠からの林道に下りてくることができました。
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林道にでると、このルートは暫くは尾根にそった林道歩きが続きます。
北側は落葉樹林なのに対して南側は檜の植林エリア。展望がきけば、この林道は富士山眺望の素敵なルートなんだが。
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途中、枝越しに富士山を眺められるポイントもあります。
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十文字峠をこえて、尾根の北東側に林道がうつると遠くに坪山らしきピークが見えてきた。
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佐野峠を通過。ここでランチでもと考えてましたが眺望のないのでスルー。
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 佐野山を巻くルートから林道は再び尾根筋に。すると眺望の良い場所に。
 このルートでベストな富士山ビューポイント。眼下には小菅から大月市にむかって走る国道139号線。
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 あまりにも急に現れた展望ポイントだったので、ランチを取り忘れ。
 結局、お握り一個を食べながら林道歩き。今日の本番ランチは下山後のびりゅう館の蕎麦。
 お腹は適当に空かしておかなければならないので、もともと、軽食のみの予定。
 そんな気楽な林道歩きをしていると前方にピークがひとつ見えてきた。
 あれが坪山?
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 AM11:26   林道分岐  
 このルートを歩いている投稿記事を読むと、この林道から坪山への分岐ポイントが迷い道になっている様だ。
 でも、この日の私達。
 以外にも迷うことなく林道からの分岐道を発見(左手の小道に小さな道標あり)。 
 林道にでて約50分。
 この分岐、夏場の葉の茂った季節だったら見逃していたかも。
 見逃したとしても西原峠の手前からも回り込むことな可能な様ですが。
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 このルートは防護ネット沿いに浅い踏み跡が続いています。とにかく、防護ネットにそって小ピークを登り下った先が先ほどの西原峠方面からの路に合流(合流ポイントは確認できず)。ここから、登りが続く。途中で5名ほどのグループを抜かせてもらい、久しぶりの登り。林道で軽食をとっていて正解だった。
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 まだ、このエリアは冬枯れの明るい林をひと登り。登りきった平坦部から振り返ると、その先には、奈良倉山がみえてきた。 林道分岐手前から確認されたピークは、この山の様だ。 
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そこから、先は下ったり登ったりの繰り返し。
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ようやく、先に坪山らしきピークがみえてきたが、ここからも以外に長かった。
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 次第に尾根の両サイドの傾斜もスパッと切れ落ちる様になって岩稜帯に入ってくると
 坪山山頂はもうすぐ。
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 AM12:14   坪山山頂  
 奈良倉山から約1時間半で坪山山頂に。
 狭い山頂は、ランチをとっている登山者で満員御礼状態。
 休む場所も無かったので、そのまま下山することに。お目当ては、やはり、ヒカゲツツジ。
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山頂直下の岩場に咲いていました!!
この標高だと、まだ残っているんですね。
坪山 ヒカゲツツジ
そして、イワカガミの群落斜面は。。まだ、殆どが蕾状態。更に一週間は必要かな。
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 そして栄枯盛衰。
 イワカガミの開花前夜に、イワウチワは落花状態へと。
 また、来シーズン。
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 中腹にあるヒカゲツツジ群生地は、すでに終焉。
 急峻な尾根筋から杉林をぬけて、小さな沢をわたる木橋(だいぶ、朽ちてきていた)を渡ると
 麓は近い。
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 青空にかかる緑のアーチをぬけると 飯尾集落だ。
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今回、はじめて 飯尾の御嶽神社に下山。
 神社前を流れる鶴川に架けられた橋をわたると
 びりゅう館までの県道歩き。
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空には、鷹でしょうか?鳶でしょうか?
春になると小動物の動きも活発になったのか、空のハンターが気持ちよさそうに
青空に輪を描いていました。
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 AM13:38   びりゅう館  
びりゅう館に戻ってきました。
既に名物 天ぷらざる蕎麦目当てのたくさんのお客さんで順番待ち。
実は本文でも漏らしちゃいましたが
今日の本命は、このお蕎麦だったんですね。順番待ちは覚悟のうちでした。💛
次回は、秋のシーズンかな。
 ご馳走様でした。

びりゅう館

あ・・そうそう  松姫逃避行について 後日に。。