2018年12月


近くて、足が中々向かないポイント
その一つが、岩殿山稜線上の先にある断崖「稚児落とし」
岩殿山には、これまで何回か
観光モードで登っているが、その先まで進む機会が無かった。

天皇誕生日の振替えの12/24の休日
半日コースの稚児落としから岩殿山をめぐる
ショート登山に行ってきた。

起点である
登山口近くに設けられていた岩殿山駐車場は
昨年夏の台風被害の復旧工事に充てられており利用不可。
案内標識には大月市民会館駐車場の利用(無料)案内がでている。

 9:10 大月市民会館PA    
今日のルートは、時計回り周回で
大月市内⇒浅利⇒稚児落とし⇒天神山⇒岩殿山⇒駐車場に戻るルート

まずは、駐車場から大月駅方面に向かう。
空は、青空の絶好のお天気
しかし、残念ながら富士山は地吹雪なのか雲なのか
北風に煽られて雲が南側にたなびく。
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せっかく、間近の山に登ろうとしているので
人の思いと気象とは裏腹なんですね。
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浅利橋までのルート
地図では、人家を通り抜けて
浅利橋近くに抜けられそうな道を進むも
人家の庭で行き止まり。
引き返したりなんかで10分ほどロスして
桂川にかかる浅利橋をわたる。

右手には、今朝も通過した中央道陸橋。
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ルートは、浅利川にそって走る県道を北上。
橋を渡って10分程で
浅利公民館そばを通過。
左手には花咲山への道案内(コースタイムで1時間40分)。
以外に距離があるんだね。
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 9:45 シュートカット    

ルートは、浅利小学校手前で分岐から川を渡り
稚児落としにむかう山腹にとりつくが
ヤマレコMAPの踏み跡にショートカットルートを発見。
川を渡り人家裏の山道にはいると
荒れてはいるが確かに踏み跡もある道。
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5分ほどで正規の尾根ルートに辿り着いた。
今回、ヤマレコMAPのガイドを使用したが
このショートカット道を歩いていると
正規のコースから外れたとして警告アナウンスが流れる。
山ナビの進化を実感。
(最近では、予想到達時刻も計算してくれるとか・・まるで、車ナビ)

さて、正規のルート尾根は
しばらく急登がつづく。

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ひと登りすると
露岩剥き出しの展望の良い場所にでたが、稚児落としは
まだまだ先のこと。
尾根道は、写真の左手(北側に)へと続く。
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ここから稚児落としまでは
標高差200mの直登
一気に登ってしまいたいところ
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ところが
ここで、自分の身体への異変に気付く・・・。
腰に力をいれない様に一歩一歩登る。

 10:20 稚児落とし    
急登を登り切ると
一気に視界が広がる断崖上にでた。
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稚児落とし

由来は、文字通りなんですが
武田家滅亡後の岩殿山を居城とする小山田氏の悲劇
織田包囲網を逃れようとした側室(千鳥姫)一行が
この断崖で泣き出した赤子を投げ落とした悲しい伝説が由来。

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一旦、岩稜稜線部から林の中にはいり
下っていくと、上部からは良くわからなかった
垂直に切りたった断崖に目を奪われる。
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ここまでくると
岩殿山から、こちらに廻ってくる登山者グループとのすれ違いも多くなってくる。
どうも、岩殿山から廻るルートが一般的みたい。

稚児落としからは冬枯れの木立の林
落ち葉の山道、
心配した異変も、下りと平坦な道にかわり
次第に収まってきた(ホッ~
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 10:36 天神山    
小さな祠が祭られた天神山に到着(山頂標は、岩殿山側に少し進んだポイント)。
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ここからの富士山も
富嶽十ニ景に選定されていないが、良い眺望ポイント。
(残念な富士の雲ですが)
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天神山山頂標からは一気に高度を下げていく。
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更に進むと、岩殿山を間近に見通せる岩陵部に。
相方さん、朝ドラの福ちゃんで決めポーズ。
私は、鈴さんファンです。
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その少し先で
この稜線コースの難所
兜岩が一望できる

現在、こちらの岩場ルートは現在、足場が崩れたとかで通行止め
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回避ルートは
兜岩裏側の林間ルートを巻いていきます。
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そして、急斜面ロープ場を攀じ登る。
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登りきった場所に
現在は通行止めとなっている岩場の入り口へ
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更に岩殿山方向に少し進むと
鎖場が2箇所ほど
足元もしっかりしているので登りは問題ないでしょう。
下りは足の置き場所にちょっと苦労。
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ここから更に下っての
岩殿山への登り返しが待っている。
少し、不安。
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築坂
岩殿山 大手口に備えられた空堀
ここからが、山城、岩殿山。
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岩殿山山頂にむかう登り返し
不安が・・少し現実に

岩殿山山頂に・・・その様な建物があったかあ~
文字とおり運まかせ~
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ふれあい館からの登り道に合流。
もう、少し。もう、少し。
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山頂まで、あと少し
はたして・・・・
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 11:30 岩殿山    
山頂(本当の山頂は、更に奥の方)に、どうにか到着。
しかし・・・東屋は、あるものの
それらしき施設は無し。
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展望はバッチリ
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富士山の展望は・・・荒れている。
残念!!
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山頂、滞在時間数分で
ふれあい館まで足早に下っていく。
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この下り道、長かった~

・・・が、

 がーん!!   

漸くにして到着した
ふれあい館の残酷な案内~
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こうなれば、今朝、駐車した市民会館が最後の望みだ!!
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何とか、
岩殿山登山口に下りてきた。
ここまで、頑張った自分に驚きながら、残り数百mの市民会館へ。

 11:50 大月市民会館PA    

幸いに市民会館は開いていて
滑り込みセーフ。
最大のピンチを脱っした。
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三連休の最後の日の空いた時間で
計画した今日の山歩き
後半戦は
余裕の無かった山行

周回コースタイム3時間ということで
準備不足だったな~と
反省。


今年最後の山登りは
とても、締まらない話となってしまいましたが
まずは、今年も怪我無く一年を終えたことに感謝。

年があけると
こうち隊も、いよいよ大台コンビになるわけですが
多くいる山の先輩達を見習いながら
山登りを続けていきたいものです。

来年も、よろしくお願いします。


以前に登ったルートで気になっていたコース。
それは、5年前に山友さんbooさんと歩いた
八王子八峰ルート
今熊神社から、八王子境界の山々を巡り奥高尾ルートから高尾山口駅がゴールの
総27kmのロング。

そのなかで、一か所
ルートを誤った箇所が、↓地図のあかまる
刈寄山から市道山への縦走路で
誤って、関場におりるエスケープコースに踏み込んだポイント。
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そのポイントがこちら(2013年4月撮影)
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この誤ったルートを関場から登り
八峰ルートを市道山・醍醐山・陣馬山までの小ルートを経由し
関場にもどろうと。


今回の山行の起点は
夕焼け小焼けふれあいの里 駐車場(無料)
駐車場の利用可能時間は、午前9時~午後4時20分までなので
要注意

 8:45 夕焼けPA      

朝9時前に駐車場に到着。
9時からオープンといわれていたが
既に駐車場は開いており、先行車両がすでに数台。

駐車場から陣馬街道を左折し進むと
昔懐かしい関場の旧屋敷、前方に要倉山。
ここに江戸時代には関所が置かれた場所で、関場のその名残り。
そして、その関所跡には松姫の石碑。
松姫・・・9年前からの逃避ルート完歩のお題は未達のままです。
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陣馬街道から陣馬高原下に向かう橋をやりすごして
右折すると恩方二小.
ここに松姫が、高遠城から新府城を経て辿り着き
腰を落ち着けた尼寺金照庵は、この小学校の跡地。
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醍醐川に沿って進むと
集落の掲示板にポスター
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今日の山行ルートは、
このトレイルランコースを陣馬山まで歩く。
調子が良ければ堂所山から関場峠を黒ドッケから夕焼け小焼けの里に。
(結果:午後4:20までに戻れそうになかったので陣馬高原下に下山)

 9:05 盆堀林道入り口      
川沿に走る醍醐林道を歩くこと15分で
盆掘林道にむけて右折する。
この林道道は、市境の山を越えて
あきるの市まで続きます(車両通行止め)。
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山蔭を登っていく林道は、林道としては
良く整備された道。

林道に入って数分すると
後方から、続々とトレイルランナーの集団が
軽やかに抜き去っていく。
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このルートは登山者も少なく
そして、12/24本番前の試走でもしているのだろうか。

若い子もいるし・・中には
自分と同年代らしき人も走っている(驚)。
年齢層が広いなあ~

↑右側の写真の裸になった尾根部分が
5年前に迷い下りてきた地点だと
あたりをつける。

 9:30 鳥切場登山口      

林道が沢部で大きくカーブしている地点に
登山口道標
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この登山口から一気に急斜面の急登を登っていく。
下山に使用するときには注意が必要かな。
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急登を登ること15分で
尾根筋に到達。
前方には、あきるの市から続く
八王子八峰の峰々が一気に目に飛び込んでくる。
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そして、このポイントは5年前に迷いこんだ場所。
↓5年前は、伐採直後の裸になった斜面も
5年の経過で植えこんだ植林も背丈以上に延びており
景色が一変。
(ちなみに写真の中の林道が盆堀林道、あきるの戸倉方面まで続いてます)
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 9:54 八峰ルート 合流P      
尾根にそって、しばらく登ると
八峰ルート(この周辺は、戸倉三山ルート)への合流ポイントであり
道標を見逃した場所
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相方に、何故、迷ったか説明をするも
直ぐにはピンとこなかったみたい。
その前の名無しピークを、
巻き道を使えば
この道標を真正面にみるので間違えようがないところを
若気のいたりで直登を通過したことが問題。


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すると、相方から
じゃ、ピークからの下りるルートを
見失ったんじゃない?
・・と、鋭い突っ込み。

それが事実かどうかは、
市道山にむかった暫く進むと判明。
その無名峰から下りる別ルートを発見。
こちらの方が、よく踏まれている道。
何故? 見失ったのかな~
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話はそれますが

最近、読んだ奥多摩山岳救助隊の本。
道迷いのことが多く書かれていました。
奥多摩といって侮るな。

5年前の様に
ピークポイントから下山路を誤ってしまい
間違ったルートに踏込み・・・そして
谷に迷い込む。
引き返せばよいのに、下っていけば
東京の山だから、どこかの人家にいきつくだろうと・・
それが、間違いの元なんです。
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5年前には、直ぐに間違いにきがつき引き返したので
問題なし。・・・迷い込んだルートがエスケープでもありましたが。

話は、山にもどり、
人間の記憶とは言い加減なもので
このトレイルコースに登ってしまえば楽勝かな~と

ところが、ここからが
このルートの大変なところ
アップダウンを繰り返しながら市道山にむけての登り道がつづく
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登り返しが何回あったなんか
忘れるくらいの
強烈なルートがつづく。

八峰の八とは別の意味で沢山の・・・という意味があるらしい。
それが、このルートの真骨頂のようだ。

植林、自然林の繰り返しが続く
山道が開けた場所にでた。
ここは、記憶がある・・・5年前。
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5年前も、この場所で一息つかせてもらった記憶が・・・
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西進していた八峰ルートは
市道山手前で南に進路が変わる。
相方にとっては、始めのルートだったので
市道山の山頂を踏むことに。
この道標から100m先です、
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 11:20 市道(いちみち)山      

おっ!!
山頂標が新しくなった?
この山頂をさらに進むと臼杵山(うすぎ)、楢原へとつづく。
このルートも、いつか歩かなきゃ。
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醍醐丸へのルートに戻ります。
こちらは、南側にむかうルートで陽射しが差して
明るい自然林の山道がたのしみ。
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冬枯れ間近の落葉した樹々の間に
笹尾根から陣馬にむかう稜線展望が開けてきた。
熊倉山から生籐山あたりだろか。
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すると、前方を歩いていた相方から
「シモバシラ!!」
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道端の枯れた茂みの中にポツンと今冬はじめての
氷華シモバシラ!!

例年だと年明けから目にする自然現象を
はじめて12月に観た!!

ちょっと、得したルンルン気分で先を進む相方
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とすると、最初の発見ポイントから
5分ほどで第二のポイント。
こちらは、数も多い様です。
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時刻も昼ちかく・・良く氷華が持っていてくれたな。
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さて、このルートで最高峰?の醍醐丸が前方にみえてきた。
この辺りから・・・足が少し攣りかけ・・・。
ボディーブローの様なアップダウンが
次第に足にきいてきた。
・・相方は、元気なんですが。
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醍醐丸山頂に向かう最後の尾根道は
ひたすらの登り
ここで、完全に足の変調を自覚。
ゆっくり、ゆっくり、一歩づつ進むことに。

長い登りを登り切ると
少し平坦な道、そこは
前回も、眺めることができた
陣馬山ビューポイントです。
はたして、今日は富士山をみることができるか?
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 12:40 醍醐丸      
八王子市最高峰867m 醍醐丸
相方さん、初見参。
私こうちは、今回で4度目
過去に
八峰と笹尾根縦走で通過したポイント。
いつも、ヘロヘロの状態で
あまり印象が良くない山頂で
今回も同様
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休憩とランチには、陽が射さない場所で寒く
無理して先に進むことに。

とは、いいながら下山は元気。
あっという間に、和田峠までおりてきた。
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 13:09 和田峠      

さて、ここからが
自分にとっての鬼門
男坂の急階段は、過去に足に痙攣をおこしたルート
↓ この階段。
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今回も、ここで大ブレーキ。

階段を登り切ったところで太腿下部のあたりに違和感。
やばい・・・・。
時刻の1時を過ぎて・・シャリバテ気味。

一歩一歩、牛歩の様に登り進むと

おー!!
ここにも、シモバシラの群生地 
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この週の後半からの寒波がドンピイシャリの
気象条件になったみたい。
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そして、最後の階段を登り切ると
陣馬山山頂へ
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 13:45-14:10 陣馬山      
和田峠から、大幅にコースタイムをオーバーして山頂に到着。
こんなことだったら、女坂にしておけば良かったな~

この日、心配した丹沢方面の雲もたいしたことでなく
富士山もバッチリ
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そして、いつもの
富士見茶屋のケンチン汁と甘酒
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いつもよりも
かなり遅いランチで
疲労回復してきたみたい。

足の痙攣も収まってきたようす。

この方は、元気印なんですが・・・
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この時点で、堂所山から夕焼けに下りるルートは
駐車場の閉まる4時20分に間に合わないことは確実。
大人しく、陣馬高原下からバスで夕焼けの駐車場に戻ることに。

食事を終えて
茶屋のオヤジさんに食器を返却してると
オヤジさんが、シモバシラ観たかい?
陣馬高原下バス停へ下る途中に
30cm大に成長したやつがいるから~

え、30cm?

半信半疑で
山頂から、バス停へくだる道をおりていくと
お~!!、なんだ、これは?
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シモバシラだらけじゃないですか?!

そして、オヤジさんの言っていた30cm大の
シモバシラは、こちら。
ポールのグリップから大きさを推察してください。
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まだまだ、山の斜面にいっぱい!!
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昨年の仏果山も凄かったですが、
こちらもスゴイ!!
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毎年、正月明けにシモバシラ鑑賞で南下してくる長野の山友
ひらさん、必見の場所ですね。

 15:15 陣馬高原下      

陣馬高原下からバスは一時間に一本
三時台は、15:25発。
これに飛び乗ることができました(シモバシラで時間とられ)。


久しぶりの山行でしたが、
今年の体調を再現する様な悪戦。
帰宅後は、直ぐに風呂に入り
富士見茶屋で買った自家製梅干しで
焼酎のお湯割りで、バッタンキュー
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でも、この疲労感が気持ちいいな。

3連休初日
三島魚河岸店でお鮨を食べて移動した先は

国道246号線で唯一の道の駅だとか。
ここで車中泊した理由とは・・・

 6:20-7:30 乙女駐車場      

乙女峠に向かう乙女道路(138号線)の途中にある
富士山ビューポイント乙女駐車場
この駐車場まで20分の近距離が・・・その理由。

そして、
この日に観たかった富士山ビューシーンが
満月と富士とのコラボ写真なんです。

そのシーンは、駐車場に入ると直ぐに
目の前にに現れた!!

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ちょっと、KYな雲が富士の中腹に漂っていますが
何とか・・・。
三脚を持ってこなかったこと
後悔しきりです。
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この後、月は
富士山の左側の稜線に沈んでいったのですが
この写真を撮れなかったことも悔いがのこります。

月が沈んだ後の楽しみは
モロゲンロートにピンク色に染まっていく富士山
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相方さん、車中にこもり
暖房付の観覧でした。
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この先の乙女峠 ふじみ茶屋からがベストなんですが
早朝の時間帯では営業していない為に苦肉の策で探り当てたこの場所
ここに車を停めて
直接に乙女峠から金時にも登れます。

今回は、それでも定番の金時神社から登ることとしました。
この駐車場から車で10分もかからない位置関係です。

 7:40 金時神社駐車場      

乙女トンネルをぬけて数分で金時神社(公時ともかく)。
既に駐車場は満車で近くのゴルフ練習場脇の有料駐車場を利用。
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登山前に、金時神社の参拝。
源頼光に仕えた四天王の一人
坂田公時が祭神とのこと。
幼名が・・・金太郎。

まさかり担いだ金太郎♪~年が年だけに口ずさめます。
熊に出逢わなければ良いけど(笑)
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金時神社を通りぬけると
檜林の原生林の一本道。
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標高差があまりないルートを進むと左手に
大きな岩「金時手鞠石」があらわれる。
金太郎が蹴落としたといわれる大岩。
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林道を横切り更に直進。
ここから傾斜が少しづつきつくなる。
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暫く進むと真っ二つに割れた巨石が進路を塞ぐ。
金時宿り石と呼ばれ金太郎とその母である山姥が
暮らしたとされる大岩です。
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思わず瑞牆山の桃太郎岩を思い出す。
ちょっと、こちらが大きいかな?


この巨石を右回りで後方に廻りこむと
青空に映えた紅葉
青空は期待できそう・・・今日は!!
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宿り岩の後方から山斜面を東側に巻いていきます。
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この先から金時山から明神ヶ岳に至る稜線にむけた
直登がつづく。
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しばらく、鬱蒼とした、そして根っこもはみ出た樹林帯が続く

その樹林帯をぬけると
一気に展望がひらけて
広い仙石原と大涌谷、駒ヶ岳
そして、遠くに芦ノ湖と箱根の大展望が眼下にひろがる。
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 8:40 金(公)時神社分岐      
そして、稜線道に合流。
右手に明神ヶ岳方面
左手の登りが金時山となります。
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さて、この辺りから
「トイレは山頂にあります」の標識が
目立ち始めてきた・・・・気になります。。

なぜなら、・・・自分もお尻に力を入れると・・・。
そうそう、力をいれずに一歩一歩と
負担をかけない登りでゆっくりと。
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いよ!!
山頂部が見えてきた!!
もう少しだ・・・我慢
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見えてからの
そのもう少しがやけに長い

 9:00ー9:30 金時山      

金時山山頂に到着。神社から以外にも時間がかかり1時間半。
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自分の山頂は、勿論、こちらで飛び込む。
助かりました~冷や汗ものでした。
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そして、相方はマサカリを担ぎ
定番のポーズ!!
富士山もバッチリだ!!
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春の時期に何度も登った愛鷹山の稜線もクリア。
下山路は、この稜線沿いに乙女峠に下っていきます。
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今日は、お昼前に下山する予定だったので
ランチ無し。味噌汁を一杯飲んで
山頂を後にします。

山頂からは日影になった凍り付いた急坂を慎重に下りていきます。
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直ぐに鞍部に下り立ち
道幅も広い登山路を快適に進む。
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少し登り返して・・・
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再び、笹道の登山路を進む。
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この辺りは展望もよく箱根の山々を眺めながらのハイキングコース。
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そして、標識を左手に下っていくと
岩場の下りで長尾山手前の鞍部に下り立つ
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以外にも長尾山のピークはしっかりしており
頂上部にむけた登り路に息も弾む。
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乙女峠から登ってくる人達とのすれ違いも
この辺から多くなってきた。
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登り切ると
思わず走ってしまいたくなる様な
ハイキングロードが暫く続きます。
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長尾山山頂は広場になっていますが
周囲の展望は木々に遮られており
残念な場所。
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ここから、乙女峠までは10分程の距離。
登山者も続々と登ってきます。
多分、乙女峠バス停で下車したハイカーの皆さんが
登ってきたのだろうっと勝手な推測。
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そうこうするうちに
話声で賑やかな乙女峠に到着。
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 10:20 乙女峠      
賑やかな乙女峠
富士山の展望のグッドなスポットです。
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ここからは箱根外輪山の山稜が遠望できます。
この一週間後に山仲間が乙女峠からこの外輪山を歩きぬく
ロング企画が予定されていますが、
この景色をみると・・・どうするのでしょう?
(計画では、この時間帯は暗闇なので大丈夫)
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↑こうち隊は、残念ながら、この日
自治会活動の為に参加できず。

乙女峠から国道138号線乙女口まで下っていきます。
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途中でであった紅葉スポット。
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金時山の中腹は
まだまだ、秋の装いを維持してくれています。
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少し興醒めしそうな
車の騒音が聞こえてきた。
調度、乙女トンネル出口の工事箇所の脇を抜けていきます。
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ところが、この杉林
ルートが不明確で・・・というか
いたるところに踏み跡があるので
どのルートを通っていいのかわからない。
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結局、ガイドロープに沿っておりていけば問題無かったのですが・・・。

 11:00 乙女口      
途中の紅葉スポットと杉林で時間を浪費してしまいましたが
約40分で乙女口に。
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ここからは、金時神社まで車道歩き。
でも・・この紅葉は綺麗。
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前方には金時山も見えてきた。
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ここまで来ると
ゴールは間近に。
この日の麓の紅葉は真っ盛りのピークでした。
昨日は得られなかった秋の陽射しで
色合いも一層引き立っています。
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 11:20 金時神社駐車場      
4時間と少しで金時・乙女峠の周遊ルートを廻ってきました。
駐車場周辺には路上駐車も多く
金時山の人気を今更ながらに実感。
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朝ごはんも簡単に済ませていたので
本日のお昼ご飯は、
乙女トンネルを抜けた先にある
ふじみ茶屋

・・・ん?
どこかで聞いた茶屋の名前。

ここでお昼ご飯を頂いて
渋滞前の東名を快適なドライブで昼の二時過ぎに自宅に帰着。
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一泊二日の小旅行の山旅でしたが
今年のお泊り登山は、これでお終いかな~。

金時山
いつで登れる山の上位ランキングでしたが
遂に、こうち隊も
箱根の山に記念すべき一歩を記した連休でした。

今回の登山ルートは、ヤマレコにアップしております。




12/2(日)
私達の山友さん、無事に金時神社を起点に
乙女峠~金時山~明神ヶ岳~明星ヶ岳~塔の峰~箱根湯本の
箱根外輪山縦走を完歩しました。

おめでとうございます。


季節は巡り、早くも12月に

ブログアップが少し遅れましたが
11月勤労感謝3連休は
晩秋シリーズとして
伊豆・箱根の山にいってきました。

いずれも日帰りで可能な山域でしたが
今回は車中一泊のプチ山旅。

初日は、
山友のnobuさんの数年前からの記事で
ぴーくから遅れてしまいましたが
天城は、八丁池の周回ルートを歩いてきました。

 7:50 水生地下駐車場      

沼津ICから伊豆縦貫道をへて国道414号線を南下。
nobuさんのブログ情報では平日でも朝から混み合う
水生地下 駐車場でしたが
7時半過ぎに8割方
県外からのナンバー車でうまっていました。

この駐車場
調度、天城トンネルの北側に位置していおり
流石に伊豆といっても寒いです。
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駐車場の向かいに
旧天城トンネルに通じる林道入り口から
今日のスタート。

一時期は、工事で通行止めだったこの道
今は、通行止めは解除されています。

今日は、nobuさんのGPSデータを地図に落としているので
忠実に、その足跡をおいます。

まずは、水生地から本谷林道にわけいります。
この水生地でも車を駐車できましたが
ほぼ、満車の状態。
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水生地先に架けられた橋に林道ゲートが設けられており
そこを抜けていくと
林道の道が続きます。

少し歩くと道路工事現場
この日は、三連休の初日でしたが
すでの工事関係車両が停まっており
今日の作業の段どりを話し合っているそばを抜けていきます。

徐々に標高をあげていくと
朝の陽射しも射しこむ様になり
陽射しで輝いた紅葉もチラホラとみえる様に。
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道傍の杉の木も間伐がされたばかりの様で
ほのかに木の匂い香る林道を進みます。
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すると、暫く歩いたところに林道からの分岐ポイント
本日、最初の団体登山グループにおいつく。
彼女たちは、この分岐から水生地歩道へ。
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私達はnobuさん足跡にそって
この分岐ポイントをやり過ごす。

 8:30 下り御幸歩道分岐      
先ほどの分岐ポイントから10分ほどで
目指す下り御幸歩道への分岐ポイント
ここから山道に入ります。
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御幸歩道は昭和天皇も歩かれた道とのことですが
こちら、下り歩道は少し荒れた雰囲気。
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暗い杉林をぬけると
枝打ちと間伐された明るい林にでた。
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この林をぬけていくと
林道に再び出合います。

ここに東屋があり、小休憩。
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ここでお握りを一つ。


林道の山側に
更に登る道が続きます。
歴史を感じさせる、かなり朽ちた道標と石標。
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 9:20 本谷歩道分岐      
林道から5分ほどで
下り御幸歩道から分かれ左折すると本谷歩道。
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このルートは、八丁池を抱く山を西側に巻く様なコース。
調度、植林帯と広葉樹林帯の境にそって進みますが
踏み跡もあさく、人もあまり歩いた様子にはみれない。
そして、山側の雑木林も冬涸れ状態で
紅葉は、すでに終わった感。
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天城の原生林らしく
ところどころに大きなブナの木
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そのブナの木の背後には
この日、最初の本格的に色付いた紅葉スポット。
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朝には青空だった空に
いつの間にか、雲が上空をおおい
残念な紅葉です。秋の陽射しが欲しい~
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殆ど、バリエーションに近いルート
ルートを塞ぐ倒木もあり
油断すると道迷いしそうなエリア。
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大きなブナの木に巣をつかった鳥が
急に飛び立ち、驚く相方。
自然に包まれた原生林を進む。
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 9:50 下り八丁池歩道分岐      

本谷歩道を歩くこと30分で八丁池歩道に(右手)。
左手方向は岩尾林道への道ですので分岐注意ポイント。
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分岐ポイントからの広いブナ林は
ルーファイエリア
落ち葉も多く、踏み跡も分別しづらいこのエリアは
リボンだけが頼り。
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<このルートは下りは推薦しません>

リボン探しながら登っていくと
おー、朽ちかけた大きなブナの木の手前に
紫色のスポット。

周囲の色合いに同化しない
ムラサキシキブの紫でした。
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ルートはブナの登り斜面から
尾根筋の道にかわると
向かいの山斜面に、万三郎岳からの縦走路が見えてきた。
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八方池は、もう直ぐ。

登山ルート傍に
これって?
どこが根?面白い木のアーチでした。
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 10:20~10:50(昼食) 八丁池      
水生地下駐車場から約2時間半で八丁池に到着。
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既に落葉した冬枯れの林の中に抱かれた大きな池。
紅葉の時期には、どんなに鮮やかな色彩りを
水面に映し出せてくれるのでしょうか。
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湖畔の芝生にシートを敷いて昼食に。

近くに先に休憩されていた地元の年配男性登山者から
昔はね、ここの池も結氷して
スケート遊びもできたんだよ~っと
昔語りをしてくれた。

 半分あおい⇒まんぷく      
時折、青空を覗かせる空と
某カップ麺
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この取り合わせ、わかる方がどの位いるのでしょうか?
私は、「鈴さん」が好きです(笑)。

わかるかな~

寒いときには、熱いコーヒーで
ゴミの様に浮いているは金箔なんですよ。
金沢のインスタントコーヒーを頂きました。
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 11:10 見晴台      

昼食をおえて
湖畔の道からひと山超えた先に
立派なトイレ。
そして、ここを右折100mで展望台です。
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八丁池の全容が、この展望台から一望できます。
別名「天城の瞳」
万三郎岳からの天城縦走路の憩いのポイントでもあります。
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残念ながら富士山は雲の中です。

ここから天城峠にむけた尾根
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そして、その先の伊豆山稜歩道へと続く山並み
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往路と打って変って
復路の上り御幸歩道は、天城峠にぬける人気のルートで
ハイカーも交えた登山者との遭遇が多くなる。
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若干回復気味か?
秋の陽射しをあび色付いた大木
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これ・・ブナ?
花の名前と同様で木の種類も
よく覚えられません。
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 11:40 大見分岐点      
水生地歩道への分岐ポイント。
右手に下っていくと沢沿いのルートで
朝に先行していたグループが登っていったコースです。
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こちらは、下りの御幸歩道とことなり
登山路も良く整備されていますが
この濡れた板橋は、要注意。
滑ります。
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旧田となっているワサビ田を右手沢沿いに
そして、その上部には登山路らしき道が見えますが・・・
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 12:10 わさび田⇒高巻き迂回路      
ここは、登山路が崩れており
左手の山に高巻き迂回路となります。
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そして、もとの登山路に戻ると
落ち葉の敷かれた歩き易い道に
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落ち葉と少しクッション性のある足に優しい登山路
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ただ、
あまり陽射しが差し込むことはない北側斜面

それでも残った黄葉が
晩秋の
何故か寂しげな天城の森を彩っている
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天城峠手前にあるピークは、
この通行止めロープから左折したところを登り進みます。
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今日は、標高差はあまり無いものの
下り道に慣れ切った足に
この僅かな登りも息も荒く・・・ヨッコイショっと
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そうそう、このピークから少し下ったヒメシャラの林の中に
前回もきになった
「ライザップ ヒメシャラ」
筋肉質なヒメシャリでした。
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このピークを下り
再び、登山路に戻ると天城峠までは後少し
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残った黄葉を堪能しながら
歩いていると
目の前に見覚えのあるベンチ
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 12:58 天城峠      
天城峠には、4回目。
この真下を旧天城トンネルが抜けている。
そして伊豆半島の内陸部と南部とを結ぶ重要な峠でした。
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そして、伊豆の踊子の舞台となった旧天城トンネルに
この峠から15分程下った先にある。
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ここの広場の先にある道を下っていくと国道414号線。
新天城トンネルに入る手前にでてきます。
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そこから、出発地である水生地下駐車場には
歩いて直ぐです。

約5時間の山行ルートでしたが
紅葉ピークに、今一度
訪れたくなるルートでした。
 山友nobuさんが、毎年
訪れるのも理解できます。


今宵は車中泊するので
この後には、ゆっくりと日帰り温泉↓で疲れをとり

伊豆・沼津とくれば定番の
流れ寿司 三島魚河岸店にて
通算何回目でしょうか。
毎回、裏切ることのないパフォーマンスでした。
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本日の歩いたルートです。
詳細は、ヤマレコリンクにて
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