2018年11月

j秩父の山々には縁がなく
歩くことのない山域でしたが
山友もろーさんとの御付合い(ブログでは長いのですが)を
はじめてから、秩父、奥武蔵の山々を一緒する機会が多くなった。

今回も、もろーさん企画「40年振りシリーズ」
テーマは「秩父御岳山」

御岳山・・
八王子の人間にとって
みたけさんの呼称が馴染み深いのですが
おんたけさん
・・と、読むそうです。

このあたりの経緯については
本文で少し紹介します。


 6:30 三峰口駅 集合      



今回は、秩父鉄道三峰口駅に6時30分
前夜に私達と同様に
道の駅ちちぶに宿泊していたひらさんと駅に到着。
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今回の参加者は
40年振りシリーズ企画部長のもろーさん
御存知、信州のひらさん
地元の秩父から
おっくんでこちゃん夫妻
そして
今回2回目でご一緒させてもらう
秩父のabeちゃん
若手代表(tanmaさん居ないので比較論ですよ~)のいぬどしさん

こうち隊2名の合計8名

ひさしぶりのグループ登山です。

今回のルートは
三峰口駅に車2台をデポし
道の駅大滝温泉に移動し
落合~杉の峠~秩父御岳山~タツミチ~三峰口のコース
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残念ながら、もろーさんの40年前に使用した
落合登山口から直接に山頂にいたるルートは崩壊の為に
現在は通行止めとなっており、苦肉のコース設定です。

 6:56 道の駅大滝温泉 出発      



国道140号線で道の駅に移動し
トイレをすまし出発。
まずは、落合のバス停まで車道歩きが本日のスタート。
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5~6分ほどで
落合登山口近くの普寛神社に到着
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大滝村出身の普寛上人を祭る神社。
木曽御嶽山を開いたりした普寛上人の出身地が、
この大滝村とのことだそうです。
頂上には奥の宮の祠が祭られています。

木曽の王滝村は、こちらの大滝村に因んで命名されたそうです。
以上・・・もろーさんの解説で知りました。

神社からは舗装された急勾配の林道が続きます。
ちょうど、ウォーミングアップに良い感じで
夜も山話にも花がさきます。
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急勾配が少し緩んだところで
御岳山登山口へのショートカット道の道標を発見
これから山道に
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沢を渡した橋をわたり
再び、林道に
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そして再びショートカット道に
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三度林道に出合い
それから再び山側に左折し山道に踏み込みます。
前方の山は三峰神社裏手の妙法ヶ岳だそうです。
何しろ、秩父若葉マークなので
周囲の山々の同定ができません。
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山道から再び
間伐された植林地帯を進みます。
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もろーさんの役場での登山路の確認電話では
台風で倒木した木々が多いので
注意してとのことでしたが
ここまで、まったく問題なし。


 8:04 杉の峠(10分休憩)      



落合登山口から約1時間で杉ノ峠
峠だから、もう少し開けた場所を想像していたのだが
以外に簡素な峠 (笑)
ここで小休憩
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さて、こらからが本番。
いきなりの急登にとりつく
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標高差で100m足らずの急登を登り切ると
平坦な道に・・そして林の先に見える鋭鋒は
あれが・・・秩父御岳山か。

ここで先をゆく女子隊達が道標の山道方面に
何を思ったか進む。
通行止めの案内に目がとどかず
ルートをそのままに直進してしまった。
これ!!
道迷いの典型的なパターン。
その侭の直進では谷に下りてしまうルートでした。


ここから右折が正規のルート。
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林をぬけると秩父御岳山(右手ピーク)の全容を現した。
手前にみえる小ピークが気になるところ
(巻き道があれば良いのにと・・・佇むこうちかな)
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 8:54 林道横断      



秩父御岳山展望ポイントから
下って登り返した先に林道
先行するabeちゃんと相方(旧姓ABE)の
ダブルabeちゃんコンビ、どんどん先に行ってしまいます。
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abeちゃんとは
ひらさんの紹介で雪の水ノ塔を登って以来の再会でした。
あの時に話ていた百名山残り一座「穂高」も
無事にクリアされたそうです。

そして、もっと驚かされたのは
いぬどしさんとの関係
今朝、三峰口で出会ったときに
お互い仕事上のお付き合いがある中だったとか。
このあたりは、いぬどしさんのブログで語ってもらいましょう。

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abeちゃんコンビにストップをかけ
この坂道で後続をまって
エネ補給タイム
 エネ補給-10分-      



なぜなら、ここから
このルートで注意が必要な場所
落ち葉の積もったヤセ尾根急登が暫く続きます。
十分な休憩と注意が必要です。
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最近、読んだ
奥多摩 金隊長の「すぐそこにある遭難事故」
奥多摩での滑落原因の一つが
落ち葉に隠されたトラップだそうです。

躓いたり、すべったり
冬になれば落ち葉の下に氷があったり
要注意です。

ヤセ尾根を通過すると平和な道に変わります。

そして、山頂にむかう一歩は
40年振りの足跡をたどりながら
もろーさんに先頭をゆづります
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三峰口からの登山路と合流すると
一登りで山頂に達した。
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 9:45-10:40 秩父御岳山 山頂      

落合登山口から2時間と45分で秩父御岳山
40年振りに登られたもろーさんの
胸中は如何に。
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昔の写真では祠の前に鳥居があり
山頂ももっと広かったイメージとのこと。

祠の裏手に回ると
両神山方面の展望がひらけている。
遠目からもわかる両神の独特な稜線部も
雲に隠れてしまってます。
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西にも
見えるはずの雲取をはじめとする奥秩父の峰々も
雲の中
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それでも、もろーさんの40年前の視界域から比べると
合格点で大満足されていた。

とすると、この日はじめての若い男性登山者が登ってきた。
早速、あつかましく先程の記念写真を撮ってもらった。

彼は三峰口から登り
下山は杉の峠から強石(こわいし)、三峰口とのこと。
ヤマレコレポでは、この周回ルートが一般的な様だ。

1時間近くのモグモグタイムと
談笑の後に下山を開始。

下山路は、先程の男性が登ってきたルート。
めっちゃ厳しい坂道があると聞いていたが
それが、この檜木林の中。
九十九折れになっているものの
この斜度はかなりのもの。
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急斜面を下りると
尾根筋ルートと
時折、右手斜面を巻きながら下っていく。
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下りでも
いつのまにか先頭を歩く
abeちゃんコンビ
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中々、その間を詰めることができません。
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女性の足の推進力に
会話があることは間違いない。


 12:10 二番高岩      

そんな二人が、コースアウトして立ち寄った場所
二番高岩
三峰口駅周辺を見下ろすヴィーポイントです。
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さらに下った先にある
一番高岩で
おふざけ
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こんな寄り道で
12:30下山目標も大幅に超過しちゃいました。

 12:30 カカシの里      

集落に下りてきた・・が、どこか異様な風景。
ここは、
贄川(にえがわ)宿、カカシの里です。
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この集落いたるところでカカシがいます。

そんなカカシ相手にw
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真ん中の方
長野隊のレンレンさんに後ろ姿がそっくりでした。
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集落抜けた先に観光センターと登山ポスト
このベンチに座っているかたも
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国道140号にもどり
対岸の三峰口駅に渡る白川橋からh
荒川沿いの紅葉スポットです。
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 12:54 三峰口駅      

山頂から2時間と少しで三峰口駅に戻ってきました。
ここから秩父御岳山は見れませんが
先程の高岩は
後方の小ピークです。
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朝と違って観光客も多く賑やかね駅前
ここで、もろーさんお勧めの草餅を買って
私達は、もろーさんの車にて道の駅大滝温泉に戻り
秩父山旅の1日終了。

 今回の山行記録      


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さて・・・

順序が逆になってしまいましたが
こんかい、早朝の集合時間でもあり
こうち隊は、前夜に秩父入り

そして、
ここの道の駅は秩父駅の近く。

前夜は、少し飲みたいなと声かけすると
おっくん、でこちゃん夫妻が
御親切にも店の予約の段どりまでして頂いて
3時間弱の宴席
お互いの家族のことや、山の話で盛り上がりました。

そして、今回の帰り
秩父市街の大渋滞回避で迂回路まで案内してもらい
大助かりでした。

ありがとうございました。

最後に、こんな武甲山ベストビューポイントまで
紹介してもらい感謝感激です。

 寺坂棚田からの武甲山      

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お付き合いありがとうございした。


晩秋シリーズ 2に 続く






今年、早くも残すところ2ヶ月。
この週末も、週途中の予報では
晴れマークだったところ
金曜日の夕方から予報が暗転の曇天予報。

ところが・・・
朝7時に起きて空を見上げると
「雲一つの無い青空!!」

「やられた~!!」

このまま自宅で時間を潰すのも
悔しい。

即、行動!!
ザックに荷物を詰め込み
1時間後には
中央本線の車中

<自宅近くのバス停からの秋の青空>
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 8:20 相模湖駅      

まるで通勤電車の様に
多くの登山者でごった返しした車両。
中央本線沿線の山々は
駅から駅への縦走プランを計画でき
超人気エリアです。

こうち隊は、
ひと駅乗車しただけで
相模湖駅で下車。

私達と同じく下車した登山者はソロ含めて
10人そこそこ。

これが、高尾駅から小仏、藤野駅から和田となると
バスでのアクセスも大行列となるところ
このルートは穴場。

これまで、機会があれば歩いてみようと思っていましたが
こんな混雑期には、アクセスポイントして良い選択。


駅前から甲州街道を甲府方面に向かい
反対車線側にセブンイレブンがあるポイントを
右折すると
中央高速を渡る高架橋を進む。

すると前方正面に
お寺の建物と左手に鳥居が現れる。

空には秋の雲、うろこ雲が出来ています。
ということは翌日はお天気が下り坂なのか~?
(その通り、このブログを書いている日曜日は一日曇り時々雨)

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明王峠への登山口は、
この左手の鳥居をくぐった先の与瀬神社からです。

その前の急勾配の石段が二つほど
まずは、神門への石段
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神門には左右に
右大臣・左大臣の木彫像
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そして、更にひと際急な石段を登りきると
古く歴史を感じさせる神社拝殿の立派な建物

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ここまでの石段で
一汗かいたので一枚服を脱いで水分補給。

さて、登山口は??どこ?
事前調査無しで自宅を飛び出てしまったので
この拝殿を一周してもわかならい。

すると、後続で到着した男女若者グループのリーダーらしき男性が
私達に気が付き、指さしてくれた。

何のことはなく境内の左手に
道標も、しっかりとあるではないですか。

私達が拝殿横で休憩をとっていた場所の死角となっていたようでした。

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さて、この登山口からの取付きは
傾斜のある神社裏手の山(孫山)
孫山?  何か・・孫ついていますね(笑)

その孫山の急斜面は
以外にショッパイルートで
途中にあった
相模湖を見渡せる休息ポイントで息継ぎ。
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この休息ポイントから
傾斜もゆるくなり
幾つかの孫山ピークへの分岐道をやり過ごし
気持ちの良い整備されたルートを進みます。
翌日の11/4には、この周辺と陣馬山とつなぐトレイルランが告知されて
いましたが、なるほど、
気持ち良く走れそうですね。
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 9:35-9:40 ショウノ塚      

そんな軽快なルートの最終ポイント「ショウノ塚」に到着。
ベンチとテーブルもあり
ここで、みかん休憩
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ほどなく、与瀬神社で登山口を教えてくれた若者グループも到着。
彼らも休息する間に出発したのですが、
そこは、平均年齢で40歳は違う若者
直ぐに追いつかれてしまい
迷わず、道を譲りました。
とは・・言いながら
ある距離間を維持しようと頑張ったんですが
ものの数百メータでギブアップ!!

矢ノ音の頂上は無視し、そのまま進むと
栃谷坂沢林道(一般車通行止め)を横断。
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林道を横断すると
明王峠にへの最後の急登。
その急登は苦手な階段道。

ここは、一気に勢いに任せてGO!!

 10:12 明王峠      
これまでの静かな山道から
一変する様な
登山者の賑やかな話声が聞こえてきた。

相模湖駅から約1時間50分で明王峠に到着!!
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今日は、登る前から諦めていた富士山も
やはり・・・眺望できず。

さて・・ここからどうする?

相方さんは、薬王院で
私は高尾山口駅のモンベルで購入したいものがあったので

この先の大混雑は覚悟の
高尾方面に進路をとった。

明王峠付近の大木が
台風の被害なのでしょう。
凄まじい風の力です。

あの時の八王子自宅も
まるで故郷の高知での台風を思わせる様な強風でしたが
今更ながら台風の脅威を感じる、
(この後も、幾度か惨状に出会う)

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堂所分岐手前の
数年前に伐採されたエリアも
下草や雑木が覆いひろがり
伐採された頃の中央道を見下ろす展望がなくなってしまった。
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 11:12-昼食-11:55 景信山      

明王峠から1時間で景信山

奥高尾のメインストリートだけに
この時間帯でも多くの登山者が陣馬山に向かう。
そして、その半数近くが
いわゆる「トレイルランナー」

屈強な若者の中に
若い女の子もいたり
年を召された方もいたり
年齢幅がここ数年で広がった様な気がする。

そして、決まって彼らの素顔は
爽やかな顔・・・で、走り去っていく。

そして、辿り着いた景信山
今年のお正月のご来光登山以来だ。
(ブログ背景の写真)

定番のなめこうどんと
ビールを買って、早めの昼食タイム。
秋の陽射しを浴びながら
少しほろ酔い気分で景色を楽しむ至福の時。
あさ、無理して出発して良かったと思う。
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紅葉には、まだ、早いこの山域。

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小仏城山の電波塔の奥の
デコボコ稜線は、相州アルプスの山並み。
近場の紅葉スポットとして穴場。

そして、その右手奥の均整のとれた山容は大山。
大山阿夫利神社下社の紅葉も評判には聞くが
まだ観たことがない。
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そんな景色を楽しんでいるうちに
登山者も多くなってきたのでテーブルを空けて出発。


景信山から小仏峠、そして小仏城山と一気に
歩を進める。

登山者も多くなり、そして服装も登山者からハイカー
更に街中を歩くスタイルの人達も城山を超えると多くなった。

そういえば、独身時代に高尾から城山まで足を延ばした
私達も普段着だった様に記憶。

あ~、あれから何十年。今や、ジジババで同じルートを歩く
月日の経過も早いもんだ。

回想に浸っていると、いきなり前方に倒木と
通行止めのロープ。

迂回路が指示されています。

これは、全く知らなかった。
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日影沢への山斜面の伐採が終了し
この山域では珍しく
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開放感あるルートが迂回ルートとなっていた。
この迂回ルートの元ルートへの合流ポイントが
一丁平展望園地から城山に向かい少し下ったところ。
約200mが通行止めとなっていました。
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その一丁平展望園地からの
富士山眺望~残念!!
そして、昨年の12月に企画した天空忘年会も
そろそろ・・始動かな~。
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さて、ここから写真は割愛。
それは・・・この混雑レーダーでスゴイですね。
レーダーもさることながら
山の頂上で真っ青になっている混雑状態
ご推察ください。
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 13:30 高尾山      


高尾山山頂からは薬王院宿坊に通じるルートで混雑をさけました。
(この期間、6号路は登りだけの通行規制なので注意)

薬王院で相方さんの要をすまして
下山しようと本殿方向を眺めると
お~!!
黄色から朱色にグラデーションも鮮やかなモミジ。
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これからが高尾の紅葉も本番。
楽しみな11月です。

 14:41 高尾山口      

高尾山口に人混みをぬいながら下山
そして、高尾山口駅モンベル店で購入したかったTシャツ
息子BOBの友人がプロジュースしたTシャツとの
ことでしたが
高尾山の文字デザインが活かしているので
前々から気に入っていたもの
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これが、本日の最終目的でしたが・・・

相模湖駅から随分と遠回りした買い物でした。


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