なにやかにやで、8月頭の八ヶ岳から
遠ざかってしまった今年の山行。
季節は巡り
高山では秋山の便り。

その9月も
週末にはがっちりとガードされた秋雨前線で
お天気も中々定まらない
重苦しい、日々。

そんな中、お彼岸の三連休の中日に
奇跡的な晴れ予報
(前線が南下したとか、直ぐに北上しちゃうそうですが・・)


こんな日を逃すと
今年は登れる日がなくなってしまう。

ということで

今回は、後立山連峰は
唐松岳に登ってきました。

この山、5年前に一度
八方ー唐松ー五竜ー遠見への縦走を計画するも
生憎の天気で唐松で断念(真っ白)。
テン泊装備の歩荷トレにおわった
いつかはリベンジしようと考えたルート。

この3連休中、ゴンドラリフト(アダム)
土日は朝の6時30分に営業開始。
平日は、この時期は8時ですので要注意です。
(当初、黒菱駐車場を予定していたのですが事前調査不足で
現在、黒菱林道通行止めとなったいます。)

出足が少し遅れただけで
この長い行列。皆さん、晴れ予報のこの日にかけていたんでしょう。
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 6:46 ゴンドラリフト八方駅 出発      

約15分待ちでゴンドラ乗車。
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約8分の乗車で兎平に到着。
ここでリフトに乗り替え
リフト右手には、駐車を予定していた黒菱駐車場
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そして、再び
黒菱平で最後のリフトに乗り替えると
一気に青空も広がり
今日の山行に期待を持たせてくれます。
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 7:15 八方池山荘 出発      
約30分のアルペンライン乗継で標高差1060mを一気にのぼり
標高1830mの八方池山荘へ。
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山荘からの取付きポイントは
尾根筋直登の登山道ルートと
尾根斜面に九十九折れに巻きながら進む散策路の二通りで
この日は、登山道ルートを選択したつもりが
いつのまにか散策路を歩いてしまった。
(久しぶりの山で感覚が鈍ったか?)
直ぐに間違いに気づき
途中の合流ポイントで登山道ルートに。

途中、石神井ケルンまで一気に高度を稼いでいきます。
そのケルンで水補給休憩。
寒さも気にすることがなくロングのTシャツに。
風も少なく、気温も寒からず暑からず
ナイスなコンディションです。
↓ 石神石ケルン
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このケルンからは
傾斜もゆるく、次第にガスがとれゆく
八方尾根と五竜を眺めながらのトレッキングルート。
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トイレ建物の先に
散策路との合流ポイント
第二ケルンの広場(下山は散策路の木道を使用)。
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その広場を通過し蛇門岩の大岩がゴロゴロした坂道を登った先に
御存知、八方ケルンのお顔
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ケルンから更にハイマツ帯を抜けると
前半のチェックポイント「八方池」に
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 8:00-8:15 八方池      

ハイマツ帯をぬけると広い砂礫の広場になっており
白馬三山から不帰嶮までのパノラマを一望できます。

そして、お目当ての八方池は、この先の窪地に
(↓クリックで拡大可)。
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八方池には、この木道で下りていきますが
白馬三山に山腹のガスが気になりますねえ。
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まずは、不帰嶮の鏡ショット。
わずかに、さざ波が・・残念。(クリックで拡大可)
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グルーッと
池の周囲を廻りこみ、白馬三山の写し鏡。
時間が許せれば、さざ波がおさまるシャッターチャンスを
おさえたかったところですが
5年前のことを思うと大満足です。(クリックで拡大可)
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さて、ここからが八方尾根の特徴

ブラタモリでも取り上げられそうな地質学的な特徴で
樹林帯⇒高山植物帯が
この尾根では
高山植物帯(黒菱平ー八方池)⇒樹林帯(八方池ー丸山)と
逆転した植生に。

何故?
蛇門岩が影響している様ですよ。

そして、その樹林帯
下ノ樺へ歩を進めていきます。 
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まだまだ、黄葉ピークとはいえませんが
秋の陽射しをあびた色付く葉がまぶしい。
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樹林帯の中は、ひんやり。気持ちの良いルートが続きます。
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ダケカンバ林をぬけてコースは南側斜面のトラバースルートに
そして、ここからは
後立山の南峰の峰々の展望ルート
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暫くはザレた遮る木々の無い路が続きますが
再び、ダケカンバの林に(上ノ樺)。
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丸山・・・近そうで遠い。
辛うじて残っていた扇雪原にてブレークタイム。
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まだ、雪渓が残っているんだね~

10分程の休憩で息を吹き返し
ダケカンバ林をぬけると
丸山ケルンまで、もう少し。
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 9:20 丸山ケルン      
丸山さんて人の名前かなぁ~と
相方さん

このケルン、遭難碑とのことですが
丸山さんと関係あるのかどうかは不明。
自分は、元なでしこのFWを思い出してしまう。

でもね~、ケルンがある場所は広く開放感ある場所なんだよね。
この日は、雲海も見事。
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浅間、八ヶ岳、そして、薄っすらと富士山まで確認できました。
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雲上人となった先に目指す唐松岳(中央ピーク)
左手のピークは、頂上山荘裏手のピーク。
この日は、夏道が通行止めで
直登で、このピークを目指す。
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ただでさえ混み合う、このルート。
冬道の狭い尾根筋
午後には
渋滞ひどくなるだろうな。
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所々に
やり過ごせる場所もありますが
基本は痩せ尾根で注意が必要。
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 10:03 唐松頂上山荘上部      
尾根筋ルートの最後に設けられて階段をのぼりきると
強い向かい風と共に
突然に視界が広がる。
唐松岳頂上山荘の裏手にでた。

前回はガスで頂上部の山容が確認できなかった唐松岳。
そして、その後方に
剱岳と立山の峰々。
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左手には、男前な山容の五竜岳。
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ここから、強風の中
鞍部まで下り頂上に向けて登り返し。

これ、ちょっとキツかった。



猛々しい姿です。
私が?
勿論、五竜ですが。
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 10:22-10:45 唐松岳山頂(小休憩) 

八方池山荘から3時間ちょっとで
山頂に到達。
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頂上で食事をとるには風も強く
空腹感もないので
暫くは、この景色を楽しむことに。

山頂から見渡した領域は未踏エリアばっかり。

5年前に計画倒れに終わった五竜岳
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この稜線の難所
牛首を歩いてみたい。
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そして、何よりも
劔岳
いつ登れるのやら。
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白馬三山は歩いた!!
鑓温泉で泊まらなかったのは唯一の後悔。
唐松岳までの不帰嶮も未踏。
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まだまだ、未踏エリアの多い山域です。
連泊は必須かな。


さて、頂上荘裏に通じる尾根をみると
蟻さんの様に長い登山者の行列がつながる様になった。
うかうかすると、大渋滞にはまりそうなので
名残おしい山頂を後にした。
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再び、尾根道に戻ってきた。
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登山者の長い行列が繋がり初めてきました。
こんなとき、誰かが人の流れを切らないと
譲りあいを待っていたら先に進めません。
ということで、私が声をかけさせてもらいました。
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ただ、この尾根道は
午後1時過ぎには下り優先の看板がでていましたが、
下りの時間には要注意です。

 11:50-12:22 丸山ケルン(昼食)      

丸山ケルンまで下ってくると
登りの登山者も少なくなり、ひと安心。
ここでランチタイム。
今日は、新作「京うどん」
日本人の技術って、スゴイなと思うこの頃です。
インスタントねたと言えば
来月からの朝ドラ「まんぷく」
インスタントラーメンの発明者のドラマとか。
楽しみです。
スズメちゃんとカンちゃんロスになってしまいますが・・。
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お昼もすぎると
ガスも徐々に上がってきました。
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南側の麓からも
鹿島槍、五竜に這い上ってくる。
山が生きているって思う瞬間です。
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丸山ケルンから
上ノ樺、下ノ樺を通過
午後の陽射しで朝よりも紅葉の彩が
鮮やかになった感じ
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この紅葉も数週間後には雪景色に変わるのかなあ。
季節の移り変わりに頭がついてこない。
これも、今シーズン
山と距離があった影響でしょうか。
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相方のリクエストで撮影した
ダケカンバと白馬岳
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そして、長野の御大のマネ(笑)
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 13:15 八方池      
丸山ケルンではガスにのまれたと思った八方池
辛うじてセーフ。
ウォーリーを探せ!!
相方のポーズを探してみてください。
この時間帯、観光客も沢山
外国の言葉も増えてきてました。
八方は国際的ですね~。
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八方池を後にした直後
厚い霧に周囲が覆われてきた。
間一髪セーフだった様です。
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この後は、一気に八方池山荘まで
復路は、散策路の木道でスピードアップ。

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 14:00 八方池山荘      
この日のリフトの運転終了時刻は
午後4時40分。
十二分に余裕をもって下山してきましたが・・・

私、思うんですが
この運転終了って、どこまで厳格なんでしょうか?
まさか、箱根駅伝の襷リレーの制限タイムみたいなことは
やらないと思いますが
そうは言ってもキリが無いので
どこかで線を引くんだろうね。

何方か、経験あります?

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そんな会話をしながら
リフトで楽々下山。
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行動時間で約7時間の山行でしたが
眺望・紅葉・気温ともに快適・好条件で
久しぶりに
胸ときめかせてくれた山でした。

やはり、
天気が一番!!