2016年11月


この相州アルプス、仏果山までと経ヶ岳までのルート
関東ふれあいの道となっています。

経ヶ岳まで700mの道程
登りです。
イメージ 1

半原越から枕木の階段状の直登で一気に80mの登り。
ここで、nobuさんの足が加速。
この直登を一番に登り切っちゃいました。
イメージ 2

ここを登り切ると
雑木林の緩い登りに変わり
途中に休憩ベンチが容易されています。
ここからの展望も、これまた良しです。
イメージ 3

あの辺りは大磯かなっと
小田原のもろーさん。
海岸線まで手の届く様な距離間となってきています。
イメージ 4

この休憩ベンチから少しのところから
経ヶ岳山頂に向けた最後の急登上りが続きます。
途中、山頂から5名ほどのグループが下りてくるので
道を譲りましたが、そのグループのリーダーらしき方から
「山頂テーブルはアマチュア無線で占拠されているよ」
「???」

どうやら、山頂でランチプランも無残に砕け散りそうです。

山頂手前の経石を通過。
イメージ 5

谷側に廻ると、手作りの鳥居。
この冬には色あせていましたが、赤く塗装されていました。
イメージ 6

そして、その傍らには
ここにもツツジの帰り花。
イメージ 7

  経ヶ岳            am11:10  
先の登山グループのいっている通り
二つのテーブルは、無線愛好家によって完全占拠。
半原超に駐車していた2台の車も彼らのものなのでしょう。

それにしても、私達と目線をあわさず
コールサインの呪文を唱えていて
とても落ち着いてランチを食べる気分になれない。
イメージ 8
山は、譲りあってナンボの世界なんだけどな~

じゃ~、どうする。
次の山は、nobuさんも未踏のルート
山と高原の地図にルートもありません。
しかし、ここは「西山を守る会」による手作りの指導標が
ポイントポイントでつけられているので大丈夫。
次鋒の華厳山にてランチとすることに。


そして、思い出しました。
ひらさんが、前回、転がるように下っていった急坂
虎ロープ無しでは、本当に転がっていきそうです。
イメージ 9

途中、大きな倒木。
ここから展望を確認。
イメージ 10

下山口であるゴルフ場が眼下に見えてきました。
大厚木カントリークラブ 本コース
この9月にプレー中に猿の集団に襲われたのは
ここでは無いかといわれています。
(同行の皆は、熊に襲われたと私も含めて記憶違い)
イメージ 11

そういえば、先ほどから犬の鳴き声と銃砲。
狩猟シーズンなんですね。


先ほどの急坂をおり切ると
下った分、急坂の登り返し。
この坂道も地味にキツイです。
イメージ 12

  華厳山           11:55-昼食-12:25  
nobuさんにとって初めての山だったので
ここで1000座ショット!!
そして、念願のランチタイム。
イメージ 13
もろーさんから、小田原の蜜柑を頂きました。
美味しかったです。有難うございました。

昼食を食べ終わると
日差しも完全に雲の中、肌寒くなってきました。
イメージ 14

登山路というか踏み跡は完全に落ち葉の下
秋にルートを見失うパターン。
西山の会の方々が付けてくれたピンクのリボンが目標。
イメージ 15

そして、今回も
元気な50s!!
前回はひらさん
今回、もろーさんは途中断念。
それを見たnobuさんにスイッチが入った様です。
ドヤ顔が逆光になってしまい残念です。
イメージ 16


  高取山          13:10  
そうしているうちに
相州アルプスの最終峰「荻野の高取山」に到着!!
イメージ 17
高取山の山名は、この相州アルプスの第一峰の半原の高取山にもある様に
全国に多くインターネットで検索しても沢山表示されています。
一説には、鷹を捕獲する山の意味で「鷹取山」と
呼ばれていたものが高取山に変わったとか。

ブロ友ひらさんと今回一緒のtanmaさんが今月踏破した六甲縦走にも
高取山がありますね。あちらはタコ取りがタカ取りに変わった話があります。


そして、前回は未確認だった発句石に向けて高取山稜線を先に進みます。
途中、ロープ張られていますが
西山の会の案内ではOK。
イメージ 18

そう、この発句石の現在移された位置が相州アルプスの最南端にあたります。
イメージ 19

先行したnobuさん、開口一番
消えた稜線!!  残念な景色だな~。
目の前に広がる採石場、ひと山を削り取ってしまった様です。
イメージ 20

しかし、海岸線も
これまでよりも、より手近に見えます。
江の島の様子もよく分かります。
イメージ 21

東方の都心摩天楼も朝より
そのシルエットが明瞭になって見えます。
イメージ 22

削り取られた稜線の肩に
大きな石・・・何やら彫り込んだ文字が確認できますが
よくわかりません。
イメージ 31
「この山やこの鶯に人も居ず」の句が彫られているそうですが
この句を読まれた先人は、この景色を
どの様に感じるのだろうか。

高取山にもどり
尾根筋を下りていきます。
この下山路、周囲の紅葉もピークで
陽射しがさせば、秋の色彩に色どられた小道なんですが・・
イメージ 23

陽射しが欲しい~
イメージ 24
この下山路の終盤は荒れた路なので
要注意です。
イメージ 25

そして、鳥獣柵を開けて・・・・
え!! 
レバーが引っかかって・・・あかない。

門扉が少し傾いた様です。

困ったときのtanma頼みで
tanmaさんの魔法の杖で
無事に開けることができました。
イメージ 26
ティーグランドにいる方、いつものことで怪訝な顔つきでしたが
集団猿軍団ではないので(汗)。


ゴルフ場のカート道を進む。
暫くすると、狩猟していたメンバーがコース傍の
谷で火を起こしています。
イメージ 27

きくと、本日の戦果「いのしし」で
しし鍋の準備をしているとのこと。
傍らには大きなイノシシ。

二時間待てば、食べれるよ~と
誘ってもらいましたが、丁重にお断りしました。

ゴルフ場を抜けて
集落地をバス停に向かいます。
この日、はじめての相州アルプスの道標。
西山三山とは経ヶ岳・華厳山・高取山を称している様です。
イメージ 28

バス停には二時過ぎに到着するも
ふれあいの村に戻るバスは2時50分
約40分待ち。
(前回のブログを読み返してみると前には、この2時50分に
ドンピシャでバス停についていた様です)


近くの神社にて
休息させて頂きました。
イメージ 29

定刻から少し遅れてバス到着。
約10分ほどのバス旅(途中、交通規制有り)。
暖かい車中でうたた寝していましました。

バス停から、ふれあいの村まで
徒歩で駐車場まで戻ります。
イメージ 30


朝方は、雨の心配もした
秋の相州アルプス。
幸いにも、雨にもふられず
そして紅葉は想像以上で
条件がよければ、さらに綺麗な紅葉シーンを観れたでしょう。

近場の紅葉ルートとして
三本の指には入る素敵なルートでした。

そうそう、1月にはシモバシラの華も咲く様です。





今週の雪には吃驚しましたね。
その雪の前日の11/23にブロ友さん達と
今年2回目の相州アルプスを歩いてきました。

元々、この日は皆さん達と別の山を登る予定だったのですが
天候が読めないお天気・・特に午後が
それでは近場の山ということで
この冬に登った相州アルプスが選ばれました。

冬の相州アルプスは、こちらから・・


後編の最後の下りで
秋の相州アルプスを歩いてみたいと結んだ言葉が
実現することに。


コースは、ほぼ前回と同じルートですが
最後の荻野高取山から発句石まで足を延ばしました。


今回のメンバーは、いつものいぶし銀の50sメンバーplusヤング
今回の山行企画の
前回メンバーの
そして、後半ルートが今回初めての



現地集合は前回とおなじく愛川ふれあいの村第二駐車場に7時。
自宅から一番近いこうち隊
毎度のことながら、一番最後の到着です。

朝5時過ぎに起きた時には
空には星空が広がり「予報外したかな~」と
思っていたのですが夜明けに近くになるに従って
西から厚い雲が・・。
集合場所へ到着直前にはフロントガラスに雨粒がチラホラと。


  ふれあい駐車場 登山開始           am6:50  

運動公園となっている広い駐車場には私達の車のみ

朝のご挨拶をすませて
雨の落ちだす前に、さっと、登ってきちゃいましょう。
イメージ 2

駐車場から暫くは、ふれあいの村施設を廻りこむ様なかたちで進みます。
メタセコイヤの黄葉も、かなり進んできました。
イメージ 3

道なりに進んでいくと
宮ヶ瀬湖へと抜ける県道514号線にぶつかります。
今回、県道のトンネル前を直接に横断したのですが
前回の様に県道を潜るルートが安全です。

県道を横断すると、直ぐに暗い杉林の傾斜道に取り付きます。
登山口には山ヒルに注意の標識
夏場は・・丹沢とおなじく私達には近寄れないエリアです。

イメージ 4

杉林の斜面から尾根筋で出会い
暫く進むと林道を横切ります。
更に雑木林の尾根道を進みますが
この辺りから都心方面の視界が開けてきます。
今日は曇り空ですが都心のビル群
そしてスカイツリー・東京タワーも視認できました。
イメージ 6

落ち葉で覆われた登山道ですが
まだ、雑木林は秋の装いを残しています。
イメージ 7

前回の記憶のある尾根筋を跨ぐ道に
ここからの展望も開けています。
イメージ 8

地平線には筑波山のシルエット
左手のビル群は大宮あたりでしょうか。
イメージ 10

曇り空なんですが、色付いた山肌に
時折、スポットライトが差しこんできますが、これも味わいあり。
(この後も何度か)
イメージ 9

途中、植林した杉林を通過すると
再び、明るい雑木林に
高取山へ取り付く急斜面です。
冬には、この辺りから雪でガチガチ。
悪戦苦闘した記憶が蘇るが、雪がなくても
中々のものでした。
イメージ 5

展望塔の頭が見え始めてくると
もう直ぐで高取山山頂です。

 高取山           am8:20  

この山頂からの景色は、曇り空でも期待大。
イメージ 11

山頂に備えられたテーブルにザックを置いて
直ぐに展望塔に登ります。
イメージ 12

表丹沢主稜線です。左手のピークが二ノ塔・三ノ塔
下って表丹沢主稜線が緩やかねアップダウンで稜線標高がたかくなり
雲に隠れている直前のピークあたりが塔の岳・・或は、丹沢山と思われる。
丹沢山主峰の蛭ヶ岳は、今回も厚い雲の中です。
イメージ 14

宮ヶ瀬湖北岸方面の山並み
道志方面からアクセスする焼山から続く稜線だと思います。
この写真の左手奥が蛭ヶ岳。
イメージ 13

そして、南の方角には
ピラミッド状の山容が悠々しい大山の姿。
その大山北面の山肌の黄葉も綺麗ですね。
あ~~、陽の明かりが欲しい。
イメージ 15

その日差しは・・辛うじて
天子の梯子となって、仏果山に降り注いでいる様です。
イメージ 16

相州アルプス最高峰の仏果山に移動します。
イメージ 17

高取山から少し下りながら広い稜線道を進みます。
暫くすすむと宮ヶ瀬湖から登ってくる道に出合ったところが宮ヶ瀬超え
イメージ 18

NOBUさん、前回は
宮ヶ瀬湖側から、この稜線に登り
高取山・仏果山・経ヶ岳の周回ルートとのこと。
5年振りの稜線ルートです。

そして稜線故の多少のアップダウンはありますが、
良いペースで落葉した林を進みます。
イメージ 19

左手に仏果山の山頂部がみえてきました。
この辺りから一気に登ります。
イメージ 20

  仏果山            am9:10  

山頂部は林の中の小さな広場になっており
小さな祠とお地蔵さま
そして高取山と同じく展望塔が立っています。
イメージ 21

先ほどまで居た高取山。
山の稜線の最後端がピークです。
イメージ 22

最近は、6年前遭遇したバイク接触事故で
御無沙汰している塩水橋からの天王寺尾根も
写真に写っている稜線に延びている幾つかの尾根筋の一つなのだが・・
ヤビツ峠から清川にぬける県道も最近の道路事情も気になるところ。
イメージ 23

相州アルプスの見どころの一つ
南進するに従って海岸線が近くなってくること
(当たり前の話なのだが)
しかし、今日の天気は
スッキリした海岸線を見せてくれません。
イメージ 24

さて、次なる経ヶ岳に進むことに。
ここから暫くは露岩のでたヤセ尾根のルートで
注意が必要です。
イメージ 25

この辺りが、低山ですが
アルプスといわれるだけあって
左右は切れ落ちています。
景色に見惚れていると痛い目にあいそうです。
イメージ 26

山の「あるある話」
危険な場所ほど、展望が良い。

冬にも、ここからの写真を撮ったなあ~
イメージ 27

この道を積雪時によく通過したなあ~
と愚行を感心。
イメージ 28

この時間帯、雲の隙間から陽が差し込む様になり
山肌を染めた黄葉が一際鮮やかにみえてきました。
イメージ 29

そして突如後方から
nobuさん:「ツツジだよ、ツツジ!!」

前回の瑞牆山もそうでしたが
nobuさんの花に対する嗅覚に感心しきりですが
今回も、この晩秋の時期に咲いているツツジを発見!!
イメージ 30

見事に淡い朱色のツツジ
イメージ 31
帰宅後にネットで調べてみると
秋は気温や日照時間が春と日得ることで間違えて咲かせる現象がある様です。
帰り花とか狂い花と言われるそうですが
帰り花の呼称が良いです。
しかし、翌日には雪・・・さど、寒かったことでしょう。

経ヶ岳の手前にあった地味な山をわすれていました。
「革籠石山(かわごいわやま)」
イメージ 33

ここから半原超まで一気に下っていきます。
冬に樹々についた雨氷が解けて
林の中だけが雨の様になっていたところです。
イメージ 32

途中で土山峠からのルートと出合いますが
この周辺の黄葉も素晴らしい彩りでした。
イメージ 34
日差しも雲で遮られてしまい
写真も、少し露出を飛ばし気味にごまかす。

ここから少し登り返して
イメージ 35

一気に半原超まで標高を下げますが
前方には、経ヶ岳の全容がみえてきました。
半原超からの100mと少しの登り返しが待っています。
イメージ 36

途中、鮮やかに赤く色づいたモミジと大山とのツーショット。
イメージ 38


  半原越            am10:40  

最後の下りは植林された杉林の中をおりていきますが、半原越は賑やか。
車が二台とサイクリンググループ数人が休息をとっていた。


イメージ 37
時刻も11時近くなって、お腹も空いてきており
前回と同じく経ヶ岳の山頂のテーブルでランチタイムをと
この後の急登道を一気に登っていきます。





竜ヶ岳・・・
関東の人間にとって
竜ヶ岳といえばダイヤモンド富士の本栖湖湖岸の山が浮かぶ
この鈴鹿の竜ヶ岳も山頂部に遮るものがなく
なだらかで広く周辺の稜線も笹原がひろがる展望ルート

しかし、この日も
笹原の主稜線ルートにでると
風の吹きっさらしで防寒準備して再出発。

 金山尾根・主稜線合流P   9:30 


イメージ 1

笹原にのびる筋の様な一本の道をすすむ
イメージ 2

笹原を暫くすすむと
背丈の低い樹木が目立つ様になる。
これが春は白い羊
秋は赤い羊と化すシロヤシオなんです。
イメージ 3

そのシロヤシオが牧草地の様な笹原に点々と広がる光景が
羊の放牧地に様にみえるのですが・・・
ここまで確認したシロヤシオは紅葉のピークを過ぎ去った様です。
赤から茶色とかした葉が多く
落葉してしまった樹々も
イメージ 4


その放牧地をみおろせる
ベストビューは、竜ヶ岳へ登る直登路
さあ、登るぞ!!
イメージ 5

そして振り返った光景・・・
残念・・・タイミング外した。
茶色の羊と化しておりました。
イメージ 6

よくよく見ると
少し赤みがかったシロヤシオも残る。
雰囲気だけでも味わえたので良しとするか。
イメージ 15

momo隊のこの笑顔が、開放的なルートにリフレッシュ感を
裏付けていますね。
イメージ 7
でも・・・・・山頂に近づくに従って
徐々に風の吹きっさらしに。


 竜ヶ岳山頂   9:55-10:10 

笹が切り払われた広い山頂に到着
キャンプ場から休み休みで約3時間かかりましたが
この青空と笹原の展望ルートに疲労感なし
イメージ 8
方位盤にカメラをのせて、1000座ショット!!
この山は、未踏の山でしたよ。

その方位盤
竜ヶ岳を中心に鈴鹿マウンテンセブンの山がならぶ
こうち隊は、御在所岳(2回)・鎌ヶ岳(1)登っており
今回で3座目です。
イメージ 9

山頂からの展望は360度のパノラマビュー
お隣に見える山は藤原岳
東側の採石場が痛々しいですがマウンテンセブンの一座です。
イメージ 10

その北側には御池岳
イメージ 11

西側は霞んでいますが四日市から伊勢湾をのぞめる
開放感あふれる景色がひろがる
イメージ 12

イメージ 13

ここでランチタイムとしたかった4人なんですが
この日の山頂は冷たい強風にさらされていて
とても食事をする雰囲気でなく
後ろ髪をひかれる思いで山頂をあとに
イメージ 14

竜ヶ岳-遠足尾根で下山

再び、放牧された茶色の羊を眺めながらの下り道
シロヤシオの花の咲くころには白羊に??
シロヤシオの花は葉の影に咲くので
遠くからは白く目立たないのでは・・・疑問。
3年前にシロヤシオの時期に登ったmomo隊も、まったく印象なし↓
イメージ 16

おや?!
白羊が一匹・・・
イメージ 44

イメージ 45


落葉したシロヤシオの林を進む。
白羊でなくても、これほど立派なシロヤシオの花が咲いた様は
さど美しいんだろうな。
イメージ 17

御池岳方面の頂上部は落葉しているようですが
山腹部には
イメージ 18

パッチワークの様な色とりどりの色が広がっています。
イメージ 19

 金山尾根・主稜線合流P   10:30-11:15 

金山尾根下り分岐まで戻ってきました。
ここまでランチを食べるのに適した場所がなく
結局、朝に小休憩した場所でお昼をとることに
イメージ 20

momo隊は、今シーズン初めての鍋焼きうどん?
お隣さんの美味しそうな昼メニューを眺めながら
カップ麺とお握りの定番ランチ。
イメージ 21

時刻も11時を過ぎると目の前を登ってくる登山者の数も多くなってきました。
このお天気に誘われて登ってこられるんでしょうね。

お腹もおちついたところで
重たくなった腰をヨイショッ
遠足尾根ルートで下ります。


遠足尾根って、響きが良いですね。
この響きに誘われて登る方が多いようですが
杉林の地味な急斜面登りがあるので覚悟が必要とのこと。
momo隊も3年前に下りでは
暗い杉林の下りのネガティブな記憶しか残っていないようで
イメージ 22

こちら側の笹は少し枯れかかっているようで緑が後退した部分も
然しながら、シロヤシオの樹木は多いです。
イメージ 23

これが赤い羊の正体ですが赤みから茶色に枯れてきています。
この葉は、シロヤシオ花さく頃も先端が赤みを帯びるので
味わいがあります。
イメージ 24

苔むした日本庭園の様な箇所を通過
イメージ 25

そして、紹介が遅れてしまいましたが
鈴鹿の山々です。これからもお邪魔します。
イメージ 26

緩やかな下り
前方は四日市方面・・・・
丹沢塔の岳からの下りと景色が被ってしまいます。
イメージ 27

このルートの中腹には、まだ色付いた樹々が残っているようです。
イメージ 28

樹林帯に入る手前
竜ヶ岳の見納めか・・・
イメージ 29

樹林帯の中は、午後の秋の陽射しを一杯にあびた
秋色に色付いた葉の乱舞
イメージ 30

足取りも軽く・・・スキップしそうな
momo隊の二人
イメージ 31

一週間前には福島の紅葉
その数日前には八ヶ岳麓の黄葉と
9月に山に登れなかった期間を一度に取り戻した感があります。
イメージ 32

素晴らしい・・美しい
イメージ 33

途中で伊豆の山に迷いこんだ様に馬酔木の林を抜けます。
イメージ 34

更に暫く進むと
暗い杉林の入り口に到着
ここで紅葉は終わりかな~
ここからは黙々と下るだけ。
イメージ 35

と、思いきや
岩塊が積み上がられた様な小ピークが展望ポイントになっていて
そこから、竜ヶ岳山頂を眺めることができます。

イメージ 36

竜ヶ岳と手前の尾根が登りのルート金山尾根
イメージ 37

この景色のあとは、奥多摩の様な
九十九折れの杉林をひたすら下るのみ。
約30分ほどで、朝通過した遠足尾根登山口に戻ってきました。
イメージ 38

林道をキャンプ場まで戻りました。
お土産屋さん傍の
朝は陽がさしておらず暗かったモミジも
午後の暖かい陽射しで・・
イメージ 39

素晴らしい錦絵の様な彩をみせてくれました。
イメージ 40

 宇賀渓キャンプ場PA   13:30 

朝提出した登山届に下山時刻を書きこんで
竜ヶ岳登山は無事終了!!
駐車場も満車!!

この竜ヶ岳へのルートは周回ルート含めて色々ありそうで
楽しめそうですね。
イメージ 41

さて、駐車場に戻り
荷物の整理をしていると
paraさん-カメムシ事件
paraさん、カメムシに好かれてしまった様で
車に乗車できません。
うまく、とれたのでしょうか(笑)
イメージ 42

この後、momo隊は
前回、私達もつかった日帰り温泉
アクアイグニスへ、そして翌日の高野山にむけて移動

今日一日、お疲れさまでした!!
名古屋遠征のおりには、また、鈴鹿マウンテンセブン登りましょう!!



こうち隊は藤原岳近くの
阿下喜温泉 あじさいの里を利用
大人500円でコスパ ◎でした。
イメージ 43

次回は藤原岳かな~。






11月の紅葉登山
第三弾は、名古屋遠征の山行
鈴鹿マウンテインセブンの一座
「竜ヶ岳」に登ってきました。

名古屋遠征
ここに住む長男家族の孫シューちゃん目的なんですがね。
その前に近くの鈴鹿の山に登った次第。

鈴鹿は、これまで
「御在所山」「鎌ヶ岳」2座登っていて
今回、どこを登ろうかと
地元のブロ友「がんちゃん」や
momoさんの相方「paraさん」に相談していたところ
ヤマレコで話題の
紅い羊のお山「竜ヶ岳」に白羽no矢⇒

とすると、paraさん、momoさんも参加されるとのことで
急遽、オフ会登山に

がんちゃんとも歩きたかったのですが
何と、この日はお仕事で北海道
中々、タイミングがあいませんね。
次回、よろしくお願いします。

登山ルートの紹介
今回のルートはmomo隊に選択してもらいました。
登山口である宇賀渓キャンプ場から金山尾根・竜ヶ岳
そして下山は遠足尾根でおりてきました。
イメージ 1



momoさん記事は、こちらから


宇賀渓キャンプ場~竜ヶ岳山頂

momo隊との待ち合せは、宇賀渓キャンプ場手前の無料駐車場に6時半の集合。
この駐車場、キャンプ場入り口手前にあり
こうち隊・・見逃して通りすぎてしまいました。
paraさんからLINEにて
「Uターンしてきてください」のご案内。

momo隊の車の横に場所を確保して頂いていました。

今日は、paraさんの地元の山
momo隊についていくばかりなので
お気軽な登山が楽しめそうです。
イメージ 2

 宇賀渓キャンプ場PA   6:45 


車道を100m進むと右手に大きな
キャンプ場のアーチを通り抜けていくと
イメージ 3

その右手には広い有料駐車場とトイレが備わっています。
ここでは、環境保全協力費として
一人200円徴収されます。

有料駐車場を使用した方は駐車料金500円に含まれているそうですよ。

そして目立つのは
モルゲンロートに染まる女性的な竜ヶ岳の稜線
お~っ!! 結構な距離で。
イメージ 4

登山届を提出し出発。
(下山時には提出した登山届に下山時間を書きこむシステム)
イメージ 5
開店前のお土産屋・食堂を抜けアーケードを潜って進むと
宇賀川に沿って上流へとつづく林道が延びている。

momo隊とは、今年は正月明けの高尾山と5月オフ会の北八ヶ岳-茶臼岳
磐梯山と例年になくご一緒させてもらっています。
この林道歩きも、近況報告やらなにやら
お喋りしながらなので時間経過が早いです。
イメージ 6

遠足尾根登山口を通過。この日、ここを下山します。
イメージ 7

林道終点から渡渉します。
少し前まで吊り橋の様になっていたようです。
川を渡ってすぐに高巻きの道を登ると
イメージ 8

青く塗られた「魚止橋」で再び対岸に。
イメージ 9

この橋を渡ってすぐに魚止橋の案内標が立っていましたが
今回はスルー。
「ひらさんだったら、絶対に寄り道するよね~」
「そうそう」
なんて、ひらさん、くしゃみしていなかった?

案内標を過ぎると
鈴鹿のお山の特徴である花崗岩が露出した急坂に
登山道は変化していきます。
イメージ 10

すると、ここに金山尾根登山口の道標が立っていました。
林道から別れてから20分、ここで
まだ、登山口なんだね。
ボヤキまくりながら登る4人。
記事をクリップする
イメージ 11

登山口から高度は一気に稼ぐ・・ということは
急登が続くってことです。

それも一瞬のことで
直ぐに平坦なルートにであうと松の木々の隙間から
竜ヶ岳山頂部がみえてきました。
その気持ちよさそうな稜線までのアクセスを阻んでいる
前方の山を超えなければ。
イメージ 12

ルートは登山口の荒々しい道から
広く明るい紅葉した広葉樹林帯へとかわっていく。
イメージ 13

この辺り、気持ちよいルートです。
イメージ 14

何しろ、この紅葉が気分を高揚させてくれます。
イメージ 15

皆さん、樹木の名前・・どの位、ご存知ですか?
紅葉の季節を迎える度に知識の無さを嘆いてしまう私です。

イメージ 16

イメージ 17

紅葉樹林帯をぬけると
前方に岩塊の転がる急坂が現われました。
イメージ 18

この先には、青い空が木々の隙間から見えており
森林限界線を抜けそう。

この先の展望に期待をこめ
足取りが思わず早くなってしまう。
イメージ 19

そして、登りつめた先には
期待に違わない竜ヶ岳山頂
イメージ 20

振り返ると伊勢湾でしょうか。
四日市の海岸線と太陽の光をあびた海の輝き
イメージ 21

もう、少し先でやすもうと
更に歩を進めていく
イメージ 22

右前方の平坦な稜線は下山用の遠足尾根
イメージ 23

その遠足尾根との合流ポイントに到着。
道標の奥の山は、藤原岳
イメージ 24
イメージ 25

ここで、チャージタイム。
paraさん、最近
身体が絞れているな~。山に登れてないのかな~と心配しちゃいます(笑)
momoさん、前日は東京で飲み会だったとのこと
新幹線移動で余りよく眠れていないって、言ってたけど
この天気で気分をリフレッシュしてくれたかな。
イメージ 26

後方には、緩やかな山容の竜ヶ岳が
私達の到着を待ってくれています。

その前にお目当ての赤い羊は眺められるか。
イメージ 27

後編に続きます。



護摩壇からの続き

護摩壇から再び樹林帯にもどり
秋の山道散歩です。
イメージ 1

暫く進むと
大きな広場にであいます。
ここが、国司館跡です。
イメージ 2
南北朝時代、南朝側(天皇)最強の武将北畠顕家が
多賀城から霊山城に移りを国府を開いたときの遺跡だそうです。
昔、大河ドラマ「太平記」では
後藤久美子が北畠顕家の役だったわけですが美男子だったそうですよ。

その国司館跡の上の段に霊山城広場がありますが
展望はないので、そのまま霊山最高峰目指して進みます。
イメージ 3

緩い坂道を登り切った場所に
東物見岩の入り口看板。
イメージ 4

 東物見岩(霊山最高峰)   9:30-昼食-10:04 

ここからは、太平洋側の展望が開けています。
イメージ 5


・・・が、残念ながら
水平線というか太平洋側は靄がかかっていて良くわからず。
こんなにお天気が良いのに残念なこと。
イメージ 6
ここで遅めの朝食というか早めの昼食休憩。
(最後に方で絶好の展望ランチスポットがあったのに
早まったランチであった。⇒後ほどに)

ランチ休憩の後は、山を下るのみ。
登山道周辺の紅葉を鑑賞しながら
目の肥しとさせて頂きました。
イメージ 7

モミジも陽射しの当たり方で綺麗な模様をつくってくれています。
イメージ 8

相方の足取りも軽く
紅葉に浸りながらの山歩き。
ここで・・・二人が異口同音に
この雰囲気って、映画「滝を見に行く」に似ていない?
紅葉を楽しみに幻の大滝をみて温泉でゆっくりするはずだった
山に迷った7人におばさんの話
・・・まだ、ご覧になっていない方はレンタルで(笑)
イメージ 9
こうち隊は、道迷いしません。失敗しないので~(ほんと?)

今回のルートで事前学習していて
期待していた蟻の戸渡り
戸隠の方が有名ですが、こちらにも命名された場所があるんですね。

蟻の戸渡り近くの茂みが眺めた戸渡りを楽しんでいる人たち。
イメージ 10

それでは、早速行ってみましょう!!
イメージ 11

??? これが蟻の戸渡り・・・・
戸隠の本家を知らないですが
少し肩透かしをくらったかな~
イメージ 12

ただし、素晴らしいのは
その全面に広がる紅葉に色付いた森
今回は周回コースでしたが
ここから眺められる奥の山々まで縦走ルートもあるようですよ。
イメージ 13

蟻の戸渡りを通過して直ぐに
望洋台
イメージ 14
その名の通り
太平洋を展望できるビューポイント

先ほどより、海岸線が見える様な気がします。
イメージ 15
望洋台からは
山を下っていきます。
五百羅漢岩・弘法の突貫岩を眺めただけ~
一気に中腹部までおりていくと

 弁天岩   10:38-休憩-10:56 

弁天岩入り口の看板
その先で大きなカメラをセットした方が山の写真を撮影していたが
まだ、この先がありそうだ。
イメージ 16

岩稜地帯に生えた松の枝を避けながら
先に進むと
イメージ 17

前方に黒い大岩出現!!
良く見ると男性が一人でランチ休憩しているじゃないですか。
どこから登れるのか大岩の周辺をながめると・・
イメージ 28
梯子発見!!

その大岩に架けられた梯子を攀じ登ると
この日ベストの眺望が眼前に!!
イメージ 18
岩場で休息していた方に話かけると
伊達市地元の方で(以降、伊達さんで・・)
この岩場は、穴場で
皆さん、ここまで足を延ばす方は少ないとのこと。
知っていれば、広いこの岩場は絶好のランチポイントです。


前方の稜線は朝に登った宝寿台あたりでしょうか。
そして、先ほどから気になっているのは
後方の景色
イメージ 19

山を削りとった場所に白いものが積み重ねられています。
伊達さん談:除染廃棄物で行き場のないもの。
イメージ 29

その右側のコンモリした森の中に建てられた白い建物は
伊達市 除染廃棄物専用焼却炉だそうです。
イメージ 30

5年経過するのですが311は福島では続いています。
この霊山から相方の実家への帰路でも除染作業をみかけました。

話題を山にもどしますが
朝登ったルートから推定すると
凄く見辛いですが白い点の様な人影をみえます。
あれが、朝登った日暮岩です。
イメージ 20

ズームすると、あちらの方
こちらを撮影していますね。
イメージ 21


さて、ここからの景色で目に付くのは
中国の風水画にでもでてきそうな奇岩と
色とりどりの木々が調和していて美しい
イメージ 22

この岩は狛犬みたいですね
イメージ 31

そして休憩している大岩の崖下先にも
もう一つの岩峰がある。
これが・・もしかして弁天岩なのかな。
伊達さんの話では、あそこまで足を延ばす方はいる様ですよ。
・・ということで、近くまでよってみましたが
まず、ここをザイル無しで下りる勇気ありません。
今日は・・よしときましょう。
イメージ 32


弁天岩で20分近く
地元の話を色々聞かせて頂き
お礼をいって伊達さんと別れる。

ここから、先ほど見た日暮岩まで山腹を巻きながら進むルートに。
この日に道標には、このルートで倒木があり通行止めとなっていましたが
皆さん、関係なく往来しているので
そのまま進む。

すると、これまでキッチリ整備されていた登山道で
一部大きな樹木が倒れてしまい道が崩壊している箇所に
イメージ 23
自己責任ということで歩きましたが
普通に山歩きしている登山者には関係なさそう。
しかし、このルート、観光客も歩いているので
その様な表記になるんでしょうね。

再び、日暮岩に戻ってきました。
岩の上に、流石に先ほどの白い服の方はいなかった。
イメージ 24

朝と違って、先ほどまでいた
弁天岩の岩峰が良く分かる。
右下の岩峰二つのうち
小さい岩峰で、この日暮岩を眺めていました。
大きな方は、よしといた奴です。
イメージ 25

でも、気持ちよさそう
イメージ 26

日暮岩からは
朝のルートを下りていくだけ。
朝と違って登ってこられる登山者というより
観光客の数も多くなってきました。

 登山口PA   11:45 

朝と違って駐車場から
駐車場にいたる車道の路肩も路上駐車の列
地元の方々が誘導している様なので車の台数は多いですが
混雑感を感じません。
イメージ 27

この後、駐車場下の日帰り入浴(残念ながら温泉ではない)で
汗を流し、福島市のプチショッピング
相方の実家へと

この霊山ですが
伊達さんの話では来年には相馬から山形にぬける高速が繋がると
この山の近くにもICができて
これまで以上にアクセスが容易になるそうです。

チャンスがあれば、縦走ルートなんか
歩いてみたいですね。

この山を紹介して頂いた
あかりんごさん
感謝です。



↑このページのトップヘ