この相州アルプス、仏果山までと経ヶ岳までのルート
関東ふれあいの道となっています。
経ヶ岳まで700mの道程
登りです。
半原越から枕木の階段状の直登で一気に80mの登り。
ここで、nobuさんの足が加速。
この直登を一番に登り切っちゃいました。
ここを登り切ると
雑木林の緩い登りに変わり
途中に休憩ベンチが容易されています。
ここからの展望も、これまた良しです。
あの辺りは大磯かなっと
小田原のもろーさん。
海岸線まで手の届く様な距離間となってきています。
この休憩ベンチから少しのところから
経ヶ岳山頂に向けた最後の急登上りが続きます。
途中、山頂から5名ほどのグループが下りてくるので
道を譲りましたが、そのグループのリーダーらしき方から
「山頂テーブルはアマチュア無線で占拠されているよ」
「???」
どうやら、山頂でランチプランも無残に砕け散りそうです。
山頂手前の経石を通過。
谷側に廻ると、手作りの鳥居。
この冬には色あせていましたが、赤く塗装されていました。
そして、その傍らには
ここにもツツジの帰り花。
経ヶ岳 am11:10
先の登山グループのいっている通り
二つのテーブルは、無線愛好家によって完全占拠。
半原超に駐車していた2台の車も彼らのものなのでしょう。
それにしても、私達と目線をあわさず
コールサインの呪文を唱えていて
とても落ち着いてランチを食べる気分になれない。
山は、譲りあってナンボの世界なんだけどな~
じゃ~、どうする。
次の山は、nobuさんも未踏のルート
山と高原の地図にルートもありません。
しかし、ここは「西山を守る会」による手作りの指導標が
ポイントポイントでつけられているので大丈夫。
次鋒の華厳山にてランチとすることに。
そして、思い出しました。
ひらさんが、前回、転がるように下っていった急坂
虎ロープ無しでは、本当に転がっていきそうです。
途中、大きな倒木。
ここから展望を確認。
下山口であるゴルフ場が眼下に見えてきました。
大厚木カントリークラブ 本コース
この9月にプレー中に猿の集団に襲われたのは
ここでは無いかといわれています。
(同行の皆は、熊に襲われたと私も含めて記憶違い)
そういえば、先ほどから犬の鳴き声と銃砲。
狩猟シーズンなんですね。
先ほどの急坂をおり切ると
下った分、急坂の登り返し。
この坂道も地味にキツイです。
華厳山 11:55-昼食-12:25
nobuさんにとって初めての山だったので
ここで1000座ショット!!
そして、念願のランチタイム。
もろーさんから、小田原の蜜柑を頂きました。
美味しかったです。有難うございました。
昼食を食べ終わると
日差しも完全に雲の中、肌寒くなってきました。
登山路というか踏み跡は完全に落ち葉の下
秋にルートを見失うパターン。
西山の会の方々が付けてくれたピンクのリボンが目標。
そして、今回も
元気な50s!!
前回はひらさん
今回、もろーさんは途中断念。
それを見たnobuさんにスイッチが入った様です。
ドヤ顔が逆光になってしまい残念です。
高取山 13:10
そうしているうちに
相州アルプスの最終峰「荻野の高取山」に到着!!
高取山の山名は、この相州アルプスの第一峰の半原の高取山にもある様に
全国に多くインターネットで検索しても沢山表示されています。
一説には、鷹を捕獲する山の意味で「鷹取山」と
呼ばれていたものが高取山に変わったとか。
ブロ友ひらさんと今回一緒のtanmaさんが今月踏破した六甲縦走にも
高取山がありますね。あちらはタコ取りがタカ取りに変わった話があります。
そして、前回は未確認だった発句石に向けて高取山稜線を先に進みます。
途中、ロープ張られていますが
西山の会の案内ではOK。
そう、この発句石の現在移された位置が相州アルプスの最南端にあたります。
先行したnobuさん、開口一番
消えた稜線!! 残念な景色だな~。
目の前に広がる採石場、ひと山を削り取ってしまった様です。
しかし、海岸線も
これまでよりも、より手近に見えます。
江の島の様子もよく分かります。
東方の都心摩天楼も朝より
そのシルエットが明瞭になって見えます。
削り取られた稜線の肩に
大きな石・・・何やら彫り込んだ文字が確認できますが
よくわかりません。
「この山やこの鶯に人も居ず」の句が彫られているそうですが
この句を読まれた先人は、この景色を
どの様に感じるのだろうか。
高取山にもどり
尾根筋を下りていきます。
この下山路、周囲の紅葉もピークで
陽射しがさせば、秋の色彩に色どられた小道なんですが・・
陽射しが欲しい~
この下山路の終盤は荒れた路なので
この下山路の終盤は荒れた路なので
要注意です。
そして、鳥獣柵を開けて・・・・
え!!
レバーが引っかかって・・・あかない。
門扉が少し傾いた様です。
困ったときのtanma頼みで
tanmaさんの魔法の杖で
無事に開けることができました。
ティーグランドにいる方、いつものことで怪訝な顔つきでしたが
集団猿軍団ではないので(汗)。
ゴルフ場のカート道を進む。
暫くすると、狩猟していたメンバーがコース傍の
谷で火を起こしています。
きくと、本日の戦果「いのしし」で
しし鍋の準備をしているとのこと。
傍らには大きなイノシシ。
二時間待てば、食べれるよ~と
誘ってもらいましたが、丁重にお断りしました。
ゴルフ場を抜けて
集落地をバス停に向かいます。
この日、はじめての相州アルプスの道標。
西山三山とは経ヶ岳・華厳山・高取山を称している様です。
バス停には二時過ぎに到着するも
ふれあいの村に戻るバスは2時50分
約40分待ち。
(前回のブログを読み返してみると前には、この2時50分に
ドンピシャでバス停についていた様です)
近くの神社にて
休息させて頂きました。
定刻から少し遅れてバス到着。
約10分ほどのバス旅(途中、交通規制有り)。
暖かい車中でうたた寝していましました。
バス停から、ふれあいの村まで
徒歩で駐車場まで戻ります。
朝方は、雨の心配もした
秋の相州アルプス。
幸いにも、雨にもふられず
そして紅葉は想像以上で
条件がよければ、さらに綺麗な紅葉シーンを観れたでしょう。
近場の紅葉ルートとして
三本の指には入る素敵なルートでした。
そうそう、1月にはシモバシラの華も咲く様です。