2016年09月

今年の9月
迷走台風やら日本列島周辺に変な低気圧がウヨウヨと
御蔭様で週末の予定が中々まとまりません。

9月第二週目の週末も
木曜日になって漸くマーク
ところが、いつもの相棒が肝心の土曜日に女子会と・・
何かチグハグ。

そんな困った時に
ブロ友もろーさんの予定をきくと
河口湖に用事があるとのことで
その周辺だったら・・と、快諾してくれました。

そして、もろーさんに提案したプランが↓の縦走プラン
車2台使えるので
すずらんの里入り口から大石峠に登り
節刀ヶ岳・鬼ヶ岳と縦走し
西湖根場へと下山するルート。
節刀ヶ岳と鬼ヶ岳の区間が未踏エリア。



もろーさんとはゴール地点の西湖根場のスポーツ広場傍の
駐車場に6時半に集合。

今回は、私達二人に
瑞牆山で初参加して頂いた
相方の元同僚のご主人「さと~さん」もご一緒。
50’s トリオ編成です。

私の車に同乗してもらい
西湖湖岸から河口湖湖岸、そして若草トンネルを抜けて
すずらんの里入り口傍の駐車場に。
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ここからは、2年前の春のオフ会で使用した駐車場。
その時には、節刀ヶ岳・十二ヶ岳と縦走し桑留尾に下山しました。

ところで、この日の朝のお天気
晴れ予報にも関わらず
高速富士五湖線から目の前に見える筈の富士山が
雲隠れ~
何か、いやな予感を感じます。

 すずらんの里入口PA  6:46 


車道から大石峠への登山口に入り
暫くはアスファルトかセメントを打った様な車道を登り
5分程のところで左折し
沢を渡ります。

沢を渡ったところで道は若干下る様ですが
下って登り返すので正解。
なんと、この時に間違って山の中に入ってしまいました。
前回は新緑前の春先のことで
季節が変わると周囲の景色に惑わされます。
・・というか、もの忘れが早くなってきたようで(泣)
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車道は途中で山道に変わり
そこからは大石峠に向けて
ひたすら登るのみ。
相方のKASHIMASHI娘隊に負けず劣らず
50年代生まれの3人、会話も弾みましたよ。
でも、殆ど覚えていないんです。会話の内容??

登山道の勾配も大きくなり息も荒くなってきました。
しかし、先週の白毛門の根っこ岩イワ道から比較すると楽勝。


途中、2年前も休憩した水場分岐ポイントで休息タイム。
ここで水補給とペットボトルを取り出し
ザックに再び差し込もうとしたときに
ペットボトルが転がり
あっというまに20mばから落ちていってしまう失敗。
実は、登山口でも車のライトが消したか自信がなく
200mばかり引き返したり・・・何か、この日の登山
何か変な力が、私の行動を邪魔している様だ。
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 大石峠  8:10 

登山口から85分で大石峠に到着。
ここまで標高が高くなるにしたがい
周囲の展望がまっ白。

従って、期待した大石峠からの富士山は
白いベールが下ろされた侭。
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もろーさん、今年に釈迦が岳から新道峠まで周回しており
今回の山行がなければ大石峠経由で新道峠と節刀ヶ岳をピストンしようと
考えていたそうですが、やはり、ピストンより縦走が良いですよね。

ここからは御坂山塊の稜線
この稜線道・・・トリカブト多いです。
そして、蜘蛛の糸も・・
ストックで糸をはらい落としながら進む
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金堀山までの登りきったところで
もろーさん、エネルギー補給。
金堀山といい、この後の金山といい
山梨県には金がつく山が多いですね。
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おっと、ここのトリカブトは
薄く淡い紫色で綺麗です。
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このルート上からガスっていなければ
十一ヶ岳と十二ヶ岳間の切通しが眺められるのですが
今日はノーチャンスの様子。

もろーさん、奥秩父の様だと言われた針葉樹の林にルートは変化。
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緩い坂を登り切ると
節刀ヶ岳への分岐ポイント
ここから5分程で山頂です。
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途中、展望の良い岩場ポイントも
今日は残念なことに。
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 節刀ヶ岳  9:30-9:40 

大石峠から80分で
節刀ヶ岳。今回2度目です。山梨百名山の山ですね。
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ここからは十二ヶ岳越に富士山の展望の良いポイントです。
この節刀ヶ岳、甲府側から
均整のとれた尖ったピラミダカルな山容の山です。
直ぐにわかります。

分岐ポイントに戻り
鬼ヶ岳へのルートへと進む。

途中、熊鈴の音が聴こえ
この日、初めての若い男性二人とすれ違い
根場から節刀ヶ岳へのピストンで後ほどに
鬼ヶ岳で追いつかれてしまいました。

そして、周囲が次第に明るくなったと感じたのは
気のせいなのでしょうか。時折、陽の光が差し込んできます。
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金山に到着!!
ここは鬼ヶ岳ルートと十二ヶ岳ルートの分岐点
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そして、何より嬉しいのは
富士山の山頂部が見えてきました。
何度も観ている富士山ですが
ガスガスの空から顔を出してくれた富士にも感動を覚えます。
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そして、鬼ヶ岳へ
少し進むと前方に鬼ヶ岳とシンボルの角が遠望できます。
天候も回復傾向
3人の足取りも今まで以上に軽くなってきました。
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そして、鬼ヶ岳への険しい山道も
天気回復でパワーをもらいます。
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途中、振り返ると
十二ヶ岳のピークが展望できるではないですか。
この日のスタート、7時前で
もう少し遅くにスタートしていれば節刀ヶ岳でも展望を楽しめたかも
・・とすると、今日のスタート時にあった不思議な力も
「もう少し、ゆっくり登れよ」と言っていたのかも知れない。
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その節刀ヶ岳も
一時間前のガスガスが嘘の様にスッキリとした姿をみせてくれた。
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そして、鬼ヶ岳の鬼の一本角を左側に廻りこむと
鬼ヶ岳山頂
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 鬼ヶ岳  10:35-昼食-11:11 


後続のもろーさんとさとーさんも山頂に到着し
鬼の角岩で記念写真
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今回、このルートを提案しただけに
天候回復してホッとした気分でシャッターを押しました。

北側に廻ると
甲府盆地とその奥には白根三山の稜線も雲越しに遠望できます。
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○○は、直ぐに登りたがる。
でも、角の先端に立たないのは
まだまだ、照れがあるからなの?それとも、バランス感覚の不安から??
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時刻のお昼近くになり
ここで食事をとることに。

その間に何組かの登山者が通過。
私達、このルートを登るには早い時間帯だった様です。

簡単な食事を終えて
雪頭ヶ岳に移動。
アルミの梯子を鞍部に下りて
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険しい道を登ると
雪頭ヶ岳と思わるピークに
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気のせいか富士山が良く見える様になった。
(この姿が、この日の最大サービスでした)
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 雪頭ヶ岳  11:23-11:38 

4年前の冬に登ったときに
記憶に刻まれた展望ポイント
とにかく、西湖、富士の裾野・・・富士山と
素晴らしい展望ポイントで且つ
お花畑でもあるんです。
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ここから一気に眼下のスポーツ広場まで下っていきます。
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下山途中に見つけた
自然の造形美。幾何学的な紋様は自然の摂理なのでしょうか。
余りにも見事な円形形状の茸とその襞
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このルート、雪頭ヶ岳近くにはロープ場もある急峻な下りだが
ピーク過ぎると歩き易い道が続きます。
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沢を渡り林道を下っていくと
根場の民宿村に到着

 西湖 根場  13:35 

キャンプ場として整備された芝生エリアの傍を
抜けると観光スポットいやしの里に
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そして、その傍のスポーツ広場、今日も、どこかのチームがサッカーに興じている。
そして、私にとって想い出の地です。
この辺りの経緯は、↓から。30代の私が若々しい。

この記事で書いた「民宿ももや」さん経営の
お土産さんでトウモロコシを購入。

そこのオバチャンとの会話で
私が所属してたサッカークラブの重鎮が
スポーツ広場でプレイしていることを聞きつける。

オバチャンに案内されると
ピッチから見覚えのあるK会長(クラブの会長だった)。
私自身、サッカークラブは単身赴任後半で
子供のコーチも止めていたので10年振りに近い再会。
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先のブログ記事で
子供達の肝試し前に強烈な恐い話で前振り話をした張本人なんですが・・
御年・・なんと80歳。
プレイしているチームは東京四十雀といって
アマチュア界のレジェンドチームとして有名。

こうち・・80歳でボール追いかける足は多分無いかな~


思いがけない人との再会で
もろーさんとさとーさんを待たせてしまいました。


今日は、登り初めに色々とありましたが
最後に良い出来事があり
最高の一日でした。

そして、もろーさん、さとーさん
また、御坂山塊を登りましょう!


 白毛門出発  9:11 

それでは笠ヶ岳にむけて出発。
白毛門山頂を巻く様にして
北側斜面に向かうと
笠ヶ岳に向けた小さなアップダウン繰り返しの稜線に進む。
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草むらも少し薄茶色に色が変わりつつあり
秋が次第に近づくことを実感

笠ヶ岳左側の奥には、ほぼ真っ平な稜線
七ツ小屋山(右端の緩やかなピーク)から武能岳間の稜線だ。
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小さなピークだと思われたものは
近づくと圧迫感を感じる。
この先に笠ヶ岳にむけた急登が待っている。
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笠ヶ岳に近づくと
熊笹で覆われた山肌を登山道が抉っている。
この時、一瞬だけガスが抜けて
笠ヶ岳の山容を眺めることができた。
(これ以降、チャンス無し)
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ここからは、直登路を只管登るのみだが、
白毛門と違って登り易い道だ。
そして、何よりも
この周辺、風の通り道になっている様で
冷たい風が吹き抜けていく。
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時折、空には青空が見えるのだが・・
そして、白毛門で先行した
馬蹄形縦走グループの3人組に
この急坂で間近まで追いついてしまった。

山頂で三度目のご挨拶する様かなと思ったら
ガスガスで展望の無い笠ヶ岳
そして冷たい強風で彼らは
休むことなく
この先にある避難小屋(蒲鉾)に下りていった。
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 笠ヶ岳  10:06-10:10 

白毛門から55分程で笠ヶ岳
先ほど、瞬間ガスがとれた山頂も
今は真っ白の世界
展望も望めそうもなく
速攻でUターンを決断。
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風が吹きぬける斜面を一気に鞍部まで下りていくと
嘘の様に無風状態。
前方にはガスってしまった白毛門。
この稜線区間で休憩できる場所があれば
そこでランチにしようと探したが
そんな休息ポイントは見つからず。
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幾つかの小ピークを越えていくと
ガスもとれた白毛門の
山容がみえてきた。
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土合方面から眺める岩混じりの荒々しい山と同じ山とは思えない
緑豊かな堂々とした山容だ。

笠ヶ岳ピストンだったが違う山に登っている様な錯覚を覚える。

そして周囲の木々も
実りの秋に少しづつ変化
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そして、ここにも実りの秋?
自宅で調べると
ナラハヒラタマルタマフシの卵だそうです。
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草紅葉化した草原に
蜜を吸う蝶々・・・
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 白毛門  10:57-11:21 

約2時間ぶりに白毛門に戻ってきた。
・・が、天候は回復の兆しなし。

ここでお握り他で簡単な昼食タイム

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眼下には朝と違って
土合の駅が眺められる展望のポイントなのだが
残念至極!!
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山頂部のガスは抜けたり覆ったりの繰り返し
仮に谷川岳のガスがとれても
視界不良になる可能性もあるので
松ノ木沢の頭まで下ることとした。

再び、この景色を眺めることがあるのだろうか
馬蹄形周回稜線とお別れです。
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下山途中のガレた箇所に
絶好の撮影ポイントを発見。
どんよりとした厚いガスが・・・こりゃ、ダメだ。
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時刻のお昼近くになり
雲の影で一の倉沢も怪しい雰囲気に
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ジジ岩とババ岩の横を通過。
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 松ノ木沢の頭  12:08-12:20 

松ノ木沢の頭で天候回復を待つ。
白毛門のガスは完全にとれて
夏の空と白い雲
そして緑の岩混じりの岩稜斜面
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谷川岳方面の空は青空なのだが
上越国境・・気象変化の激しい山だけのことはあります。
この山稜だけ厚い雲
(この日、この山の先の苗場山はピーカン青空だったとか・・ぴろりん隊)
谷川パノラマ劇場は、本日休演!!
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それでは下山しましょう!!
朝はガスの中だった天神平方面も
良く分かるようになっただけに、このパノラマ劇場の
休演が惜しまれる。
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ここから、登山口までの写真はありません。
なぜなら、決して楽でない下山。
木の根っこが張り出した登山道は
登りよりも下山時に注意が必要。

そして、ここにきて、暑さと
1カ月ぶりの身体に足がついて行かなくなり
下りなのに大幅なペースダウン。
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東黒沢の水音が聞こえてくると
今日の山行も最後のひと踏ん張り
川に飛び込みたい~!!


 土合駐車場  13:53 

川には飛び込みませんでしたが
東黒沢で濡らした手拭いで
塩気のある顔をリフレッシュ。

帰りには、
関越自動車道
谷川PA高架下の
日帰り温泉「鈴森の湯」でサッパリ
大人650円で水上温泉郷ではコスパ良い風呂です。
何しろ、渓谷近くの露天風呂が良いです。
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さて、今年の秋山計画
どうしよう~


結局、7月末に白山に登ってから
今年の8月前半は家族行事が多く
後半は天気に泣かされ
8月は山に登らず仕舞いで終わってしまいました。
多分、山に登りはじめて10年近くになりますが
こんな年は初めて。



さて、一月振りの山行は
色々と悩んだ挙句
昨年の土合・土樽間の谷川山稜縦走の山行で
気になっていた白毛門に登ることとしました。
↓写真:2015年10月10日 天神平にて
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ルートは、この通り
一本道なので迷いようがないです。
白毛門は第一目標で余裕あったので・・・というか
時間稼ぎなんですが
その先の笠ヶ岳まで登ってきました。
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白毛門の名前の由来は積雪期に頂上直下にある白毛門のシンボル
ジジ岩、ババ岩が雪で氷門のようになり、
山頂付近が白髪頭のようにみえることだからとか。

そして、何よりも
この山は相対する谷川岳のパノラマ展望台。
一ノ倉沢をはじめとする切れ落ちた東壁の絶好なビューポイント。
昨年秋のブロ友ぴろりん隊の馬蹄形縦走のレポを読んで
引出しにしまっていた山行プランだったのです。

それでは本編に


金曜日の夜に八王子自宅を出発
関越自動車道SAで車中泊し
翌朝4時に起床、SAで朝食うどんを食べて
水上IC・土合に車を進める。

白毛門駐車場は
土合橋を渡る手前を右折したところにあるが
トイレが無いので
途中、土合の駅による。

駅舎には、前夜最終便か又は車で到着した登山者の方々が
思い思いに就寝中(朝5時過ぎ)。

昭和の時代の登山事情は、ブロ友もろーさんに聞かないと
分からないが、一瞬、昭和にタイムスリップした感じ。
この駅舎のトイレはリニューアルされた様で
とても綺麗でしたよ。
(昨年のトンネルを抜けた先の土樽とは大違い)


この日の天気、水上は晴れ予報だったのですが
朝霧の様なガスが周囲の山々にかかった侭。
晴れていれば、この土合駅からも白毛門が仰ぎ見ることができます。

昨年の写真2015年10月10日 土合駅にて
朝日を浴びた白毛丸
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 土合駐車場  5:51 
さあ~!!
ひと月ぶりの山歩き
1ヶ月のブランク明けの身体にはキツソウな白毛門登山の開始。
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駐車所奥に進み、二又に分かれた路を左にとると
有名な谷川連峰馬蹄形概念図を目線におき
東黒沢を渡渉します。
登山ポストは右側にあります。
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橋の上から見た東黒沢
ひんやりとした空気が流れてきます。
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川を渡り
沢沿いのルートを登っていくと
ブナ林の山斜面に向かった直登路に。
これから、白毛門のM的修行路が始まります。
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ブナ林を登り切り
尾根沿いの道にでると
足が取られそうな木の根っこの嫌らしい路に変わります。
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千手観音の様な・・これは何の木でしょうか。
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岩も多くなって一層歩きづらくなりました。
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こうち隊のペース
1時間で標高差400mを稼ぐことができれば
良いペース。

この日も、スタートから1時間で約400m登り切った。

標高1200mのポイントで
展望の良い涼風のふく休憩に程良い場所に到着
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まだ、稜線にはガスが僅かに漂っていますが
徐々に回復していきそうな
勝手な予想
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ところが、谷川岳方面には
相変わらずガスガスの世界。
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ここで休憩しているところで
トレラン風の若いカップルが
私達の目の前を疾走していった。
この日、この二人には合わなかったので
もしや、馬蹄形走ったのかな?

5分程休憩した後、
一旦下り
再び止めどもない急傾斜の路にとりつく。
次なるチェックポイントは標高1484mの
松ノ木沢の頭

次第に登山路を阻む様な大きな岩ゴロゴロの
悪路へと変化していく。

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この辺りから一気にペースダウン。
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そして前方に大岩の鎖場
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 松ノ木沢の頭  7:54-休憩-8:03 

登山口から約2時間で松ノ木沢の頭に到着。
ここで小休憩。
私達と入れ替わりに離れた3人組(男性2人、女性1人)のグループは
馬蹄形周回の予定とのこと。
女性は、過去に今回とは反対の時計方向廻りで縦走したことがあると。
大きなザックを背負った強者山女子。
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ここも谷川岳ビューポイントなんですが
青い空とは裏腹に山稜にかかった雲が恨めしい
この時は、まだ一日長いので
そのうちに何とかなるだろうという思い。
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こうち隊は、昨年は別にして2度谷川岳に登っているが
それこそakiさんの法則ではないが
山頂はガスガスで下山すると晴れること2度ほど。
この日も午後に近くなれば何等かの変化が現れるのではと
勝手な想像。
谷川岳は午後に晴れる・・こうち隊法則


そう、今日目指す白毛門も
次第にガスが抜けてきており
山容が分かるようになってきました。
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そして、ここまで登ると
白毛門のシンボルタワー
ジジ岩(左)とババ岩(右)
夏には周囲の岩肌に隠れがちな姿も
冬には文字通り二本の門柱になるとか。
見てみたい気もするが
ここまでの夏道でさえ大変なルートを
冬には登れる気がしない。
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その岩を眺めがら進む
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暫く進むと
ジジとババを側面から見える場所に。
ババ岩は随分大きいんですね。
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ここからはザレた路をひたすら山頂を目指します。
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何か所が補助ロープの岩場を登り
山頂はもう直ぐ。
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右手にある大きな岩場を攀じ登ります。
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よっこらしょっと!!
この大岩、右側少し危険ですけど
大岩を巻きながら登れます。
相方さん、知らずに大岩直登!!
流石だぜ!!
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大岩を越すと
拍子抜けする様な緩やかな稜線を登り進むと
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白毛門山頂に

 白毛門  9:02-9:11 

登山口から3時間10分で白毛門山頂。
松ノ木沢の頭から思いのほか時間を費やしてしまった。
そして、先着していた
松ノ木沢の頭で出逢った馬蹄形3人組が
山頂を出発するとこ。
良い山旅をエンジョイして下さい。
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さて、こうち隊は
取り敢えず、1000座ショット
今年も500座を超えましたよ。
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ここで暫くガスが抜けるのを待っても良いが
簡単には回復しそうも無い。
体力的にもマダマダ余裕があったので
馬蹄形ルート次峰である笠ヶ岳まで往復するば2時間近く
時間稼ぎができる。
その間で天候もなんとかなるだろう
こうち隊の法則を信じるばかり。

↓写真、笠ヶ岳までの稜線とガスでその山容を確認できない笠ヶ岳
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10分程休憩し
笠ヶ岳を目指します。

後編に続く





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