今年の9月
迷走台風やら日本列島周辺に変な低気圧がウヨウヨと
御蔭様で週末の予定が中々まとまりません。
9月第二週目の週末も
木曜日になって漸くマーク
ところが、いつもの相棒が肝心の土曜日に女子会と・・
何かチグハグ。
そんな困った時に
ブロ友もろーさんの予定をきくと
河口湖に用事があるとのことで
その周辺だったら・・と、快諾してくれました。
そして、もろーさんに提案したプランが↓の縦走プラン
車2台使えるので
すずらんの里入り口から大石峠に登り
節刀ヶ岳・鬼ヶ岳と縦走し
西湖根場へと下山するルート。
節刀ヶ岳と鬼ヶ岳の区間が未踏エリア。
もろーさんとはゴール地点の西湖根場のスポーツ広場傍の
駐車場に6時半に集合。
今回は、私達二人に
瑞牆山で初参加して頂いた
相方の元同僚のご主人「さと~さん」もご一緒。
50’s トリオ編成です。
私の車に同乗してもらい
西湖湖岸から河口湖湖岸、そして若草トンネルを抜けて
すずらんの里入り口傍の駐車場に。
その時には、節刀ヶ岳・十二ヶ岳と縦走し桑留尾に下山しました。
ところで、この日の朝のお天気
晴れ予報にも関わらず
高速富士五湖線から目の前に見える筈の富士山が
雲隠れ~
何か、いやな予感を感じます。
すずらんの里入口PA 6:46 |
車道から大石峠への登山口に入り
暫くはアスファルトかセメントを打った様な車道を登り
5分程のところで左折し
沢を渡ります。
沢を渡ったところで道は若干下る様ですが
下って登り返すので正解。
なんと、この時に間違って山の中に入ってしまいました。
前回は新緑前の春先のことで
季節が変わると周囲の景色に惑わされます。
・・というか、もの忘れが早くなってきたようで(泣)
車道は途中で山道に変わり
そこからは大石峠に向けて
ひたすら登るのみ。
相方のKASHIMASHI娘隊に負けず劣らず
50年代生まれの3人、会話も弾みましたよ。
でも、殆ど覚えていないんです。会話の内容??
登山道の勾配も大きくなり息も荒くなってきました。
しかし、先週の白毛門の根っこ岩イワ道から比較すると楽勝。
途中、2年前も休憩した水場分岐ポイントで休息タイム。
ここで水補給とペットボトルを取り出し
ザックに再び差し込もうとしたときに
ペットボトルが転がり
あっというまに20mばから落ちていってしまう失敗。
実は、登山口でも車のライトが消したか自信がなく
200mばかり引き返したり・・・何か、この日の登山
何か変な力が、私の行動を邪魔している様だ。
大石峠 8:10 |
登山口から85分で大石峠に到着。
ここまで標高が高くなるにしたがい
周囲の展望がまっ白。
従って、期待した大石峠からの富士山は
白いベールが下ろされた侭。
もろーさん、今年に釈迦が岳から新道峠まで周回しており
今回の山行がなければ大石峠経由で新道峠と節刀ヶ岳をピストンしようと
考えていたそうですが、やはり、ピストンより縦走が良いですよね。
ここからは御坂山塊の稜線
この稜線道・・・トリカブト多いです。
そして、蜘蛛の糸も・・
ストックで糸をはらい落としながら進む
金堀山までの登りきったところで
もろーさん、エネルギー補給。
金堀山といい、この後の金山といい
山梨県には金がつく山が多いですね。
おっと、ここのトリカブトは
薄く淡い紫色で綺麗です。
このルート上からガスっていなければ
十一ヶ岳と十二ヶ岳間の切通しが眺められるのですが
今日はノーチャンスの様子。
もろーさん、奥秩父の様だと言われた針葉樹の林にルートは変化。
緩い坂を登り切ると
節刀ヶ岳への分岐ポイント
ここから5分程で山頂です。
途中、展望の良い岩場ポイントも
今日は残念なことに。
節刀ヶ岳 9:30-9:40 |
大石峠から80分で
節刀ヶ岳。今回2度目です。山梨百名山の山ですね。
ここからは十二ヶ岳越に富士山の展望の良いポイントです。
この節刀ヶ岳、甲府側から
均整のとれた尖ったピラミダカルな山容の山です。
直ぐにわかります。
分岐ポイントに戻り
鬼ヶ岳へのルートへと進む。
途中、熊鈴の音が聴こえ
この日、初めての若い男性二人とすれ違い
根場から節刀ヶ岳へのピストンで後ほどに
鬼ヶ岳で追いつかれてしまいました。
そして、周囲が次第に明るくなったと感じたのは
気のせいなのでしょうか。時折、陽の光が差し込んできます。
金山に到着!!
ここは鬼ヶ岳ルートと十二ヶ岳ルートの分岐点
そして、何より嬉しいのは
富士山の山頂部が見えてきました。
何度も観ている富士山ですが
ガスガスの空から顔を出してくれた富士にも感動を覚えます。
そして、鬼ヶ岳へ
少し進むと前方に鬼ヶ岳とシンボルの角が遠望できます。
天候も回復傾向
3人の足取りも今まで以上に軽くなってきました。
そして、鬼ヶ岳への険しい山道も
天気回復でパワーをもらいます。
途中、振り返ると
十二ヶ岳のピークが展望できるではないですか。
この日のスタート、7時前で
もう少し遅くにスタートしていれば節刀ヶ岳でも展望を楽しめたかも
・・とすると、今日のスタート時にあった不思議な力も
「もう少し、ゆっくり登れよ」と言っていたのかも知れない。
その節刀ヶ岳も
一時間前のガスガスが嘘の様にスッキリとした姿をみせてくれた。
そして、鬼ヶ岳の鬼の一本角を左側に廻りこむと
鬼ヶ岳山頂
鬼ヶ岳 10:35-昼食-11:11 |
後続のもろーさんとさとーさんも山頂に到着し
鬼の角岩で記念写真
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今回、このルートを提案しただけに
天候回復してホッとした気分でシャッターを押しました。
北側に廻ると
甲府盆地とその奥には白根三山の稜線も雲越しに遠望できます。
○○は、直ぐに登りたがる。
でも、角の先端に立たないのは
まだまだ、照れがあるからなの?それとも、バランス感覚の不安から??
時刻のお昼近くになり
ここで食事をとることに。
その間に何組かの登山者が通過。
私達、このルートを登るには早い時間帯だった様です。
簡単な食事を終えて
雪頭ヶ岳に移動。
アルミの梯子を鞍部に下りて
雪頭ヶ岳と思わるピークに
気のせいか富士山が良く見える様になった。
(この姿が、この日の最大サービスでした)
雪頭ヶ岳 11:23-11:38 4年前の冬に登ったときに
記憶に刻まれた展望ポイント
とにかく、西湖、富士の裾野・・・富士山と
素晴らしい展望ポイントで且つ
お花畑でもあるんです。
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ここから一気に眼下のスポーツ広場まで下っていきます。
下山途中に見つけた
自然の造形美。幾何学的な紋様は自然の摂理なのでしょうか。
余りにも見事な円形形状の茸とその襞
このルート、雪頭ヶ岳近くにはロープ場もある急峻な下りだが
ピーク過ぎると歩き易い道が続きます。
沢を渡り林道を下っていくと
根場の民宿村に到着 西湖 根場 13:35 |
キャンプ場として整備された芝生エリアの傍を
抜けると観光スポットいやしの里に
そして、その傍のスポーツ広場、今日も、どこかのチームがサッカーに興じている。
そして、私にとって想い出の地です。
この辺りの経緯は、↓から。30代の私が若々しい。
この記事で書いた「民宿ももや」さん経営の
お土産さんでトウモロコシを購入。
そこのオバチャンとの会話で
私が所属してたサッカークラブの重鎮が
スポーツ広場でプレイしていることを聞きつける。
オバチャンに案内されると
ピッチから見覚えのあるK会長(クラブの会長だった)。
私自身、サッカークラブは単身赴任後半で
子供のコーチも止めていたので10年振りに近い再会。
先のブログ記事で
子供達の肝試し前に強烈な恐い話で前振り話をした張本人なんですが・・
御年・・なんと80歳。
プレイしているチームは東京四十雀といって
アマチュア界のレジェンドチームとして有名。
こうち・・80歳でボール追いかける足は多分無いかな~
思いがけない人との再会で
もろーさんとさとーさんを待たせてしまいました。
今日は、登り初めに色々とありましたが
最後に良い出来事があり
最高の一日でした。
そして、もろーさん、さとーさん
また、御坂山塊を登りましょう!