2016年05月


ブロ友、nobuさんから
以前より、勧められていたアシタカツツジ

今回nobuさんより、そのアシタカツツジ山行
位牌岳を計画して頂きました。

今回の山行メンバーは、3月のハナノネコノメ山行メンバー
そして、見事に外した坪山山行メンバーの
ひらさん・もろーさん・nobuさん・こうち隊の50'sメンバー
tanmaさん

登山ルートは、水神社駐車場から
一服峠で稜線に
そして、位牌岳、つるべ落としの滝経由で
水神社に戻るルートです。

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水神社集合は、7時半。
いつも、時間ギリギリなので
今回は余裕で20分前に到着目指して自宅を出発したのに係わらず
沼津IC出口ゲートを間違って
伊豆縦貫道路に・・(泣)
次のICで下りて、246号線をグルーっと廻って
水神社に到着したのは
結局、集合時間の7時半。

既に6時台に到着メンバーもいたり
申し訳ないことをしました。

既に、登山準備完了でいつでも出発できる様子。
慌てて、山支度を行い出発。

  7:41 水神社PA        
予定から10分遅れで出発。
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駐車場からは
桃沢川の右岸に沿って延びる林道を歩く。
沢の反対側には大きな建物の屋根が見えたが
水神社教会の建物とのこと。
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林道歩きが暫く続くが
身体が暖まるまでのウォーミングアップには調度良い距離。
特に、若いtanmaを除く50’sにとっては(笑)
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山は初春から、いつのまにか初夏の装い
(考えてみれば、もう直ぐで梅雨時)
ウグイスやホトトギスの囀りも聞こえるが
何よりも煩かったのは外来種のガビ鳥のスットンキョーな鳴き声
(これ、鶯などの鳴き声を真似ているらしいですよ)
八王子の自宅付近でも多いが
愛鷹の麓にまで生息範囲を広げているとは・・。
※YOUTUBEで検索すれば鳴き声を聴くことができます。

林道を歩きはじめて20分程で
つるべ落としの滝 登山口
今日のルートの下山口になります。
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  8:25 一服峠 取付きポイント        
先頭を歩いていたnobuさんが
急に立ち止まり、指さした先には
白い梯子
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これ、知っていなければ、
放置していた梯子にしか見えないものですが
梯子には位牌岳への小さい道標

nobuさんがいなければ通りすぎてしまったことでしょう。
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白い梯子の取付きポイントを
登り進むと
急に眺望が開けた尾根筋の道に
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nobuさんが、奥の尾根が
位牌岳から池の平に下りるルートと教えてくれた。
下山ルートつるべ落としの滝は、
その尾根と手前の尾根との間の位置している。
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展望尾根ルートから再び
滑りやすい落ち葉の急坂を登る道に!
低山の急坂・・・額から汗がとどめなく落ちる
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その急坂を登り切ると再び
展望ルート
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これから歩くだろう稜線と山頂部周辺はガスっています。
まあ、今日は花目当てなので
稜線からの富士山は諦めることにしよう。
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朱色の花弁、山ツツジ


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愛鷹山への分岐道の案内があったが
nobuさんの話では
道が無くなっているとのこと。
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崩落地を進む
この先からはドウダンツツジ・ウツギ・アシタカツツジの花咲く
ブナ林が一服峠までつづく
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林の中にはいると
ひんやりとした空気・・・そして濃い酸素で満たされた新緑の林が
心地よい。
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サラサドウダンツツジ
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ツクバネウツギ
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ブナ林の中で
肌色を帯びた滑らかな樹皮の木
ヒメシャラ
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この樹皮のヒンヤリ感が
火照った身体を冷やしてくれる
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こちらは
苔むしたブナの大木樹皮
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八ヶ岳の苔の森と
また、雰囲気の違う愛鷹の苔の森でした。
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これもツクバネウツギの一種か?
薄いピンク色していた。
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チチブドウダンツツジ
花が深紅色だ!!
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登山ルート上のアシタカツツジは
その殆どが落花していましたが
唯一残っていた一株のアシタカツツジ
花弁の色合いが少し薄いが
nobuさんの鑑定では、間違いなくアシタカツツジ
特徴は花が小振りで
葉が5枚(これが他のツツジとの大きな違い)。
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結局、一服峠までで残っていたアシタカツツジは
この株のみで、もしも・・・の為に
押さえのシャッターを押しておきました。

  10:10 一服峠        
水神社から約2時間半を要して
一服峠に到着

ここで、簡単な軽食休憩で
もろーさん、一服。
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そして、nobuさんガイドによると
ここからの富士山は大きすぎて肉眼では
富士山の全容が分からないと思いますよ~っと
・・・・えっ
ただ、愛鷹山塊にガスがかかっただけなんですが。
茶目っ気発揮のnobuさんでした。
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ここで小休憩。
後は、多少のアップダウンの稜線道
コースタイムで55分の距離です。
そして、この稜線が
有名なツツジロード

さあ、結果は如何に!!

宴の巻


八峰(やっほー)の湯から戻ると
今朝一番に、恵那山に登り,
戻ってきたmizuoさんが
お一人で待ったり観。

早速、他のメンバーが戻ってくるまで
ビールを飲みながらの山談義。
このユッタリとした時間がキャンプの醍醐味ですね。
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この施設、調理場も
そしてコイン制のガスコンロ・シャワーなども完備されています。
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その調理場で・・・料理を始めた人は・・
tanmaさん、男料理、何でもやってしまうんだね。
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程なく、高見石登山メンバーも山から下山、
同じく八峰の湯から戻ってきた。

いよいよ、これからがキャンプの醍醐味スタート!!
いつも、思うですが
皆さんの引出しネタの多さ。
こうち隊もいつもの「すいとん」で申し訳ないです。
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そして、何よりも
今回気に入ったのは
momo隊・ゆうゆう隊持参の卓上タコ焼き器
我が家にも、昔あったのですが
BOBが友達のアパートに持っていったきり
戻ってきません。
これ!! 欲しい!!
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そして、もう一つの優れもの
これは何だと思います?
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本格的ピザ!! ハンディーなピザ焼き窯!!
これも欲しい!!
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そして・・陽も落ちて
流石に八ヶ岳の寒さがしみる様になってきました。
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テーブルをタープテントの中に移動し寒さをしのぎます。

ここで昨年から参加の若い独身のtanmaさん
座った場所が悪かった。

若い男性を見逃しはしない
ぴろりん隊長の詰問の嵐・・・ぴろりんデカ
タジタジに・・なりながらも誠実に対処する好青年。
ぴろりん隊長の好感度は上昇した様です(笑)
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山の話は・・・殆どなかったかな
それでも
夜も次第にふけて
10時を過ぎるとお開きに

そして
こうち隊は翌朝に計画したことが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

御射鹿池

ゴールデンウィークでは新緑に少し早すぎた御射鹿池
2週間後に再訪することは前回のレポの結びに約束した通り。

この計画に載ってくれたのは
写真家 tanmaさんとmomoさん
momoさんの相方paraさんは
「オレのニコン」事件にて、起きれなかったとか。

朝の4時半にキャンプ地を出発 
麦草峠を越えてメルヘン街道を茅野側に下りていく途中に
奥蓼科温泉郷への抜け道
舗装はされておりますが、結構なガタガタ道を抜けると
渋の湯に通じる道にぶつかります。
そこを右折し2~3分程で、目的地の御射鹿池に到着

ところが、朝の5時過ぎという時間帯でも
池近くの路駐場所は満車。
少し離れた明治温泉入り口近くの広場には数台停めることができました。

今回も、かなりの枚数撮影しました・・・その中から
こうちセレクション写真を少しBGMとともに
鑑賞くださいませ。

前半の写真は湖面に小波が漂い
あちゃー、今日は外しちゃったか
momoさん、tanmaさんに悪いことをしちゃったな~
と思ってたのですが
後半!!
奇跡的に小波がなくなり
良い写真が撮れました。

最後にメルヘン街道展望ポイントから浅間山方面の山々と
小鳥の囀りをオマケにつけております。
※YOUTUBE画面開くと画面が大きくなります。


朝一の撮影会を終えてキャンプ地に戻ると
皆さん、お目覚めで朝食準備中。
前夜の食材の残りとは思えない・・豪華は朝食を食べて
最後に、恒例の記念写真!!
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今年も楽しいオフ会を楽しむことができました。
幹事隊のmomoさんparaさん
ご苦労様でした。



山行レポも、漸くにして追い付いてきました。

さて、2011年秋に結成されたブロ友登山隊
毎年、秋と春にオフ会キャンプを開催しております。

そして、今年の幹事当番はmomo隊(momoさん、paraさん)。
チョイスしてくれたキャンプ地は
八千穂高原にある
「駒出池キャンプ場」

GWで遊んだメルヘン街道299号線を佐久側に下った場所にあります。
☆印
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キャンプ場集合時間は朝の8時半。

自宅を6時に出発し中央道須玉ICで下り
国道141号線を北上!!
清里・野辺山・佐久海の口をぬけ
県道480号で松原湖を通過し
突き当りがメルヘン街道299号線
メルヘン街道を少し佐久側に下った場所から
駒出池キャンプ場へのアクセス道が続きます。

GWから二週間
唐松林もすっかり新緑となり清新な緑の森の中にある
素晴らしいロケーションです。
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今回のオフ会参加メンバー
幹事隊:momo隊(momoさん、paraさん)
ゆうゆう隊(ゆうゆうさん、ゆみっこさん、ぽかりさん、つぶあんさん)
mizuoさん
ぴろりん隊(ぴろりんさん、パパさん)
terian隊(ツトムさん、ゆみさん)
tanmaさん
そして、こうち隊二人
総勢14名

今年も賑やかな会となりそうです。

まずは、キャンプ準備
皆さん、キャンプ慣れしていて大きなタフやら装備は万全
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そして、今晩の宿営地の準備が整いました。
こうち隊は・・・山テント(オレンジ)
大富豪テント・貧民テントって感じですかね。
(こうち隊、テントは荷物置きで車中泊でしたが・・)
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さあ、準備も整ったところで
コーヒーでも如何ですか?
今日の予定は、どうしましょう?
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こうち隊は、この日は川上村にある男山に登る予定としていました。
141号線を野辺山を通過すると目の前に現れる俊峰で
いつか、登ってみたいなと思っていた山なんですが・・
以外に、この駒出池から遠いことが分かり、
この北八周辺の山に変更することに。

同じく、行動予定の定まっていないmomo隊とtanmaさんと相談し
麦草峠から茶臼山だったら片道1時間の軽登山でいいんじゃないと即決定。

ゆうゆう隊他のメンバーは、
こうち隊GWに登った高見石を白駒池から登ることと相成りました。

茶臼山 登山編

改めて登山ルートを説明することもないですが
麦草峠駐車場から大石峠経由で茶臼山へのピストン。
コースタイム65分の楽々ハイクです。

実は、こうち隊
八ヶ岳で線が繋がっていない区間が3ヶ所
・麦草峠と大石峠
・夏沢峠と硫黄岳
・赤岳と権現岳(キレット超え)
その一つを今回繋ぐことも可能となりました。
これで北横岳から夏沢峠までつながることとなります。
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  10:50 麦草峠駐車場        
10時過ぎの遅い時間帯
麦草峠の無料駐車場も満車ではないかと予想し
一台だったら何とか駐車できるんじゃないと
こうち号にmomo隊・tanmaさんと5人で相乗りし麦草峠に
すると、数台停められる空を見つけることができました。
GWには6時台で満車状態だったことを考えると拍子抜け。
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↑駐車場越しに茶臼山が仰ぐことができますが
写真でみるより現物は近いです。

麦草ヒュッテ入り口の真向いが茶臼山登山口への入り口
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この時に気が付きませんでしたが反対車線をこちらに向かってきている
白い車、なんと「ぴろりんパパ」の車。
自分達より5分~10分先行し出発していたので
白駒池有料駐車場辺りに駐車し、
すでに山の中に入っていると思ったのですが
遅い到着でした。

登りはじめは木道整備された気持ち良い森林浴道を進みます。
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その木道もなくなり
八ヶ岳特有の岩ゴロゴロ道を進むと大石峠に
ここを左に進むと出会いの辻、そして五辻経由でRW山頂駅に
茶臼山は右方向を進みます。
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2年前の冬の大石峠写真
積雪は1m以上でしょうか。
この時は、縞枯山・茶臼山・大石峠からRW駅に戻りました。

  11:20 中小場        
大石峠から15分程で中小場に到着。
ここから茶臼山の全容をみることができます。
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そして、反対側には
丸山・中山・天狗岳と北八ヶ岳の緩やかな山並みが続きます。
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ここで少し水休憩をとり
茶臼山までひと登り。

雪の季節では気づかなかった大岩の間を一旦下り
暫く平坦な道を進むと茶臼山への直登の登り路が続きます。
山肌が抉られた様な登山道。登るにつれて勾配もきつくなる。
漸く、山モードに入った感じで
相方さんにもスイッチが入った様子。
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一気に登り進むと傾斜も緩み
山頂標のある広場に到着。
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相方、山頂標「白山」って、なんだっけ?
茶臼山表記が茶がなくなり白山になっていました。
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1000座ショットは下山時撮影することとし
展望台に進みます。
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ちなみに、この道標ポイントで撮影した2年前の写真。
積雪量が良くわかります。

かなり昔の道標と思われる「天望台」表記に指し示す方向に従う。
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数分で林を抜け視界が一変に広がります。
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後方からtanmaさんとmomo隊のお二人
この展望の素晴らしさに^^
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  11:58 茶臼山        
・・の前に
相方がハイテンション!! ^^
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二週間前には強風で悩まされた北八も
今日は穏やかな天気
その影響か、周囲は靄ってしまっています。
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しかし、ご機嫌の天気で
気分は最高です。
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北横岳と
その奥には蓼科山・・・既に夏山の様相です。
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南八ヶ岳方面には薄らと赤岳と硫黄岳の姿も確認できました。
そして、この時間帯には
別行動隊のゆう☆ぴろ☆テリ隊のメンバーが
丸山左手の高見石にいる時刻なのだが・・
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肉眼では高見石の岩山が確認できませんでしたが
自宅で写真を拡大すると赤丸部分に岩山が確認できました。
小屋の赤い屋根は岩山反対側に位置しており
こちらから眺めることはできません。
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簡単な食事をとった後で
山頂標に戻り1000座儀式です。
ここで332座目です。
(昨年のこの時期で500座、後半戦がんばなきゃ)
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さあ、山頂も極めたので
後は温泉に入って、飲むぞ~
下山の足も軽やかに、あっというまに木道に
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北八ヶ岳 苔とシラビソの森
濃い酸素でムンムン。
血液が活性化されそうです。
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  13:20 麦草駐車場        
温泉は、駒出池キャンプ場と提携のある
八峰(やっほー)の湯
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露天風呂からは稲子岳・硫黄岳・・八ヶ岳の峰々を眺めながらの
ナイスなロケーションでした。

割引で 400円/人です。

LINEでmizuoさんも恵那山からキャンプ場に到着との連絡

さあ、キャンプ場に戻るぞ~!!




<速報> 春のオフ会(5/21-5/22)@駒出池CP

ブログ記事 GWで滞っていますが
季節は日に日に春から初夏に
そして、今年も春のオフ会が5/21-5/22で八ヶ岳山麓 駒出池キャンプ場にて
開催されました(幹事:momo隊)。

ちょこっとだけ、お見せしますね。
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前報にてご紹介しました御射鹿池に
早朝にキャンプ場を抜け出して撮影してきました。
新緑も進み、鏡の様な湖面に映し出された絵画の様な景色に絶句です。
この記事は、GW記事の後に。

白駒池-高見石小屋

時計をGWに戻しましょう。
御射鹿池から一旦は麓のコンビニに戻り
本日の昼ご飯を購入し
メルヘン街道(299号)を麦草峠に走らせます。
麦草峠は、御存知、日本中の国道の中で最標高地点(標高2,127m)。
・・と、思っていましたがWikipediaによると第2位

白根山の渋峠が標高2172mで最標高地点に現在はなっています。
(元は志賀草津有料道路が1992年に無料開放され国道292号線に)。

時刻もコンビニに寄ったりして
麦草峠に到着したのは8時前。
勿論、この時間帯では無料駐車場は満車状態。
最悪、白駒池有料駐車場に停めれれば良いやと車を走らせると
メルヘン街道最標高地点看板近くの路肩が空いていました。

ここに車を停めて
山支度を準備します。

今日の予定は
保養所チェックインが夕方5時近くの予定だったので
余裕あれば昨年の10月にもろーさん、tanmaさんと歩いた
天狗岳まで足を延ばそうと考えていたのですが
予想外に出発が遅れてしまったことと
上空には強い風が吹き荒れている様で
時折、凄い風の唸り声が聞こえます。

~ということで、無理をせずに
今回は白駒池から高見石・中山・にゅー・白駒池に戻る
周回ルートとしました。



  8:12 白駒の池 駐車場前        
駐車した路肩から白駒池 有料駐車場まで
車道歩きで約10分。
まだ、GWといえども早い時刻で閑散とした駐車場。
車道を挟んでこの駐車場の真向いから白駒池への散策路が繋がっています。
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ここに初めてきたのは2008年の10月紅葉シーズン。
あれから8年経過し、この散策路も以前より歩き易くなっている気がします。
シラビソと苔の森
やはり、ひんやりした空気感
身体が洗い清められる様です。
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白駒池と高見石への分岐は歩きはじめて10分ほど
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ゆるやかな坂道で登山者にとって有難いスタートの登り。
陽射し浴びたシラビソの黄緑色の葉が眩しい。
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そして標高が高くなるにしたがい
アイスバーン化した残雪。
チェーンスパイクは持参していましたが
登りは大丈夫。
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丸山ルートとの合流ポイント。
昨年の10月は右側丸山ルートから歩いてきました。
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そして更に進むと高見石小屋の屋根が見えてきます。
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  8:57 高見石小屋        

高見石小屋での休憩は後ほどのお楽しみに
まずは小屋の裏側の岩場からの展望を眺めに登ります。
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写真では良くわかりません。
岩場は、もの凄い強風!!
ここからの眺望をゆっくり楽しむ余裕も出てこないくらい。
白駒池のさざ波も遠くから分かるくらい。
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高見石小屋の右手に丸山。
丸山の反対側が麦草ヒュッテにあたります。
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そして、茶臼・縞枯・北横
左手に蓼科山が頭を出しています。
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ほんの数分、強風にさらされた身体は
冷え切ってしまいました。

ここは、高見石小屋で暖かいものを頂くことに。
そして、この小屋の名物
揚げパン!!
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2個で350円
きな粉と抹茶
(この他にも、きな粉とココア、チーズ味とチョイス可)
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フカフカの暖かい感触
一緒にオーダーした甘酒と一緒に味わいました。

若い女性の小屋番さんが二人
高見石小屋といえば
星とランプの宿
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ランプの煤に汚れたガラスの色合いが綺麗です。
通年営業。雪のシーズンにお邪魔したいところですが
冬のアクセスは渋の湯から2時間以上。
キツソウだな~

中山からニュウへ


  9:36 高見石小屋出発        
居心地の良い高見石小屋に
後ろ髪を引かれながら小屋を後にし
中山に向かう。

ここからは残雪も多くなり
チェーンスパイクを念の為にはく。
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勾配も次第にきつくなり
登山路中央部が圧雪され平均台の様に盛り上がった
ルートを登っていく。

このトレースを踏み外すと膝上まで踏み抜いてしまう。
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勾配も緩くなると平坦な中山山頂部に
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そして、陽当たりの良い場所は
ドロ沼と化した悪路
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記憶では、そろそろ中山展望台に到着する予定なのだが
確か・・・風の通り道だった様な記憶。
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吹き付けてくる風が強くなってきた。
そろそろかな?立木の背丈も低くなってきたぞ!!
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雪のトレースは、突如、ゴーロ帯に。
ここが、中山展望台。
そして、想像以上の強風・・・というよりも爆風。
その昔、編笠山でも
爆風の試練を経験したが、流石に八ヶ岳の風の強さは
尋常ではありません。
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この展望台からは縞枯れ現象が良く分かるのですが
身体が持っていかれそうなので
早々に退散することに。
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再び、樹林帯に入り少し歩くと
右手に中山山頂標。

更に先に進むと
展望の開けた場所に飛び出る。
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樹林帯の左手さきに岩山が見えていますが
こちらが、「にゅう」

アップすると、こんな感じです。
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ハイマツの先には
東天狗岳と西天狗岳
・・とすると、一人の男性がこちらの方に登ってきた。
話しかけると天狗に登ってきた人で
山頂部の風は恐ろしく強風だったとのこと。
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東天狗には、またの機会にご挨拶しましょう。
それにしても、雪が少ないです(2016/5/5写真)。
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周囲は樅の木かな?
緑の森にホワイトカーペットを敷き詰めた様な
登山路を進む。
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そして、その白カーペットの先に
夏山峠とにゅうの分岐
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ここで、「にゅう」から来た男性の登山者と情報交換。
にゅうの風は、猛烈とのこと。
今日は天狗まで行く予定だったけど黒百合ヒュッテで戻るとのこと。

さあ、私達は、その「にゅう」を目指します。
このルートは、
昨年の秋に歩いたばかりなので
ほぼ記憶に残っているものの、中々ににゅうには近づかない。

登山路を少し離れた場所に硫黄・天狗岳の展望ポイントがあります。
これも、場所をしっかり覚えておりました。
左手の稜線は稲子岳の背の部分。
南側は切り立った断崖となっています。
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地図上では、この稲子岳稜線と
今、私達が歩いている稜線とがぶつかる場所に
「にゅう」が存在することに。

もう暫く、歩いてもらいましょう。
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シラビソの森の中は、基本根っこ道路。
根っこで前回の様に足をとられない様に気をつけて進みますが、
残雪が残っている方が歩き易いですね。

  11:35 にゅう        
高見石小屋から歩くこと約2時間。
にゅうに到着。
風の唸り声が聞こえてきます。
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昨年なら、岩峰頂上部に人影が見えるのですが
今日は誰もいない様子。
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にゅうという名前は、この岩峰の形が由来とかなんとかは・・・
前回のレポでご紹介しました。こちら↓をご覧ください。

岩峰取付き部に3人程の方が昼食を取られていましたが
私達が通過する目の前で
その方のザックカバーらしきものが
見事に風にさらわれていってしまいました。

さあ、こわいもの見たさで登ってみますか。
・・・といいながら、この岩陰辺りが限界。
この上に立とうものなら吹き飛ばされそうです。
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速報でご紹介した爆風です。

岩陰から撮影した天狗岳と硫黄岳
そして、硫黄岳の左側には・・・
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薄らと優美な曲線美の霊峰富士
ここで、これが遠望できれば良しとしましょう!!
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そして、にゅうから
昨年の転倒事故負傷の場所が
どの辺りか探しながらの下山。
やはり、根っこが這っており
嫌らしい場所です。
不幸中の幸いは、前のめりで倒れた場所が苔むしたところ。
要注意です。
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そして、再び苔とシラビソの森に戻ってきました。
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薄暗い森の中、午後の陽射しをうけて輝く
苔の緑とのコントラストが鮮やかです。
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朽ちた丸太を転がしただけの木道を通り抜けると
小さな白駒湿原
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そして、緩い丘陵部を登って下った先に
白駒池の湖面が見えてきました。
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こちらも、湖岸のドウダンツツジ、ナナカマド、ダケカンバは新緑前。
湖面はさざ波というよりも
まるで海面の様な波が強風であおられていました。
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  12:45 白駒荘        

ここで簡単な昼食休憩。
湖面の色にしては、あまりにも濃い青色
そしてシラビソの緑と新緑前の白い枝の木々
春から夏、そして秋へと
この湖岸の様相も季節をおうごとに変化していくんですね。
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そして昼食も終わり
白駒池駐車場まで戻ります。
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そこからテクテクと車道歩き
標高2100m地点を通過
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最標高地点手前のカーブから
強風が吹き付けていた「にゅう」が遠望できますが
とても、そんな風にはみえませんね。
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昨年の秋、相方は
仕事の関係で歩けていなかった麦草峠からの周回ルート
もう少し風も弱ければ展望地で
ゆっくりできたのですが
久々の北八ヶ岳の雰囲気を味わってくれたかな。

今年の春のオフ会、冒頭の速報でもご紹介しましたが
この麦草峠から佐久側の駒出池キャンプ場で開催。
2週間後に再びこの地を訪れます。

こうち家の休日

山から下りて
この日の夕方には無事にMAC家族と合流!!
彼の会社の保養所も中々のもので
少しリッチになった気分で
昨年8月に誕生のシューちゃんの初節句をお祝いしました。
この3月にも次男BOB家族と名古屋でBOBの娘SARAちゃんとの
イトコ同士初対面であったばかりでしたが
わずか一ヶ月ちょっとで更に大きく成長(ジジバカですね^^)。
家族水入らずの楽しい一泊旅行でした。
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以上!!
こうち家の2016年ゴールデンウィークでした。



最後に!! BOBの娘 SARAも
お母さん仕事復帰で、この四月が保育園生活
頑張っています^^
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孫の成長が日々楽しみな
ジジババの近況レポ(笑)

ブログタイトル変えようかな・・・・


今年のゴールデンウィーク後半

名古屋に住む長男MAC家族と
MACの蓼科にある会社保養所が5/5宿泊予約がとれたとのことで
一泊二日の家族水入らず休日を楽しむことができました。
昨年の8月にMACも親となり
今年の5月は初節句です。

5/5の夕方にチェックインの予定
・・・とすると、午前中からお昼過ぎにかけて空き時間
GWの高速下り線渋滞を考えると、その前日の5/4に八ヶ岳周辺に移動し
車中泊し
5/5は朝から北八ヶ岳を楽しむことにした。

5/4 お昼過ぎに八王子自宅を出発
この時間帯になると渋滞もない快適なドライブで
あっというまに須玉IC。
ここで高速を下りて清里経由で八ヶ岳高原ラインをドライブし
小淵沢に向かう

途中、清里へ向かう141号線沿いにある「道の駅南きよさと」
すごい数の鯉のぼりが一面に泳いでいました。
LINEでMAC家族に送信
うちの孫に見せたかったなあ~、この鯉のぼり!!
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清里から高原ラインの快適ドライブ
残念ながら、この日は稜線部分には雲がかかっていましたが
新緑の森林道路・・気持ち良かったです。

小淵沢での目的は、はじめて立ち寄る「八ヶ岳リゾートアウトレット」
夕方あたりなら楽勝で駐車できると思いきや
かなり奥の駐車場まで案内されてしまった。
ここで買い物と夕食を食べることに。
結局、大したものは買っていないのですが・・
私の店もきっちり出店していましたよ!!

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イタ飯レストランで夕食をとり
今夜の車中泊地・・小淵沢の道の駅
夜の8時近くには、ほぼ満車状態!!
日帰り温泉もあるので車中泊人気スポットです。


明けて、5月4日。

この日、朝一番で行きたいところ
「御射鹿池」
・・・といってもピンとこないと思いますが
吉永小百合のアクオスのCM
東山魁夷の絵
・・といえば、頷かれる方も多いと思います。

実は、この前々日、浅間嶺から自宅に戻り
山道具を清掃していると
いつも、散歩時に立ち寄って頂く
以前に住んでいた家の御向いのIWさんが声をかけてくれた。

いつもなら、奥様と一緒の散歩でしたが
今日はお一人
それは・・私達二人にとってとても悲しい出来事。
その奥様が先月ガンで亡くなられたのです。
息子のMAC・BOBにとっても、ちっちゃい頃ころから
お世話になった方。

そして、私のFBの近況報告にも必ずコメントを入れて頂いた
いつも私達家族を見守ってくれた優しい方でした。

そのIWさんに
明後日、MACと蓼科で休暇をとる話をすると
勧めて頂いたスポットが「御射鹿池」。

奥様が御存命の頃、すでにご主人は癌の進行具合を宣告されていて
お二人の想い出にと計画していた池
しかし、その日に奥様の体調不調で
キャンセルをせざるをえなくなったスポットとのことでした。

それでは、亡くなられた奥様の分も
その景色を観てこようと。
WEB情報では、早朝がベストとのことで
今回前泊の小淵沢泊としたわけです。

朝の4時半に道の駅を出発
ここから約1時間のドライブで目的地に向かう
八ヶ岳に朝の陽光が浴びせられる
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そして、甲斐駒もピンクに染まる
やはり、山の朝は色の変化が綺麗。
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渋の湯から天狗岳に登るときに使う191号線の道沿いに
この池はあります。
路肩に5~6台は駐車できますが
駐車場があるわけでは無いので要注意です。

5時半に到着。
既に4~5台の池目当ての車が駐車。
思ったよりも小さな池です。
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30枚から40枚撮影
露出をいじりながら・・撮影した中で
これが一番かな・・
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緑がもう少し欲しかったですね。
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5月21日-22日で
ブロ友オフ会が今年は駒出池キャンプ場で予定されています。
22日の早朝に起きあがることができれば
もう一度再訪してみようと。


それでは・・・北八ヶ岳の山歩きに
麦草峠にむけて移動


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