土曜日・・・ギリギリになるまで休めるかどうか
決まらず、特に山行計画を組んでいなかった1月3週目の土曜日。
前日の金曜日の午後に土曜出勤もなくなり・・・
さあ~、どこにいこうか?
朝早く出発する準備も何もできていなく
近場で・・・とすると、富士山
展望ポイント・・・ブロ友もろーさんは紹介した杓子山に。
その周辺で未踏の山は無いか地図をみていると
都留の二十六夜山があるではないですか。
そして、その近くには二十六夜山に負けない
展望スポット、赤岩もある。
ということで、
今回は、今倉山・赤岩(松山)・二十六夜山と廻ってきた。
歩いてルートとヤマレコURLはこちらから。
道坂隧道駐車場 登山開始 am7:55
都留と道志を結ぶ道坂トンネルの都留側入口に駐車場あり
バスの路線と停留所も真向いにありますが、この季節は運休中。
ここの標高で既に約1000m。外気温は氷点下4℃。
先週の夜明け前高尾登山よりも寒い条件での出発です。
先着の車が3台。このうち、1台は大宮ナンバーの車で
ご年配のご夫婦が登山準備中。
ご挨拶すると私達と同コースの計画とのこと。
この後もレポに登場しますので
仮称大宮さんとさせて頂きます。
大宮さんにお先に登りますと声をかけて
本日の登山開始!!
登山口は道坂トンネルの左側の急坂を登ります。
ここからトンネル上部の道坂峠稜線まで登っていきます。
以外にこの稜線にでるまでの坂道が急勾配で
寒さで着ぐるみ状態になった身体がアッというまに
火照ってきました。
御正体山と今倉山とを結ぶ稜線に登ってきました。
ここからは冬の陽射しを浴びた明るい尾根道を登っていきます。
左前方に三つのピークがみえてきました。
ここからは二十六夜山は眺めることはできません。
山頂にむけて
ほぼ一直線の尾根道
途中で小さなピークを通過し一瞬緩やかな勾配にかわりますが
この後で更に傾斜がきつくなります。
先週登ったとはいえ高尾山
久々の急登に息もあがってきました。
今倉山山頂(東峰) am8:55
駐車場から、ほぼ一時間で今倉山山頂に到着
ここは道志山塊の主稜線にあたり、東側に歩くと菜畑山に
今日の目的地である二十六夜山は反対側になります。
さて、この後は主稜線のアップダウンの繰り返し。
まず、少し下って再び登り返すと
平坦な稜線道にいきつく
地図には今倉山西峰と記されていましたが
ここの山頂標は御座入山(ごぜりやま)
ここでの儀式はパス!!
今年は、自分の気に入った山頂を登録しようかと
思っています。
この平坦な稜線を少し進むと
一気に展望が開けた岩場にでます。
冬の濃紺ブルーの青空に霊峰の山容に身を奪われる。
実は、この日の朝。
中央道周辺の空は曇天。この日の山行は富士が見えての山。
どうする??
藤野PAで富士周辺のLIVEカメラも真っ白(泣)
ところが、八ヶ岳カメラは真っ青な青空が広がっているではないか。
きっと、この曇天雲は雲海となっているものではないかと
今日の山行きを強行したのです。
来て良かった。藤野PAから引き返したのでは
泣くに泣けなかったことでしょう。
この展望の岩場から、このルート唯一つの危険箇所。
岩場は降雪が残る凍結土。滑らない様にゆっくりと下りていく。
前方には次なるピーク赤岩が見えてきた。
西ヶ原分岐 am9:20
ここから沢コースを下りると駐車場近くに戻ることができる。
(今回は使用せず)
この分岐鞍部からは緩やかな坂道を登っていきます。
ここで下山してきたグループで出逢う。
リーダらしい方から「良い写真が撮れますよ~」
嬉しい言葉です。
稜線に再び登りつめると目の前には富士の姿
露岩部分を登っていくと、このルート最高の展望が広がっていました。
赤岩(松山) am9:33-9:53
赤岩からの展望は、ほぼ360度
視界に遮るものもなく最高の展望でした。
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幸いにも無風に近い状態。
冬の陽射しを浴びた最高の展望スポット。
展望良し!! 山頂登録の儀式!!
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この日、ブロ友「もろー」さんは、富士山前衛の山、杓子山と鹿留山(右側の山稜)に今頃どの辺りでしょう。
レポは、こちらから:高座山 杓子山 鹿留山 鳥居地峠から往復 2016.1.16
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南アルプスの白い稜線も明瞭です。
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三つ峠(手前の山)の奥には北岳・鳳凰・甲斐駒も・・・
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北側には、昨年の秋に登った黒岳・そして
最高の展望スポット白谷丸(茶色に剥げた部分)が目立つ。
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この展望を楽しんでいると
駐車場から後発の大宮さん達が追いついてきた。
大宮さん達と山座同定を楽しむ。
お二人、お話の様子だと結構山に入っている感じ。
先週も日光白根にいったとか・・・
さあ、ここから二十六夜山には一気に高度を下げます。
元の計画では、二十六夜山から往復して
この赤岩で昼食をとることにしていたのですが
この赤岩から見下ろす稜線の先にある
二十六夜山をみてしまうと心が挫ける。
まだ10時前で時刻も余裕あり。
取りあえず、大宮さんに「お先に!」と先に進むことにした。
幾つかのアップダウンはあったものの歩きやすく
落ち葉の絨毯が敷き詰められた登山道は気持ち良い。
思わず・・・スキップしたくなる感じ。
分かりますね~。
大宮さんからの情報では
二十六夜山手前の鞍部には林道が走っているとのこと。
その林道まで一気に高度を下げていきます。
前方には目的とするピークが見え始めてきました。
登山道は、いつのまにか木階段、手すりの備えられた
ハイキング道に変わっていた。
林道 am10:22
林道といっても舗装された綺麗な道。
二十六夜山には舗装道を50mばから進んだ左手にあります。
左手の小山が二十六夜山です。
ここからの富士も見事ですが
左側に雲が湧いてきました。
だから、富士山はシャッターを押せるときに
押すべきなんですね。
二十六夜山への登り道も
緩い勾配の登山道。
こんな道が永遠に続くなら歩け続けそうな気がする。
落ち葉の踏みしめる音も気持ち良い。
二十六夜山 am10:37-11:20
山頂部は小さな広場。
そして南側と北側の斜面の木々は伐採されて
展望を開けさせてくれている。
この日、最後の儀式
(1/18までに踏破座数50座・累積標高17,799m)
ここの山頂標、彫り物になっています。立派ですね。
富士山と対面しながらのランチタイム
ほどなく、大宮さん達も山頂に到着し山談義に花が咲く。
山での一期一会、今年も大事にしたいです。
北側は山々に囲まれた都留の街を見渡すことができる。
その中の中央部の山が九鬼山
秀麗富嶽の選ばれている山ですが
山頂部は木々い覆われ展望は無いに等しい。
十二景の選にもれた二十六夜山
軍配は、こちらの勝ちですね。
そして秋山の二十六夜山にもあった石碑
名前の由来は月の出を待つ二十六夜待ちという
江戸時代の行事に由来しているそうです。
(秋山と同じ)
40分程のランチタイムで
身も心も休んだ私達
時刻は早いですが、大宮さんに挨拶して下山することに。
再び林道・・そして下山 am11:33
下山ルートは、当初予定の赤岩に戻り西ヶ原からおりるコースを
取りやめて林道を直接戻ることとした。
何しろ、ランチタイムでお腹がいっぱい。
赤岩までの登り返しは無理と判断(笑)
富士山を眺めながらの林道歩き
駐車場まで約2kmの行程ですが気持ち良い展望道でした。
御正体の立派な山容も気になるのですが
評判では展望が無いとのこと。
こうち隊の選から外れた山です。
前方頭上に赤岩が見えてきた。
この周辺、紅葉も素晴らしいでしょうね。
林道、日影部分は残雪と一部凍結した道。
この道、冬季通行止めなのに???
西ヶ原からの下山口を通過すると本道合流は近い
ゲート通過。
この先の道が都留道志線となります。
二十六夜山と赤岩の組み合わせ山行も良いですね。
道坂トンネル駐車場 am12:18
二十六夜山から約1時間で戻ってきました。
駐車場には朝駐車していた車が、そのまま。
皆さん、どこまで歩いていたのでしょう。
(大宮さんの車も含まれますが・・笑)
さて、今朝の大雪!!
暖冬といわれた今シーズン
雪山本番ですね。