2016年01月

土曜日・・・ギリギリになるまで休めるかどうか
決まらず、特に山行計画を組んでいなかった1月3週目の土曜日。

前日の金曜日の午後に土曜出勤もなくなり・・・
さあ~、どこにいこうか?

朝早く出発する準備も何もできていなく
近場で・・・とすると、富士山
展望ポイント・・・ブロ友もろーさんは紹介した杓子山に。
その周辺で未踏の山は無いか地図をみていると
都留の二十六夜山があるではないですか。
そして、その近くには二十六夜山に負けない
展望スポット、赤岩もある。

ということで、
今回は、今倉山・赤岩(松山)・二十六夜山と廻ってきた。
歩いてルートとヤマレコURLはこちらから。
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 道坂隧道駐車場  登山開始           am7:55  

都留と道志を結ぶ道坂トンネルの都留側入口に駐車場あり
バスの路線と停留所も真向いにありますが、この季節は運休中。
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ここの標高で既に約1000m。外気温は氷点下4℃。
先週の夜明け前高尾登山よりも寒い条件での出発です。
先着の車が3台。このうち、1台は大宮ナンバーの車で
ご年配のご夫婦が登山準備中。
ご挨拶すると私達と同コースの計画とのこと。
この後もレポに登場しますので
仮称大宮さんとさせて頂きます。

大宮さんにお先に登りますと声をかけて
本日の登山開始!!

登山口は道坂トンネルの左側の急坂を登ります。
ここからトンネル上部の道坂峠稜線まで登っていきます。
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以外にこの稜線にでるまでの坂道が急勾配で
寒さで着ぐるみ状態になった身体がアッというまに
火照ってきました。
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御正体山と今倉山とを結ぶ稜線に登ってきました。
ここからは冬の陽射しを浴びた明るい尾根道を登っていきます。
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左前方に三つのピークがみえてきました。
ここからは二十六夜山は眺めることはできません。
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山頂にむけて
ほぼ一直線の尾根道
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途中で小さなピークを通過し一瞬緩やかな勾配にかわりますが
この後で更に傾斜がきつくなります。
先週登ったとはいえ高尾山
久々の急登に息もあがってきました。
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 今倉山山頂(東峰)           am8:55  
駐車場から、ほぼ一時間で今倉山山頂に到着
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ここは道志山塊の主稜線にあたり、東側に歩くと菜畑山に
今日の目的地である二十六夜山は反対側になります。

さて、この後は主稜線のアップダウンの繰り返し。
まず、少し下って再び登り返すと
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平坦な稜線道にいきつく
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地図には今倉山西峰と記されていましたが
ここの山頂標は御座入山(ごぜりやま)
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ここでの儀式はパス!!
今年は、自分の気に入った山頂を登録しようかと
思っています。

この平坦な稜線を少し進むと
一気に展望が開けた岩場にでます。
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冬の濃紺ブルーの青空に霊峰の山容に身を奪われる。
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実は、この日の朝。
中央道周辺の空は曇天。この日の山行は富士が見えての山。
どうする??
藤野PAで富士周辺のLIVEカメラも真っ白(泣)
ところが、八ヶ岳カメラは真っ青な青空が広がっているではないか。
きっと、この曇天雲は雲海となっているものではないかと
今日の山行きを強行したのです。

来て良かった。藤野PAから引き返したのでは
泣くに泣けなかったことでしょう。

この展望の岩場から、このルート唯一つの危険箇所。
岩場は降雪が残る凍結土。滑らない様にゆっくりと下りていく。
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前方には次なるピーク赤岩が見えてきた。
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 西ヶ原分岐           am9:20  
ここから沢コースを下りると駐車場近くに戻ることができる。
(今回は使用せず)
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この分岐鞍部からは緩やかな坂道を登っていきます。
ここで下山してきたグループで出逢う。
リーダらしい方から「良い写真が撮れますよ~」
嬉しい言葉です。
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稜線に再び登りつめると目の前には富士の姿
露岩部分を登っていくと、このルート最高の展望が広がっていました。
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 赤岩(松山)           am9:33-9:53  
赤岩からの展望は、ほぼ360度
視界に遮るものもなく最高の展望でした。
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幸いにも無風に近い状態。
冬の陽射しを浴びた最高の展望スポット。

展望良し!! 山頂登録の儀式!!
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 この日、ブロ友「もろー」さんは、富士山前衛の山、杓子山と鹿留山(右側の山稜)に今頃どの辺りでしょう。
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南アルプスの白い稜線も明瞭です。
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三つ峠(手前の山)の奥には北岳・鳳凰・甲斐駒も・・・
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北側には、昨年の秋に登った黒岳・そして
最高の展望スポット白谷丸(茶色に剥げた部分)が目立つ。
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この展望を楽しんでいると
駐車場から後発の大宮さん達が追いついてきた。
大宮さん達と山座同定を楽しむ。
お二人、お話の様子だと結構山に入っている感じ。
先週も日光白根にいったとか・・・

さあ、ここから二十六夜山には一気に高度を下げます。
元の計画では、二十六夜山から往復して
この赤岩で昼食をとることにしていたのですが
この赤岩から見下ろす稜線の先にある
二十六夜山をみてしまうと心が挫ける。
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まだ10時前で時刻も余裕あり。
取りあえず、大宮さんに「お先に!」と先に進むことにした。

幾つかのアップダウンはあったものの歩きやすく
落ち葉の絨毯が敷き詰められた登山道は気持ち良い。
思わず・・・スキップしたくなる感じ。
分かりますね~。
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大宮さんからの情報では
二十六夜山手前の鞍部には林道が走っているとのこと。
その林道まで一気に高度を下げていきます。
前方には目的とするピークが見え始めてきました。
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登山道は、いつのまにか木階段、手すりの備えられた
ハイキング道に変わっていた。
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  林道            am10:22  
林道といっても舗装された綺麗な道。
二十六夜山には舗装道を50mばから進んだ左手にあります。
左手の小山が二十六夜山です。
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ここからの富士も見事ですが
左側に雲が湧いてきました。
だから、富士山はシャッターを押せるときに
押すべきなんですね。
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二十六夜山への登り道も
緩い勾配の登山道。
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こんな道が永遠に続くなら歩け続けそうな気がする。
落ち葉の踏みしめる音も気持ち良い。

 二十六夜山           am10:37-11:20  
山頂部は小さな広場。
そして南側と北側の斜面の木々は伐採されて
展望を開けさせてくれている。

この日、最後の儀式
(1/18までに踏破座数50座・累積標高17,799m)
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ここの山頂標、彫り物になっています。立派ですね。
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富士山と対面しながらのランチタイム
ほどなく、大宮さん達も山頂に到着し山談義に花が咲く。
山での一期一会、今年も大事にしたいです。
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北側は山々に囲まれた都留の街を見渡すことができる。
その中の中央部の山が九鬼山
秀麗富嶽の選ばれている山ですが
山頂部は木々い覆われ展望は無いに等しい。

十二景の選にもれた二十六夜山
軍配は、こちらの勝ちですね。
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そして秋山の二十六夜山にもあった石碑
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名前の由来は月の出を待つ二十六夜待ちという
江戸時代の行事に由来しているそうです。
(秋山と同じ)

40分程のランチタイムで
身も心も休んだ私達
時刻は早いですが、大宮さんに挨拶して下山することに。
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 再び林道・・そして下山           am11:33  
下山ルートは、当初予定の赤岩に戻り西ヶ原からおりるコースを
取りやめて林道を直接戻ることとした。
何しろ、ランチタイムでお腹がいっぱい。
赤岩までの登り返しは無理と判断(笑)

富士山を眺めながらの林道歩き
駐車場まで約2kmの行程ですが気持ち良い展望道でした。
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御正体の立派な山容も気になるのですが
評判では展望が無いとのこと。
こうち隊の選から外れた山です。
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前方頭上に赤岩が見えてきた。
この周辺、紅葉も素晴らしいでしょうね。
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林道、日影部分は残雪と一部凍結した道。
この道、冬季通行止めなのに???
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西ヶ原からの下山口を通過すると本道合流は近い
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ゲート通過。
この先の道が都留道志線となります。
二十六夜山と赤岩の組み合わせ山行も良いですね。
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 道坂トンネル駐車場           am12:18  

二十六夜山から約1時間で戻ってきました。
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駐車場には朝駐車していた車が、そのまま。
皆さん、どこまで歩いていたのでしょう。
(大宮さんの車も含まれますが・・笑)

さて、今朝の大雪!!

暖冬といわれた今シーズン
雪山本番ですね。
























2016年の初登山は、やはり地元の高尾山
そして、昨年と同じくシモバシラ氷華鑑賞ハイク
今年もスタートします。

今年もこのシモバシラ華の声かけは
 長野のひらさんから
長野隊からはレンレンさんも参加


そして、今年のメンバーは
   momo隊
   ⇒
   tanmaさん
最後に高尾山が鬼門と本人が言っている
   奥多摩の魔神こと・・booさん

山行ルートは・・・今更ながらの高尾定番ルートで
稲荷山から高尾、城山まで足を延ばし
帰りは薬王院にて初詣
下りは、今年もリフトを使ってしまいました。
・・booさん以外は・・・
これが、またびっくりぽんな出来事に

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高尾山口駐車場を朝の5時に出発。
気温は0℃・・・ちょっと気温が高いかな??
今回のメンバー、momo隊・・・レンレンさんとbooさんは初対面
momo隊には、これまでbooさんの魔神的インプット情報は
ぴろりん隊、ひらさんからもインプット済。
さあ、どんな印象を持たれたでしょうか。
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高尾山口駅は昨年リニューアル。
設計者は新国立競技場A案の設計者-隈研吾氏
新国立のイメージも、この様な感じでしょうか。
楽しみです。
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定番の稲荷山ルートを登っていきます。
登山道の木道に霜もおりており良い感じ。
しかし、この夜明け前の真っ暗な登山道を登る8人。
異様な集団にも思えますが・・・
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月明りも無い夜明け前の真っ暗な道、
ヘッデンの明りに吐く息が白く
深々とした山の寒さに反して
身体が火照ってくると

このルートの休憩ポイント稲荷山の東屋に到着。
ここの不夜城と思える東京の街明り
ここからの夜景は見事で、スカイツリーの明りも
この日は良く遠望できました。
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ここで東屋で一休憩すると
このルート後半は緩やかな登りで一気に
高尾山山頂へ。

6時40分の大見晴台に到着。
昼間の喧噪とした場所とは思えない静けさです。
高尾山・・・人の多さに敬遠される方も多いですが
時間を選択すれば本来の高尾の姿を体験できます。
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この朝の日の出は6時50分
残念ながら南の空にはどんよりとした厚い雲がかかっており
ご来光は望めず。
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僅かな雲の隙間からの朝日を浴びた
ピンクに染まった富士が美しい。
例年ですと、この様な地肌は富士に観られないのですが・・
雪・・・・少なっ・・・
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さあ、ここで
今年も始まった新たな1000座プロジェクト!!
↓詳細は、こちらをクリックしてくださいね。
新参加者も絶賛募集中です。
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↑昨年の1000座記タオルマフラーで、パチリ!!

さあ~肝心のシモバシラ
本来ならばもみじ台北側の巻き道周辺に
氷の結晶華を作っているのですが
山頂で・・皆さん覚悟を決めていた通り(寒くない・・)
影も形もない・・・

更に足を小仏城山に足を延ばしていくと
前方歩いていた相方が手で〇マーク。
城山から下山してくる人からシモバシラを目撃したとのこと。

その前に定番の一丁平の展望台に
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レンレンさんのお目当ては・・やはり、この富士山。
北信地方では・・・眺めることが出来ない景色です。
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そして、お目当てのシモバシラは・・
この展望台北側の巻き道に小さな華をさかせていました。
皆さん、撮影に夢中です。
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私も少しだけ・・パチリと
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ちっちゃくても、可愛いですね。
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そして足を延ばすこと
昨年発見した穴場スポット。
ここが期待していたポイントだったのですが
残念ながら・・・ナッシング。
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気分を切り替えて
城山お茶屋さんで軽くオヤツ休憩。
(お茶屋さんは開業前でなめこ汁は今年は無し)
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ここからの富士もお見事ですね。
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そして、1000座儀式!!
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さあ、もう一度
一丁平に戻り、撮影タイム!!
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今週後半から更に寒さが厳しくなるので
期待できるかも・・

朝は通過しなかった大見晴台巻き道にも
数株(?)ほど・・
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こちらは朝日を浴びて溶け始めています。
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当初は完全に諦めていたシモバシラ・・
この陽気で発見できたこと自体が奇跡的で
今年も良いことがおきそうな予感です。

目的を達成した一行は・・
薬王院にて初詣と
昨年より恒例となっている銭洗い弁天に
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銭洗い弁天の洞穴から。
booさんも、この銭洗い弁天は御存知でなかった様です。
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そして、最後のターゲットは
天狗焼!! 
ひらさん・レンレンさん、お土産を沢山買ってかえりましたが
長野隊のみなさん、如何でした?

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更に、三福団子を食べて
リフトで下山しようとすると
booさんは、歩きで下山するとのこと。
流石、ストイックな山屋さんです。

リフト駅でbooさんと別れて
残ったメンバーはリフトで楽々下山。
約15分超の長さで、身体は冷え切ってしまいました。
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そして、清滝駅に到着。
ひらさんと、
まさか、booさん、先に下りていないよね・・と
会話しながら駐車場に向かう一行。
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この先に・・・
びっくりぽんな方が・・駐車場に。

booさん、なんと
先に駐車場に到着していたではないですか(驚)!!
リフトよりも早く下山できる鬼足(boo語では、下り足君)。

また、一つ
ブロ友仲間に伝説をつくってしまいました。


まあ、最後に驚く出来事はありましたが
目的としてシモバシラ氷華も観ることでき
一年のスタートをきることができました。

今年、一年
よろしくお願いします。

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