2015年08月


スーパーよさこい を観にいってきた。

5年前に知った毎年原宿で行われてるイベント!!
二日前にBSで放映されていた今年のよさこい祭りの
映像をみていて
そして、お天気も山には登れないこともあり
金曜日の夜に思い立った。

正確には
今年で15年目とのこと。

全国各地から毎年約100チームが表参道に集結し、個性豊かな熱氣溢れる“よさこい鳴子踊り”を披露します。

そして、私こと「こうち」の地元人気チームも参加しています。
今年の目玉は、この2チーム


ほにやは、よさこい大賞の常連チーム
そして、濱長は最近できた
高知の老舗料亭「濱長」のチーム
女将さんのおじい様が・・
元祖「よさこい鳴子祭り」をつくり
今、そのDNAが孫の女将に受け継がれています

そして、
今年のよさこいでは、金賞をもらったそうです。

それでは・・・今年は小雨ふる明治神宮の杜と
代々木でしたが

ちょっとだけ、雰囲気の写真を

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今年、5年振りに観に来て
以前は派手さだけの踊りが多かったのですが
よさこいの基本である鳴子のビートを生かした
踊り子隊の数が多くなったこと。

そしてなにより
高知からの参加チームは
過去回帰ではないけど
正調鳴子踊りのエッセンスと新しいパーフォーマンスとが
上手く融合された踊りになっていたこと。

「あったか高知踊り子隊IN原宿」 は、
当日のよさこい鳴子踊り練習で
踊りに参加できるイベント参加型チーム

私の時代は
これが、よさこい鳴子踊りでした。

これが、次第に踊りに変化が・・
そして、土佐の自由な風土が
音楽までアレンジを許すこととなったのが

今のよさこい踊りです。

若者の躍動感あふれる踊りで
元気をもらい
また、濱長さんの様な
しっとりした踊りと美しさ華やかさ
鳥肌がたつ思いでした。

来年は、正調よさこい鳴子踊りでも
踊ってみようかな・・・・


少し間延びしてしまいましたが
日光白根山レポの続きです。

  日光白根山から下る  10:30   

このルートの定番コースは、この白根山山頂から
五色沼に下りて山頂駅に戻りますが
外輪山の様に五色沼の周囲を囲っている山々も
気になるところ。

中禅寺湖と男体山は
すっかりガスの中に入ってしまいましたが
まだ、ここまでガスってしまうことは無さそう。
時間的にも余裕あるので・・そのまま

少しザレタ斜面を下っていきます。
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この斜面には、コマクサが群生していますが
ロープで保護されており、遠目からのショットとなります。
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そして、この斜面は
マルバダケブキの群落地
斜面一面、黄色の花弁で彩られていました。
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その斜面、下る登山者が殆どですが
登ってこられる方も・・・お一人は湯元から4時間かけてとか
時刻もお昼近くになり、気温も上昇
この急坂登りはキツソウだな~
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急坂を下りきると
樹林帯に入り、暑さも凌げる状態に
ここで昼食を取ってられる人々もいましたが
もう少し先に進みます。
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  避難小屋  11:00   
樹林帯を抜け出て
草原地ででると
避難小屋の赤い屋根が見えてきました。

ここでも、多くの登山者が休息中。
ただ、日影は
既に場所を抑えられていたので
稜線地まで、そのまま
進むことに。
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ちょっと、急登箇所もありますが
ほぼ、緩やかな登り路
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  湖畔稜線  11:15-11:35 昼食休憩   

湖畔の山稜線に飛び出る前の
木陰でお握りで簡単なランチ休憩と
今回は持参してきた冷えたビールで
火照った身体を冷まします。

さあ、後半戦は湖畔の周囲を巡る旅です。
稜線にでると直ぐに
前白根山への指導標
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指導標に従い稜線を少し歩くと
前方に前白根山とおぼしき丘陵部が見えてきた。
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そして、この稜線は日光白根山(奥白根)の展望ポイント!!
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青空に黒い点々が映っていますが分かります?
この稜線にでると
飛び交うトンボの数が半端なく
かといってうまく写真もとれず
こんな風に映り込んでしまいます。

五色沼への分岐道をやり過ごし
前白根山にむけた丘陵部にとりつくと


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コマクサ
ここの花はピンクの色が濃いですね。
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  前白根山  11:56   
昼食ポイントから約20分程で前白根山。
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この先は湯元温泉に下りていけます。

前白根山から次なるターゲットは五色山
この山に登るには
ダケカンバの林を下り、再びの登り返し。
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鞍部は広く
笹原の気持ち良く歩ける道です。
前方のピークが五色山です。
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この五色山への登り返しは
樹林帯側を通り抜けていくので比較的楽でした。
そして、緑の枝の先には
夏の青空に積乱雲が成長してきている様に感じます。
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  五色山  12:20-12:26   
五色山山頂は、山の名の通り
五色沼と日光白根山が一望できる展望ポイントです。
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先着(私達の先行ではなく)に男性が二人
ここの景色を楽しんでいた。
聞くとお二方
地元の方で
今日は、金精峠からのピストンだっとのこと。
暫く、会話を楽しんだ後
二人は五色沼の反対側のルートで
金精峠に下りていった。

そして、この辺りからは
尾瀬の燧ヶ岳が良くみえます。
至仏・燧ともに、まだ未踏です。
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五色山からは
後は、弥陀ヶ池経由にてRW山頂駅に向かう。

弥陀ヶ池分岐までは
前方に、威風堂々とした白根山を真正面に眺めながらの
気持ち良い熊笹の尾根道。
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このルートから(金精峠-五色山)の登りルートも良いかも。
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そんな気持ち良く歩ける道も
直ぐに終わり、樹林帯への下り道に変わります。
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  湖畔稜線休憩  13:00-13:10   
途中で弥陀ヶ池分岐を通り抜けてしまい
五色沼に誤って下りるところ(遠回り)を
直ぐに気が付く。

弥陀ヶ池ルートにもどり
一旦、少し下って登り返すと

風が吹き抜ける五色沼の展望ポイントに到着

五色沼も見納めとして、本日最後の休憩。
五色沼の奥に見える丘が前白根です。
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相方、湖面に大きな魚が泳いでいると指をさす。
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カメラを望遠にしてみると
五色沼で泳いでいる人魚???


休息十分とり、これから下山に向けた
体力も十分に回復

少し歩くと五色沼からの合流ポイント
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さらに進むと
弥陀ヶ池に到着。
左手に見えている木橋の先は、菅沼登山口へと通じている。
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弥陀ヶ池を七色平方面に
進路をとり樹林帯の中に再び入る。
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これで暑さがしのげる~ 涼しい!!

  七色平  13:40   
以外に七色平までの下り道は
岩場が多い急こう配の道で苦戦。

七色平への分岐に到着。⇒にルートをとっても
このエリアは道標のしっかりしたハイキングコースで
山頂駅まで通じますが、今日は大人しく
今朝がた登ってきたルートに戻ります。
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七色平
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高山植物保護されている緑地帯だとおもますが
今日は白い「   」のみで
七色までは色足らずでした。
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七色平の先には
朽ち果てかけた古い避難小屋
そして、そこをすぎると
今朝の登りルートに戻ります。

途中、今朝は撮れなかった「不動岩」
溶岩が固まったものなのでしょうか。
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  RW山頂駅  14:14   

山頂駅手間の二荒山神社にて
冷たい水を補給し
ロープウェイ山頂駅に戻ってきました。

午後になり
日光白根山も西側の荒々しい斜面が
良く見える様になりました。
今日のルートは
右側に廻りこみ頂上にいたり
左側の裾野の先から下山したことになります。
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この後、日本ロマチック街道
別名、とうもろこし街道とも呼ばれているそうですが
トウモロコシを買って
沼田IC近くの道の駅「望郷の湯」
汗を流して帰宅しました。

※この望郷の湯、露天風呂の展望が最高です。




8月第二週目
全国的にお天気も良かった様ですね。
皆さん、どちらにお出かけしたのでしょうか。
我が家は、埼玉に住むBOB一家が
週末泊まりに・・つかまり立ちできる様になったSALAちゃんと
遊ばせて頂きました。

そんなことで
  一週間前の山行レポが、まだ
   完成しておりません(8/9夕刻)。


7月の夏休み前半は表銀座から槍ヶ岳
中休みをおいて
後半には槍ヶ岳の疲れをとるべく
楽して登れる山ということで
日本百名山未踏の山
「日光白根山」に
登ってきた。

この山は、
丸沼高原スキー場のRWにて
一気に標高2000mまで
高度を稼ぐことができる。

そしてRW始発の時間も、そんなに早い時間でなく(7:30~)
八王子自宅からも5時起きで十分。

それでは、今回のルートを紹介します。
今回からヤマレコに記録登録しております。
下のルート図とヤマレコ記録はリンクされております。


関越自動車道-沼田ICを下りて
国道120号線(通称:日本ロマンチック街道)は
渋滞もなく快適なドライブ運転で
丸沼高原スキー場駐車場には
7時半過ぎに到着

RW山麓駅は、標高1400m
ここから標高差600mを約15分で
山頂駅に運んでくれる(往復1800円)。
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おー!!
あの三つの瘤を山頂にもった独特な山容
日光白根山が姿を見せてくれました。
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山頂駅を出ると気が付く施設が
「天空の足湯」
標高2000mでパノラマを眺めながらの足湯は
気持ちが良さそうです。
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足湯からのパノラマです。
左手の少しギザギザ稜線が武尊山で
右手の緩やかな山頂部が至仏山です。
ここからだけでも百名山を10座は眺められるそうですよ。
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そして、山側に振り返ると
本日、目指す日光白根山の
デコボコ山頂の溶岩ドームが特徴的だ。
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  山頂駅出発  8:24   
登山口近くに赤い鳥居の二荒山神社にて
安全登山を祈願
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登山道入り口には頑丈なシカの食害を防ぐ為の
ゲートを開いて、樹林帯に入る。
何か、動物園内にはいる様で不思議な感じ。
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登山道は、しばらく平坦な歩き易い道で
2000m高度の樹林帯ならはの涼しさ。
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時折、急登上りはあるものの
直ぐに平坦な道に
針葉樹林の先に山頂が見えてきた。
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登山ルートは山頂部の南側に大きく
廻りこむ様にして徐々に高度を上げていく。
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そして登り道が緩やかになったと思えば
森林限界を超えて目の前が開けてくる。
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あとは、前方にみえる
稜線にむけた急登を登るのみ。
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この急登からも武尊山の稜線が良くみえる。
武尊山の奥の方に雲がわきたってきた様です。
ここまで雲が来ない様に!1
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すると、傍らの相方から
あれ?富士!!
よく探し充てることができたな・・・
正しく、富士山の頂上部
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山頂近くになると
緑の植物も多くなり
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ハクサンフウロや??????咲くお花畑が広がっていました。
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このお花畑を通り抜けて
稜線・・そして山頂部らしき場所に向かうと
??・・名無しの標柱??
ここには白山神社の祠が祭られておりました。
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そう、山頂は、この溶岩ドームでできた岩峰。
その先には、ガスった男体山と中禅寺湖
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いったん、鞍部まで10m程下り
溶岩の大きな岩を縫う様に山頂部にたどり着く

  日光白根山頂  10:10   
白根山!! 久々の日本百名山!!
こうち隊で43座目です
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そして1000座プロジェクトで
728座目です(8/10現在 760座)

1時間45分で山頂に
コースタイムで2時間50分??
表銀座山行のリハビリ登山にしては快調なペースで
登ってきた。


そして、山頂近くに咲いていたトウヤクリンドウの先に
気になる岩峰を発見!1
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この角度、決まってるでしょう~
欲をいうと
背景の男体山がガスってなければ最高でしたが。
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山頂部から少し下りると
五色沼を見下ろすポイントに。
綺麗な青緑色の湖水ですが
光の加減で水面の色が変化するとか。
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さて、昼食には、まだ早い時間。
この五色沼の周囲の山々巡る周回ルートを楽しむことに
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後半につづく









連日の猛暑・・・ たまりません~
今一度、北アルプスの稜線に戻りたい〜。
今思えば・・2週間も経過したのですね。

それでは、この長くなりましたが
この表銀座からの山レポの最終章です。



やっぱり、個室は落ち着く
前日の日の入りをパスして個室で爆睡。
夕方の6時半位から朝方の3時過ぎまで
自宅で眠っているのと思わんばかりに良く眠れました。

この部屋は本館と別れた別館とあって、
周囲の物音が殆ど聞こえず
山小屋の朝の喧噪とは別世界。

山支度に本館に足をむけると
山荘を出発する登山者、外でご来光を眺めようと
準備している登山者等々で朝の活気あふれる
山小屋の様。

この山荘の朝食も他の小屋と同じく
朝の5時からです。
テーブルは早いもの勝ちなので
4時半すぎには、すでに行列が出来ていました。
相方に行列に並んでもらい外にでる。
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この日も前日と同様、良い天気になりそうです。
ご来光は方向的には槍ヶ岳に遮られてみえないか・・・

南の曙色に染まった空に
八ヶ岳(左)と南アルプスのシルエットと
その稜線の奥には日本の象徴、富士のお山が
今日も美しいです。
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定刻の5時に最初のテーブルを確保。
テント泊と違って上げ膳据え膳の食事は有難いことです。
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食堂の奥には槍ヶ岳開山僧 播隆上人の像
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そして、その像の横には
播隆上人が描いた槍ヶ岳の絵図が掛けられていた。
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この当時、槍ヶ岳へのアクセスは
今の蝶が岳から梓川に下り
槍沢にそって登るルート
この絵図の中央部の山の名前が
「頂嶽」となっていますが
これ、蝶が岳の別称です。

今日は、この槍沢を下って上高地に下山します。

そして、そのルート上に
播隆上人の籠った
「坊主岩小屋」があります。
それは、後ほど・・

食事を終えて
いよいよ、この表銀座・東鎌尾根縦走の旅も
フィナーレ、最後の下山です。

予定では5時半には出発したかったところ
いつもの様にグズグズしていると
6時近くになっていた。

北アルプスの山小屋には色々と名物グルメが存在します。
西穂山荘ではラーメンが有名ですね。
燕山荘のケーキセットとか
そして
槍ヶ岳山荘の名物グルメは・・朝焼きたてのクロワッサン

昨晩、販売の時間を確認すると6時からということで
そこまで出発を延ばせないなと諦めていた嗜好品

出発準備のグズグズのお蔭で
その6時に、クロワッサンを購入することができました。
(実際には6時少し前から販売していた様子)。

出発前にクロワッサンを食べて
もう一つの菓子パン(メープルピーガン)を行動食として
ザックに潰れない様に優しくつめこみ
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下山開始!!

   槍ヶ岳山荘下山開始  6:00   
槍ヶ岳山荘から上高地まで
標高差で約1600m、沿面距離19kmの長い下山路です。

今日もピーカンの青空
暑くなりそうです。

山荘から想像していたほど
歩き易く無く
岩ゴロゴロの下り道
足腰に負担がきます。
この写真の後で、にわかに新穂高側から
ガスが槍ヶ岳にわき上がってきます。
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徐々に・・徐々に
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ヒュッテ大槍への分岐手前に
坊主岩小屋(播隆窟)
小屋というより小さな洞穴です。
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この日、朝の7時前にして
この刺す様な日差し

そんな時、雪渓横断は
少しだけ涼を感じる。
でも、雪は既にジェル状態。

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この雪渓は、ルート確保して頂いている。
5月の阿弥陀岳からの下山路を思い出す。
流石、北アルプスだなと思った次第。
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   天狗原分岐  7:06   
ここまでの下山路
コースタイム1時間40分のところ
ピッチをあげて
1時間ちょっとで下りてきた。
下りとはいえ、汗も吹き出し
水の消費も多い。
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この分岐から、逆さ槍で有名な天狗池への分けるが
まだ、雪が残っており
池の湖面が完全に現われるには今少しまたなければならない。

更に進むと槍沢は右方向に曲がる(大曲)。
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相方さんが見上げた方角が水俣乗越の鞍部と思われる。


この辺りは、雪渓が残っており
スリップ気を付ければ
歩き易いルートです。
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さて、この地点で二人の水が無くなってしまいました。
元々、ババ平にて水補給をしようと考えていたわけですが
少し早めの渇水状態

   ババ平キャンプ場  8:05-8:20   
そして、歩くこと山荘から2時間でババ平に到着
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あった!!
冷たい水が・・・何とも贅沢なこと
そして、旨い!!
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しばし、山荘で買った菓子パンと行動食にて
休息タイム。
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写真の男性は私ではありませんが
前方の稜線は、東鎌尾根!!
この爽快感、わかります。

ここでテン泊して槍沢から登る
或は水俣乗越に登り東鎌尾根からの槍ヶ岳にはアクセスできます。

あなたなら、どちらをとりますか((笑))

   槍沢ロッジ  8:36-8:45   
たっぷりとババ平で休息をした二人でしたが
槍沢ロッジで再び小休憩で
CCレモンの補給。
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この時間帯のロッジは静かですね。

ロッジから横尾まで1時間20分の行程。
でも、この区間になると標高を大半を下り切っているので
緩やかな沢沿いの道を進みます。
梓川の水の色がとても美しい。
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そして、手拭を川の冷たい水で濡らして
首筋に巻くと
一気に体内温度が下がる様な気分。

二ノ俣を渡ります。
二ノ俣谷は昨日の大天井岳から西岳に
そって流れる川筋です。
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更に、もう一つの川を渡ります。
一ノ俣谷
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新田次郎の槍ヶ岳開山にも
この二つの川を渡る件が書かれており
川の水は夏といっても氷の様に冷たい水で更に急流だったようです。
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↑一の俣谷

水の冷たさは、後ほど実感します。

   横尾山荘  10:00-10:16   
槍ヶ岳山荘から4時間で横尾山荘に
やはり、遠い。

そして、暑い!!
流石に湿気は無いにしても、気温は20度台後半は
あるのではないだろうか。
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ここでも炭酸ジュース休憩をとり
この後の徳澤園で昼食休憩をとることとした。
そして、私のお目当ては
泡のでる飲み物

   徳澤園  11:10-昼食-12:00   
河童橋-明神池-徳澤園-横尾
朝の早い時間帯なら、これから山に登る登山者で混み合う
上高地銀座通りなのだが

流石にこの時間帯で登ってくる人は余りいなく
下りも私達以外に数組が前後する混み合いだった。

それにしても、久々の上高地で
この横尾から徳澤園が以外に長く感じた。

ただ、暑さの厳しい中、
風通しの良い林を抜ける道は暑さがしのげた。

さあ、お目当ての昼食タイムといきましょう!!
徳澤園-MICHIKUSA SHOKUDOUです。
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生 大 

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ほろ酔い気分で、気分は達成感で高揚
(まだ、ゴールしていないのに・・・)

締めは、徳澤園名物のソフトクリームを
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キャンプ場側を流れる小川を眺めながら
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そして、あまりにも気持ち良さそうなので
足浴~

ところが、先ほどの小説にも書かれていた様に
氷の様に冷たいという表現は誇張でもなく
5秒と足を水に浸けられない冷たさ
足も寒いというより痛いという感じ
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これを見ていた
お隣の若者は・・なんと下半身浴。
気持ち良さそうでした。

   河童橋  13:50   

そして、時間は経過し
ほろ酔いのヘロヘロ気分で
河童橋に到着!!
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そして穂高は・・・・
おー天気予報当たったみたいで
厚いガスの中に。

北穂高は・・またの機会としましょう。
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そして、上高地BSターミナルで
新島々行きバス待ちの間に
これも・・ずっと食べたかった。
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横尾山荘辺りでカキ氷でも提供して頂けると
売れると思うんですが・・如何でしょうか。


   新島々-松本-穂高駅着       17:20           
 14:40の新島々行きバスに乗り込み
二日ぶりに新穂高駅に戻ってきました。
ここ数日続いた天気も下り坂になった模様で
表銀座稜線にも雲がかかっています。
何とか、この3日間
お天気が持ってくれてて良かったです。
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いつものしゃくなげ荘で汗を流し
(この温泉 410円・・ちょっと熱めのお湯ですが)
ネットで調べた夕食ポイントは↓
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しゃくなげ荘から穂高駅を結ぶ県道から
少し入ったロケーションですが

食べたかった夕食はこれ↓
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ブロ友ゆうゆう隊の食レポートに刺激されました。
本場伊那のソースかつ丼ではありませんでしたが
このかつ丼も、GOODです。


-山行記録-


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一週間休んで
久方ぶりの職場・・・涼しかった~。

しっかり仕事をしましょうね。

   西岳ヒュッテ出発  8:40   

カップ麺と炭酸ジュースを買い求め
小腹空いたお腹を満たし
いよいよ
今回の山行の核心部に向けて出発です。

これから槍ヶ岳までの
長い戦いが待っています。
それにしても灰色の岩肌に緑色の斜面
そして縞模様の白い雪渓。
美しい姿です。
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西岳ヒュッテから水俣乗越まで
標高差約200mを下ります。

西岳の西斜面は油断ならぬ急斜面。
ザレた斜面に架けられた鉄梯子・そして岩を落さない様に
慎重に下っていきます。
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鞍部らしき場所に下り立つと
目の前に登り返しのピークが・・
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鞍部稜線を歩きながら北方に目をやると
高瀬ダム・針ノ木岳の姿が見えた。
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この角度を北側から眺めた写真が↓
<2013年 針ノ木岳にて>
右側に槍ヶ岳が見えていますね。

やせ尾根に戻ります。
踏み外すと崖下まで一直線です。
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振り返ると西岳から
私達が下ってきた斜面!!
どこにルートが???
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危険地帯を抜けると
ほんの少しニッコーキスゲ咲く平和な道に
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眼下には槍沢登山路が見えています。
よく見ると蟻んこサイズの登山者が
雪渓を登っています。
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その平和な道も直ぐに終わり
東鎌尾根の最低鞍部
水俣乗越に向かって下っていきます。
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私達の前には団体さんで詰まっています。
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   水俣乗越  9:35   

その団体さんには水俣乗越で追いつく。
ここで休息しているものと思ったところ
何やら誰かに取材されている様です。
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何とヤマケイの記者さんが
この団体さんの中のヘルメットを被ったメンバーに
写真を撮らせてもらいたい・・と依頼している様子。
このシュチュエーション、どこかで・・・。
そう、私達も雪の雲取山の下山時に
撮って頂いた「ワンダーフォーゲル」の雑誌記事
だったのです。

この待ちぶせ取材を知っていれば
ヘルメットでも被って下りたのに
残念!!
(因みに記者は女性だった様なので
私達とは違った記者さん達だと思います)

こんな御気楽な気分で団体さんをやり過ごしたこうち隊
まさか・・この時、この後の苦闘を想像も
していなかった。・・・この時は。

苦悶にゆがむ顔・・・東鎌尾根

水俣乗越から
昼食休憩ポイントで考えていた大槍ヒュッテまで
約400mの標高差

念願の東鎌尾根
相方に提案
標高100m登ったら休憩のパターンで登ろう!!

時間も十分あるし休み休みに登ろうと
あくまでも相方の体力を気遣った提案でした。

乗越から直ぐに岩場が続きます。
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岩場を登り切ると
東鎌尾根の全容が見えてきます。
結構、登りながらのアップダウンが続いている様です。
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相方、槍ヶ岳に向かって儀式
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クリックで拡大可

東鎌尾根の定番写真
ハイマツ帯の中に丸太梯子が連なっている様子が分かりますか?
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クリックで拡大可

さて、この辺りから
私こと、こうち
足のピッチが遅くなってきました。
原因不明です。とにかく、息苦しく
足が前にでません。
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この丸太梯子で
ブロ友mizuoさんは手に丸太の棘が刺さったそうで
二の舞になるものかと
いらんことを考えながら
這いつくばって登っていきます。

そして、この丸太梯子を渡り切ると
3連で垂直に架けられた高度感ある鉄梯子を下ります。
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何とか、一歩一歩注意しながら
下りてきましたが
全く、調子が上がらず。

日影探して休憩・・・
標高差100mごとに休憩といっていましたが
日影を見つける度に休憩・・休憩。
完全にブレーキになっています。
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朝出発した大天井岳が
あんなに遠くに見えています。
この距離で・・疲労が蓄積したか・・・

でも、あの方は今日は調子よさそう。
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これ以降、大槍ヒュッテまで
写真撮影の余裕無く
情けない私が山行モデルと化してしまいました。

これも、相方撮影の前穂高のゴジラの背中
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一応、槍ヶ岳に指さすポーズも
フラフラ・・・ダウン寸前。
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いよいよ、間近に迫ってきた槍ヶ岳。
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水俣乗越からの登り
私達の前後を歩いていた青年二人組
彼らも、私達を追い越しては日陰で寝そべったり
結局、ヒュッテ手前で先に行かれてしまいましたが
皆さん、ピッチ上がらなかった様です。

タイムアウト寸前・・。
心臓バクバクです。
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そして、ついに
ヒュッテ大槍に到着!!
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小屋の赤い屋根、後光が差している様で
これで、この苦闘も終わりかと・・・
思っていたわけですが・・・

   大槍ヒュッテ  11:45   
水俣乗越から2時間10分で
大槍ヒュッテに到達。
これでも、コースタイムと同タイム。
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相方、かなり余裕でした。
大槍ヒュッテでは炭酸ジュースと
カレーライス。

残念ながら、カレーライスの半分は
相方の胃袋に・・。お腹が苦しくて一人前を
食べきれませんでした。


   大槍ヒュッテ出発  12:20   
軽くカレーライスを食べた・・というより
流し込んだ私は再び苦闘の道に
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昨年辺りからでしょうか。
食事の後で
直ぐに山登り行動にはいると
横腹に痛みが・・・
そして、更に超鈍行のカメになってしまう。

案の定、槍ヶ岳の圧倒される姿が目の前に出現しているのに
ピッチが上がらない。
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殺生ヒュッテが見えてきた。
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前穂高のゴジラの背は
より間近に近づいてきている様に思える。
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大槍ヒュッテから槍ヶ岳山荘へのアクセス道は
岩稜地帯で以外に難路がつづく。
また、足が上がらなくなってきた様です。
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槍ヶ岳山頂に北鎌尾根からアクセスする
ヤマヤさん達を発見。
前回は
山頂の祠の後方から登ってきた
女性登山家に出逢ったのだが
今年は、そんな出会いがあるのだろうか。
(自称、岩棚の女王と言っていた愉快な方だった)
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この岩の割れ目を抜けていくと・・・
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槍ヶ岳直下の斜面をトラバースし・・
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重たい足を引きづりながら
槍ヶ岳山頂に向けて最後の数十メーター

 いくつもの・・・・荷物を背負って~♪♪
こんなBGMが欲しいものです。
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   槍ヶ岳山荘  13:20   
大槍ヒュッテからコースタイム50分のところ
一時間かかってしまいましたが何とか目標に到着!!

時間帯からテン場も空いていましたが
今回は贅沢三昧しようと空いていた個室をとる。
個室は山荘別館にあり
本館の喧騒から離れた場所でゆっくりできそう
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ただ、個室といっても
二段に部屋が仕切られて廊下とは
カーテンで仕切られているだけなんですが
プライベート空間が持てるのは有難い。
(一人、+2000円です)
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さて、いま一つ食欲のわかない私は
山荘キッチンにてホットミルクを飲み
相方はおでんを食する。

ちなみにモンベルカードで飲み物サービス券が受付時にもらえ
このホットミルクはサービス券で飲めました。
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少し、休んだことで
体調も復活してきた様で
登れる時に穂先には登っておきましょう。
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先行していたのは
水俣乗越でヤマケイ取材を受けていた団体メンバー
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前回は超渋滞で往復3時間近くかかったのですが
今回は楽々30分ほどで山頂に

山頂直下の最後の鉄梯子も
4年ぶりです。
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そして山頂に!!
1000座プロジェクト儀式も
二人ショットで撮って頂きました。
722座目
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そして、団体さんが去った山頂には
後続のご夫婦と若者二人の6名ほど
パノラマ写真も撮れましたよ~
(右側かけていますが、勘弁してください)
イメージ 42クリックで拡大可です

そして穂高に向かう主稜線
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北穂高も見えていますが
この時点で明日の体力に自信が持てないことと
天候も午後から雨模様に変化とのことで
北穂高に向かうオプションプランは
今回見合わせることとしました。

さあ~下山したら
待望のビールでも飲みましょう ♪




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