2015年02月

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もろーさんから
昭和57年の蕨山山頂写真をメールしてもらった。
山頂標の裏は、今は木々が茂る展望の無いポイントだが
昔はススキ原で有間山の峰々が一望できたんですね~。

奥武蔵、第一の展望スポットだった事に納得。

それにしても、そんな古い雑誌を持っている「もろーさん」。
素晴らしい~


正月明けより関東地方は毎週の様に続く好天気。
2015年は新たにブロ友手拭い1000座プロジェクトもあり
毎週の様に山に登っています。

そして、今週は相方は所要の為、休息日
予報では晴れマークの土曜日
ソロでも、どこかに登っちゃおうかなと
思っていた矢先に

小田原のブロ友さん「もろー」さんが
奥武蔵に登りそうな話をブログから入手。

自分にとって、奥武蔵の山々は
昨年の伊豆ヶ岳が初めてで
中々縁がなかった山域

このチャンスを逃すてはないと
同行させてもらうことにしました。

登った山は、奥武蔵の定番である
名郷から蕨山、そしてさわらびの湯に下りてくるコース。

もろーさんにとって、30年ぶりに近い再訪で
山の変貌をみてみたいという思いも
今回の山行にあったそうです。
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アクセス 
高尾山IC(6:30)青梅IC(6:50)さわらびの湯PA(7:25)

さわさびの湯PA(7:25)  名郷BS(8:02)
※自宅からだと圏央道使わずに(日の出ICからおりることも可)
いつもの御岳山に登る日の出町ルートで
吉野街道にでて軍畑から峠越えで直ぐだった。
※さわらびの湯⇒名郷 バス代350円


 コースタイム    
名郷BS(8:04)⇒林道終点(8:21)⇒蕨山(10:16-10:35)
⇒藤棚山(11:00)⇒昼食ポイント(11:30=11:57)
 金毘羅山(12:47)⇒さわらびの湯PA(13:28)


さわらびの湯に7:40に待ち合わせに
あわせるべく自宅を6:30に出発。

奥武蔵って、よくよく考えると
奥多摩側の山一つ東側(埼玉側)なんですね。

なかなか土地感がないもので遠回りして
岩倉街道から向かってしまった。

既に7時過ぎにものーさんは到着。
やはり、圏央道が厚木から高尾までつながった
時間的な感覚があっていないと仰っていた。

PAのトイレをお借りし山支度をして
7:51のバスの乗車。

BSには、「なぐりつえ」という物騒なつえが・・(笑)
殴り・・でなく名栗です。
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   名郷BS  8:04  
人気のルートの様でバスは7割ほどの乗車
また、この日の天気は暖かく良い一日が過ごせそうです。
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名栗川を渡り林道を15分ほど歩くと
蕨山につながる尾根への
山道にとりつく。
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ここからが一気に急こう配の傾斜を
九十九折れに標高を稼いでいく。
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もろーさんとは、2010年2月の丹沢の鍋割山からの
ブログ上でコメのやり取りをしている中で
昨年の暮れに、漸くにして伊豆の天城峠で
一緒に山を登った仲です。

かつて、昭和の時代にブリブリいわせた山屋さん。
東京に住んでいた時代には、この奥武蔵がホームグランド
とのことで、今回は約30年ぶりの蕨山。
(名栗湖ができる前の時代)

山は変貌しないもの・・といわれますが
2000mを超える森林限界を超えた山ならそうでしょうが
里山や1000mクラスは山の木々の成長
植林などで随分と景色がかわるもの。

今回の蕨山、もろーさんには
どう映ったのでしょう。

植林地帯も高度が高くなると
次第に明るく・・そして緑の下草も。
春の様相に変化しつつある山、
季節も春に一歩一歩近づいてきている様です。
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   尾根 8:56  
BSから50分で尾根筋に登りつめた。
ここからは尾根の背中を山頂まで
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雪も少しずつ、そして凍りついています。
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もろーさんから、
伊豆ヶ岳が眺められるよと・・
左のピークが伊豆ヶ岳
右が古御岳。
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ズーイン!!
昨年の初夏に登った山で
ツツジが綺麗だったな~
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この辺りから露岩の急坂が目立ち始める。
でも、雪付は少ない。
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この露岩を登り切ると
ヤセた尾根の背
足場の置き所を間違うと
ツルっといきそう。
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次第に雪付きも多くなり
アイゼン無しではステップの確保に苦労し始める。
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登りつめた急坂頂上部で
もろーさんから、武甲山の頭が見えてきたと
ガイドして頂いた。
これ、こうち隊だけではわからない山座ガイド
有り難いです。
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そんな会話をしていると
後から来た写真の男性(私達よりも年配の方)に
これからは雪道ばかりだよ~っと
アドバイスをうける。

ここは素直にアイゼンをつけて
前方の雪壁に臨んだ。
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この急坂を越すと
更に山頂方向にむけた最後の深い雪で覆われた
雪斜面が待ち構えていた。

崖側には僅かながら雪庇も張り出していた。
僅かながら形成されたシュカブラも美しい風紋を
創っている。
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普段であれば風の通り道なのでしょうが
今日は殆ど無風状態。
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そして、その雪面に小動物の足跡・・
ブロ友手拭いのデザインの様です。
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この雪の坂道で下山してくる登山者数名とすれ違う。
さわらびの湯から廻ってきたのだろうか。
随分と早い出足だな~

もろーさん、5月の八ヶ岳の様だと
この斜面でもペース崩さず
淡々と登ってくる。
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ついつい、ガツガツ登ってしまう
私ですが、もろーさんの足取りはペースが
全く変わらず、長年のペース配分が
そうさせるのだろうか。


急斜面を登り切るとタルミに
橋小屋ノ頭(有馬山)と蕨山との分岐。
蕨山最高峰地点は、橋小屋方面だがパス。
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この分岐から300mほどで
蕨山山頂に。
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   蕨山 10:16  
蕨山山頂といっても
ここは展望台。
・・といっても、山頂標はしっかりと建っております。
そして、先行していた登山者は誰もいなく
もろーさんと二人の占有状態に。

無風状態、そして
冬とは言えない暖かい日差しのもと
展望楽しみながら休息
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もろーさん、曰く、かつては
関東平野を一望できる奥武蔵第一のビューポイント。
山座ガイドもバッチリ
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ところが、微妙に成長した木々。
こちらは伊豆ヶ岳方面
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奥に見える左手のピークが武甲山
右の緩やかなピークが武川岳
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そして有馬山の峰々
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西方には奥多摩三山の一つ
大岳山
この山は、どの方角からみても山容が特異的で
よくわかる。
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もろーさんの記憶には
この眺望にうつっている山頂近くの木々は
殆ど記憶になく360度のパノラマビューだったそうです。

かの伊豆ヶ岳も
昔は関東一面・・そして伊豆半島もみえるかと
いわんばかりの展望スポットだったとのこと。

30年の風雪は山の眺望をかえていきますね。

そして、恒例の儀式を行って・・・
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   蕨山 下山 10:35  
蕨山から下山ルート
直下は急斜面の雪道。

斜面を下りきり
しばらく歩くと
手作りの山頂標・・
「藤棚山」
※間違っていたら<(_ _)>なさいのコメント付き
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念の為に儀式写真を撮りましたが・・
こののちにボツ写真に。

上着を脱いでも暖かい森の雪道を進みます。
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左手に気になる山肌・・。
武甲山の削りとられた山肌なんですよ~と
感慨深げに説明してくれるもろーさん
昔は山肌を削る程度が
80年代から抉りとる様な山破壊。
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中々、武甲山にこうち隊として足が向かないのは
この現実を目の当たりしたくないからか・・

そして先ほどまでいた
蕨山があんなに遠くに。
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そして、先ほどの手作り山頂標は
残念ながら間違っており、こちらに立派な山頂標が。
儀式一枚撮影し、ここでアイゼンを外す。
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藤棚山からは
乾いた登山道が暫く続きます。
・・が、一旦、北側の巻き道にルートが変化すると
再び、冬の雪道に。
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さらに南側にうつると
残雪のかけらもない早春に近い様な道。
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そして、ここからは
南側の展望がひらけます。

この緩やかなピークは棒ノ折山
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   昼食  11:30=11:57  

この眺望を楽しむことができる展望スポットで昼食
バラ尾根の奥に川苔山(奥多摩山域)。
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この展望を眺めて思い出すのは
鳩ノ巣から川苔山・・そして武甲山まで
一日で縦走したブロ友booさんの脚力の強さに敬服。

昼食もおわり
後は下山するのみ。

左手に子の権現が見えてきた。
この日の午前中に、この飯能アルプスの飯能側を
ブロ友イヌドシさんが歩いている。
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金の草鞋は・・・・眺められないか(笑)
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そして、本日の3回目の儀式!!
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林道を横断し・・
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杉林を抜けていくと眼下に名栗湖が見えてきた。
ただ、これが最初で最後の湖ビューでした。
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杉林をドンドン下っていきますが・・
気になったことが一つ

そして、それが現実のものに
このルート最後の山座「金毘羅山」を
通り過ぎてようで
杉の木に
手書きの金毘羅山登り口の標識
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巻き道でわからなかった様で
標高差で40mばかりを登り返す必要があります。
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もろーさんの
「折角だから、登りましょう~」の一声で
ガッツリ一汗かかせてもらいました。

心配だったのは山頂標でしたが
もうしわけない位に小さな山頂標が一つ。
この日に4回目の
最後の儀式も達成感たっぷりです。

金毘羅山からは杉林の展望のない道がつづく。
金毘羅神社は焼失したそうで
その後に祠が建っておりました。
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鳥居も朽ち初めています。
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何故、この奥武蔵の山の中に金毘羅神社?
海運の守り神である金毘羅さん
そういえば、我が家の近く(相模原市川尻)にも
金毘羅宮が祭られているが、遠く東京湾を望む小高い丘の上に
建立されている。

この奥武蔵の金毘羅神社も
昔には、この山の植樹した木々もなく
海を見渡せたのかもしれない。



それを現実のものとする地名が
この「見晴らし」
残念ながら・・・
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ここからの展望は全く無し
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(自宅で他のブログ記事を読むとこの林の先を下ると
名栗湖を一望できる見晴らしデッキがあるとのこと)

   さわらびの湯PA 13:28  

杉林を抜けて墓地の傍を通り抜けると
朝バスに乗った停留所にでてきた。

蕨山山頂から
昼食をとりながら・・そして、男二人の山の話などで
時間をつぶしながら3時間という十分な時間をかけて
下りてきました。

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奥武蔵の山々、今まで縁がなかった山域ですが
これから少しづつ足跡を残していきたと思います。

自宅からもアクセスは1時間半圏内でバッチリです。

そして、帰りしなに
もろーさんより、貴重なものをプレゼントされた。
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手入れのいきとどいたカンジキ。
シーズン終わる前に
どこか、使える場所にゆかねば。。。

もろーさん
貴重なもの、有難うございました。

大事に使わせてもらいます。


先月、富士が雲隠れで眺望が良くなかったことで
倉岳山の一座に終わった秀麗富嶽十二景 9番山頂
約一月ぶりのリベンジ山行に行ってきました。

   1番山頂 雁ヶ腹摺山・姥子山
   2番山頂 牛奥ノ雁ケ腹摺山・小金沢山
   3番山頂 大蔵高丸・ハマイバ
   5番山頂 奈良倉山
   6番山頂 扇山
  7番山頂 百蔵山×
   8番山頂 岩殿山×◎・お伊勢山
   9番山頂 高畑山倉岳山△
 10番山頂 九鬼山△
 11番山頂 高川山◎
 12番山頂 本社ケ丸◎・清八山

これまで12番山頂のうち、番踏破。
さて、お天気はどうだったのでしょうか。

出発はいつもの浜沢スポーツ広場に停車し
前回とは逆のルート。

穴路峠から高畑山
折り返しの倉岳のルートです。
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当初は高畑だけの計画でしたが
この日の富士山の眺望素晴らしく再び倉岳山を
訪れることとした。

土曜日は仕事で週末は日曜日だけ
翌日に疲れを残さないために安近短のコース選択でしたが
満足できるお天気とルートでした。

アクセス 
高尾山IC(7:25)大月IC(8:00)浜沢観光スポーツ広場(8:20)
  
 コースタイム    
浜沢観光スポーツ広場(8:27)⇒穴路峠入口(8:49)⇒穴路峠(9:32)
⇒高畑山(10:13-10:20)⇒穴路峠(10:45) 倉岳山(11:12=11:50)
⇒立野峠(12:10)⇒ 薬師寺(12:38)⇒スポーツ広場(12:46)



   観光スポーツ広場公園 出会い 8:27  

観光スポーツ公園駐車場は一面のアイスバーン。
お隣の給食センターは今日は日曜日で休業の様子。
勿論、この季節にグランド使用者もいなく
駐車場は、私達の車のみ(下山後も変わらず)
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↑下山後に撮影。この時間帯でもアイスバーン


今日は無生野まで県道35号線を約20分のウォーミングアップ。
前回見つけたグランド横断の近道で県道に向かう。
グランド・・この季節にしては土も締まっており
良いグランドだ。
野球だけでなく、サッカーゴールも備えており
八王子にあれば利用率も高いだろうに。
(八王子・・グランド不足)
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県道に入って西に進むと
直ぐに進行方向に高畑山がみえる。
若干、雪付が確認できるがどうだろう。
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約20分程で県道を別れて穴路峠にむかう林道へと右折。
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人家の横を通過すると
杉林の中を上っていくアスファルトの林道。
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林道を進むにつれて周囲の空気は冷たくなり
沢ににチビッ子氷瀑も。
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そんな周囲の氷の世界とは別に
身体は火照ってくる。林道終点にて上着を一枚脱ぎ。
いざ、今日もクライムオン!!
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山登りスタートの林道歩きは眠っていた身体には
血流も隅々まで循環し、アイドリング十分って感じです。

前回、道を迷いかけた沢の中のルートも
苦も無く通過。
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暫くは暗い杉林の植林帯を登っていくが
傾斜も緩い登り易いルート。
杉林の中の雪も大したことなく

その林を抜けると
葉の落ちた広葉樹林帯に。
太陽の光を浴びた枯葉の路を進む。
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相方、先行で手を振っている場所が
穴路峠。
なぜ・・、先に?
それは、後々の秘密です。
(ブロ友ゆうゆうさんに託しております)
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   穴路 9:32   
倉岳山と高畑山の鞍部に位置する
穴路峠に到着。
ここまでは、誰にも会わず。
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ここから、高畑山に向かうルートには
部分的に圧雪された雪が残る。
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ここで、前回の滝子山の反省点を生かすべく
早めにアイゼン装着。
今シーズンは装着状態が安定している10本歯を
主に使用中。

高畑山への上りルートには
一つの簡単なピーク天神山(876m)があります。
大変美味しく頂きました。一座ゲットです。
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ここは、北側の展望が良く
目の前には6番山頂と7番山頂の揃い踏み。
(百倉山と扇山)
二つの山ともに悠々とした
幾筋の穏やかな稜線からなる山容です。
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この天神山は一応山頂だけに
西側に下るルートはツルツル状態の雪面。
注意すればアイゼン無しでも下れる斜面だが
アイゼンの歯を生かし軽快に下る。
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更に樹林帯を登り返し
前方に眺められる山が高畑山か??
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ここからは明るい雑木林を登る。
もう、この辺りになるとアイゼンも必要なし。
(結局、この日は穴路峠から天神山周辺だけツル雪でした)
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頂上の様に思わせぶりな斜面を登ると

再び緩やかな広い尾根道
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そして、その先には北側には雪を抱いた
急登斜面が待ち構えていた。
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ここで、この日初めて、下山してくソロの登山者数名にであう。
皆さんの足元をみると
アイゼンを履いている人は殆どいなく
チェーンスパイクの方々。

この様な雪・土・枯葉交じりの山道は
着脱容易なチェーンスパイクが人気の様だ。

   高畑山 10:13   
高畑山に約1時間半で到着!!
そして、お決まりの写真を一枚
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そしてそして
本日の目的はズバリ・・・これです。
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空が少し霞んでいて富士山の白化粧と空とのコントラストが
今一つですが、山全体を見せてくれています。

ちょっと、ズーム。
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さらにズーム!!
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山頂で出会ったソロの男性(写真を撮って頂いた)と会話。
その方も、秀麗富嶽巡りで山を登っていて
先週は扇山を登ってきたとのこと。
この後で倉岳に登る予定とのことだったが
そのまま昼食準備にとりかかった。

じゃあ、私達も
ここで満足して早めのランチを・・とも考えたのですが
相方が今日はいつにも無く
まだ、お腹が空かないから倉岳に行かないかと・・

この時間帯で穴路峠におりて
登り返しで約40分ほど
お昼ご飯には調度良い時間帯だ。

目的が決まったら速攻下山!!
前方に倉岳山が見えてきたが、距離以上に遠くにみえる。
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穴路峠への凍り付いた雪道を下る相方
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そして、倉岳山への登山道は雪は全くなく
乾いた登り路が続く。
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背後には、先ほどまでいた
高畑山が松林越しにみえている。
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   倉岳山 11:12   

急斜面を登りつめて、平坦な稜線を進むと
倉岳山山頂。

調度一組のグループが下山開始しようとした
タイミングで山頂を独り占めできそう。
山頂には誰も
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ここからの富士山を先月は厚い雲に覆われて
眺められなかったのです。
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誰もいないのでセルフタイマーで証拠写真。
カメラは山梨百名山の標柱を使わせてもらいました。
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前のグループが使っていた
倒木の木で作った活かしたベンチにて
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今日はお握り一つと
一杯のうどんを二人で分かち合う
どこかで聞いた様な質素なお食事。

その時。後方から「こんにちわ」と大きな挨拶。
大きな声で挨拶してくれるのは・・おばちゃん
しか、いないよね。
高畑山に鳥沢側から峠経由せずに直接登ってきたとのこと。
なにか、山屋おばちゃんの匂いがムンムンのベテランの様子
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↑この写真の右側で食事をとられている方です。

ベンチは山蔭にあたり直接は風の吹きあたりは無いのですが
北側に場所を移動すると桂川から吹き上げてくる風なのだろうか
じっとして居られない寒さだ。

今日も北側の展望はバッチリで
一週間前に登った滝子山(左手のピーク)が眺められる。
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食事中にも
続々と登山者が登ってきて
山頂も混み合いはじめたので下山を開始。
約40分近く、この場所で過ごしたこととなる。

下山路も明るい雑木林は乾いた路。
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しかし、針葉樹林帯にはいると
凍りついた雪がのこるアドベンチャーな道に。
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前回は登りで使っただけに
今回の下りは、想像よりも早目に峠に到着。
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この下山路も緩やかな坂道を九十九折れに
繰り返すのみで非常に歩きやすいルートです。
檜の植林にリボンテープが巻かれているが
これは何のお呪い????
昔、ダイエットもので指に紐を巻き付けることが
ブームになっていましたよね。
そんな話ではないと思いますが
間伐するには、これらの木々が密集していること。
どなたか教えて頂きたいものです。
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浜沢小学校裏手の登山口におりてきました。
前回は雪道でしたが、今回は少しだけ残っていたのみで
後半ルートは凍結問題は回避できた。
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登山口近くには
前回は立ち寄ることができなかった薬師堂に
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ここの名物は
「浜沢の大ケヤキ」
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郡内地方で2番目に大きなケヤキで
小高い丘の上から長い時間
この浜沢の集落を見守ってきたケヤキで
なんか・・・パワーを感じます。
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薬師堂から集落を抜けていくと
前方の緩やかな稜線の山は・・二十六夜山です。
数年前の秋にブロ友ぴろりん隊と登った山です。
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   観光スポーツ広場PA 12:46   
倉岳山山頂より、約1時間で下山。

ちょこっと登るには調度良い山で
人気のある鳥沢側からの北側斜面ルートよりも
南斜面の秋山街道側からのこのルートが
寒くなく、この季節は快適だと思った。

この後、速攻で帰宅。
なんと、午後2時前には自宅に到着。
半日得した気分に^^
こんな山歩きなら何週でも出来そうですが

お正月より続いた7週間連続の山行も
今週末は相方さん野暮用で休息日

でも・・・土曜日にはブロ友さんとお約束したんですね。
お楽しみに。

そうそう、孫の顔も見にいかなくちゃ~。


前篇からの続き

私たちが山頂に辿り着いたこの時間帯、
登山者は誰もいなく
山頂からの360度パノラマは
独占状態。


相変わらず、雲隠れしてしまった富士のお山も
前衛の三つ峠・・
さらに前衛の本社ケ丸から鶴ヶ鳥屋山に連なる山が
まるで墨絵の様な冬山の景観を創り出してくれています。
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三つ峠山の電波塔も
少し寒々とした景観
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そうそう、滝子山の山梨百名山標柱には
ソーラー燈がつけられていますが、
夜に灯をはなったりしているのかしら?
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その反対側の北方向に立っている十二景の山頂標には
素敵な雪の造形が・・ナイスです。
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その背面には大菩薩から連なる南端の峰々が
まるで誘うかの様に並んでいる。
この中で黒岳だけは踏破済み。
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黒岳手前の雪原になっている山が白谷丸。
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みなさん、気が付きました?
この山域に○○○丸って名づけられた山が多いことに

これは、ブロ友もろーさん(旧ハンドルネームdobigさん)から
教えて頂いたのですが
マルは古い朝鮮語で山を指す。
古の時代に相模湾に上陸した渡来人は
700年代後半に桂川流域に集団で移り住んだとのこと。
これらのマルがつく山は
彼らが名付けた山名であることが
今は定説になっているそうです。

中央は、その代表的な山
本社ヶ丸
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足元を覗くと
先ほどまで悪戦苦闘して登っていた
寂ショウ尾根のギザギザな尾根筋を見下ろすことができる。
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その麓には、初狩(左)と笹子(右)の集落が
山と山の間に挟まれている。
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初狩駅後方に聳えている高川山。
武甲山ほどでは無いにしても
北側斜面の切り崩しが痛々しい。
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そして、高川山を下り桂川を渡った先には
約1か月前に登った九鬼山を確認できる。
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そんな景色を眺めながらのランチタイム。
ほぼ、食事の終りかけた頃に
初狩方面から二組。
そして、私たちと同じく寂ショウ尾根から
登ってきた男女3人組が続けさまに山頂到着。
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混み合ってきたので
食後のおやつに
今朝買い求めた笹子餅。
先週に続いて登場です。

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さて・・・
山頂も混み合い始めました。

それでは、そろそろと
根が生えた腰を・・・やっとの思いで持ち上げ
下山開始!!


下山路は藤沢集落から初狩駅に下りるルート。
山頂から少し下った場所に三角点。
これをやり過ごし、男坂・女坂の分岐に。
なぜか、女坂にトレース跡がなく
男坂から登ってくる足跡、下る足跡のみ。

下山路に優しい
そして何より南側斜面で雪の少ない女坂を選択!!

思惑通りに落ち葉で敷き詰められた絨毯地帯を
九十九折れの穏やかな坂道をくだっていく。
この辺りは、紅葉シーズンは良い散策路なんだろうな。
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その初冬の風景から
男坂との合流ポイントである檜平では
再び、真冬の光景に。
ここで滝子沢沿いに下るルートと下山路を分けるが
初狩駅に近い藤沢方面を目指す。
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この辺りは尾根の背にあたり
中々高度の下がらない坂を下っていく。
落葉した冬の木立の間から
まだ、未踏の山
雁ヶ腹摺山が眺められる。
冬場は、アクセス遠く無理な山ですが
林道開通したら真っ先に訪れたい山です。
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その尾根の背から外れます。
左手に鋭角にまがると針葉樹林帯に突入。
積雪量もかなりのもの、そして
ところどころ、雪の下が凍り付いている。
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思わず、昨年2月の景信山の作業道に迷って
入り込んだ時のことを思い出す。
こんな樹林帯ですが、滑ってルートから外れると
谷底まで身体を止められそうに思えません。
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このつづら折れになっているとはいえ
急登なこの斜面を約200m下ると
手洗い用水場の入り口。
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このポイントからは沢沿いの下り道。
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何回か
水量の少ない沢を渡りながら下っていきます。
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沢沿いを歩いていたと思えば
10m以上の高さにいつのまにか
高巻いた道に変化したりして
油断は禁物のルート。

沢道を抜けると
幅の狭い林道というより
幅の広い登山道が林道終点ポイント。

ここからは、もう安全地帯。
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人家傍を抜けると滝子山入口の標識
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舗装道を歩くこと10分程で
藤沢子神社に到着

神社の下、
上の道?下の道?

とりあえず、上の道を進んでみようと
神社の鳥居下まで進むと・・
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お~っ!!
今日は富士山頂上を眺めるのは無理だと思っていたのですが
ご褒美です。
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子の神社に
富士山の御礼をして
いざ、初狩駅に。

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この地域は、
いつも通過する中央道初狩PA
近くの集落です。

富士山の展望はバッチリです。
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笹子川を渡る橋からは
高川山の全景が眺められます。
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この橋を渡り
甲州街道に向かう途中の派出所を過ぎたあたりで
警察官に呼び止められる。
山頂の雪の状態は・・今日は何人位登っていたか・・
どこから来たのか????
(何か職質にあっている様で余り気持ちはよくなかった。)


そして、甲州街道にでて
しばらく東に向かって歩き右折すると
初狩駅に到着。
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初狩駅15:08発に
今回は余裕で約10分前に到着しました。

初狩駅ホームから眺めた滝子山の全景。
左側赤線が寂ショウ尾根のルートで
右側が下山ルートです。

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これにて
秀麗富岳十二景
4番山頂踏破です。

今回山登ったこのルート、
相方の職場の山女子は、
本格的な夏山前のトレーニング用に使うそうです。

岩場のこのルートも良いのですが
すみ沢のルートも滝めぐりで面白そうです。

一泊覚悟で大菩薩までの縦走も夏場は面白そうですね。



前レポでお約束した滝子山に
土曜日登ってきました。

笹子雁と同じく秀麗富嶽4番山頂の一座です。

  1番山頂 雁ヶ腹摺山・姥子山
  2番山頂 牛奥ノ雁ケ腹摺山・小金沢山
  3番山頂 大蔵高丸・ハマイバ
  4番山頂 滝子山笹子雁ヶ腹摺山◎
  5番山頂 奈良倉山
  6番山頂 扇山
  7番山頂 百蔵山×
  8番山頂 岩殿山×◎・お伊勢山
  9番山頂 高畑山・倉岳山△
 10番山頂 九鬼山△
 11番山頂 高川山◎
 12番山頂 本社ケ丸◎・清八山

ルートは滝子山南陵ルート(通称:寂ショウ尾根)で登り
藤沢に下りるルートで
JR笹子駅と初狩駅間のコースです。

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アクセス 
高尾山IC(6:25)⇒大月IC(7:00)
大月駅近くの駐車場(7:10)⇒大月駅発(7:21)⇒笹子駅着(7:33)
 
 
 コースタイム 
笹子駅(7:35)⇒吉久保入口(7:53)⇒寂?苑(8:16)
⇒大鹿林道出合(8:43)⇒鳥獣保護区標識(9:51)
 主稜線-浜立山分岐(11:15)⇒滝子山三角点峰(11:40=11:50)
⇒滝子山(11:58=12:45)⇒ 檜平(13:08) 手洗い水場(13:50)
 林道終点(14:15) 藤沢子神社(14:30) 初狩駅(14:57) 



ここのところ定番になりつつある
大月駅発7:22の松本行きに乗り込みます。

初狩駅近くになると車窓から
今日の山、滝子山の全容を眺めることができます。
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 約10年前に甲府に単身赴任していた時代
月曜日の朝一の普通各駅電車で
いつも、眺めていた山でした。
その頃は、山登りを初めていなかった時代
高尾6時15分発の電車に乗り込み
この大月過ぎると甲府方面の高校に通学する生徒で
混みだす車内でボーっと車窓景色をみていただけで
一回り廻って、この山に自分が登るとは
年月は・・人を変えますね。

   笹子駅スタート 7:35  

前回レポで「みどりや」さんのご紹介が出来なかったので
今回は店舗写真をアップしましたよ。
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笹子駅から甲州街道にでて横断歩道を渡ったところで右折し10m位に位置しております。








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 今日は滝子山登山口まで、このまま甲州街道を大月方面に向かっていきます。
 秀麗富嶽登山でいつも参加してくれていたとかちゃんは私用にて今回は参加できず、いつもの二人登山となります。

中央道から良くみる笹一の酒蔵横を通過。
(帰りに大月駅で笹一酒造のにごりワインを購入)

甲州街道を20分程歩くと
吉久保バス停。
ここが滝子山への入口で左折する。
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左折すると直ぐに中央本線を潜る。
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集落の中を通過しますが
ポイントに指導標が備えており
迷うことはありません。
稲村神社を左折し・・
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道なりに進むと高速道路を走る自動車の音が
聞こえ出してきます。

中央道陸橋を渡ります。
目の前に滝子山。
今日の寂ショウ尾根は右側の尾根の背を
ひたすら登っていくルートです。
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中央道を渡ります。
ここは、目の前に
中央道笹子の高速バス停。
新宿方面からは高速バスで
この停留所にて下車する旅技も可能でしょう。
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中央道過ぎるとすぐに
桜森林公園
ここに車を停車することも可能ですね。
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公園を過ぎると
雪が薄ら被った林道(大鹿林道)を更に奥に進みます。
大鹿川を渡り直ぐのところが
寂ショウ尾根への取り付き口(右折します)。
このルートは破線ルートだけに
気を付けないとやり過ごしそうです。
ただ、この道をまっすぐ進むと
スミ沢ルートで滝子山を大きく
西側から北側に巻く様な形で滝子山にアクセスできます。
(先週の大滝峠からの下山路に出会うルート)
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   寂?苑 8:16  



分岐を過ぎて左に大きくカーブした道を登っていくと
前方に寂?苑が見えてきた。
この時、これまでのルート上で気になってきたことが
現実のことに。

そう、ノートレースです。
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本日は、このルート
第一登山人の様です。

基本、このルートは
尾根に上がれば、その背を登っていくのみで
要所要所には赤ペンキマーク・リボンがあるとの事前情報。

心配なのは積雪の状況。
二日前の木曜日は雪予報が
八王子では終始雨だったのだが、ここの山域はどうだったか
そして山頂直下の岩の露出した痩せた尾根。
危険を感じたら引き返す覚悟で・・・

いざ、気を引き締めて出発。

寂?苑の左に簡単な案内板が左方向に向いていた。
竹林についた薄い踏み跡を追って林の中に入っていく。
(地図上は直進になっている)
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薄らであるが・・道らしき道を進む
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最初は緩い傾斜の登りも
次第に尾根にむけ傾斜もきつくなったところで
今回の武器を装着。
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アイゼンを付ける前に、簡単に脱着できて且つ
街中でも(昨年の冬の様な)つけられるものとして
好日山荘にて購入したもの。

付ける前まで微妙に滑っていた足元のグリップ力が
途端によくなってきた。

いい感じ~♪♪
(ところが、これが後々大失敗)

尾根筋に登ったところに鉄塔。
ここで水補給(標高約800m地点)
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さらに再び樹林地帯にはいると
木立越しに先週上ったお坊山が眺められた。
あの山の山頂が1400m代だったので
標高1590mの滝子山までは、
まだまだ登らなければなりません。
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大鹿林道の出合。
先ほどの寂ショウ分岐を直進すると
ここにつながる。
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林道を右に約10m進んだところから
この尾根への枯葉で覆われた急坂に取付く。
↓直登です。
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尾根まで這い上がると・・
緩やかな雪に覆われた尾根の背中
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前方の空には、まだまだ標高差を残した
滝子山の頂上部が眺められる。

まだまだ、これほどの標高差を残して
緩い雪道を進みます。
吹き溜まりは膝くらいまでありますが
踝位の深さ、二日前の新雪なのか
キュッキュッと鳴き雪です。
(午後の藤沢下山路では聞こえなかった)
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ノートレースにトレースを付けて歩くのは気持ちよく
前後を時々交代。
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  鳥獣保護区標識 9:51  

この鳥獣保護区看板から岩場が(約標高1300m)
本格的に多くなり痩せ尾根化してくるポイントです。
ここで小休憩。
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岩場といっても、この辺りは然程難しくなく
登っていけるのですが
この尾根の取付き後につけた
本日の武器が外れやすくなったので取り外し
ポールグリップに引っ掛ける。
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岩に付く雪の量も少しづつ多くなってきて
いやらしい状態になってきています。

小動物も足跡も
この辺りから目立ち始めてきました。
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傾斜もきつくなってきた~
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そして、さらに急登の岩場が目の前に
現われた時に・・・
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今まで手元に持っていた武器の一足がないことに気が付く。
せっかく、買ったばかりなのに(泣)
このルートは下山路に選択するには危険なルート
まして、今日は雪も残っており
ピストンで戻ることな無いと思い
100m程、戻ったりしたが発見できず。

諦めかけて再出発しようとしたとき
ルートからちょっと外れた岩の近くに発見。
(この間、約10分ロスト)

気持ち的にも疲れたところに
本日の核心部分に突入。
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夏道状態であるならば岩場経験者であれば
なんのこともない場所ですが
ところどころ雪に覆われ濡れている岩などがあり
久々に緊張しながら先頭を上る。
特に濡れた岩と
岩の間の木の根っこが曲者だった。
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後ほど、相方は・・え!?緊張してたの??
女性は度胸ありますね。
でも、あんたの後方は何???
滑れば谷底まっしぐらだよ。

※本来であれば岩場にアイゼンをひっかけ易いこともあるが
早いときにつけて置くべきポイントだったと反省。

この指導標に登ったポイントが更なるヤセ尾根。
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滑落多発地帯の注意は
正しく、その通りでした。
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そのルート上の大きな岩を乗り越えて・・
超ビビりますが・・
(実は右横の鹿のトレース跡が正解ルート→相方発見)
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このヤセ尾根超えで
寂ショウ尾根の核心部分は通過。

そして、眼前には3つの峰を持つ滝子山の西側の頂上部。
いったん、下りますが
これが曲者で新雪の下にはアイスバーン。
それを通過すれば危険度は少なそう巻き道。
ここで、念の為に
一旦しまった本日の武器を取り出して装着。
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鞍部に下りおり、さらに登り返しを進み
もう少しで滝子山への主稜線というところで
後方歩いていた相方の武器が・・・無くなっていた。

本日、二度目の落とし物タイム。
ここで5分程のロスト。

   主稜線-浜立山分岐 11:15  
ようやくにして主稜線までたどり着く。
鳥獣保護区看板までは調子よくいいペースで
登ってきたところが
そこから1時間半近くかかってしまった。
落し物のロスタイムも心身ともに疲れた。
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浜立山は、ここから500m程の小山だが
結構な下りが待ち構えているので今回パス!!
手ぬぐいプロジェクトで
一座を確保したかったろころでしたが
その元気は完全に失われてしまいました。
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実は、ここまでノートレースのルートを登ってきたのですが、
この主稜線上には浜立山から滝子山に向かっているトレース跡が・・

山と高原地図には、この浜立山方面のルートは記載されていませんが
帰宅後にWEBで調べてみると
大鹿林道につながるルートがあるようです。

そして、この主稜線から一気に積雪量も多くなっていますが・・
トレースもあるので安心。
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西側のピークから次のピークを望む
山頂近くの岩肌むき出しの姿が気になります。
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実のところ・・前日夜には予習をしていたこのルートでしたが
この目の前の頂きが目的地とすっかり勘違い。
雪が深くなった坂道を滑りおりながら
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そして、こんな雪と一部アイスバーン化した急な登りも
山頂にいち早くたどり着きたい思い一つで
ファイト!!イッパ~ツ!!
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・・・で、こんな山頂。
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その奥に隠されていた、もう一つのピークが出現。
賑やかな登山者の声がそちらから聞こえてくる。
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相方、先ほどの落とし物探しとこのピークへの登りで
エネルギーロスト状態。
しばし、ここからの展望を楽しむことに・・
有名なのはお隣の富岳十二景の頂上部ですが・・

その富士山ですが、これまで画像が出てきませんでしたよね。
朝一は高速からも美しい山容が見えていたのですが
10時過ぎあたりから南の方向に厚い雲がかかり
まったく見えない状態。
微かに富士の裾野が見えるだけです。
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さてさて、休んでいる間に
ここで雪も深くなってきたことだし
アイゼンでも履いておくか・・と
足元を見ると
無い・・・・あの武器、片足が無い。
確か、この前の鞍部辺りでは間違いなく確認したのに・・

3度目の落とし物探しに舞い戻ることに・・・
結局、先ほどの急な登りのところ
足がかりのところで取れてしまった様です。

この武器は街中ではOKでも
山の中では使いものにならないことを改めて認識。
でも、凍結した林道を歩く分には使えそうですが・・


休息十分で
お隣の頂上からの会話も無くなってので
本日の最終目的地に向かって始動。

といっても、ちょこっと下って
ちょこっと登るだけなんですが・・・
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   滝子山山頂 11:58  

予定の行動時間よりも大幅に遅れて山頂到着。
山頂部は細長く周囲にさえぎるものが何もない
360度の大展望ポイント!!
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そして、お約束のブロ友手拭いにで証拠写真!!

すると、笹子或は初狩辺りの集落からお昼のサイレンが・・

調度良いランチタイムです。


後編に続く・・・

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