今年で4年目のブロ友登山隊
秋のオフ会
天狗岳・苗場山(雨で登山中止)・権現岳他ときて
今年は北関東は那須岳が会場に!!
山登り後のキャンプは、
峠茶屋駐車場近くの休暇村那須キャンプ場
参加メンバーは今年は合計19名と過去最多人数
2011年に8名(ゆうゆう隊、ぴろりん隊、mizuoさん、ひらさん、こうち隊)で始まった会も仲間の輪が広がってきました。
当日はキャンプ場集合が午後2時~3時。
それまでは各隊各々で行動します。
我が「こうち隊」は長野隊のひらさんと
峠茶屋駐車場から三本槍岳、朝日岳、姥ヶ平の那須岳縦断コース。
途中で後発のmomo¶隊と姥ヶ平で合流の計画です。
ゆうゆう隊・ぴろりん隊・terian隊
そしてチョコ隊&カブさんは
マウントジーンズから大倉尾根ルートにて
三本槍岳へアクセスのピストン山行
コースタイム
峠茶屋PA(6:17)⇒峰ノ茶屋跡(7:00)⇒朝日岳の肩(7:35)⇒能見曽根東端(7:48)⇒清水平(8:10)⇒北温泉分岐(8:20)⇒三本槍岳(8:55=小休憩=9:16)⇒北温泉分岐(9:40)⇒清水平(9:54)⇒能見曽根東端(10:12)⇒朝日岳の肩(10:19)⇒朝日岳(10:26)⇒峰ノ茶屋跡(11:08)⇒無限地獄(11:24)⇒姥ヶ平(11:46)⇒ひょうたん池(11:54=昼食=12:30 )⇒姥ヶ平(12:43)⇒牛首(13:00=13:17)⇒峰ノ茶屋跡(13:35)⇒峠茶屋PA(14:15)
メンバーのブログアップされております。
ひらさん:9/27 那須岳の紅葉
terian隊:紅葉の那須、三本槍岳登山&ブロ友オフ会キャンプ
それでは本編・・・
那須岳紅葉シーズンの峠の茶屋駐車場(峠茶屋Pと以下略)と
近辺の大混雑は2年前に体験済み。
前日の金曜日に自宅に戻り
前日に準備した荷物を車に積み込み
目指すは那須岳
峠茶屋Pには12:30に到着。
2年前にはこの時点で8割方うまっていたが
何か肩透かし。
朝5時前に目が覚める・・。
完全に熟睡していた様で
空が淡く白みがかってきた駐車場を車中から覗くと
ほぼ満車に近い状態。
やはり、那須岳の紅葉・・・・恐るべし
峠茶屋P 6:14
真っ赤に燃える朝日岳
今日の天気を約束してくれそうな朝の絶景です。
前日夕方に到着していた ひらさんと朝の挨拶と
本日の行動計画を確認。
後発隊として5時前に到着していたmomo隊とは、
三本槍岳に行った帰りに
姥ヶ平で合流しようということに。
出発の見送りにきてくれたparaさんと
姥ヶ平での再会を約して
ひらさん&こうち隊
出発です。
登山届提出は忘れずに!!
今回の御嶽山でも必要性が再認識されましたね。
勿論、27日のこの時間帯で御嶽山にて
大災害がおこるとは誰も想像しなかったでしょう。
中の茶屋跡辺りまで登ると身体も火照り
一枚脱ぎ体温調整。
ここからの朝日岳は
大鷲の様に翼を広げた圧巻の迫力ある山容です。
朝日岳に相対する茶臼岳は薄いガスに包み込まれていました。
こうち隊も
今回で3度目の那須岳。
今回、三本槍岳は初めてのルート。
長野隊ひらさんも同じだったとは
この時初めて知った。
この峰の茶屋跡にむかうルートも
過去2回とはいえ
身体に馴染んだルートです。
前方に峰の茶屋跡(避難小屋)が見えてきました。
御存知のとおり、茶臼と剣ヶ峰の鞍部に
位置している風の通り抜け箇所で
強風で有名なスポットです。
今日はどうでしょう。
先ほどまで
山の全容を見せていた朝日岳にガスが纏いはじめた。
峰の茶屋跡 7:00
峠の茶屋跡に到着!!
心配された強風もない!!
ラッキーなんですが、立ち止まると身体が直ぐに冷たくなるので
直ぐに朝日岳にむけて移動を開始。
剣ヶ峰のトラバースルート
前方の朝日岳は、ガスがかかったり
取れたりの繰り返し。
この辺りは「恵比寿大黒」と指導標がたっていました。
どこかで聞いたお目出度い地名だなと・・思ってたら
その前の週に登った
仙ノ倉山から谷川岳にむかる稜線にある
秀峰も「エビス大黒の頭」でした。
名前とは相反し、地肌剥き出しの荒々しい斜面をトラバース
その先には朝の陽射しに照らしはじめられた紅葉で
彩られた山が見えてきた。
朝日岳から伸びる稜線に取り付きます。
登りきると
稜線上を進む登山者の姿が見えてくる。
溶岩流の固まった岩なのか
大きなイボイボの様な岩尾根を登っていきます。
2年前、ここは渋滞ポイントでした。
どちらがどちらか忘れましたが
登りは右側通行??
下から観た以上の恐怖感はありません。
・・が、要注意です。
この岩尾根を越えると
多分、このルートで最も注意しなければならない
トラバースルートです。
登山者が行き交うには狭いルート。
踏み外すと崖下です。
・・前を観て!!
おー!!
朝日で輝いている紅葉の山~
鎖も設けられていますが
用心してあるけば必要はありません。
逆スラブ状の岩にも
滑り止めの細板が止められていますが
注意しましょう!!
このトラバースルートを通過すると
朝日岳の肩に向けて
最後のひと登りです。
朝日岳の肩 7:35
ひと登りの先は、・・・生憎の真っ白。
朝日岳山頂も視認できないレベルまで・・ガスってます。
三本槍には、この肩にでて
突き当たったルートを左側に向かう。
ガスっているのは朝日岳方面だけなんですが・・
上写真の最初のピーク
熊見曽根東端にむけて
緩い登り坂を登っていると
朝の陽射しの効果か・・朝日岳のガスが取れ始めてきました。
先ほどの中の茶屋跡から眺めた山肌と異なり
こちらは熊笹におおわれた緑の裾に紅く色づいた木々が
着物の柄の様です。
熊見曽根東端 7:48
ここは、三斗小屋温泉への分岐点
この分岐から1900峰(立派な山容なんですが名前無し)にむけて
登りが続きます。
ガスったり、晴れたりの繰り返し。
こちらも良い色合いの紅葉が広がっています。
ここが1900m峰のピーク。
ここからの展望は◎です。
そして調度良い休憩ポイントです。
ガスってますが
流石山から大倉山にむけた稜線が一望できるのですが
ガスがまだ低くまとわりついてます。
ここから一気に清水平まで下っていきます。
途中で振り返りますが・・
帰りの登りがきつそうです。
このピークに名前がついていないなんて・・・
ガスで前方の視界も限定されたなか下っていきますが
秋本番ですね。
清水平 8:10
下りきると湿地帯に。
木道が設けられています。
北温泉分岐 8:20
清水平から緩やかなな傾斜を少し登ったところに北温泉分岐ポイント
マウントジーンス発のメンバーは、
ここで合流する。
時間帯からいってゴンドラを下りて
登りはじめた頃でしょうか。
この分岐からは前面に
三本槍岳の山容が現れる。
この山容で何故「三本槍?」
Wikipediaで調べてみました。
簡単にいうと談合の場所だったんですね。
(後ほど、山頂で納得!!)
この時間帯になると
山の斜面は秋の陽射しをあびて
木々の色づいた葉の色が眩しいくらいに良い色合いです。
この最後の急登を登っていきますが
何気にステップの高さが相方サイズで無く苦戦。
急坂を登り切った場所が山頂ではなく
暫く平坦な・・そして背丈ほどの木々に覆われた箇所を
抜けていきます。
湿地帯になっており登山道は所々ぬかるんでます。
そして、少し登ったポイントからの景色が抜群にGood!!
中央部のポコっと飛び出た山が1900m峰に隠れた朝日岳の山頂部。
そして右手にはガスった茶臼岳
三本槍岳山頂 8:55
この絶景のちょこっと先が三本槍岳山頂部
山頂部は広く
360度展望が開けています。
これで3年越しで那須岳の主峰を踏破!!
三本槍の由来にある様に
この山頂の広場で
槍を三本立てて何を会話していたんでしょうね。
お弁当広げて、元祖オフ会をやっていたなんて~
有りうる話かも。
何たって、展望が素晴らしい。
こちらは日光連山
まだ、未踏の山域なので山座同定は難しい。
真ん中の山が太郎山。右手が白根山
左手に男体山・女蜂山・・かな(ひらさんブログより)。
北方に鋭角な山は
旭岳(朝日と旭・・・紛らわしい)
那須のマッターホルンの別名もあり。
手前の紅葉に彩られた山は須立山。
言葉いらず
錦秋の山ですね
南方の山々、先ほどガスっていた茶臼岳も
全容を現してくれた。
そして朝日岳にズームイン!!
このとき、LINEでmomo隊より
朝日岳到着の一報
手を振ってみてと返信するも
電波微弱な為に通じず。
蟻さんサイズの登山者のどれかでしょう~きっと!!
さて、次なる目標ポイントは
来たルートを大返し(那須岳大返しルートと呼びましょうか)
茶臼岳東側の裾野に広がる紅葉地帯を鑑賞しに
姥ヶ平に向かいます。
次報-その2
那須大返し編に続く