一ヶ月ぶりの山歩き 妙高山


最近、TVコマーシャルで気になっているBGM。
吉永小百合のソフトバンクCMのBGM、皆さん、覚えてます??
オールドファンなら(・・といっても、私はそれほどオールドではないのですが)
ご存知のジャニス・イアン「17歳の頃at seventeen」

このブログ、このBGM聴きながら書いております。
最近、お気に入りです。17歳の頃、何をしていたかな~~
http://www.youtube.com/watch?v=4KtiiZo2sWw


さて、本題、

この3連休、皆さんには如何お過ごしでしょうか?
KYな台風18号により、完全に山計画の変更を余儀なくされた方々も
多いことでしょう。

我がこうち隊もブロ友さん達と9/14~15で早月尾根からの剱岳アタックを計画していましたが
9/15の天候が危ぶまれ・・・9/14のみの日帰り登山に予定を変更。

そして、選んだ山は・・まだまだ、未踏の山域の山、「妙高山」。
昨年の白馬・・今年の鹿島槍山頂から早朝に雲海上にうかぶ妙高・火打・高妻の山々、
機会あれば登ろうと考えていた山々です。

登山ルートは、燕温泉から燕登山道から妙高山山頂そして復路は燕新道から下っていく周回ルートです。

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妙高山 山行のまとめ
9/14-晴れ◎・曇り:燕温泉駐車場(6:00)-天狗堂(8:15)
-妙高大神(10:08)-妙高山頂(北峰)(10:16=昼食=11:03)-黒沢池分岐(11:53)
-長助池(12:15)-大倉沢渡渉(13:45)-麻平(14:14)-燕温泉 (14:50)
歩行時間 8時間03分(休憩込み-昼食時間除く)




金曜日帰宅し、手早く荷物を準備し自宅を8時過ぎに出発。
今回は圏央道・関越・上信越のルートを選択。
妙高高原IC手前の黒姫野尻湖PAに11時到着。
心配された天気も佐久周辺で雨に降られたが、こちらは星空もみられ
明日一日も天気を約束してくれそうな期待感で就寝。


6:00 :燕温泉駐車場  
まだ、朝焼けでピンクに染まった空を背にうけて燕温泉には5時30分過ぎに到着。
30台駐車可能な駐車場は既に半数近く埋まっていた。
身支度を整えて駐車場隣接のトイレで用をすまし出発。
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約一ヶ月振りの山歩きに少し体力的に少し不安も。
そして天気が持つことを祈って・・

トイレ傍の登山道案内。
登り4時間40分、下り3時間35分、トータルで8時間15分のコースタイムだ。
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燕温泉街を抜けていく。
早朝の温泉街だが、お客さんも疎ら。歩いているのは登山者のみか。
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登山口からしばらくはススキ原の中の直登セメント小路。
前方のガス被ったピークが妙高山。
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途中から登山道は車道に合流し(最初から、この車道を歩くことも出来たみたい)
登っていく。
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車道終点より本格的な登山口。
道標は左下に置かれているのみで分かりづらい。・・という話を先行するミレー青ザックの方と会話。
(実は、この方とは後ほどに運命的な再開が・・)。
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登山道は、ここもセメント道で非常に歩き易い道が続く。
妙高山山頂にかかっていたガスもとれ山容を見せてくれる様になった。
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この登山道周囲には妙高山の花がさく。

アッカンベーした様な花弁をもつダイモンジソウ
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???
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妙高山の前衛の森の中に茶褐色色の筋上の滝が見えてきた。
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拡大すると・・太古の時代を思わせる様な景観。
恐竜でも出てきそうですね。
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高山植物も豊富・・

キツリフネソウ
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シシウド
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ツルニンジン
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赤倉温泉源湯、この周囲の硫黄臭漂う湯気が吹き出ています。
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傍の温泉管理小屋を過ぎても細いセメント路が続く。
前方には上段に称明滝、下段に光明滝。これらの滝が落ち込んでいる谷が、北地獄谷といわれる地帯。
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6:54 :称明滝  
称明滝近くまで寄り道してみた。茶褐色の岩肌に白い飛瀑、水量が豊富な滝です。
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滝の周辺の花々・・アキノキリンソウ
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オヤマリンドウは朝が早く蕾は閉じたまま。
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称明滝の左側の登山道を高巻きに登っていく。
これまでのセメント路からお別れし本格的な険しい登山道が待ち構えていた。
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険しい急傾斜の直登を登りきると
滝上部の沢を渡渉し右岸に沿って登っていく。
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麻平分岐み到着。右側ルートで復路の燕新道に合流する。
妙高山は左手に沢沿いの道を登っていく。
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ここのきて、前方の稜線から次第にガスってきた。折角、ここまで登ってきたのに・・・
ガスってしまうとは、テンションは一気にダウン。
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更には、胸突き八丁入り口の案内標。
ご丁寧なことに・・知らなかったと思えばすむ事なのに
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7:40 :胸突き八丁  
さあ、これから本番の登り。気持ちもあらたに300m近くある標高差を
登りつめていく。
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肝心な胸突き八丁の写真は撮り忘れてしました。
・・が、ここが5合目??何て遠いんだ>
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途中の見晴らしポイントにて10分程エネ補給休憩しながら、
ひたすらに高度を稼いでいきます。

前方に朝の陽射しを浴びた尾根が見えてきた。
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尾根道にでると久方ぶりの緩やかな道にホッと一息。
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8:15 :天狗堂  
コースタイム2時間40分のところを2時間15分。
一ヶ月ぶりといいながら良いペースじゃないか!!
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ここで小休憩し、後半戦に臨む。


シラタマ
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そして、標高も2000mを越してくると
夏から秋への玄関口に・・少しずつ秋色の彩りに。
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8合目「風穴」通過・・
・・・おや、気分悪くなってきたぞ??
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相方の後ろ姿が、次第に小さくなっていく。
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・・後編に続く