丸山ケルンから先は完全に展望を奪われたルート。
そして、斜度は余りないルートながら、
足が前に進まない・・。
そして、斜度は余りないルートながら、
足が前に進まない・・。
そんな疲れた状態で気を紛らしてくれる道端の花々。
ゴゼンタチバナ 幾何学的な花のつくりが美しい。
チングルマ(綿毛) 何方かの頭髪を思わせるような・・・
視界はドンドン閉ざされてきます。
そろそろ山荘近くまで来ているはずなのだが・・・
そろそろ山荘近くまで来ているはずなのだが・・・
コバイケイソウの花、自分は若しかして初めて見る??
この花、3~4年周期でしか花芽がつかなく
今年は、その当たり年の様ですね。
この花、3~4年周期でしか花芽がつかなく
今年は、その当たり年の様ですね。
御馴染みの崖っぷちに架けられた橋を渡ると
山荘は、もう直ぐ。下山者とのすれ違いに気をつかいます。
山荘は、もう直ぐ。下山者とのすれ違いに気をつかいます。
シナノキンバイ
アオノツガザクラ
ガスに煙る チングルマ花畑
そして、この急斜面を切り通して作られたルートを回り込むと目的地。
視界10mほどでしょうか。
視界10mほどでしょうか。
9:20 :唐松岳頂上山荘
ガスの中、いきなり山荘の赤い壁が目の前に現れた。
八方池山荘を登り始めたときには、この日も登っているうちに
なんとかなるのでは思っていましたが、思ったとおりにはいきませんね。
八方池山荘を登り始めたときには、この日も登っているうちに
なんとかなるのでは思っていましたが、思ったとおりにはいきませんね。
表側に廻りこみましたが、宿泊客もいなくなった山荘は、どこか寂しげ。
9:50 :唐松岳頂上
完全に視界を奪わてしまいましたが、
山荘にデポして唐松岳山頂に。周囲の真っ白で、どこをどの様に登ったか全く分からない状況。
山頂からの不帰ノ嶮そして白馬の峰々はオアズケに(泣)。
山荘にデポして唐松岳山頂に。周囲の真っ白で、どこをどの様に登ったか全く分からない状況。
山頂からの不帰ノ嶮そして白馬の峰々はオアズケに(泣)。
山頂でガスの露にぬれたイワギキョウ。
山荘近くには、今年初めてのコマクサ。
ガスガスの唐松岳 下山へ・・・・
本来の予定であれば、ここで早めのお昼を食べて五竜に向けて縦走する予定だったのですが、
視界10m位のガスっている状態で、未経験の岩場を縦走するのは危険と判断。
それになにより、今日の体調が今ひとつ。
それでも未練タラタラのこうち隊。
ガスが取れるのではとの淡い期待を持ちながら
約1時間かけての昼食休憩。
ガスが取れるのではとの淡い期待を持ちながら
約1時間かけての昼食休憩。
結局、天候の回復は兆候させなく
「又、出直していらっしゃい!」と
送り出される様に山頂を後にしました。
「又、出直していらっしゃい!」と
送り出される様に山頂を後にしました。
皆さん、ご存知の様に
今回の八方尾根ルートは高山植物の宝庫。
下山路も柄にも無く夢破れた気持ちを花で癒しながらの
のんびり下山と相成りました。
今回の八方尾根ルートは高山植物の宝庫。
下山路も柄にも無く夢破れた気持ちを花で癒しながらの
のんびり下山と相成りました。
シナノキンバイの園
チングルマ 誰かの頭髪・・(シツコイか・・・)
ウサギギク
ハクサンコザクラ
扇雪渓には多くの登山者が涼をもとめて休息していました。
ここにもコバイケイソウ。
シナノキンバエ・ハクサンコザクラ
ハクサンフウロ
かなり下ってきました。
前方に八方池。団体の登山客が、どんどん登ってきます。
前方に八方池。団体の登山客が、どんどん登ってきます。
コバノコゴメグサ
13:00 :八方池(午後のコーヒータイム)
午前中より白馬のガスは少し抜けてきた様ですが、絵葉にある様な峰々に程遠い景観。
この湖面に映し出される山を観たかったのですが・・・・。
午前中より白馬のガスは少し抜けてきた様ですが、絵葉にある様な峰々に程遠い景観。
この湖面に映し出される山を観たかったのですが・・・・。
池の周囲に群落していたクガイソウ
登山道まで木道が備えられています。
疲れた身体には癒しのルートです。
疲れた身体には癒しのルートです。
八方タンポポ
青空も見えてきたぞ~。Newザックのデビュー戦は敗退に終わってしまいましたね。
その青空もルート上のみで
白馬方面は・・・アチャー!!
白馬方面は・・・アチャー!!
唐松岳山頂方面も快復の兆しなし。
ウメバチソウ
相方の目線の奥には、
昨年の夏に白馬からの下山路で使った鑓温泉から猿倉への長~いルート。
山の鞍部部分、小日向のコル。夏の暑い日ざしに苦労しました。
昨年の夏に白馬からの下山路で使った鑓温泉から猿倉への長~いルート。
山の鞍部部分、小日向のコル。夏の暑い日ざしに苦労しました。
第2ケルン先からは往路の散策路から外れて登山路で最短距離を下ります。
途中、見晴らしポイントで雄たけび!!「何なんや~、こんな天気~!!」
下界は晴れているじゃないですか。
途中、見晴らしポイントで雄たけび!!「何なんや~、こんな天気~!!」
下界は晴れているじゃないですか。
八方池山荘が見えてきました。
14:20 :八方池山荘
八方池山荘傍に・・・ヤナギラン
五竜に向けた夢やぶれて
リフトを下る・・・。
リフトを下る・・・。
今回は往復利用するつもりが無く片道切符だったリフトとゴンドラ。
もしや、当日券をみせれば往復割引になるのではと淡い期待の元、交渉するも×。
最後の最後までついていない週末でした。
もしや、当日券をみせれば往復割引になるのではと淡い期待の元、交渉するも×。
最後の最後までついていない週末でした。
しかし、この八方尾根は高山植物のお花畑が広がる素晴らしいルート。
展望だけでなく花旅のハイキングと割り切れば、楽しめるルートです。
展望だけでなく花旅のハイキングと割り切れば、楽しめるルートです。
リベンジ山行が、また一つ増えた八月最初の山旅でした。