2012年10月

今晩は・・
中々、那須岳レポ進まなくてすいません。
次第に山歩きでパワーを使い果たし記事アップする体力が欠けてきている様で
決して出し惜しみしているわけでもないので・・・

本日、職場の同僚が
日曜日に那須岳に登ったけど
強風吹き荒れていて峠の茶屋跡で引き返しちゃったとのこと。

本編にもありますが、この日は無風でした。
こんな日もあるのですね。




錦秋の那須岳紅葉をもとめて


一夜明け、tentenさんと連絡をとる。
夜中2時位に到着とのこと、ご苦労様でした(夜中、爆音が聞えたような・・笑)。
少し遅めの7時に行動開始することとした。

さて、こんなに広い駐車場で何を目印にするか・・・
 妙案、ザックを車の上に載せておくことに
これで相手がこちらを探してくれる安心感で
車中でユックリと時間を過ごす。


いつの間にか、
 周囲のざわめきで外をみると
御来光が観れるんですね。この駐車場。
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周囲の人々は6時過ぎには出発開始する人々が続々と。
駐車場からの朝日岳も紅葉の赤に朝日があたり、すっかり赤く燃ゆる山となっていました。
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6時半も過ぎて
こうち隊も行動開始。
トイレをすまし・・・イターッ
       和式の便座で腰に違和感。

久方の持病が出てしまった様子。
 腰を伸ばすと僅かな痛みあるものの歩くのには支障はなさそう。

相方が持っていた湿布薬を貼り、出発準備をしていると

「こうちさん? はじめまして!! tentenです」

(うおー この方がtenten? leeさんのコメに良くゴルゴなんてニックネーム使っているので
 デューク東郷風のお兄ちゃんとすっかり想像していたが、現代風の兄ちゃんやん、誰がゆうたんやゴルゴなんて・・)

その傍に、小さくなった小柄な女性leeさん。
実は、昔のブログで素顔ばらしちゃっていたので
お初にお目見えとは・・ならなかった次第です。
最近は御忙しいのかブログ閉じちゃったようですが、
leeさんブログの一ファンでした。おもろかったです。復活を望みたいところ。

tentenさんからは
本日の山行計画は、私にお任せということなので
ルートは、この通り。
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峠の茶屋跡から茶臼岳を巻いて牛ヶ首に、そして姥ヶ平におりて
念願のひょうたん池で紅葉を観賞したのち、沼原経由で峠の茶屋跡に戻る周遊コース。
その時の状態で朝日岳へピストンで登頂することに。

7:00 :峠の茶屋駐車場 出発  

ネットでの交流あるものの
肉声での会話は今回が初めて。
最初、ギコチナサもあったのですが、
tentenさんの蓼科山でのトラブルから話が盛り上がり(人の不幸は話題の種に)・・
色々と会話が転ぶ様に・・
leeさんも最後の山登りが涸沢以来とのこと。確かブログ記事に記憶あり。

森林限界を抜け出すても・・この地には珍しく、風も殆ど無風状態。
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数日前のひらさんの強風の中の那須とは大違い。
昨晩のレストランの方も昨日まで強風でロープウェイも動かなかったとか・・

朝日岳の紅葉も進んでいる様子。
前回訪れたのは初夏で裸山の荒々しさが印象的だった山ですが
今日は鮮やかな赤色の装い。
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この絶景に見惚れているご一行様。
左からtentenさん、leeさん、そして相方。
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ここで
leeさん語録紹介・・森林限界ならぬleeさん限界。
森林限界抜けると・・途端に調子悪くなるleeさんの限界線。
皆さんにも、どこかに限界線があるのでは・・・

7:45 :峠の茶屋跡避難小屋  
硫黄臭が漂いはじめた。
良いペースで登ってきた峠の茶屋跡。
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茶臼岳と朝日岳の鞍部に位置する峠の茶屋跡
現在は避難小屋として使われているが、ここも強風で有名な場所。
だが、今日は全くの無風状態。噴煙も真っ直ぐたなびく。
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ここで小休憩し、周回コースに向けて出発。
避難小屋の先にみえる朝日岳。
こちら側に旧噴火口側とあって草木は殆どみられず。
岩山の殺風景な風景。果たして、この先に錦秋の園が広がっているのか?
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牛ヶ首への巻き道分岐。
これより茶臼山の西側を巻いたルートに。
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温泉地に紛れ込んだ様な御一行様。
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しばらく歩くと右手前方には
ひょうたん池らしき水溜り(その様に見えちゃう)。
その周囲を彩り鮮やかな紅葉
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いつの間にか先頭は相方さんに。
ピッチ調整してね・・・
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湯けむりたなびく巻道。
湯治場の景観。
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牛の首分岐から姥ケ平に下りて行きます。
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眼下に紅葉が広がる下り道。
その先の白い砂地部が姥ケ平。
前方には三倉山から三本槍岳に連なる稜線もくっきり。
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8:30 :姥ヶ平  
姥ケ平到着。
想像した程の混み具合でもなくラッキーでした。
これからロープウェイからハイカーが押し寄せてくるのでしょう。
白い砂地と紅葉の木々そして猛々しい茶臼岳の山容の組み合わせが面白い。
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さて、ひょうたん池はどこだ?
どこにも道標無し。昨年のブロ友さん記事には
三斗小屋に向かう道筋に分岐があるとの情報で先に進む。
100m程進んだ傍に石仏そして
ひょうたん池に向かう木道が現れた。
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昨年の記事にはなかった木道だが行き交うことができない木道で
途中で何度か退避しながら進まなければならない。
混み合った時は大変だろうな~

木道はひょうたん池手前の展望デッキで行き止まりになっていた。
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池の周囲を散策できるのではとの淡い期待もあったのだが
池は、この場所から眺めるだけで
いささか拍子抜け。

デッキから下りて
池の淵より撮影。少し池の水面もさざ波たっていて
綺麗な逆さ茶臼岳とはならなかったが
緑をして黄色からオレンジ色にグラデーションがかった紅葉が美しい。
昨年のブロ友さんの写真では紅く染め上がった紅葉だったので
時期としては少し早かったか。
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後ろもつかえてきたので元の分岐に戻り小休憩。
ここまで1時間40分。
leeさんも丸一年間のブランクがあるとはいえ
かつては丹沢を12時間かけて歩き通したり
早月尾根から剱岳に登ったり実績十分。
まだまだ、歩けるなということで
当初の計画通り三斗小屋に向かうルートからの周回を決行することに。
姥ケ平からは更にまだ色付いていない広葉樹林帯を下っていく。
周回なので下った分、後で登らなければならない分けで
幾分不安。


7:45 :沼原分岐  
この分岐から更に、このルート鞍部の沢まで下っていく。
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まだまだ、この周辺の紅葉は先の様子。
ただ、登山者も少なく静かな山道を歩くことができた。
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鞍部の沢を渡る・・・
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渡った先からは緩やかな登り返し。
この周辺から紅葉が色鮮やかに・・
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だんだん、このルート、
どこかに似ていない?

そう、tenten&Leeさんのホームタウン丹沢を歩いている様な錯覚。
再び、丹沢12時間山行の話に話題に戻る。
ヘッデンつけながら暗くなった山道・・暗闇に輝く鹿の目線もきにならず・・・
そして、爬虫類大好きなleeさん。そして大嫌いなtentenさん。対照的な・・カップル。
武勇伝多いお二人さんです。
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秋の陽射しに浮かび上がる紅葉の輝き・・日本に生まれてよかった~。
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まだまだ、続く
秋の山道・・・
 本日もお時間となりました・・。

谷川岳の紅葉は、期待した天気に若干裏切られ・・
しかし、最後には、さすが谷川岳と思わさんばかりの
紅葉の一幕を観ることができて一先ずは満足した私達。
 
今週の本命は、
あくまでも翌日の那須岳紅葉。
そして、その那須岳には

私がブログを初めて以来、
ネット上で交流させて頂いている「ten-tenさん」「leeさん」のコンビとの
初めての合同山行なのです。
tentenさんとは、今年の2月に同じくブロ友「みずおさん」と
雪の赤城山を計画。
しかし、直前に雪の蓼科山にて肉離れをおこし
暫くのリハビリ生活・・と
中々、タイミングが合わなかった次第。
今回は、この夏に久しく山から遠ざかっているleeさん
体力を考慮しつつ
季節の旬を先取りできる那須岳を計画。
 
勿論、この計画には昨年の
山行レポの影響も大です。
 
 
水上の鈴森の湯で
すっかり良い気分になった私達一行(二人ですが・・)
眠たい目をこすりながら
関越-北関東-東北道と車をはしらせ
那須ICをおりて車中泊予定の道の駅に向かう。
(当初、峠の茶屋駐車場を予定していたのですが、
やはり標高高いと車の中といえども寒いだろうと、那須に向かう高速の中で急遽変更)

ICを下りて県道17号線を北上していけば道の駅に辿り着くわけなのですが、
その前に夕食をと入ったお店がラストオーダ前のこのお店。
ちょっと、場違いかな~と駐車しようか迷っていると
お店の方が、外に出てこられて
ラストオーダー前ですが、大丈夫ですよと・・親切な対応に良くした二人は
その間々店内に・・
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私達は風呂上りといえども
明日の装束に近いすっかり場違いな格好で・・・
引っ込みがつかなくなった私達は、
それでもコースメニューの・・迷いもなく・・コースメニューの最初にリストアップされている
コースを注文。⇒車中泊で浮かした経費をリセットさせてしまう久々の豪華なお食事で・・・した。
まずは、前菜に始まり・・
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後はご想像にお任せします。

相方、久々に美味しいお肉を食べたと感激しきり。
 
そうそう・・大事なことが・・

 この食事中に接客係の方との会話で・・
 翌日予定の那須岳の話をしたところ、
 
峠の茶屋駐車場は、このところ夜明け前には満車状態。
 大変な混雑ぶりだとの話を聞かされ
  急遽、tentenさんに連絡。

 当初、7時に駐車場待ち合わせにしていた計画を大幅に
 前日入りできないかなどと、
無理難題のお願いを快く(仕事中にも関わらず)
 返事いただいた。
 
このレストランで・・そして、この会話が無ければ
本番の那須岳はスタートから車の駐車探しで大騒ぎするところでした。
 
ということで
私達ふたりも道の駅での車中泊を諦め
那須湯本温泉を通過し那須高原にむけて
山の駐車場に向かう。
先行車両も後続車両もいない寂しい真っ黒な道を
上っていくうちに、
駐車場にほんとうに車いるんかいな・・
なんて、考えているうちに
夜の十時過ぎに駐車場到着。
 
なんとそこには200台近く駐車できる大駐車場が・・
半分近く埋まっているではないか・・
那須岳恐るべし!!
 
夜空には満天の星空が輝き
明日の登山を約束してくれそうです。
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つづく・・

先週の那須岳レポの完了またず、
怒涛の紅葉最前線に参戦してまいりました
 今回は、過去2回日帰りで登っている 雲 取 山 
 日帰りと全く変わらないルートを多分今年最後になるであろうテント泊で
 ゆっくりと秋の雲取山を堪能してまいりました。
 レポは・・・・近いうち!!
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紅葉求めて 谷川岳天神尾根ルート


谷川ベースプラザから4時間近くかけて登ったトマの耳。
晴れていたらオキの耳まで足を延ばしたいところ・・・だが、

この強風吹き付ける山頂と視界ゼロの条件では
さすがにオキの耳まで足をむける気持ちも失せてしまった。
前回、同じ様な状態でオキの耳に登頂しているからと
無理に気持ちを納得させ下山することに。

ガスの中に見えてきた谷川岳肩の小屋。
小屋の隣にトイレには長蛇の列。
人気のルートゆえの人混み状態。
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時計をみると11時過ぎ・・
そろそろ昼食の場所も考えなければならないところ
肩の小屋は隙間の無いくらい混みあい
とても昼食をとれる場所もない。
しかたなく、そのまま天神尾根を下山。
登山者が続々と登ってくる天神尾根。
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標高が下がってくるとガスの切れ間から尾根の全貌そして
所々黄色に彩られたダケカンバの色が笹の緑に映えて美しい。
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次第に周囲の景色もみえる様に
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西黒尾根にザンゲ岩。
一時間前にはガスの中だった稜線部も
ガスがきれ熊笹・草紅葉の尾根が見えてきた。
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その尾根を裾野側に目を移すと
ラクダの背辺りも眺望できる。
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次第に下山路周囲の低木の葉の色も鮮やかな彩りに変化。
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背後振り返ると
肩の小屋辺りの稜線辺りもガスがきれはじめた。
前回も下山中に山頂部が観えてきたり悔しい思いもしたのですが
その再来の様子。
それにしても登山者の行列が続く。
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12:12 :熊穴沢避難小屋  

中々食事を取る場所も得られない侭に熊穴沢避難小屋へ到着。
ここも、これから天神尾根に登ろうとする人々の休憩スポット。
人を掻き分けながら進む。
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まだ、時刻はお昼過ぎ
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続々と登山者の集団が登ってくるが・・
皆さん、この先の渋滞をご存知ないよね~
頑張って!!


西黒尾根の稜線。
この時間帯であれば最高の登山だったろうね。
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前方頭上に天神峠。
お天気も回復しているので天神峠に登って昼食をとることにした。
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12:55 :天神峠  

天神峠への樹林帯の登りをぬけたところに岩場をゲット。
この場所は谷川岳展望ポイント。
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まだ、空には厚い雲が漂っているものの
山頂部のガスもとれてトマとオキの双児峰も遠望できる様になった。

西黒尾根から山頂そして天神尾根の下りと約6時間かけて
漸くにしてとった
昼食もこんな感じ。
天神尾根の人混みが嘘の様に
静かな山を堪能できましたよ。
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岩場で午前中着てたレインウェアも乾かしたりして
 秋の陽射しを浴びながらの昼食タイムでした。

そして、この岩場を少しすぎた辺りからリフトを使わずに
直接にロープウェイ天神平駅に向かう。
このルート、道標もなく
この道をやり過ごそうとした時に登ってこられた登山者がいたので
分かった次第。
とても、登山道といえるものではありません。
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やぶ漕ぎしながら
天神平駅に・・・。しかし、直接駅に下りる道だったので早かった・・・。
このルートは山と高原地図には記載されていました。
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天神平駅からは
 ロープウェイで少し並んだものの行列も
  それほど長くなく3時前には駐車場に到着。

一度は登った山だったので
 大変だといわれた西黒尾根も辛い思いもせず
  そして、登山開始時に降っていた雨もあがり
   100点満点では無いにしても
     紅葉に少し早めの谷川岳は
      素晴らしい山でした。

 次回、違うルートにてアタックしたく思った次第です。・・ハイ。


そして、私達一行二人組みは
明日の那須岳に備え
 関越自動車道 谷川岳PA近くの新しい温泉「鈴森の湯」にて
汗を流し・・・一路、2日目の山行予定の那須高原に出発。
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この温泉、水上の道の駅近くのお饅頭屋さんに教えてもらった温泉。
650円/人ですが、立派な内風呂となにより滝の傍につくられた
広めの露天風呂が最高でした。
 リピートしたい温泉です。

それでは、秋山第二弾「那須岳・・・そして、あのカップルとの合同登山」
乞うご期待。


ちょこっと・・予告編
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それでは・・・つづく

谷川岳山行のまとめ
10/13-雨後に晴れ:谷川岳ベースプラザ(7:05)-西黒尾根登山口(7:14)-ラクダのコブ(9:19)
-ザンゲ岩(10:23)-トマの耳(10:50)-肩の小屋(10:57)
-熊穴沢避難小屋(12:12)-天神峠(12:55-昼食-13:40)-天神平ロープウェイ駅(13:55)
歩行時間 6時間5分(休憩込み-昼食時間・小屋休憩除く)

紅葉求めて 谷川岳西黒尾根ルート


一昨年の夏に天神尾根よりピストンで登った谷川岳。
生憎と山頂は真っ白にガスで覆われて視界の利かない山行となり
いつかはリベンジと考えていた。
そして、今回、秋の紅葉シーズン第一弾に選んだ山が
その谷川岳。今回は、少しハードな西黒尾根より山頂を目指す。


仕事から帰宅し
急ぎ身支度を整えて自宅を出発。
今回は登山用靴下・・予備も含めて3足ザックに事前にいれていきましたよ(笑)。

そして、自宅から10分の圏央道高尾山ICから夜中の快適なドライブで
日が変わる直前にに水上IC手前の下牧PAにて前日泊。
空には満天の星空が広がり明日の天気を約束してくれているようでした。

この時は・・・・

このPAは規模が小さく比較的静かで車中泊するのに最適。

・・・・・・・・・・

翌朝、
夜明けと同時に行動を開始し、車中から外にでると
頭上の空には雲ひとつないのに
北方の谷川岳方面には厚い雲がかぶさっている。

少し、重い気分を引きずりながら、谷川岳ベースプラザ駐車場に7時前に到着。
トイレをすまし6Fの出口をでると
パラパラと小雨が降り始めた・・・・。
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今日は外したか・・・

7:05 :谷川岳ベースプラザ  

それでも
普段の良い行い(誰の?)を信じて出発。
ベースプラザ前の舗装道路を10分程、道なりに登っていくと
左手に西黒尾根登山口の道標。


今回の山行ルートのおさらい。

上りは、一昨年に見送った西黒尾根から山頂をきわめ
天神尾根を下りロープウェイで戻るルート。
帰りは今回ロープウェイを使用し翌日の登山に備えて体力温存。
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登山口から
取り付きの急勾配な直登道を抜けると
紅葉にはまだ早い樹林帯の登り道。
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雨脚も時々強くなってきた様子だが
木々の葉で雨も遮られで直接濡れることはない。
しかし、天候の回復期待できそうにないので
数年ぶりにレインウェアーとザックカバー装着。
そして、このルート、足下は滑りやすい岩や粘土質の濡れた土やらで
傾斜はさほどでも無いが神経使います。


一時間程登ったところで、一旦、平坦なルートに。
そして前方奥にラクダのコブでしょうか。
鋭角な岩峰が眺められます。
その後方には厚い雲に覆われた稜線が・・・
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ここから再び登りに。

昨日の天気予報では終日晴れマークだった水上!
山の天気は全く読めないな~

天気回復しないようだったら
この時点で引き返すことも脳裏にチラリ。

そんな事を考えていると
周囲が次第に明るくなってきたではないですか。
いつの間にか雨も止んでおり少し期待を持たせる匂いがしてきた。
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そして
ついに樹林帯を抜け出すと
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厚い雲の隙間に青空が見えている。
前方の天神尾根の裾辺りにロープウェイ駅も確認できる。
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これまで沈んでいた気持ちも
少し高ぶり始めた・・・・次の岩稜線までの一瞬の喜びでしたが。
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ラクダの背に続く岩稜線を慎重に登っていく。
気をつければ何のこともない岩場だが、所々濡れて滑り易い箇所もあり気を使う。
ナイフエッジ程でも無いが左右は切り落とされた崖、一歩踏み外せば怪我ではすみません。

右手にはオキの耳に至る東尾根の鋭く尖った稜線とその斜面に少し色付き始めた紅葉。
残念ながら、今回も山頂には出直してきなさいと言わんばかりの雲に覆われている(涙)。
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鋭く険しい岩稜線。この稜線の反対側の谷が一ノ倉沢。
怖いもの見たさで一度は覗いて見たいもの。
秋の陽射しを浴びた人を近づけない神々しい岩稜線。
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上空の雲の流れは
早いのだが谷川岳を覆った雲には根が生えたように全く動こうとしない。
この先の稜線も濃い霧の中の登山を覚悟。
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目線を稜線に戻すと
言い得て妙。
ラクダの背のようにボコボコ起伏の岩場を通過。
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こんな一枚岩に張り付いたりスリルある登り。
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標高が高くなるに従い木々の色合いも濃くなってきた。
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9:19 :ラクダの背  
ラクダの背に到着。
これまで抜かれ抜きつつしていた元気なおじさん軍団4人組の
登山者に撮って頂いた。
とにかく元気な熟年といった方がいいのか
今日は谷川岳から武能岳経由で清水峠にいたり白崩避難小屋で今晩はBBQとのこと。
明日は朝日岳から白毛門経由で下山。
とにかく大きな荷物背負っても早い。そして、休憩も頻繁なので
抜かれ抜きつつが、この後も続く。
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ラクダの背からは一端下り、コルに至り
それからは直登尾根が前方に続く。
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ラクダのコル付近。いよいよ、これから本日最後の登りにクライムオン!!
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岩場岩場のルートを一歩一歩進む。
そして、ガスの中に突入。
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ザンゲ岩近くの一枚岩。氷河の跡だとか・・
今、思い出してみると鎖があったかどうか・・
下山に選択したくないルートだ。
右側の岩との結合部から登ると比較的容易に登れた。
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ザンゲ岩に到着。
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ここからは傾斜も緩やかになり
山頂までは、もう一息。
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肩の小屋との分岐は草紅葉で黄色く染めた草原。
先行する登山者はラクダの背のおじさん4人組。
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肩の小屋上部の天神尾根からのルートと合流。
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これまで登山者が疎らだったルートから
 登山者で混雑の渋滞ルートに変貌。

10:50 :トマの耳  

2年ぶりのトマの耳に到着。

この山頂では暗黙の記念写真ルールがあるようで
長い行列を並び、後方の方がシャッターを切る。
そして、撮影して頂いた記念写真。
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周囲は真っ白で眺望ゼロ。
それ以上に強風吹きつけ、寒さが身に応える様になってきた。

そして、オキの耳は・・・

後編につづく・・・・

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