八本歯のコルに連なる急登尾根には・・
直径10cm位の丸太で作られた手摺つきの梯子が断続して連なる。
標高3000m近い高所において次第に息苦しく・・そして、これまでの直登に近い
大樺沢からのルートで疲れた筋肉にも乳酸がたまり一歩一歩が苦しい。
さて、よっこらしょと・・
梯子ともいえるし階段の様でもあるし微妙な・・梯子
梯子を通過する度に休憩をとる頻度も多くなった。
生憎、展望はガスで覆われているが、ここでも秋の装い・・
ナナカモドの赤い実 こちらは赤い彩りに
さあ、まだまだ続くぞ!!
ガンバって!!
そして、遂に前方には
八本歯のコルの稜線シルエットが・・
直径10cm位の丸太で作られた手摺つきの梯子が断続して連なる。
標高3000m近い高所において次第に息苦しく・・そして、これまでの直登に近い
大樺沢からのルートで疲れた筋肉にも乳酸がたまり一歩一歩が苦しい。
さて、よっこらしょと・・
梯子ともいえるし階段の様でもあるし微妙な・・梯子
梯子を通過する度に休憩をとる頻度も多くなった。
生憎、展望はガスで覆われているが、ここでも秋の装い・・
ナナカモドの赤い実 こちらは赤い彩りに
さあ、まだまだ続くぞ!!
ガンバって!!
そして、遂に前方には
八本歯のコルの稜線シルエットが・・
・・・攣った・・・・
ここで相方さん、また、軽く脹脛を攣った・・。
梯子の一歩が広幅で足にきたらしい。
少し・・様子をみながら・・・
梯子の一歩が広幅で足にきたらしい。
少し・・様子をみながら・・・
10:45 :八本歯のコル
八本歯のコルに疲労困憊で辿り着いた。
コースタイム2時間を2時間20分。
八本歯のコルに疲労困憊で辿り着いた。
コースタイム2時間を2時間20分。
最鞍部には梯子資材の丸太が置かれていたが
八本歯の頭の姿はみえず。
八本歯の頭の姿はみえず。
ここで小休憩をとるも稜線に吹き寄せる風で寒くなったので
先を急ぐことに・・
先を急ぐことに・・
さて、梯子地獄はコルから先にも断続的に続く。
登山路はやがて大きな岩のガレ場に変わる。
登山者が多くいたので不安は感じなかったが
ガスでルートを見失うと断崖に迷い込みそう・・・。
登山者が多くいたので不安は感じなかったが
ガスでルートを見失うと断崖に迷い込みそう・・・。
この辺りでトラバース道に分かれる筈なのだが・・
GPSで確認しても山と高原地図の分岐点から外れている???
分岐点を見逃したか・・・
北岳主稜線まで登ってしまうと北岳山荘まで可也の遠回りに
GPSで確認しても山と高原地図の分岐点から外れている???
分岐点を見逃したか・・・
北岳主稜線まで登ってしまうと北岳山荘まで可也の遠回りに
11:30 :トラバース分岐
ヘロヘロの状態でトラバース分岐点の辿り着いた。難所クリア!!
山と高原地図の分岐点から主稜線側にずれている。
地図中の黄色マーク地点が実際の分岐点。どちらが正解か・・
ヘロヘロの状態でトラバース分岐点の辿り着いた。難所クリア!!
山と高原地図の分岐点から主稜線側にずれている。
地図中の黄色マーク地点が実際の分岐点。どちらが正解か・・
トラバースと言うだけあって
久々の平坦な道筋のお花畑が続く。視界よければ、どんな展望がひらけていたのだろう。
久々の平坦な道筋のお花畑が続く。視界よければ、どんな展望がひらけていたのだろう。
キンロバイのブーケ ミネウスユキソウ
ウスユキソウの親戚?? トウヤクリンドウ
ウスユキソウの親戚?? トウヤクリンドウ
そんな気を許したルートにいきなり再び梯子が・・・
それも、こんな崖っぷちに頼りなさそう梯子だ・・
それも、こんな崖っぷちに頼りなさそう梯子だ・・
トラバース分岐からは
この北岳山荘に向かう登山者もいなくなり不安な面持ち。○危険地帯だ!!
この北岳山荘に向かう登山者もいなくなり不安な面持ち。○危険地帯だ!!
このコース最大の難所を慎重に通過した先には
心を安んじる道へと変貌。。
そして、再び、お花畑が崖下にむけて広がる。
その中でも印象に残った
ヤナギランの群落地
ヤナギラン 淡いピンクが可憐だ
心を安んじる道へと変貌。。
そして、再び、お花畑が崖下にむけて広がる。
その中でも印象に残った
ヤナギランの群落地
ヤナギラン 淡いピンクが可憐だ
トラバース道と平行する主稜線路も見えてきた。
ここからは主稜線と平行して高度を下げていく。
ここからは主稜線と平行して高度を下げていく。
ウラシマツツジ
相方も平坦なルートにもどり復活した様子。
調査中 イワキキョウ
相方も平坦なルートにもどり復活した様子。
調査中 イワキキョウ
12:08 :北岳山荘到着
長い長い・・時間にしてみれば6時間足らずの登りだったが
ヘコタレそうになりそうな険しい・・
そして・・・自らの体力と格闘した時間だった。
♪♪♪♪いくつもの・・・梯子を・・のぼ~り♪♪
こんなBGMが欲しかった(笑)。
長い長い・・時間にしてみれば6時間足らずの登りだったが
ヘコタレそうになりそうな険しい・・
そして・・・自らの体力と格闘した時間だった。
♪♪♪♪いくつもの・・・梯子を・・のぼ~り♪♪
こんなBGMが欲しかった(笑)。
まだ、お昼過ぎの時間帯でテン場はガラガラに近い状態。
場所も選び放題だったので雛壇の一等地を確保。
(写真、右奥のオレンジのアライテントがマイハウス)
場所も選び放題だったので雛壇の一等地を確保。
(写真、右奥のオレンジのアライテントがマイハウス)
お天気がよければとオプションで考えていた間ノ岳は登る途中のガスの状態で
山荘到着時には完全にスイッチオフ。その分、昼食と昼食後の一杯と自由気ままな
時間を過ごせた。
山荘到着時には完全にスイッチオフ。その分、昼食と昼食後の一杯と自由気ままな
時間を過ごせた。
そして、夕刻近くになると
前方に青空が部分的に広がる様になった。
「ラッキー!!」
早速、テン場直ぐ上の主稜線に上がると
岩肌の北岳も姿を現してくれ・・思わずバンザイの手があがった!!
・・・が、どうみてもホールドアップだね。この写真!!
前方に青空が部分的に広がる様になった。
「ラッキー!!」
早速、テン場直ぐ上の主稜線に上がると
岩肌の北岳も姿を現してくれ・・思わずバンザイの手があがった!!
・・・が、どうみてもホールドアップだね。この写真!!
この後、再びガスの中にはいってしまった北岳山荘。
大人しく夕飯の準備に取り掛かる相方。
我が家は相変わらずの鍋焼きうどん・・・隣の若者はお好み焼き。若さだね~。
大人しく夕飯の準備に取り掛かる相方。
我が家は相変わらずの鍋焼きうどん・・・隣の若者はお好み焼き。若さだね~。
日没の時間帯です。ガスっていて、その上空は青空が見えている。
期待感50%の期待をもって再び主稜線に登ると
雲の切れ間から薄日がさしていました
期待感50%の期待をもって再び主稜線に登ると
雲の切れ間から薄日がさしていました
雲の切れ間から仙丈ケ岳の姿も・・そして背後には夕日で輝く雲。
北岳には薄っすらと漂っている雲が動きそうにありませんが、その上空には青空が広がる。
明日の天気は約束されたかな・・
そして
北岳山荘と彩り鮮やかなテン場も
明日の天気を期待している人々で満員状態。
(この日、一畳3人とのこと・・・テント泊でよか~った。
北岳には薄っすらと漂っている雲が動きそうにありませんが、その上空には青空が広がる。
明日の天気は約束されたかな・・
そして
北岳山荘と彩り鮮やかなテン場も
明日の天気を期待している人々で満員状態。
(この日、一畳3人とのこと・・・テント泊でよか~った。
Day2に続く・・・