2012年06月

スペイン決勝進出!!

ユーロ2012、気になっているものの
夜中に起きて見る体力なし。
録画していても結果が分かると・・・結局、消してしまう。
残すは、ドイツとイタリアの勝者・・・

ドイツとスペインで順当なのだが
果たして、今回は如何なる結果になることやら。


横岳に再び戻ってきた時間帯から周囲のガスがとれはじめ
八ヶ岳の岩稜帯が見渡せる様になってきた。

彼が・・2012年版晴れ男か・・・
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前週の焼岳からの運気を八ヶ岳に持ち込んでいるらしい。

手の位置が少しずれていますが、
相方とグッチ~
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さて、ここで昼食タイムとしたいところ
横岳山頂に総勢11名が昼食とる場所もないので
三叉峰との中間地点の小ピークの広場に移動。
山頂から下っていくご一行様
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さあ~お腹へったぞ;)
予想していなかった天候の回復に
気持ち良いランチタイムを楽しむことができた。
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そして、お決まりのビール!!
こうち隊も背負ってきた冷たいビールを飲んだぜ!!
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喉を潤し、お腹も満ちると
再び、お花畑に移動。
こうち隊は三叉峰から下る為、ザックを背負って出発。
他のメンバーは荷物をデポし出発!!
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三叉峰に荷物をデポし再び石尊峰に向かう。
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すっかり息統合した仲間達!!
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静かな山歩きも良いが
心許せる人々との賑やかな山歩きも楽しいものだ!!
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オヤマノエンドウとの再会
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何しろ、今回はこれが目的だったツクモグサ(ひらさん撮影)
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ツクモグサ(ゆうゆうさん撮影)
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ここまで姿をみせてくれていた赤岳も
再びガスの中に・・・・
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横岳・硫黄岳にもガスがかかりはじめた。
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本日最後の集合写真
なぜか、相方とグッチ~さんが良い位置取り。
グッドジョブ!!
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ガスも濃くなってきたので
そろそろ下山しましょうかね。
ひらさん達は長いなが~い帰り路がまっている。
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三叉峰にて・・
名残惜しいところ、
遅れて戻ってきたひらさんから直ぐ近くにウルップソウが咲いていたとの情報!!
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場所を教えてもらい
ひらさん達ご一行様8名は再びガスの中に消えていく。
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そして、ひらさんに教えてもらったウルップソウ
まだ、雛の様に愛くるしいウルップソウ。
7月が本番なのでしょう。
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13:40 :三叉峰  
さて、長い長い下りが待っている。
登りでスーパー健脚を披露したグッチ~さん。
下りは苦手とのことで相方が先頭のポジションに。
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いつに無く速くない??相方さん!!
カメラ構えている隙にドンドン下っていく二人。
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融けかかった雪渓の悪路。
ここで尻餅つかない様に慎重に進む
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森林帯に入ってもスピード緩むことなくドンドン下る。
途中で少なくとも5~6人は、この二人に抜かされてしまった。
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沢を渡ると平坦な道筋に戻る
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15:20 :海ノ口登山口  

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そして、登山口に戻ってきた!!
下山に要した時間は、コースタイム2時間⇒1時間40分。

下山も早かったグッチ~さん。

以前はお父様とアルプスの山々を歩かれていたとのことですが
ブランクを感じさせない健脚とテンションの高さには敬服です。

また、梅雨に季節にしか咲かない横岳の高嶺の花々・・・登ってよかった。
そして、そして、ひらさんメンバーとの輪も広がり
昨年の両神山をきっかけに広がったブロ友の輪がまた広がった。

・・ということで
6月の山行は、初夏の花シリーズ(シロヤシオ・石楠花・セッコク・ツクモグサ)
の締めくくりとして最高の一日でした。





横岳山行のまとめ
6/24-くもり:海ノ口登山口(6:45)-三叉峰(9:25)-石尊峰(9:50)
-三叉峰-横岳(10:15-10:20)-横岳下(10:30-小休憩)
-台座(11:00-11:15)-横岳(11:45-休憩-12:00)-横岳-三叉峰中間点(12:00-昼食-12:30)
-石尊峰(13:00)-三叉峰(13:40)-海ノ口登山口(15:20)
歩行時間 7時間30分(休憩込み-昼食時間・小屋休憩除く)

  横岳山頂・・・そして・・・再 会 ;);););)


この日、桜平から横岳に向っているメンバーは
ひらさんをリーダーとする長野からの部隊5名
千葉からはゆうゆう隊2名
埼玉からは、この冬に蓼科山と赤城山でお世話になったmizuoさん。
私達から少し遅れての午前7時に桜平を出発。
mizuoさんとメッセージのやり取りでお互いの行動を把握していたが三叉峰では連絡取れず。
ひらさんの読みでは12時にこのお花畑に到着の予定。

この時、10時前で無理すれば赤岳にピストン出来る時間だったが
赤岳の展望も望めないこの状況では・・・・このプランは撤回し硫黄岳に向かう稜線歩きを楽しむこととした。
硫黄岳に向かえば確実に桜平からのメンバーとの合流可能。
三叉峰に戻ってもガスの切れる気配もない
八ヶ岳始めてグッチーさんには晴天での素晴らしい展望を観せたかったのだが、彼女は 、この稜線歩きにいたく満足してくれているらしくハイテンション!!
ガスに霞む横岳を目指す。
このルートは2年振りなのだが
こんなにアップダウンがあったのか記憶も怪しい
2年前の赤岳-横岳-硫黄岳 縦走記録↓
http://blogs.yahoo.co.jp/xybkx121/62236747.html
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横岳山頂に近づくと諏訪側のガスが徐々にとれてきた。
これまで姿を見せなかった赤岳・阿弥陀岳が眼前に現れる
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10:15 :横岳山頂
横岳山頂にて
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山頂票根元に注目!
ザイルが固定されており
小同心から横岳への登攀者が現在使用中。
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小同心頂上部の登山者そして崖下には赤岳鉱泉
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山頂から硫黄に続く稜線には横岳根元の岩場が続く。
グッチーさん、これを観て更にテンションアップ!!
何故なら、彼女は岩場大好き、鎖場大好き人間‼
勿論、ここで躊躇する理由もなく岩場を降りる事に。
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この岩場を楽しんでいる時に
mizuoさんから電話呼び出し
「硫黄岳に到着!!」との事。
それなら折り返しがきつくなるので
横岳を降りた辺りで待っていようと小休憩。
相変わらずのハイテンションの2人です。
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しかし、
軽食をしながら待っていても間が持たなくなってきたので
結局、更に硫黄岳から硫黄岳山荘が一望出来るポイントまで前進し待つことにした。
硫黄岳も徐々にガスが取れてきた。この中に桜平からのご一行様が居るはずなのだが・・・
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硫黄岳から下ってくる人、硫黄岳山荘から登ってくる登山者を探していると
いたいた‼
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まず最初にひらさんのバンダナに気がついた。
そして、ゆみっこさんの帽子。
オッと、漸く気がついてくれたみたい‼
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何故か最後尾を歩いているmizuoさん。
何か重装備やな〜 身体重そうじゃない??
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ゆうゆう隊カメラより
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6:45 :桜平メンバーと合流

合流!!
:):):)

本日の第二の目標達成!
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ひらさんとは昨年秋の天狗岳以来、
ゆうゆう隊とは暮れの忘年会、
mizuoさんとは2月の赤城山以来の再開。
今回始めてのグッチーさんとひらさんメンバーの紹介で
合計11名の登山隊に(^^)

そしてお決まりのポーズにて
ブロ友オフ会の輪がまた広がった!!
ポーズ指南役は勿論mizuoさん。
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(みずおさん提供写真)

決めポーズを決め本日第3の目的地「横岳山頂」を目指す。
トップは一時間前に同上ルートを通過したこうち隊!!
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(ゆうゆう隊写真)

この時期に至ってもまだガスが棚引く稜線の展望。
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(ゆうゆう隊写真)

横岳直下のかにの横ばいを通過。
ここは鎖場をおりて通過できるが鎖を使った方がナイフリッジ風の鞍部の
乗り越えが楽。
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(ゆうゆう隊写真)

そして、鞍部を反対側におりて更に岩棚の登り返し。
ここは下りより登りがラクチンで恐怖感は無し!!
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(ゆうゆう隊写真)

後方に続くひらさんグループ。
カニの横ばい周辺です。
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この梯子を登るゆうゆう隊、横岳山頂は登って直ぐ。
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ひらさん達も横岳岩棚にとりついています。
人の登っている様子を見ると凄いところを登ってきたんだな~ って、実感。
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黄昏ひらさん!!
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11:45 :桜平メンバーと合流

本日、2度目の横岳山頂。
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後方のmizuoさんのザックの大きさ。
本日は夏山に備えての歩荷トレとの事。
それ以上に1時過ぎまでの前夜祭の影響か珍しく体調悪そう。

そして横岳山頂にて11名集合。:):)
皆さん、良い顔をしている。:):)
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さて、お腹も減ってきたよね。
山ガール(?)好きのmizuoさんと硫黄岳。
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更に嬉しいことに
ガスに取れて赤岳・阿弥陀岳の稜線もくっきりと!!
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赤岳天望荘からの赤岳山頂への登山路もよく見える!!
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ブロ友さん達との合流、そして天気も回復の方向。

続きは最終話に続く・・・・・

雲上のお花畑 横岳(八ヶ岳)


それは、先週、金曜日朝の通勤バスでのブログチェックからはじまった。
ブロ友ひらさんが週末に横岳を計画している・・・・

この週末には、以前から相方の職場の同僚さんと瑞牆山にいく予定にしていた。
しかし、2週間前に静岡のブロ友「nobuさん」の横岳レポに記載されていた
絶滅危惧種ツクモグサが気になっており、観にいくなら、この週末がラストチャンス
と思っていたところに「ひらさん」の計画。そして、ゆうゆう隊も同行しそうな雰囲気。

昼過ぎには、なんと埼玉のブロ友「みずおさん」から新橋ガード下へのお誘いメール。
残念ながら、夕方の会議と報告書の仕上げで参加できなかったが、帰宅のバス車中にて
情報交換。
そして、遂に
瑞牆山⇒横岳に変更。
私達は海ノ口からの横岳最短ルートの杣添尾根を登る。
ひらさんグループは、ゆうゆう隊&みずおさんと一緒に桜平から硫黄岳を越えてくるルート。
横岳稜線上でランデブーという魅力的な計画が急遽成立。

前書きが長くなりましたが、本編へ・・・・



横岳への登山口である海ノ口駐車場は海ノ口別荘地内にあり
駐車スペース狭く8台のみの情報。
駐車場を確保しようと八王子を4時30分に出発。
長坂ICをおりて141号線を北上。南牧村で左折し海ノ口別荘地に向かう。
前方には赤岳から連なる横岳稜線がくっきり。このままの状態でいてくれれば最高なのだが
横岳前方にかかる雲が気にかかる。
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6時30分には駐車場に到着したものの既に満車。
仕方無いので駐車場から約50m離れた登山口付近の路肩に駐車。

身支度を手早く整えて

6:45 :海ノ口駐車場出発

さて、ここで今回同行してくれた相方の友人を紹介。
ニックネームは「ぐっちー」。
二人の小学生のお嬢様を持つママさん。
結婚前にはお父様と槍穂等のアルプスを踏破してきた強者。
今回、八ヶ岳は初めてのお山!
約10年間のブランクがあるとは言え・・その健脚の程は直ぐに分かった。

駐車場から何本か別荘地を走る車道を横断し山道にはいると
前方には横岳らしき稜線が見えてきた。
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途中、堰堤を渡ろうと渡渉ポイントを探す二人。
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更に東屋を通過し沢にかかる怪しげな橋をわたると
本格的な急登が目の前に!!
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「先はながいぞ」
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スーパーサイヤ人「ぐっちー」登場!!

いやー早かった!!
急登の取付きでは二人の他愛も無い賑やかな会話が続いていたが
会話が途絶えてたと思うと前方には相方の後姿。
先頭歩く、ぐっちーさんに間を空けられてしまった。
必死に追いつこうとして中々間がつまらない。
なんて健脚なんだ・・・
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あっという間に中間地点を通過。
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樹林帯を抜け枯れ木帯にはいる。
相方(左)とぐっちーさん(右)
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ここからは暫く稜線から外れトラバースルートに。
この辺りは雪渓が残っており腐った雪と泥で歩きづらい道筋が続く。
(前出のnobuさんのルート不明ポイントもこの辺りか・・・)
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ハイマツ帯に突入。
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朝の稜線は見る影も無く稜線はガスで視界不良!!
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路肩に咲くコイワカガミ。今年初めてのお目見えだ。
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ぐっちーさんを先頭に猪突猛進でガッツリ登っていく二人。
しかし、ぐっちーさんとの距離は離れていくばかり。
恐るべし
ぐっちー!!
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二人に付いていけない、こうちは、体力温存の為に
写真撮影に没頭・・・

この周辺は
キバナシャクナゲの群生地
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9:25 :三叉峰  

横岳稜線の三叉峰に到着。右手は横岳山頂へ。左手は赤岳方面。
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コースタイム3時間15分のところを2時間40分の3時間きり。
想定タイムは10時だったので大幅に短縮。ぐっちーさんの健脚に引っ張られました。
稜線でひらさんメンバーとのランデブーには可也時間が残されている。

赤岳登っちゃおうかな???
ちょっと迷いも生じる時間帯だ。

とりあえず、目的であるツクモグサ鑑賞に赤岳方面に。
三叉峰から10分ほどのお花畑-石尊峰周辺に向かう。

横岳が最も美しく着飾る時期が梅雨時とは・・
それにしもて花の種類と美しさに言葉もない。

相方さんとぐっちーさんもテンション上がりっぱなし!!

ほんの一部ですが紹介します。

オヤマノエンドウ(青) ミヤマキンバイ(黄)
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絶滅危惧種ツクモグサ
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イワウメ
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チョウノスケソウ
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オヤマノエンドウ
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ツクモグサ群生地
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ツクモグサ ハクサンイチゲ
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ツクモグサ
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写真容量リミットに近づきました。

今晩は、この位にしておいきます。

赤岳には登れたのでしょうか??

次報は、山頂での「再会」編です。

乞うご期待

梅雨真っ只中の週末。
皆さん、如何お過ごしでしょうか?

私達は、足止めの自宅待機で
レンタルで借りたDVD2本
「ツレがうつになりまして。」「ステキな金縛り」の邦画。
最近、洋画で見たいなって映画ないんだよね・・・・
 
さて、DVD鑑賞以外には
・・・ヒマに任せてネットをウロウロしていると
高尾山にセッコクが咲いているとのこと・・
 
セッコク??
 
セッコクとは杉の木に着生して根を空中にさらし
空中の湿度を吸収することで成長するランの一種。
郷里のブロ友みかんさんは山野草愛好家。彼女のブログに
は色々と紹介されているセッコクの花。
 
土佐の郷里にも森林の中にはいると、この時期にみることが出来る
花なのですが、
田舎にいる頃には
山に咲く花などに興味もなく(名前もしらず)実際に目でみたわけで
なく・・・
 
ならばと・・日曜日の午後に天候回復を待って高尾山に行ってきた。

高尾山のセッコクは沢沿いのルート6号路の天然杉の木に咲くという。
高尾山は今年2度目。前回は正月3ヶ日以来で、この時も人混みをかき分けながら
6号路から琵琶滝経由で登っていった。
しかし、今日は、
天候不順の影響なのか、いつもの人混みは無く沢のセセラギの音を聞きながらの
静かな山道を歩いていく。
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琵琶滝分岐を通過すると
杉の木を見上げながらの山歩き。
何故なら、セッコクは杉の高所に繁殖しているので注意しなけらば見逃してしまう。
 
 
そしてお目当てのセッコクは思いの他、簡単に見つけることができた。
琵琶滝分岐から500mほどの場所に
杉の枝にまるで白い飾り物で飾りつけた木が・・。わかります??
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コンデジ18倍ズーム+今回は3脚を持ち込みました。
 
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容易にセッコクの花を見つけることができ
この後も、同様な木が無いか頭上を眺めながらの山歩きが続く・・・・
しかし、中々、セッコクを見つけることができず
あっというまに高尾山山頂に。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山頂は、いつもの日曜日の喧騒はなく登山者も疎らな静かな山頂だった。

先日、縦走した蛭ヶ岳~檜洞丸にかけての稜線は遠望できたが
残念ながら富士山は雲の中。
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さて、再びセッコク探索を続けます・・といっても、登ってきたルートを折り返すだけなのですが
上りより下りの方が杉の高所を眺めやすく
登りで見逃した花を見つけることができるのではと微かな希望を胸に・・・
 
すると
目の良い相方が見つけてくれました!!
杉木立の中に隠れる様に、淡いピンク色したセッコクを発見。
 
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感心するくらいの高所にあるセッコク。
これを見つけた相方にポチマークです!!
 
更に杉の木を眺めながら下っていきましたが
結局、最初に見たセッコクの繁殖が全てだった!!
 
セッコク写真集です。可憐な姿を鑑賞下さい。
近くに花が無いため、ズームギリギリの写真です。
 
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また、新たな高尾山の一面を垣間見ることができた
プチ山行「高尾山」でした。
 
PS:高尾山山頂下のトイレは新しくなっていました。これもミシュラン効果???
 
追加PS:
「ツレがうつになりまして。」→篤姫に続く、堺 雅人&宮﨑あおいコンビが良かった~
堺さん、今大好きな俳優さんです。
 
 追加追加PS:
我が家のセッコク。一昨年、郷里の従姉妹からもらったセッコク。
昨年10月(?)に開花した花が↓。今年も期待しとるぜ!!
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石楠花の岩山 鷹見岩&大日岩



この週末、相方の職場の方と家族を誘って瑞牆山に出かける予定だった。
私達は瑞牆山に咲く石楠花目当て、
相方の友人は、この山のアドベンチャーワールドを家族と楽しむ予定だったが、
生憎の雨と梅雨入り。
この計画は順延とすることで良いのだが
石楠花はマッチャーくれない。

そして、土曜日の夕方、翌日は甲州方面の天気が回復予報。

・・ということで、行き当たりばったりの私達は、
この時を逃さじと
瑞牆山は順延日程に行くとして、金峰山へのルート上に咲く大日岩周辺の
石楠花を求めて日曜日の朝、急遽出かけた。



5時30分に自宅出発。
夏山としては遅めのスタート。しかし、今回は長くないルートなので気楽な気分。

7時15分に瑞牆山山荘上の無料駐車場に到着。既に9割方駐車場は埋まっていた。
流石に人気にある山です。

出発の遅れを取り戻そうと
慌しく準備を整え(・・といっても、今回はプチ山行なのでザックの中も殆ど
空身に近いのだが・・・)、7時30分に出発。

駐車場奥の抜け道から富士見平小屋に至る本道に合流し
歩を進めていく。既に大勢の登山者が平日問わず登っているらしく
登山道も人の足跡で泥濘状態。

40分ほどで富士見平小屋に到着。
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このルート、3年前の瑞牆山・金峰山日帰り山行と昨年の瑞牆山で数度歩いており
登っていく先々で前の山行の記憶が思い出される。人間は、身体を使った情景
にリンクして記憶が残っていく・・・最近、もの忘れの早い私達だが、山の記憶は
中々過ぎ去らないらしい。

殆どの登山者は富士見平小屋左手に廻る瑞牆山に向かっているようだ。
私達は反対に小屋の右手の金峰山へのルートを進む。

この金峰山への取付は小屋後方の飯森山の緩やかな尾根を直登していく。
暫くすると直登ルートは山の右手を巻きながらのルートへと変わり
岩ゴロゴロと時折木の根っこに覆われた悪路に変貌していく。

小屋から20分ほどで大きな倒木で道を塞がれた地点が
「鷹見岩」への分岐点。
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前回は、瑞牆山に登ったあとに金峰山に向かった為に
山行に余裕なく、この鷹見岩をパスした。

この鷹見岩周辺も石楠花の群生地だ。

このルートは山と高原地図では破線ルートとなっているが
山頂までは特に危ないところはなかったが石楠花の藪コキが大変。

そして、肝心な石楠花はどこに咲いているのだろうか。
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踏跡も怪しいルートを進んでいくと
本日、石楠花第一号!!
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濃いピンクの微妙なグラデーションが美しい。

更に石楠花の林を分入り進むと大日岩の饅頭が積み上げられた様な景色が
石楠花越しに飛び込んできた。
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このルート、マイナーなコースだけあって蜘蛛の巣もルート上に所々、本日初見参の登山者だった様だ。

ルート前方が大きな岩で塞がれた。
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この岩の上部が鷹見岩なのだろう。
しかし、岩に取り付く足掛かりもなく、どのようにして登るのだろう。
よくよく見ると左手の崖側に足掛かりを発見。
補助になりそうなちょうど良い枝ぶりの松もあり、ここから難なく登ることができた。

鷹見岩頂上部。
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標柱が立っているわけでもなく、あっさりした頂上。
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しかしながらガスっているとはいえ、ここからの景色も素晴らしい。
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いつもなら展望の悪そうな天気には山の行動を抑えているのだが
今日は、展望よりも花目当ての山行だったので期待はしていなかったが
ガスっている時には、
また、晴天時とは違った神秘的な景色を見せてくれる。


頂上部付近に咲いている石楠花も美しい姿を見せてくれた。
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そんな景色と石楠花の美しさに佇んでいると
大日岩から若者ラシキ遠吠えの様な、歌のような騒ぎ声が聞こえてくる。
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岩の上に人影が・・・


後に大日小屋近くですれ違う若者の集団で、この時間帯で金峰山へ往復してきたとのこと。


さて、今回の目的は大日小屋から大日岩までの石楠花見物。
鷹見岩でこの開花であればと期待感を膨らませ元のルートに戻り
大日岩に向けてルートを急ぐ。

大日小屋上部を進む。前方には大日岩。
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大日小屋周辺には先ほどの若者先頭グループが後続グループを待っていた。
一人一人が大きな声で挨拶してくれるのは気持ちがいいのだが
照れ臭い感じ。

さて、肝心の石楠花だが大日岩手前は殆ど蕾。
辛うじて大日小屋から暫く登ったロープが設けられた一枚岩の登り箇所で
いい感じの石楠花が咲いていた。
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しかし、その場所以外はまだ固い蕾の状態で、まだまだ・・・・

大日岩下を歩む。
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金峰山と八丁平-小川山ルートとの分岐。
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このルートは山と高原地図に記載されていない。
大日岩頂上部には、このルートを使い登っていく。

岩にマークされた赤○マークに従って登っていく。
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後方にガスに佇む金峰山と五丈岩が微かに見えた。
(残念ながら、この写真以後は五丈岩含む山頂付近はガスの中)
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頂上部直下。
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写真での見た目では直接登れそうな雰囲気だが
なだらかな岩肌だが、足場とグリップできそうな裂け目・突起が全くない。
結局、この写真の左手に少し写っている岩を崖側に巻いて裏側から登ることができた。

登攀ルートは↓
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本日の目的地・・大日岩に到着!!
周囲はガスっていて真っ白!!
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先ほどまでいた鷹見岩。
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鷹見岩頂上部。登山者はいない様子。
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ガスが少しとれてきた模様。
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ここで昼食休憩。

小学生を連れた若いお父さん親子が登ってきた。
何と、金峰山からの下山途中・・・若いって素晴らしい!!
それも、昨日は長野でカヌーの試合を行なって夜移動の朝5時30分出発。
若いお父さんはともかく、ジュニアの体力には敬服。

親父さんも槍ヶ岳に日帰りで登ったことのあるツワモノ。
世の中には凄い人間がいるものだ・・・

親子が下山した後も、
金峰山のガスがとれるのを待っていたが時間切れ~~
下山することに。

よく言いますね。
上りよりも下り。

登るときは下りのことも考えましょうね。
この写真は登ってきたルートであり
勿論、下りのルート。先ほどの親子もこのルートを使った。
写真は少し誇張しすぎ。ちょっと斜めにしてもらうと調度良いかも。
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相方の八艘飛び!!
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この岩、写真以上に傾斜があります。

最後の最後まで金峰山のガスがとれる様に念じたが
遂に再び五丈岩をみることは無かった。
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富士見平小屋への登山路に戻ったところで
少し雨がパラパラ降ってきたが直ぐに止み大事に至らず。

帰路、富士見平小屋にて
昨年撮り損ねた山の版画を撮らせて頂いた。
丁度一年前に尾瀬で知り合った版画家「尾上さん」の作品が
飾ってある。
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昨年もご紹介しましたが、今年も作品展が予定されています。

第8回版樹塾展
  とき 2012.6.26~7.1
     AM 10:30~17:00最終15:30
  場所 パークス・ギャラりー上野

昨年の模様はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/xybkx121/64811871.html


そして、下山途中で
朝はガスっていて見えなかった瑞牆山。
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また、近いうちに御逢いしましょう!!


PS:
 今回、近くの乾徳山にブロ友ひらさんが登っている。
 下山後の双葉SAでメールを入れると丁度駐車場に到着したところ。
 乾徳山は途中で雨に降られて大変だった様子。
 こちらは少しパラツキはあったもののラッキーだった。

大日岩山行のまとめ

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6/10-曇り:瑞牆山市営駐車場(7:30)-富士見平小屋(8:13)-鷹見岩分岐(8:52)
-鷹見岩(9:10-9:20)-分岐(9:30)-大日小屋(9:41)
-大日岩(10:30-11:30)-富士見平小屋(12:26)-瑞牆山市営駐車場(13:00)
歩行時間 4時間20分(休憩込み-昼食時間・小屋休憩除く)

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