2012年01月

雪山ハイク 陣馬山-小仏


先週から日本列島を襲った大寒波。
我が地元町、八王子にも23日夕方から深夜にかけて久しぶりの積雪。
翌朝、通勤時には一面白銀の世界。
通勤で利用しているバス停近くから
毎朝眺めている蛭ヶ岳も雪化粧で青空とのコントラストが美しい。
遠く、北国に行かないと眺めれない景色を手近で体験できた週初めの御褒美でした。
(通勤は大変でしたが・・・・:( :( :( )
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そんな週末の土曜日、天気も大崩しそうもないので
近場の陣馬山に登ってきました。手近な山での雪山ハイキングが楽しみ。:) :) :)
本日のルートは、4年前の秋に歩いた藤野駅からのアクセス。
陣馬山からは雪の積雪状況と時間で幾つかある八王子側への下山ルートを選択することに。


毎度の如く、次男BOBにJR高尾駅に送ってもらい
8:20発の小淵沢行電車に。
乗客は学生と登山者ばかり。
その学生も相模湖で殆ど下車してしまい車両には
私達と同世代か・・・ご年輩の登山者のみ。

8:40 :藤野駅  
JR藤野駅から登山口までは路線バスが走っているが
前回と同様に落合登山口まではウォームアップをかねて歩いていくことに。
駅前の小さなロータリから中央本線にそって相模湖駅側に歩むと踏切。
踏切を越えて中央道と鷹取山から連なる尾根を貫通した一車線のトンネルを抜ける。
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トンネルを抜けると相模湖に流れこむ沢井川に沿いながら車道を進む。
気温は多分氷点下だろうが、朝の日差しを浴びた車道で
次第に身体が暖まってくる。

9:08 :落合陣馬山登山口  
約30分ほどで登山口に到着。
ここからが本格的な登り道。インナー1枚脱いで準備万端。
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この登山口から、栃谷尾根そして前回選択した一ノ尾根ルートに分岐している。
栃谷尾根ルートには陣馬の湯もあり下山ルートとして選択する手もあるが
今日は八王子側に下りるので
前回と同様、一ノ尾根ルートを使う。

登りだしは、セメントで舗装された急坂の道路を登っていく。
人家も、この急斜面に点在しており
遠く丹沢山塊の眺望も素晴らしい。
この辺りは南側斜面で残雪も殆ど残っていないが、真正面に見える北側には残雪が多く残っている。
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丹沢上空が薄曇りなのは気になるが
殆ど風もなく太陽の暖かさを感じながらの登り道。

セメント舗装された生活道も行き止り、
いよいよ登山道に突入。
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ここからは一ノ尾根を尾根筋にそって山頂に向うのみ。
植林地帯を抜け出し、平坦な雑木林にはいると
次第に雪の量も多くなってきた。
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このルートは、然程きつくない登りと平坦な道との繰り返しで
高度を稼ぐ。

前方に陣馬山山頂が見え初めてきた。
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高度が上がり気温が下がると
鼻が反応し始める。
・ ・・ドンドン水鼻に・・・まるで「いなかっぺ大将」の様に。
途中で立ち止り鼻をかんでいると
颯爽とダブルストックとアイゼンで抜きさっていく単独の女性登山者。
直ぐに、相方のリードで直ぐに追いつき、この女性の後を
相方→こうちの順で
暫くの間、登っていると・・・
突如、こちらを振り返り
「お二人、お若いから、先にいってください」
・ ・と、道を開けてくれた。
「若い????」
多分、私達と同世代、アラフィフを越した年代だと思われる方に
若い!!・・といわれた。

この言葉に有頂天になる「こうち隊」
有難く道を譲って頂き雪道を進んでいると
前方には、
陣馬山山頂手前の急登が前方に待ちはだかっているではないですか。
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振り返ると、先程の女性がピッタリ3m程、後方を遅れることなく付いてきている。
相方の闘争心に火がついたか?!http://img.yahoo.co.kr/blog/emo/34.gif
ピッチが上がる!!「私は、若いんだ!!」「私は、若いんだ!!」と唱えながら・・・
山頂まで、後、少し。
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もう、少し!!
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ラスト100mのピッチは早かった!!
そして、後方の女性は???
殆ど、同着!!
女性のライバル心に火をつけてしまった陣馬山でした。http://img.yahoo.co.kr/blog/emo/35.gif

11:05 :陣馬山山頂  
山頂には、既に多くの登山者が、名物の白馬モニュメントで記念写真を撮っていたので
とりあえず、食事の出来るベンチとテーブルを確保!!

富士山眺望◎のベストポイントをゲットしました。
積雪は約40cmほど、トレースのない箇所では完全に膝まで雪の中に。
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今日は、何気に遠くは霞んでいたので富士山の稜線は明瞭ではありませんでしたが、
いつもの風の強い富士山!!
(今朝、少し、ご立腹で震度5の震源地になってしまいましたが、
間違っても噴火しないでね!!)
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さて、本日の陣馬山山行のもう一つの目的は、
雪景色の山頂で「きむち鍋」!!
いつもなら、カップ麺と御握りですます軽食の「こうち隊」ですが、
本日は、行程も余裕たっぷり。
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心配していた風も殆どなく
鍋と持参した焼酎でお湯割りの
マッタリとした時間空間。
いつも思うことながら、山頂で食事をしている人々の顔は
幸福○印。これだから、山歩きを止められないのでしょうね。

食事後に山頂周辺を散歩。
北方には、未だ未踏の生藤山。
その先の山々は、3年程前からの企画倒れになっている松姫逃避行ルート。
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信松院(八王子)から武田家滅亡の地、天目山まで辿る旅。
Part2 陣馬山で止まっています。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/xybkx121/60474432.html

雲がなければ、蛭ヶ岳、檜洞丸、大室山・・・絶好の眺望の地なのだが。。。
少し残念!!
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下山前にトイレも済まし・・・・雪国状態!!
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下山ルートは、陣馬高原下でバスにのり帰宅予定が、
今しばらく雪山ハイクを楽しみたいとのことで
高尾山を目指す!!
時間的に無理そうだったら小仏峠から小仏に下りることに。
今冬、2度目のアイゼンを装着し、いざ出発。

12:45 :陣馬山出発  
陣馬山から高尾山に向けての縦走ルートは、
尾根筋のアップダウンを直登するルートと巻き道が完備されている。
今回は迷わず巻き道を選択。
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写真に写っている白いボヤケはコンデジレンズの汚れ。
食事中にポットの湯を零したときについたもの・・・。
・ ・・ということで、山頂の白馬モニュメントとの記念写真も投稿レベルにあらず。
残念!!

このルートは植林地帯が多くルートは暗い。
そんなルートも意に介さず・・先を進む相方。
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当然、景信山も巻き道を選択。
右手を登ると毎度お世話になっている景信山山頂のお茶屋さん。
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さて、この辺りになると雪質も緩みシャーベット状に。
ルート上の雪も登山者の多さから少し茶色気味。
凍結箇所も多くなってきた。
高尾山まで足を延ばすかどうか・・・・・

14:44 :小仏峠  
陣馬山から約2時間で小仏峠到着。
御馴染みタヌキも寒そう・・・・
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結局、時間的には暗くなる前に高尾山口までいけそうだったが、
この先のルートはシャーベット状の雪とヌカルミで
足元が汚れそうなので・・パス!!
小仏におりてバスで高尾駅に向うことに。

この選択は正解か・・http://img.yahoo.co.kr/blog/emo/06.gif

流石は裏高尾。昼間でも山影にはいるこの地域は
まだまだ雪深い。
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更に、路面は完全なアイスバーン状態。
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今日歩いたコースで
陣馬山周辺は、まだ凍結箇所は少なくアイゼン無しでも大丈夫でしたが、
景信山から小仏峠そして小仏登山口までは凍結箇所多くアイゼンが必要。
今の時期、高度の低いところ程、凍結しているので要注意!!

15:20 :小仏バス停  
小仏バス停に到着。
幸いなことに20分待ちでバスに乗車、高尾駅までラクチンしてしまった。
(高尾から自宅まで約5km惰性であるきましたが・・)。

この陣馬山-高尾山にかけての主稜線には幾つかの下山コースがあり
ルートファインディング問題なければ静かな雪山が楽しめそうだ。


陣馬山山行のまとめ

1/28-晴れ○:
藤野駅(8:40)-落合陣馬山登山口(9:08)-陣馬山山頂(11:05-昼食-12:45)-明王峠(13:14)-景信山巻き道(14:25)-小仏峠(14:44)-小仏バス停(15:10-15:40発)
歩行時間 4時間45分(休憩込み-昼食時間・小屋休憩除く)

13:25 薬明大神に到着。
 鍵掛峠に向う登山道は、この神社が目印。
 
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ここで昔の思い出が走馬灯の様に甦る。
この神社は、夏合宿の恒例となった肝試しの舞台!!
 
肝試しの冒頭、クラブのK会長より、子供達にマエブリ話!!
かつて、集中豪雨により、
この周辺の根場集落が大規模な土砂崩れで流され
100名近い方がなくなった。
(これは事実)
この神社は、亡くなった方たちを祭った神社だと・・・・・
(これは、?、でも、もっともらしい)
 
強烈な前ブリの後、
二人一組による肝試しが始まるわけだが、
幸いも私の担当は、進行役
幽霊役は、ベテラン(何の?)コーチ達が・・
その時の写真がこれ↓
出発地点から神社までの折り返し200mほどの距離だが、
今では信じられない寂しい道筋だった。
<結局、夜にこの神社に行ったことは無かった>
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※アルバムを直接撮影しているので写真中の白い陰などはラミレートの反射であることをお断りしておきます。残念ながら・・○△写真とは違います。
 
登りと下りで見た大きな堰堤は
悲しい歴史の産物だったのです。
 
そして、再生された茅葺きの集落-根場集落
今や、この日本古来の茅葺民家を観光資源として
再生しつつあります。
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この水路も集中豪雨対策なのでしょう。
水路沿いに歩むと右手に
合宿で使ったグランド。
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このベンチは、記念写真で使ったベンチ!!
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昔はというと・・・・・・
見つけましたよ。若かりし日の私!!
ハデだね赤のTシャツ!!
この時代から「コーチ」って
子供達に呼ばれていました(笑)。
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そして、駐車場に戻る前に
今朝、出発前に気になった甘酒。
 
お天気はいいのですが、外気温は氷点下に近い低い温度。
甘酒で身体を温めよう。
この甘酒、糀(コウジ)で作っているのでアルコールFREE。
 
駐車場の傍の売店の中にはいり
甘酒を注文。
熱い甘酒が身体中の
コウバッた筋肉を解かしてくれるようだ。
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話やすそうなご主人だったので
昔、この辺りでサッカー合宿したんだ・・などと昔話に花をさかせた。
そして、合宿で利用させて頂いた民宿さんが気になり
「ももやさん、まだ、やってます?」
とたずねると・・・・
「うちが、ももやです・・」
「エッエッーエッー」
民宿のご主人が、お土産屋さんをやっていたなんて・・
なんて失礼な質問をしてしまったんだ。
 
考えてみると合宿オフシーズンなのでありそうな話。
 
それからは、お世話になった私のクラブの話や、
K会長の話などに花がさいた。
K会長は、東京四十雀のメンバーで毎年8月に
いまだに「ももや」さんで合宿しているとか・・・
四十雀でなく七十近いはずだが・・・
お元気でなにより。
 
身体もホッカホッかになりお店の外にでると
「看板」あるじゃないですか!!
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不思議な人と人の出会いの今回の山行でした。
 
ちなみに、
後で記憶を辿ってみると
ある年の合宿で
キャンプファイヤー手配の関係で
ももやのご主人と会話していたのですね。
勿論、お互いに記憶の外でしたが・・・
 

鬼ヶ岳(御坂)


雪山に魅せられて一週間。
この勢いで北横岳・・なんて考えている週末人間。
ところが、今週末は信州方面の天気は今ひとつ。
こんな時はBプランでGOだ。
今年の冬シーズンは、富士五湖の御坂山塊を中心に歩いている。
今回は、西湖西岸の根場に登山口をもつ鬼ヶ岳だ。
そして、この登山口周辺は、遠い昔、少年サッカーコーチ時代に合宿でよく訪れた場所でもある。

河口湖ICから130号線を西進。
前方には、冬の青空の下、年末に登った黒岳から御坂山地が連なる。
いつもの様に「なるさわ道の駅」にてトイレ休憩。
この駅のトイレは最高に奇麗でそして便座も温かく気持ちいい!!

西湖入口で右折し僅かのところで目に氷のオブジェが出現。
野鳥の森公園で開催中の西湖樹氷まつり(~2月上旬)の氷のオブジェだ!!
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こんな公園、昔はなかったな~~

更に直進すると
以前には見たことの無い大きな駐車場。数年前にオープンした西湖「癒しの里」の大駐車場に辿り着いた。

そして駐車場左手のグランド、
周囲の景色は変わったが、子供達とボールを蹴った懐かしいグランド。
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グランドを見下ろすピラッミッドピークは雪頭ヶ岳。
この奥の稜線上に鬼ヶ岳が位置する。

8:16 :いやしの里P  

駐車場から直進し行き止まりを左折すると鬼ヶ岳登山口に通ずる。
すっかり山陰にはいった登山ルートは底冷えする。
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沢沿いの林道を暫く歩くと大きな堰堤下の広場で行き止まりに。
この堰堤の右脇が登山道の取り付きになっている。ここから暫くは緩やかなヒノキ林の中を登っていく。
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先程の林道で後続していた3名の男性登山者に先行してもらった。今日出会った登山者は、この3人と下山時に一人あったのみで御坂山塊の人気ある山からすると静かな山歩きとなった。

展望のない針葉樹林隊を抜けると、明るいカラマツ林。カラマツ林越しに富士山が見え初めてきた。
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次第に傾斜が急になり、
谷筋から吹き上げる風もつよくなってきた。稜線での強風が心配。
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「ヤッッ ホ~~ho~」
大きな男性の声!!
堰堤傍で先にいって頂いた3人組の賑わいが急に聞こえてきた。
そこは、ルートが尾根筋にでたところで
一度に西湖から富士山展望を望める場所だった!!
大声を出したくなる気持ちもわかる。
そして、こちら側は風もないポカポカ陽気。
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西には、竜ヶ岳と毛無山。
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こんな展望を見ながらの登り路を少し歩くと一旦
尾根の左側(谷筋)にルートは外れる。
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そこには、冷え切ったフリーザの様な世界がまっていた。
ここまで雪をみることは無かったが、凍りついた坂道を登っていく。
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これも、一時の間。
再び暖かい南側斜面へ。
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輝く西湖湖面と富士山のツーショット。
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今日は富士山南側は雲が厚そうだ。
今日の選択枝に越前岳等が入っていたが、自分の先見の妙に納得!!

この尾根は下山ルートだと最高でしょうね。
登りだとどうしても富士山を背にしてしまう。
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左手には先月登った十二が岳と奥には御坂山塊の主稜線が連なる。
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10:30 :雪頭ヶ岳  

この展望地あたりが雪頭ヶ岳下のお花畑。
先行していた男性3人組もこちらでロング休憩中。
今日は、鬼ヶ岳周回コースの予定とのこと。
会話が弾んでくると、なんと先月の23日に高尾山にダイヤモンド富士を見にいっていたそうな。あの人混みに中にいたんだね~~。

ここで、再び私達が先行させてもらい鬼ヶ岳に向かう。
雪頭ヶ岳のピーク(山頂標は確認できず)から鬼ヶ岳の由来になった
鬼の角の様な岩が見えてきた。右側に少し手前の枝に隠れている岩が「つの岩」
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雪頭ヶ岳から一旦下り、梯子を登る。
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登りきると痩せ尾根が待っている。
積雪は僅かだが慎重に歩む。
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鬼ヶ岳は目前。
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10:45 :鬼ヶ岳  

鬼ヶ岳山頂に到着!!
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山頂標っぽい看板前にて。
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そして、これが鬼の「つの岩」
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誰もいない山頂で、つの岩との記念写真。
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ここで本日のお食事タイム。
といっても、某シェフ付登山隊の様なことも出来ず、
いつものカップ麺。鬼ヶ岳で最も高い岩の上で富士山を眺めながらの食事。
これほど、うまいカップ麺はない!!
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相方も富士山とのツーショット!!
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静かな山頂と富士山をひとり占(否、ふたりか・・)めしてしまいました。

勿論、こちらの展望も言うことなし。
白根三山、視界良好!!
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鳳凰三山、視界良好。甲斐駒、雲に隠れてしまった。
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八ヶ岳。視界不良!!
天気予報は正しかった!!またの機会に!!
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1時間近く、まったりと過ごさせてもらった山頂も
先程の3人組も山頂に到達したので場所を明け渡すことに・・・

11:30 :下山開始  
時間的にも余裕があるので下山ルートは王岳から下りることに。
その手前の鍵掛峠からのエスケープできます。
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これからは御坂山塊の主稜線歩きのアップダウン。
凍りついた坂道を慎重に下りていく。
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標高1500m程の稜線ですが
先月の雪でしょうか?まだ、凍り付いて残っています。
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富士山と背比べ・・していたツモリ!? 手の高さが低かったかな・・
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途中、稜線上の大岩にて、例のポーズ!!
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背比べと例のポーズでご機嫌を斜めにしたか、
富士山中腹辺りから怪しげなガスが・・・・
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次第にガスが濃くなってきる。
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富士山に気を取られていた、そんな時、

ズテーッ!!

相方、見事なシリモチ!!
残念ながらカメラに捕らえることができなかったシリモチ。
犯人は、枯葉にかくれた凍結した残雪。
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要注意、油断大敵です。

注意してあるけば、気持ち良い稜線歩き。
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ロープも準備されていますが、雪がなければ問題なく歩けます。
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雪が積もるとチョッと恐いルートでしょうか。足元は崖なんで・・・・・

12:15 :鍵掛峠  
鍵掛峠に到着!!
この時点で富士山には厚い雲がかかってしまったので
展望の望めない王岳ルートは、今回パス。
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ここで下山ルートへの別け路から王岳方面に少し下がった地点に休憩場所を発見。
ここでコーヒブレーク。富士山も山頂しか望めなくなった。
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そして、一挙に下山。
途中、ブナ原生林をぬけておりるルートは紅葉のシーズンなど
良いルートだろうなと思った。
ここの大きな堰堤そばを抜けると林道にいたり、そこから直ぐに
いやしの里に辿り着いた。
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蓼科山山行のまとめ

1/14-晴れ◎:
いやしの里P(8:15)-雪頭ヶ岳(10:30)-鬼ヶ岳(10:45-昼食-11:30)-鍵掛峠(12:15-コーヒー休憩-12:30)-いやしの里(13:25)
歩行時間 4時間(休憩込み-昼食時間・小屋休憩除く)

どんど焼き
毎年、小正月に日本各地で行われる祭り。
 
我が家では、近所にどんど焼きをやっている場所が少ないため、
毎年タイミングを逸してしまう。
そんなことで、毎年毎年の正月飾りとお守り・お札等が
どんどん貯まっていく次第。
 
今年は・・
毎年、八王子夕焼け小焼けふれあいの里で
催されている「どんど焼き」にいくこととした。
6年前に行って以来2度目。
ここのどんど焼きは、
竹や縄でつくった高さ18mの「セエノカミ」に
正月飾りをもとめて火をつける。
 
 
「セエノカミ」に点火!!
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倒れる18mの「セエノカミ」
迫力満点!!
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ポン・ポンと竹が燃え割れる音が響く
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あっという間に火の海
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そして、、「まゆだま」と呼ばれる団子を長い竹くしに刺し
火のおさまりをを待つ。
この火で焼いて食べ無病息災を祈る。
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まだまだ、火の勢いは静まらない・・・
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おき火になって
団子焼き、スタート!!
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順番待ちの相方!!
何故か持っている本数が多くない??
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この日、偶然にも
私達夫婦にとって
懐かしい元職場の上司と再会。
毎年、年賀状でご挨拶していたものの
直接会話させていただくのは
むー○○年ぶり!!
 
その方にとって頂いた
怪しげな人物写真・・・・
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久しぶりのどんど焼き
来てよかった・・・・

大はしゃぎ下山編

この日の蓼科山、終日、晴天で・・・多分、時折吹き付ける風はあったものの
比較的穏やかな冬の午後だったのですが・・・・・

気温は、正確ではないが氷点下10度切っていたのでは・・・・
携帯したペットボトルのお茶は凍りつく・・写真では表現できない初めての寒さでした。

その様な冷凍庫環境でも、昼食はしっかりと。
・ ・・この辺りは、Mizuoさん記事を参照されたし
(ここ→http://blogs.yahoo.co.jp/mizuobb/38997769.html)。

13:20 :下山開始  
寒さに耐え切れなくなった一行、いよいよ下山を開始することに。
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名残惜しい山頂で雪遊び。雪遊びに年は関係ないね?!
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森林限界に近づいてきた。
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この素晴らしい眺望ともお別れ・・・http://img.yahoo.co.kr/blog/emo/15.gif
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濃い宇宙を感じさえる青と雪の白のコントラスト・・・そして、玉木Mizuoさん!!
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直登の下り坂をおりるのみ。
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               -Photo by Mizuosan-


・・ただ、下るのみ・・・
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               -Photo by Mizuosan-


ここでも、只では下りないMizuoさん!!
「シェー」したい気持ちは良く分かる!!http://img.yahoo.co.kr/blog/emo/35.gif
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相方まで乗せられた「シリシェード」 http://img.yahoo.co.kr/blog/emo/10.gifhttp://img.yahoo.co.kr/blog/emo/18.gif
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悪ふざけも段々と伝染していく・・・
ぴろりん隊ニッシー軍曹のパフォーマンスを再現!!
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後方飛び込みは、Mizuoさん。背後の小枝気がついたかな???
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大の字Mizuo!!
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大勢の登山者の中で、もしかして浮いていた??
この白銀の世界が、童心に変えさせてしまうんだよね。

午前中は逆光だった八ヶ岳も傾きかけた日差しで山肌に奇麗なシルエットが・・
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南八ヶ岳の峰々
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横岳・赤岳・阿弥陀岳
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赤岳・阿弥陀岳にズームイン
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昨年、オフ会で登った天狗岳
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静かな樹林帯に戻ってきた。
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木々の長くなった影の雪の小路を下っていく。
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何かを見つけた相方・・小鳥の巣?!
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そして、最後の坂を下り蓼科山山頂ともお別れだ!!
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15:20 :登山口到着  
遊びながらの楽しい下山でした。山頂から2時間もかけてしまいました(笑)。
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朝は満車状態であった駐車場は、私達の車と1台残すのみ。
皆さん、ピストンで早々に下山したようだ。
山頂で沸した残り湯でコーヒーブレーク。
「この醍醐味をブロ友オフ会メンバーにも味わってもらいたいね」・・と、またの雪山ハイクの機会を誓って帰路についた。


蓼科山山行のまとめ

1/8-晴れ◎:
女神茶屋登山口(8:50)-アイゼン装着休憩(9:50)-森林限界(11:30)-蓼科山山頂(11:50-昼食-13:20)-女神茶屋登山口(15:20)
歩行時間 5時間(休憩込み-昼食時間・小屋休憩除く)


おまけ-八ヶ岳展望

女神茶屋からの帰路、ビーナスラインから外れてお気に入りの八ヶ岳展望の場所に。
国道152号線と299号線の合流ポイントを八ヶ岳側に戻った田園地帯には、周囲には障害物がなく北八ヶ岳から南八ヶ岳まで八ヶ岳を一望できる絶好のポイントだ。
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 +マーククリックで拡大可
以前、メルヘン街道(国道299号線)をドライブしたときに偶然に見つけた場所で、今回も偶然にたどり着いた。

蓼科山
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西天狗岳・根石岳・箕冠山
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硫黄岳と横岳。中央のピークは峯の松目か?
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横岳から赤岳、手前に阿弥陀岳
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赤岳・阿弥陀岳にズームイン
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旭岳・権現岳・ギボシ
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八ヶ岳のパノラマ眺望に満足。
お土産に大好物の「大社煎餅」を買って中央道で一路八王子に!!

諏訪ICで高速にのり、左前方を眺めると夕焼けにそまった八ヶ岳。
そして、その頭上には
・ ・・お~~ お月さんが昇ってきた・・・・
残念ながら高速で停車して撮影することが出来ず
唯一、それらしく撮れた写真がこれ↓
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これまで何度か里山クラスの雪山ハイキングは経験していたが
2000mを越す標高での雪山は初体験。
終日、天候には恵まれたものの想像以上の寒さ・・・特に手袋は汗で濡れない様、インナーグローブをしていたが先端部が汗ばんだ様で最後まで指を差し込むことが出来なかった。
そして、今回、ネット情報で登山道はトレースが出来ているとのことで、どこかに仕舞い込んだスパッツを用意しなかった事は反省。
汗であろうが雪であろうが濡れることが、どんなに恐いことか教訓となった山行であった。

しかし、危険とは裏腹だが、今回、あらためて雪山の美しさと楽しさに触れることができた充実した一日であった。今日一日、サポートして頂いたMizuoさんに感謝!です。

おしまい

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