2011年08月

常念岳下山編、そして常念岳の花々


10:56:常念岳 下山開始  

一度は諦めようとさえ思った常念岳山頂。
天候も午後には悪化してきそうなので早めの下山とする。
下山編はお決まりでルートに咲く花々を中心に紹介。

イメージ 1 山頂の岩場に咲いていたオドギリソウ?

イメージ 2 調査中 山頂東側の断崖近くに咲いていた。

イメージ 3  三股分岐。右にルートをとると前常念岳を経由して三股登山口にいたる。少し常念もガスってきました。

イメージ 4   ミヤマダイコンソウ 
常念乗越への下山ルートにて

横通岳の後方にかすかに燕岳が見えてきました。一度はやってみたい燕岳から蝶が岳までの縦走。
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昨年、涸沢から眺めた横通岳の山肌は、岩稜が多い北アルプスの中で優しく女性的な雰囲気でした。
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さて、私達が8合目までデポした荷物はこの稜線の先端。ここからみると乗越から8合目までは辛い地獄の様な上りだったが、8合目すぎると傾斜も少し緩んでいる。先般の下山した男性の方、このブログを読んでいたら口惜しかったことでしょう。
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イメージ 8  ここでガス欠となり、昼食をとった場所。最初から乗越に荷物をデポしておけば違った展開になっていたかも・・・

大キレットのガスが取れてきた。今日、何人の方が歩いているのだろう。
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イメージ 10   ハクサンオミナエシ

イメージ 11    ミヤマママコナ(紫)とミヤマコゴメグサ(白)  乗越から山頂にむけた取り付きあたりに咲いていた。

12:00:常念乗越の戻る  
常念乗越 登山者も予想外にまばら。テントの数も1割程度。これからこみあうのか。
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ここからは、やはりキレットが気になる。南岳からの下りルートは、どんなになっているのだろう。大キレット南岳からの標高差は約200m。
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12:36:常念乗越より下山開始 
再び戻った常念乗越では、無事に山頂踏破したことを祝って早めのビールタイム。ビールを飲みながら槍穂連峰のガスがきれるシーンを心待ちにしたが残念ながら天候は回復せず。
こんな日は大人しく下山開始!!
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イメージ 15  乗越東斜面のナナカマドの実も色づき始めている。

イメージ 16  リンドウ
 
イメージ 17   オドギリソウ

イメージ 18  トリアンショウマ

イメージ 19  調査中

イメージ 20   クルマユリ

イメージ 21  調査中

イメージ 22  一ノ沢にでてきました。

イメージ 23   シモツケソウ

イメージ 24  ハクサンオミナエシ

イメージ 25 胸突八丁上部の福助落とし周辺。周囲には綺麗な花が咲き誇っていますが、一歩、足を踏み外しと崖下に・・

イメージ 26  シモツケソウとソバナ

イメージ 27   センジュカンビ 念の為、花の撮影指示は相方。私は撮る人。

イメージ 28  胸突八丁への下りにも花狂乱!!

イメージ 29   ソバナ

イメージ 30   イブキトラノオ 

イメージ 31  とにかく美しい園。とても危険な場所なんですがね。
    
イメージ 32  珍しい蝶々が止っていました。調査中。

イメージ 33  胸突八丁から沢沿いのルートには花の園

イメージ 34   オオバミゾホオズキの群落地。まるで造園された庭園のようだ!!

イメージ 35  ここのエビナの花も、とても大きい!!

イメージ 36   オトギソウ

イメージ 37  タケシマラン

イメージ 38  調査中

イメージ 39  線香花火の様なシシウド?

イメージ 40   トリカブト・・・山は、一歩一歩、秋に近づきつつある。

イメージ 41  沢を渡ると笠原沢出合にはいりルートも沢沿いの樹林帯にはいる。花の競演もここまで。

イメージ 42  王滝ベンチで水飲み休息

イメージ 43   ここの水は豊富。とても、冷たく美味しい水でした。

イメージ 44  常念岳山頂は辛うじてガスには覆われていない様だ。この様子では周囲の展望はなくなったのではないか。

15:17:一ノ沢登山口  
イメージ 45  一ノ沢登山口に無事に帰還。さすがに足もガクガク。駐車場までの林道舗装道が非常に長く感じた。

久しぶりの日帰り1500m超え登山。途中、ガス欠状態に陥ったものの無事に帰還。槍ヶ岳のガスにきれる寸前の姿を拝むことができた。10分遅れていれば、あの展望は目にしていなかったことだろう。1年がかりの常念岳。次回は縦走か一泊しての山頂ご来光をみてみたい山だった。


常念岳コースタイム

8/13-晴れ◎午後くもり:
一ノ沢駐車場(5:10)-一ノ沢登山口(5:36)-王滝ベンチ(6:27)-胸突八丁 (7:47)-常乗越(9:00)-八合目(9:50-昼食-10:10)-常念岳山頂(10:42-休憩-10:56)-常念乗越(12:00-休息-12:36)-胸突八丁(13:26)-王滝ベンチ(14:27)-一ノ沢登山口(15:17)-一ノ沢駐車場(15:30)
上り:5時間32分(休憩含)
下り:4時間28分(休憩含)

常念岳リベンジ編


昨年のお盆休み1泊2日で蝶ヶ岳・常念岳の周回登山を計画した。
その時のレポは、ここ→http://blogs.yahoo.co.jp/xybkx121/62473401.html


天気予報では2日間約束された(と思った)晴れ予報だったが、一日目の蝶ヶ岳で槍穂の山並に感動した夕方辺りから雨が降り始め、かつ、強風の吹きさらしにあい天候も回復しなかったので翌日の常念岳行きは断念し下山した。

今年のお盆休みには名古屋から長男が戻ってくることもあり
山登りは少し自重し日帰り登山の範囲で日程を選択することになった。

そこで候補にあがった山が昨年敗退した常念岳であった。
現在放映中「おひさま」でも常念岳登山のシーンが出ていましたよね。

しかし、この山行計画、不安な点もある。
今年にはいってからテント泊もあったりして
以前の様な日帰りハードワーク登山が可能かどうか。
(結構、最近は楽して登った山が多い・・・)

決行日は
8月13日 (土)
お盆渋滞をさける為、前日12日の夜、仕事から帰宅後に荷物を準備し
夜10時に八王子を出発。
いつもの様に中央道から長野道、
そして豊科ICでおりて、道の駅「安曇野ほりがねの里」で車中泊。

4時に起床し
まだ夜明け前の薄暗い安曇野を、一ノ沢駐車場を目指し駆け抜ける。
前方には薄暗い夜空に黒い三角形の常念岳山容がかすかに確認できた。
一ノ沢登山口から約1km手前で林道を下った場所に駐車場が設けられているが勝手がわからない余所者。間違って、その手前数百メートルの広い路肩に多数の車が駐車している場所を勝ってに正規の駐車場と思い込んでしまい駐車。余分な歩行時間を稼ぐことになってしまった(泣)。

5:10:一ノ沢駐車場 出発    
駐車場を出発。舗装道を林道終点まで歩く。         登山口に到着。トイレ・水場完備。
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5:36:一ノ沢登山口 出発
         
一ノ沢登山口で登山届けを提出し、登山開始!!

登山口は標高1260m。山頂2857mでその標高差は約1600m。久しぶりに1500mを超える高低差。いつ以来だったろう・・・・。

登山道は一ノ沢沿いの穏やかな登りからはじまる。
一ノ沢登山口にて                        歩いて10分程で山の神-本日の安全登山を祈願           
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イメージ 5 この登山コースは、沢に沿いながら高度を稼いでいく。どこでも沢の瀬音が聞こえるコースだ。

6:27:王滝ベンチ 通過  

イメージ 6  王滝ベンチを通過。ベンチ横には水場があり、ペットボトルに水補給。とても冷たく美味しい水だ。

イメージ 7  烏帽子沢出合を通過。本日、良好な滑り出し。まだ、早朝で気温も低く快調に歩を進める。

この辺りから木々の切れ間から常念岳山頂らしきものが見えてくる。
まだまだ上空の彼方って、感じか。
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笠原沢出合を通過                          出合を過ぎるとお花畑
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お花畑を通過し、沢を一度左岸に渡り、更に右岸に戻ると胸突八丁まで沢沿いの道を進む。
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7:47:胸突八丁 到着&軽食  

イメージ 13  胸突八丁から先はこのコース最大の難所。常念乗越で残り400m足らずだが路肩が崖の危険コースでもある。ここで乗越にむけたエネルギー補給を行うことした。
イメージ 14  まだ遥か頭上の常念。夏の青空が眩しい。

胸突八丁は一ノ沢右岸にそびえる岩場をジグザグに登っていく。沢側の路肩は崖になっており、踏み外しと谷底に一直線。しかし、この周辺のお花畑見事(下山編で報告)。
また、この辺りから下山者が多くなり、お互いの通過に時間がとられる様になってきた。

イメージ 15 胸突八丁を通り抜けると一ノ沢を渡りきった場所に、このコース最後の水場が設けられている。

イメージ 16  水量は細くペットボトルを満杯にするのに時間を要した。

ここから常念乗越までは樹林帯の中を約400mの急登が待ち構えている。
ルート上には第一ベンチ・第二ベンチ・第三ベンチと休憩スポットが設けられていたが
休むほどのことなく登っていく。
そして、左手に常念岳稜線が見えてくると
もう直ぐで常念乗越だ。
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9:00:常念乗越 到着  
乗越までの最後の緩い坂を登りきると
最初に大キレットが目に飛び込む(正しく飛び込むという表現が相応しい)。
そして、視線を右に移すと
槍ヶ岳の穂先が常念小屋の赤い屋根越しに私達を出迎えてくれた。
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常念岳山頂にむけて


乗越は、なだらかな馬の背で木々もなく東西の展望が開けている。
南北に連なる常念山脈の風の通り道でもありハイマツも低い。
しかし、今日は風も殆ど吹くこともなく天気だが、
前方の槍ヶ岳に少しガスがかかり始めた。
勿論、私達が見たい展望は山頂からなので
殆ど休憩もとらずに山頂を目指すこととした。
コースタイムでは1時間。
今日、ここまで駐車場から4時間で乗越まで到達している今日の調子であれば
50分もかければ山頂に辿り着けると、この時には考えていたが・・・・
もう一つの誤りは登山ルート前方のピークが山頂と考えていた・・・・
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だんだんとガスが稜線を被い初めてきた。
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イメージ 23  しかし、山頂は、まだ遥か頭上に。コースも岩ゴロゴロの悪コースだ。
イメージ 24  ルートも良く分からない。

イメージ 25  どこまでも続く悪路。この時点で完全にヘロヘロ歩きと化していた。後続のおばちゃんパーティにも抜かれ始めた。
イメージ 26 この時、相方に異変。左太腿が少しつり気味。過去にないトラブルだ。水を補給しゆっくり登る様に指示。・・というか、これ以上、ピッチが上らず。

イメージ 27  槍ヶ岳も完全にガスの中。ここまでくれば山頂での展望は期待できない。ガックリ!!ガスの駆け上るスピードにはとても勝てませんね(泣)。

周囲を見渡すと
イメージ 28 まだ、辛うじて北鎌尾根のギザギザ稜線が遠望できた。手前の尾根は喜作新道-西岳あたりでしょうか(みずおさん、あたってる?) 

北方には横通岳・大天井岳が連なる山並み。
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そして漸く乗越から見えていたピークを越したと思いきや
山頂は更にその先にあるではないか!!(愕然)。
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ここまでで完全にガス欠状態に陥った二人。
完全に腰をおとし休憩することに。
すると傍で休んでいた男性の方が、
「コースタイムで1時間はないよね。後半分はありそうだよ」
えーっ、まだ半分あるの? 先が見えているじゃないですか。
その時、私達の傍を下山する若者が傍を通過するときに
「半分くらい下ったから小屋まではすぐだよ」
・ ・という会話が耳に。
それを聞いた男性の方、
「私は、今日はここで断念するよ。日帰りと登ってこれると思ったけど甘くなかったね」
・ ・といって下山してしまった。

さてさて、私達はどうしよう。
昨年に続きリタイヤ?!

ここまで折角きたのに、
飯でも食べながら考えようと、本来は山頂で食べる予定の昼食をとることに。

人間というものもお腹になにか入るとやる気がでてくるもので
結局、荷物をここにデポして山頂を目指すこととした。
(後に、この場所は8合目で良く登山者が勘違いをする場所とのこと)

イメージ 31  先程までのガス欠状態から、復活した私たち。それからは苦もなく山頂に。山頂手前には大きな石が積み重なり、石と石とをつたいあるき。

10:42:常念岳山頂に  

イメージ 32  常念岳山頂に到達。常念乗越から昼食タイムをいれて1時間42分。山と高原地図では1時間となっていたが、後で別の雑誌を読むと1時間20分となっていた。多分、1時間20分が正解だ!!

イメージ 33 山頂標らしきものは見えず。晴れていれば、後方には穂高連峰が見えているはず。

かすかにガスの切れ目から涸沢が眺められた。右下の赤い屋根は涸沢小屋。
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蝶が岳に向かう稜線。昨年は、この稜線から常念岳を登る予定だった。
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昨年、夜中に強風にあおられた蝶が岳ヒュッテ。
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北方方面も天気が怪しくなってきた。
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槍ヶ岳方面は完全に隠れてしまった。
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お天気がよければ、ゆっくりしたいところだが、
天気も怪しくなってきたので
下山することに。

・・・・・つづく

お盆休み真っ只中、
ツバクローの本拠地、神宮球場にいってきました。
(一昨日は、この予定があったので
常念岳日帰りの強行軍-
 
燕岳-君です(?)
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名古屋から帰郷のMACの誘いで
5G離れているとは首位攻防戦(?)の
阪神vsヤクルト。
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この数年はプロ野球も見なくなっている私ですが
かつては「猛」はつきませんが
大人しい阪神ファン!!
 
MACが生まれた年は
バース・掛布・岡田
そして現監督の真弓が活躍し優勝した年!!
したがって
親の影響か、猛烈な阪神ファンなのです。
 
 
本日の先発は岩田!!
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ゲームはマートン・平野
そして時々中軸の新井等の活躍で
序盤で3:0
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久々の金本も
3タコ!!(金本で打線が途切れてしまった)。
金本好きな選手なのに、残念!!
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神宮の夜空には中秋(?)の名月
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5回を終わると
東北復興を祈念した仙台花火300発乱舞
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さて試合の興味は
2点差のリードを中継ぎ陣が1失点でのりきり
9回裏には藤川当番か?!
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ところが、
9回表に猛虎打線に火がついてしまい
打者一巡の5得点で8:1
藤川、ブルペン当番でお仕舞いかと
思いきや
 
9回裏に当番した福原が大乱調!!
2ランHR、そして1アウト満塁!!
球児の登場!!!!
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そして
次打者を三振
最後の打者をセンターフライに抑えたと思いきや
センターよもやの落球で3失点。
そして藤川のワイルドピッチで
セカンドランナーはホームで1失点
合計6失点で、遂に一点差に
肩をおとすMAC(泣)
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そして、本日はザルの阪神守備陣は
後続のサードゴロを新井がエラー。
そして盗塁をゆるし一打でれば
なんと同点に!!
 
でも、流石に球児君です。
きっちりと最後の打者は三振にしとめ
ゲームセット!!
長い長い4時間越えゲームでした。
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まあ、勝ててよかった!!
藤川球児も
全盛時代からはスピードは落ちているとは
いわれるが
球は速かった!!
 
ナットクのお盆の夜でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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阪神 2点 リード

剣山山頂&一ノ森編


この週は日本全国不安定な天気でしたが、西日本側から天候は回復してきたようだ。山頂から眺望も最高。石鎚山も眺望できる話だが残念ながら同定することができなかった。+クリックすると拡大

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イメージ 2 誰もいない山頂で周囲の景色をみながらのブランチタイム。今日は、お握りと贅沢にも先程汲取った御神水を沸かしたお湯でつくったインスタント味噌汁。そして何よりも周囲360度の展望が食事を美味しくする。

イメージ 3 石囲いに守られた一等三角点には周囲に綱が張られている。安全を祈願し毎年7月辺りに祭られるとのこと。

次郎笈を背にポーズをしてみた。三歩のポーズをすれば良かったと帰宅して後悔。
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9:30:剣山山頂 出発
食事後、
相方:「次郎笈の尾根、気持ち良さそうだね?」
私:「行きたい?でも、キレンゲショウマは?」
相方:「でも、気持ち良さそうだ!!」
結局、剣山ヒュッテで花の開花情報を聞いて判断することにした。


    食事後に西側に移動し木道舞台の端にて、相方ポーズ。
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    背後には三嶺山。剣山・次郎笈から廻る縦走コースもあるそうだ。
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イメージ 8 眼下に西島リフト駅が望める。余りにも百名山といいながら楽チンハイクで登れる山だ。

平家の馬場を見上げる。『ポン!ポポポ ポン!!』どこかで見たPC壁紙にもみえる。
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9:47:剣山頂上ヒュッテ
イメージ 10 ヒュッテに戻ってきた。店の人にキレンゲショウマの開花情報をきく。「25日に開花したばかり・・・・」今年は例年より遅れている様だが、期待感は大。
予定通りに一ノ森を廻って下山することとした。写真の人形は一瞬驚かされた。

イメージ 11 ヒュッテ前面の斜面にはナンゴククガイソウと今回お目当てのキレンゲショウマの花畑。

イメージ 12 ヒュッテトイレ横を抜けてニノ森、一ノ森に向かう。熊笹に覆われた道が心地いい。

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イメージ 14 前方に小高い林が見えてきた。ここのピークがニノ森。

10:00:二の森

イメージ 15 ニノ森に到着。道標だけの目印だが、林の中の涼しい空気が気持ち良い。

イメージ 16 ニノ森を下る。周囲は苔むしており、まるで北八ヶ岳の樹林帯を歩いている様。

イメージ 17 再び熊笹道にでる。前方のピークが一ノ森。今回の登りは標高差がありそうだ。

イメージ 18 ニノ森と一ノ森の鞍部にある分岐に辿り着いた。ここを左折すると行場経由で西島リフト駅に戻るが、先程見えた上り坂を登り一ノ森に向かう。

イメージ 7 標高差約70mの直登。一気に登りきり山頂に到着したと思えば、前方には更なる登りが・・・・・

10:20:一ノ森

一ノ森頂上に到着。左手に次郎笈、右手に太郎笈こと「剣山」。山の間にみえるピークは三嶺山。
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ここからの展望写真は、しばしガイドブックにみ掲載されている剣山ベストビューポイント。
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剣山頂上にズームイン。一時間前にいた山頂にベンチで休んでいる登山者を確認できた。
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今回は登らなかった次郎笈の頂上。ここも人の姿が眺められる。
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二つの山の形、特に剣山の山頂は、平家の馬場といわれるだけあって異様に平坦。これが、
剣山山頂が人手によって造成され・・そして、ここに旧ユダヤ王国が建設されていたという伝説の由縁でもある。ここは、後ほど・・・・

イメージ 23 そんなロマンを感じながら鞍部の分岐に戻る。復路は前方の稜線の右側を巻きながら下りていく。

イメージ 24 太陽も高くなり陽射しが強くなってきはじめた所で、この林の中の巻き道をトラバースしていく。

イメージ 26 周囲の山々に厚い雲もかかり始めたが、剣山周辺は、まだ夏の日差しが降り注いでいた。

イメージ 25 穴吹川の源流を越えると(ここの水も旨かった)・・・・ 

ああ・・・キレンゲショウマ編



10:54:行場-両剣神社・古剣神社
-両剣神社-                   ―古剣神社-
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両剣神社からは行場をめぐる道が上下に分かれている。
お目当てのキレンゲショウマは、上下それぞれのルート上に群生している。

古剣神社からすぐのところでキレンゲショウマを発見。
ただし、蕾のみ(泣)!!
どこをどうとっても蕾だけ・・・・

    蕾だけですが鑑賞下さい。

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11:16:刀掛ノ松

イメージ 31 群生地をぬけると刀掛ノ松。道路標識には、私達が歩いたコースは一方通行になっている。両剣神社からの上りのコースのキレンゲはどうだったのだろうか?

イメージ 32 私の後方の枯れた松が刀掛。申し分ないが、どこにもありそうな倒木・・・・。
イメージ 33 ここは西島から尾根伝いに山頂にも向かうことが出来るし私達が登った大剣コースにもつながる。剣山頂上の空は、まだ青空だ。

11:23:西島

イメージ 34 西島駅に到着。疲れはなかったが話の種にリフトで降りようと相方と相談・・・したが、1000円の料金をみて、二人迷わず下山ルートに。

11:50:見ノ越登山口に戻る

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 漸く下山。疲れはなかったが、何か消化不良。キレンゲショウマが開花した群落地を見たかったが残念。この花は関東にはないのだろうか?

・ ・と、登山口近くのお土産屋(朝7時に営業していた)にくると、なんとキレンゲショウマの苗を売っているのではないか!!一個500円。迷わずに購入したが、生育には涼しい場所が必要、花を咲かすには3年は必要・・と、中々難しそう。高知の実家の母に預けることとした。3年後、見事に開花したら報告をいれます。


剣山のおはなし


一ノ森で少しふれましたが、剣山には日本のミステリーが隠されています。

それは、
 日本のルーツは古代イスラエルであり、ソロモンの秘宝が四国の山中・・「剣山」に隠されているというミステリーです。そして、その秘宝の一つに、あの契約の箱「アーク」が剣山に持ち込まれている。アークとは、インディージョーンズのPARTⅡだったか忘れたがナチスドイツとハリソン・フォードが奪い合った箱のことです。
 もともと、この契約の箱が、日本の神輿のルーツになったともいわれ、今でも7月に剣山にて神輿をかつぐお祭りが行われているとのこと。事実??
 私達が歩いたルートのどこかに眠っているのでしょうか?ある人は復路に歩いた行場に隠された鍾乳洞がありそこにあるとか・・・
 
 日本人とユダヤ人との文化の共通性については、これ以外にも言葉であったりお祭りであったり風習であったり共通するものが今でもあり何らかのつながりはありそうだが、誰か、この歴史のミステリーを解いてもらいたいものです。

都市伝説ならぬ剣山伝説でした。
 信じるも信じないも、あなた次第ですが、私は信じたい。
  想像だけで、時間がつぶせそう・・・・
 

剣山山行まとめ

7/29-晴れ◎:
見ノ越登山口(7:30)-西島(8:05)-大剣神社(8:23)-平家ノ馬場 (8:55)-剣山山頂(9:00-朝食-9:30)-剣山頂上ヒュッテ(9:47)-ニノ森(10:00)-一ノ森(10:20)-行場(10:54)-刀掛ノ松(11:16)-西島(11:23)-見ノ越登山口(11:50)

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