2010年07月

初めてのテント泊 八ヶ岳



一日目(7/17)コースタイム:
美濃戸口(8:30)-美濃戸山荘(9:30小休憩9:40)-(南沢)-行者小屋(12:00)-テント泊 
移動時間 3時間20分 

二日目(7/18)コースタイム:
行者小屋(4:20)-地蔵尾根-地蔵の頭(5:16-朝食-6:14)-赤岳山頂(6:45-7:00)-地蔵の頭(7:20)-三叉峰(8:13)-横岳山頂(8:30)-コマクサ群落(8:50)-硫黄岳山荘(9:10)-硫黄岳山頂(9:30-小休憩-10:00)-赤岩の頭(10:15)-赤岳鉱泉(11:07-小休憩-11:20)行者小屋(11:45-昼食-テント撤収-13:00)-美濃戸山荘(14:24小休憩14:35)-美濃戸口(15:15)
移動時間 7時間55分 

美濃戸口~行者小屋


6月の鳳凰三山から一ヶ月余り、海外出張と週末のお天気にも恵まれず、山歩き出きず。
ストレスも次第に溜まりつつあったこの頃であったが、
何と、日本各地で被害をもたらした梅雨前線も、海の日3連休から北上し天気予報では晴れマークではありませんか。

・ ・ということで、
7/17(土)7/18(日)の二日間、昨年の八ヶ岳日帰り登山で回りきれなかった横岳・硫黄岳を回ろうと今年投資したテント泊機材を背負って初めての御泊り登山にいってきました。

とはいっても、金曜日夜に東海BCから八王子までの移動と翌早朝に八王子出発(中央道渋滞回避)で少し身体には辛い。

中央道小淵沢ICでおり八ヶ岳高原ラインを大平で左折し鉢巻道路へ。
この時点で小雨模様。雲の切れ目から微かに青空も覗いており、これに期待。
富士見高原をすぎた辺りから雨雲を通過したのか路面も濡れていない。
美濃戸口には8時15分着。既に駐車場3箇所のうち八ヶ岳山荘に近い2箇所
は既に満車。旧テニスコート近くの駐車スペースに場所確保。
今回も昨年と同様に美濃戸まではウォーミングアップも兼ねて歩くことに。
これが失敗だったことに歩き出して直ぐに気がつく。

昨年の6月には見かけなかったアブが纏わり付く。
纏わり付くだけならば良いのだが、少し攻撃的で挿されると痛い。
美濃戸に向けて本来は気持ち良い林道を歩く予定が余計な労力を使うことになってしまった(美濃戸までの約1時間で10匹以上は退治)。
更に、美濃戸の駐車場には未だ余裕があり、車で来れていたんじゃん(残念)。

アブに気を取られていた道中、肝心なお天気は?
残念ながら曇り。午後には回復するといっていた天気予報に期待。
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美濃戸山荘にて水補給と小休憩。
昨日までの雨で南沢の水量を気にしていたが問題はなさそう。
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美濃戸山荘対面のベンチ傍に咲いていた黄色のオダマキ。
今日は八ヶ岳の夏の高原植物も楽しみの一つ。
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私達の休息中にも、ドンドン登山者が通過していきます。
今日は、どの位の人出になることやら。
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9時40分に南沢から行者小屋目指し登山開始。
昨年は2時間かからず行き着くことができたが、今年はテント泊装備が肩にずしりと重い。

堰堤を越えて左岸を暫く歩くと右岸に渡る最初の橋に。
水量は昨年より多そう。
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気温も少し上昇してきたのか更に湿気も高く汗のでる量は多くなる。
右岸から左岸への渡り返しに架かる丸木橋も顕在。
水量も少しおちてきている様子。
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左岸に戻ってからは暫く急坂と八ヶ岳特有のゴロゴロ岩道を登りきると再び沢に出会う。
ここまで登ると水の量も涸れ沢程に。
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登山道傍に咲くゴゼンタチバナ。
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この花の写真をとり、ふと立ち上がったとこで立ち眩み(オロオロっと)。
少し脱水状態気味か。
森林地帯で暫く栄養補給。持参の塩付けキュウリが塩分補給に有効。

白河原に出ても前方は白い雲ばかり。
雨が降らなければ良しとしましょうか。
相方も足取りも、ここに来て重そう。
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昨年のタイムから大幅に遅れ行者小屋に到着。
予想通り横岳から赤岳・阿弥陀岳に連なる稜線はガスの中。
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既にテント場は満幕状態か。
初めてのテント受付をすまし場所探し。
しかし、小屋周辺は候補地無く、小さな沢を渡った対岸に空いた場所を発見。
小屋には少しアクセス悪いが小屋周辺の雑踏もなく落ち着けそう。
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テントの設置も終わり、
さあ、昼食。
定番お稲荷さんに、インスタントラーメンに、オニギリ????(どこ????)。
オニギリ行方不明。自宅に置き忘れていた様子。
まあ、細かいことは直ぐに忘れよう。
今日は、この後は全く予定なし。ビールを飲んでお昼寝タイム。
・・・・・・・・・・・・・・・
身体は疲れているのに気分の高ぶりか中々熟睡できない。
時折、テント場所探しにくる人の会話が聞こえてくる。
(満室だよ!!ここは!! 心の中で叫ぶ)。
沢の水音も心地よい。静かな時の流れ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

心なしか、周囲が明るくなってきた様子。
テントから這い出し空をみると、「お~!!」
ガスがかなり取れてきているではないですか?
大同心・小同心もはっきり見る事ができます。
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夕食を取り(食べては寝て、更に食べる)終わると陽も西に沈み始め
八ヶ岳連峰を紅く染めはじめます。
これまでの日帰り登山では決してみることが出来なかった光景です。

紅く染まる大同心・小同心
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地蔵の頭から赤岳
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稜線上に建つ赤岳天望荘。
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赤岳山頂に立つ人々(3人)。独占状態だね。
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明日のお天気が楽しみです。
行者小屋からの大パノラマ
拡大してご覧下さい。
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日曜日、中央道の大渋滞から無事に帰宅しました。
 
 
梅雨明け宣言は出ていませんが、
どうみても海の日の3連休からお天気
水害をもたらした梅雨前線も北上しつつあるということで、
この土曜日から日曜日にかけて一泊二日の八ヶ岳に
いってきました。
 
まずは、速報、
これから、溜まった写真を整理してアップしていきます。
まずは、初日夕方の大同心から横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳にかけたパノラマを!!(拡大してみてくださいね)
 
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