2008年11月

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29日、長坂で行われた会社のゴルフコンペに参加。場所は白州の近くでもあり駒ケ岳を間近にみるGood View Point。写真は、クラブハウスを出たところで撮った写真(携帯)です。午前中は雲も殆どなく行く先々のコースで色んな角度から甲斐駒を堪能しました。9月に登った八ヶ岳・権現岳も少し見えましたが雪を被って真っ白でした。

11月最後の3連休(残念ながら会社は月曜日出勤)。今回は、久方ぶりにお手ごろな今シーズン最後の紅葉を八王子の山々で堪能することとしました。昨年も同時期に縦走した藤野から陣場山-景信山-城山-高尾の縦走ルートを逆コースでたどることとしました。特に高尾山は昨年のミシュラン以来観光登山客溢れかえっているので早朝スタートとしました。
7時15分に次男Nに車でJR高尾駅に送ってもらい、甲州街道経由-金比羅台経由で頂上へ。金比羅台までは早朝とあまり使われないルートもあって誰にも合わなく順調に歩を進めていきます。金比羅台は工事中でしたが、ここから八王子の町並みが。特に黄色の帯筋(甲州街道の銀杏並木)が町並みの中に延びています。今日は、この街道筋でイチョウまつりが開催予定です。
                 八王子甲州街道 イエローベルト
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薬王院に到着したときには朝の8時過ぎでしたが既にカメラを片手にした観光客が多くみられます。今日の午後は凄いことになっているでしょうね。
                 薬王院の紅葉
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8時50分に高尾山 大見晴台到着。早速、西側展望台から富士山を。今日は、雲ひとつない。視界良好。富士山もくっきりと綺麗に見渡せます。これまで、何度となく高尾山に登っていますが、こんなに綺麗な富士山をみたのは初めて。
                 高尾山頂上手前ののぼり坂の紅葉
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                 大見晴台からの富士山
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さて、これから本番で陣場山に向かって縦走開始。高尾山頂上からはモミジ台、富士見台で歩いては休息し富士山を眺めるゴージャスなハイキングルートです。富士見台からは相模湾そして、あれは若しかしたら江ノ島? 高尾から江ノ島も見えるのですね・・・。大室山、丹沢山系も。6月に丹沢山・蛭が岳に登った時にはガスで視界が殆どなく、今日の天気だったら絶景だったでしょうね。
                 富士見台からの富士山
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                 相模湾に江ノ島が・・
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                 大室山と丹沢山系
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9時50分に城山。山を下って小仏峠。
                 小仏峠でタヌキと
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このあたりから、トレイルランナーが出没します。裏高尾から登ってくるのでしょうか?明らかに私より年配の方が足取りも軽く抜き去っていきます。景信山にむけての登り返しも以前だったら少しきつかった記憶があったのですが、今日は天気も良く快調なペース。
10時40分に景信山到着。予定では、ここで昼食。ここの名物は、なめこ汁。今日は少し奮発して「なめこうどん」。500円と山小屋にしては経済的なお値段。お勧めです。テーブルはテラス風になっていて秋の日差しをあび心地よいポカポカ陽気。前方には、今日登ってきた高尾山・城山も一望できます。遠方には新宿副都心・横浜ランドタワー・相模湾を眺めながら贅沢な食事です。
                 なめこうどん 500円也
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11時に景信山出発。陣場まで残り半分。頂上から、また、下りです。ここで、本日始めてのシリモチ。凍っていた斜面で思い切ったシリモチをついてしまいました。前方・後方にだれもいなくて良かった。ここから、陣場までは、尾根道沿いですが、樹木に視界を遮られ、只管森林地帯を抜けていきます。何度か尾根筋道と巻き道の分岐があり、迷うことなく巻き道を選んでいきます。時間的には殆ど変わらない様です。
                 キュウピー山 大竹山
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この付近より、陣場から来る登山者が多くなってきます。昨年より、人は多い。トレイルランナーもかなりの人数走っています。明王峠でトイレ休憩した後も、ひたすら尾根道と巻き道の繰り返し。すれ違う人も多くなってきました。そろそろ陣場山かな。

                 陣場山頂上
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12時50分 陣場山到着。JR高尾駅から約5時間30分。高尾でくっきりと見えていた富士山も霞がかかってきました。山小屋売店で陣場高原下バス時刻表を確認。早いバスで2時40分。売店のおばちゃんからバス停まで一時間であることを確認して富士山を眺めながらリュックに残っていた食料の後片付け。1時20分に下山開始。

頂上から和田峠までの下り道は枕木の階段道が整備されていましたが急な下り坂。10分程で和田峠。ここからは、林道約4kmの下り道。林道といっても勾配はかなりあり歩くというより小走りに走った方が少し楽。まだまだ、体力は残っていますね。
2時20分に陣場高原下バス停に到着し一路高尾駅北口へ。

おまけ:高尾山北口から八王子自宅まで更に5km。まだ、高尾駅到着が3時30分と時間が早いこともあり、イチョウ祭り(八王子追分交差点から裏高尾入り口まで関所めぐりと出店が甲州街道沿いに色々と出展)を見ていこうと多摩御陵までブラリ歩行。いつもは、閑散とした歩道が今日はたくさんの通行者でごった返し。途中で買った50円の甘酒が体を温める。視線を西にむけると高尾山に日が沈もうとしています。
                 甲州街道のイチョウ並木
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 午前8時に大弛峠で登山を残念し塩山へ。塩山では時間が十分にあるので武田家ゆかりの恵林寺に。「心頭滅却すれば火もまた涼し」学生時代に良く歴史の先生がクーラのない教室でいっていた言葉です。 織田軍が武田家を滅ばした時(寺を焼き討ちされたとか)の快海和尚の言です。朝も早く観光客もまばらで、紅葉の恵林寺。中々のものでした。
                 恵林寺 山門前にて・山門に心頭滅却・・・の言葉が
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 恵林寺ではお決まりの桔梗屋の信玄餅を買って勝沼から甲州街道を東に。20号線笹子トンネルは歩道もなく自動車道専用道路ですが、以前、長男が友達と自転車で八王子から甲府にツーリングしたとき、このトンネルでは怖い思いをしたとのこと。運転しているドライバーもこのトンネルに自転車がいたと思うとぞっとします。20号線は渋滞も信号もなく順調に大月に。この時、ふと左手をみると岩殿山が。以前から登ってみたいと思っていた山です。急遽予定を変えて岩殿山に登ることとしました。桂川をわたったところにPAをみつけ駐車し、今回は手ぶらで頂上までの往復だけの軽装。約20分で頂上に。晴れていれば富士山の眺望が良いポイントですが、今回は裾野が少しみえるだけ。冬の晴れた日には是非きてみたいポイントです。本丸頂上までの登山道は観光道の様に良く整備されていましたが頂上から東側の稜線づたいで下山しようと試みたのですが、急勾配且つ道も良く整備されていなかったので、登ってきた道を引き返すこととしました。本来では頂上から西側に向かった稜線コースがあり、次回は是非時間をとって登ってみたいところです。
                 岩殿山
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 下山後、ことのついでに近くにある日本三奇橋の一つですた猿橋に。パンフによると橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって支えられている珍しい構造。橋の下も渓谷になっており周囲の自然と調和した美しい橋です。これまで電車・車などでこの廻りを何度も往復していたのに、知らないことは怖いですね。


                 猿橋にて
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・・ということで、本日は、当初の予定の金峰山を断念したわけですが、日頃、見ることができなかったポイントをみることが出来てよかったかな。上々の一日としましょう。

 曇りの予報を晴れ男ラックにたくし早朝5時に八王子を出発。笹子トンネル前は曇天の天気で回復は難しそう。トンネルを抜ければの期待で勝沼で高速をおりた時には空は少し明るい曇り。視界は今ひとつでも何とかのぼれるかなと期待しつつ川上牧丘林道を大弛峠へ向けて車を走らせる。峠にあと5kmほどの地点でフロントガラスにちらほら雪が・・・・。気温もグングン下がり氷点下。タイヤもノーマル。残念ながら、今回は登山を中止としました。峠も、標高が2360mと先週登った安達太良山より600m以上高く、せっかく此処まで車を走らせたにとの思いはありましたが、そこは、若葉マークの登山ペアー。自重しました。

                 雪煙る金峰山頂上と五丈岩
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今年は、金峰山は、もう無理かな。来年にとっておきましょう。

 11月最初の3連休。今回は、嫁さん福島実家で法事があり、その前日に晩秋の福島の山を計画するも、ブログ情報で安達太良山にも雪がふった情報もあり、手前の那須岳に前日変更。11月1日天気も上々。八王子実家を5時30分に出発。中央道・首都高・中央環状・東北道の一路みちのくルート。3連休の初日で車の通行量も多いです。宇都宮をすぎて進行方向向かって左側の山々をみると厚い雲が頂上にかぶさっています(右側の太平洋側が快晴なのに・・)。那須IC手前で那須岳方面も厚い雲に覆われており、急遽予定を元の予定の安達太良山に変更することを決断(英断でした)。

 安達太良SAでお昼のおにぎりとお弁当を買って11時過ぎにあだたら高原スキー場に到着。ここは冬に何度かスキーで来たことがありますが、冬以外のシーズンは初めて。紅葉シーズンのピークは終わっていましたが観光バスも数台駐車しており4割がたの混雑。何故か、安達太良山山頂付近だけは雲がなく、初めは天候急変のリスクもあるのでゴンドラを利用することを予定したのですが、良い天気だったので足で登ることにしました。
                 あだたら高原スキー場―前回はスキーでした。
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登山ルートは奥岳登山口から五葉松平経由薬師岳ルートで。馬車道を5分程登ったところで五葉松平コースへの分岐に。分岐道を登っていくとスキー場ゲレンデに。ここで登山道を見失っているとゲレンデ上方に先行く登山者が・・。とういうことで、ゲレンデを直登に近い状態でグングンと高度を上げていきます。登山口から400m上のゴンドラ駅まで一気に登ってしまいました。
                 ゲレンデ道をテクテクと登ります。
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ゴンドラ駅から頂上にむかう整備の行き届いた登山道をしばらくいくと薬師岳展望台分岐に。ちょっと寄り道で展望台へ。展望台からは岳温泉周辺の牧場・阿武隈川・福島まで遠くを良く見通せます。左手には吾妻小富士と雪を被った吾妻連峰。山側は安達太良山の別名「乳首山」にふさわしい景観。
                 薬師岳にて
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                 薬師岳にて-安達太良山・鉄山
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ここからの登りは、ゴンドラから来る観光客用か登山道は良く整備されて歩きやすい道が続きます。 仙女平分岐を抜けてしばらくするとガレ場地帯に入り頂上も見えてきました。
                 頂上間近です
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13時20分 約2時間で頂上到着。ゲレンデ直登が利いた様です。どこかで登り道を失った様です。早速、乳首頂上へ。頂上からは頂上に厚い雲がかかっていた磐梯山と秋の日差しに湖水が輝いていた猪苗代湖が見通すことができました。
                 磐梯山(右)・猪苗代湖(左)
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                 頂上にて。100名山9座目
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連れ合いの実家は古代のピラミッドUFO基地で有名な(?)千貫森の近くですが、高度1700mの山頂からは500mばかりの山を見分けることができません。
お昼は、風をさけて猪苗代湖をみながらSAでかったおにぎり・お寿司弁当を。ここで、ふと今年は早出の山登りが多かったのであまり気にしなかったのですが、秋の午後はあっとゆうまに日が沈みます。もう少し、ゆっくりしたかったとこですが、早々に下山準備。下山ルートは牛の背から、登ってきた反対側の稜線道をとることにしました。頂上直下の分岐道を鉄山方面に稜線を(牛の背)を歩いていきます。稜線上では風が強くフードを目深に被って漸く寒さがしのげる状態。左手には立ち入り禁止区域となっている沼ノ平が別世界のいろどりで生き物が来るのを拒んでいる様にみえます。
                 沼の平
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鉄山登り返し手前の分岐道をくろがね小屋方面へ向かった下山。ガレ場を慎重におりていきます。峰の辻で何本かの分岐道に分かれます。先に単独行で辻にたっておられた女性の方に下山道を確認し(道がはっきりとしていなく分かりづらい)、勢至平コースで。ガレ場ガレ場と続き、うっかりするとコースを外しそう。悪天候の時には注意が必要なコースです。更に高度を下げていくと登山道が水の流れに削り取られてた様なV字谷と水たまりの続く道。ちょっと歩きずらい登山道でした。
                 V字谷登山道
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くろがね小屋ルートからの合流点からは広い登山道に(馬車道?)。この登山道を永遠と奥岳登山口まで。途中何度か旧道(ショートカット道)の案内があったのですが、まったりと歩ける登山道をテクテク。午後4時に登山口到着。
                 暮れ行く安達太良山
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帰りは、いつもの様に温泉。今回はふもと岳温泉のヘルシーパル二本松で入浴(大人500円)。

急遽、予定を元の計画に変更した山行でしたが、安達太良山は天気に恵まれGOODな一日でした。紅葉のシーズンは綺麗でしょうね。

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