先週に引き続き、秀麗富岳12景の山に登ってきました。
今回は9番山頂の倉岳山↓
 
  1番山頂 雁ヶ腹摺山・姥子山
  2番山頂 牛奥ノ雁ケ腹摺山・小金沢山
  3番山頂 大蔵高丸・ハマイバ
  4番山頂 滝子山・笹子雁ヶ腹摺山
  5番山頂 奈良倉山
  6番山頂 扇山
  7番山頂 百蔵山×
  8番山頂 岩殿山×◎・お伊勢山
  9番山頂 高畑山・倉岳山
 10番山頂 九鬼山
 11番山頂 高川山
 12番山頂 本社ケ丸清八山
 
計画では、そのお隣の高畑山とセットの周回予定だったのですが
この日の富士山はご機嫌麗しくなく
すっきりとした姿を見れなく
高畑山はパスして下山してきました。
(いずれ、倉岳山リベンジかねて登る予定)
 
倉岳山・高畑山は、
中央本線の梁川駅-鳥沢駅の周回ルートが一般的ですが、
車利用には不便
(両駅と登山口にも駐車場無し)
 
そこで、今回は以前に二十六夜山で利用した
秋山-浜沢の駐車場に駐車し
周回ルートで登ってきました。
イメージ 1
 
 アクセス 
高尾山IC(6:30)⇒大月IC(7:00)
壬生駅近くローソン(7:20=8:00)⇒観光スポーツ広場(8:20)
  
 コースタイム 
観光スポーツ広場PA(8:30)=登山口(8:40)⇒立野峠(9:30)
⇒倉岳山(10:07=昼食=11:04)⇒穴路峠(11:31)
⇒県道35号線出会い(12:05) 観光スポーツ広場(12:30)
 

 
 この日、自宅を出発した際の東京の朝焼けは
雲一つもなく
今日の天気は保障されたかと思っていましたが
大月にはいると上空にはドンよりした曇り空。
 
富士山方面にも厚い雲がかかっており、
今日は外してしまったかな~と思い
先週の登山ルートそばの
壬生駅近くのローソンで空を見合わせながら
・・・・待機。
 
なんとか、空も
そしてスマホの雨雲情報でも天気は回復傾向であることを
確認して
 
スタートの浜沢への到着は
予定時間より1時間遅れ。
 
   観光スポーツ広場 スタート 8:30  
 
前回は、このスポーツ広場の上にある
アオゲラの森キャンプ場のPAに駐車。
 
今日は、この誰もいない雪景色のスポーツ広場に
停めさせて頂きました。
 
お隣には富士山ナンバーの車が先着で
既に出発した後。
 
久々の雪道。
軽アイゼンは状況により使用しようと
ザックの中に。
 
イメージ 2
 
登山ルートは、この矢平山コースを使用して立野峠に向かう。
矢平山コースは、今日の目的地である倉岳山と
反対の稜線を矢平山・高柄山を経て上野原に至るルートです。
 
おっと、紹介忘れておりました。
今回も先週と同じく
とかちゃんの参加です。
イメージ 3
 
   登山口 8:40 
  集落にあるアスファルト道は、
この時間帯でも凍っており
足元に注意しながら登っていく。
 
一瞬、ここが登山口か?
と思わせる脇道に入っていく。
確かに道標あるものの、心細い登山取り付き。
イメージ 4
 
小さな沢沿いに杉の植林地帯に
わけいっていく。
 
イメージ 5
 
杉林を抜けて標高が高くなってくると
木曜日に降った残雪も深くなってきた。
イメージ 6久々の雪道の登山道、アイゼンを装着するまではないが
気持ちよく歩ける。 
 但し、このルートは杉林辺りまで
先行者の足跡があったが
雪道に入り消えてしまった。
(多分、地元の人だったんだろう)
 
   立野峠 9:30   
その雪道もルートを見失う程の積雪でなく
一度、尾根にそって登り
再び、この山塊の主稜線下部を
トラバースして登りつめると立野峠。
 
山の交差点
真新しい標識が4方向を指す。
ここから北側を降りていくとJR梁川駅にいたる。
右手に稜線を進むと
登山口に表示されていた矢平山に至る。
イメージ 7
 今日の目的地は左折した稜線上にある。
 
ここから、倉岳山までは約30分程の行程だが
それなりにアップダウンがある。
そして、この峠からは先行者の足跡が目立つように。
(北側から登った登山者のもの)
イメージ 8
 
木の間越しに富士山が見えるのだが
山頂は雲の中。
なんとか、山頂に到着するころには
抜けていてくれないか。
富士無しの秀麗富岳では絵にならない。
イメージ 9
 
前方の頂上らしいピークが見えたが
これは外れで・・・・
イメージ 10
 
このピークを登った先に
もう一つの急坂が待ち構えていた。
これこそ間違いなく倉岳山山頂。
イメージ 11
 
 直登する様な急坂ではなく
左側に回りこむ様にして山頂を目指す。
イメージ 12
 
   倉岳山山頂 10:07  
 ほぼ、コースタイム内にて山頂に到着。
イメージ 13
  
 この山頂の展望は素晴らしい事前情報を得ていたのですが
富士山には厚い雲がべったり。
いよ!! 麗!!・・・とは言えませんね。
イメージ 14
 
山頂には、撮り鉄の若者が先着しており
(トリ鉄? なんで、ここに?? )
記念写真を撮って頂きました。
イメージ 16
 
ここでブロ友登山隊
2015年特別企画のご紹介!!
 
昨年の暮れに完成した「ブロ友登山隊手ぬぐい」で
今年、1000座に挑戦しようという計画性も無く
無謀なプロジェクトをスタートさせました。
 
この手ぬぐいは登山隊メンバー以外の方にも
購入して頂いており
今年一年で、この手拭が何座登れるか
挑戦しております。
 
詳細はイメージ 47
 
イメージ 46
 
山で、この手拭で記念写真を撮っているメンバーが
いましたら一声かけて下さい。
 
さて、レポに戻ります。
 
南側の展望はさっぱりですが
北側の眺望がすばらしい。
数日前の降雪で周囲の山々は
先週の山からすっかり雪景色に変化
イメージ 15
 
西の方角から、まず目立つのは滝子山(秀麗富岳4番山頂)
こちらからみると少し鋭角気味の山の形で
恰好いいですね。
その山頂から続く稜線を北の方角に転じていくと
イメージ 20
先週気になった白谷丸
こちらは完全に雪原に変わってしまいました。 
イメージ 17
 
山頂真正面には、それこそ扇を広げた様な
扇山の立派な山容(秀麗富岳6番山頂)
イメージ 18
 
その奥には権現山・・そして、
その稜線のさらに裏側には
昨年、耐久縦走した笹尾根が
横たわっている筈だが、山影に入っているらしい。
イメージ 19
 
大月の街中から北に少しいったところに
毎度お馴染みの岩殿山(秀麗富岳8番山頂) 
イメージ 21
 
北側の眺望は最高なんですが
雪の中のランチタイムを楽しんでいる間も
富士山の様子に大きな変化なし。
(この場所、風も穏やかでグッドポイント)
イメージ 22
 
そうそう、山頂で写真を撮ってくれた撮り鉄の若者
吹きっさらしの寒さにも関わらず
頑張っています。
イメージ 23
 
何を撮っているのか・・・
中央本線利用の方はご存知の
猿橋駅と鳥沢駅間に桂川に渡された鉄道橋
↓ これマイカメラ
イメージ 24
 
更にズームして、あずさ号 (クリックして拡大可)
イメージ 25
 この写真を狙っていたのですね。
相方の職場にも撮り鉄さんがいるんですが
良い写真を撮るには山登りもいとわない様です。
 
ランチも終わり、そろそろ
倉岳山ともお別れ
イメージ 26
 
富士の雲も、取れそうで取れない
こんな日もあるよね。
この山頂はゆっくりと景色を楽しむことができるし
また、再訪しようと思う。
イメージ 27
  
   倉岳山下山開始 11:04  
下山ルートは高畑山に向かい
穴路峠から下りるルート
イメージ 28
 
時間帯もお昼近く
更に南側斜面とあって
雪と登山道はシャーベット状態
一歩一歩、尻餅をつかない様に
気を付けて下山
イメージ 30
 
この時間帯にきて登ってくる登山者の数も多くなってきたが
このシャーベット状態の坂道に苦戦
イメージ 29
 
急斜面も下りきると
目の前に高畑山が見えてきた。
 今日は、残念ながらパスね。
イメージ 31
 
さらに鞍部まで下りきると 
穴路峠に。
イメージ 32
  
   穴路峠 11:31  
ここも十字路ですね。 
鳥沢駅方面は杉林になっていて、凄く暗い登山路
しかし、多くの登山者は北側から登ってくる様です。
イメージ 33
 
この峠道は秋山村無生野の人々が
鳥沢宿に炭を運ぶ古くからの街道。
 
今朝登ってきた浜沢からの登山路より
道幅もひろく歩き易い。 
イメージ 34
 
ところが、この杉林を抜けるあたりから
ルートが怪しくなり
イメージ 35
 
 沢の中にピンクのリボンが・・・
イメージ 36
 
しかし、よくよく見ると
古い石垣が段々状になっており、昔には
何等かの集落であったこの一帯に
植林が施された様だ。 
イメージ 37
沢底の様な道を進んでいくと
しばらくすると、いつのまにか舗装道に変わっていた。
イメージ 38
 
植栽の作業用林道なのかどうかわからないが
一昔前には、このルートが
この秋山地域の主要街道だったのだろう。
 
 
   県道35号線 出会い 12:05  
 
舗装道に変わり
10分程で
今朝、新ひなづるトンネルを抜けて
車で走った県道に出てきた。
イメージ 39
 
無生野という名の地区
 
イメージ 41
 
この時期、午後にはバス便は一便のみ。
なかなか、バスを使った登山は難しい。
 
ここから浜沢までは県道の歩きで20分ほど
今回も私の露出度が低かったので
サービスの自分撮りを一枚
(露出がおかしくなった・・・)
イメージ 40
 
浜沢に到着。
実は、朝方に
このお店の前を通ったときにみた
大きな竈で饅頭をふかしているのをチラ見。
帰りには、是非、買ってかえるぞと
立ち寄ってみました。
 
イメージ 42
 
大きな竈も
今は一休み
イメージ 43
 
そして、大きな饅頭
小豆餡と味噌餡の2種類を購入
 手作りの味が出ておりましたよ~
 
おや???、饅頭の奥に見慣れた方が・・・
イメージ 44
 
いや~、ブロ友メンバーは分かりますね(笑)
イメージ 45
 
今回の倉岳山
残念な富士の眺望でしたが
登山口から比較的短い時間帯で登れるし
稜線にでてからの登山路も歩きやすく
 
この冬に、もう一度
高畑山とあわえてリベンジしようと思います。