どこから、あのパワーがあるのか
21日に高尾山・小仏城山で
シモバシラの華の下見に来られたひらさん
一日を置いて23日に再び長野から東京への遠征登山。
 
今回は長野女子隊は流石に参加なく
参加メンバーは
先日、天城峠でお世話になったNOBUさん
今はリハビリ中?の奥多摩の怪人booさん
      そして、長野からは、いつもの「ひら&イトー」コンビ
 
既にブログ記事アップされております。
 
 booさん
 NOBUさん
 ヒラサン
 
 
今回は、高尾山口から陣馬まで縦走し
昼食後に陣馬高原下に下山しバスで高尾駅に戻るルートです。
 
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 コースタイム 
高尾山口駅PA(4:56)=稲荷山ルート⇒稲荷山展望台(5:37)
⇒大見晴台(6:15=6:54)⇒一丁平(7:34)⇒小仏城山(7:53=8:00)
 小仏峠(8:28)⇒景信山(9:05=9:36)⇒明王峠(10:53=11:12)
⇒陣馬山(11:49=昼食=12:26)⇒陣馬高原下(13:14)・・・13:25高尾駅行きバスに乗車・・・14:02高尾駅
 

 
この日のスタート時刻は午前5時!!
夏場でも、早くて5時30分位で
まして冬の午前5時は初めての体験。
今日は、相方は家事所要があり参加できなかったが
一番アクセスの近い私(10分で到着可能)が遅れてはと・・
頑張って高尾山口駅に15分前に到着。
 
ところが、やっぱり到着が一番遅かった~
ひらさんは、既にやる気満々で
いつでもスタート出来る状態。
 
今回初顔合わせのNOBUさんに
ひらさん、イトーさん、booさんを紹介し
山支度を始める。
 
この時間帯、既に駐車場には何台か停まっており
中には小さな子供を含めたグループも
この状態にNOBUさんも吃驚・・
私も同様・・・
 
   ケーブル清滝駅 5:00  
 
二日前から一時間早い清滝駅
この日も寒さは、その前の週よりも緩んでおり
駐車場で車温度計にて-1℃。
約500m程登るので気温は3℃程下がるので
氷華の条件的には辛うじてセーフ か?? 
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booさんと暗闇を進む。
この春に二人で縦走した
数馬-三頭山-笹尾根-陣馬山以来です。
陣馬山から高尾は、やり残した宿題の様なもの。
宿題は年を越さないでヤッツケてしまいましょう。
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稲荷山の東屋展望台に到着
 
一息、水休憩
まだ、夜景が観れるんですね。
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よくよく目を凝らしてみると
スカイツリーのイルミネーションの点滅と
赤く輝いている東京タワーが確認できる(拡大可)。
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この東屋までは傾斜がキツイのですが、
ここを過ぎると傾斜も緩み
一気に登っていきます。
 
 
   高尾山山頂・大見晴台 6:15-6:54  
 
この時間帯での大見晴台は初めて
誰もいないと思いきや
ご来光を眺めにきたグループがいた。
ダイヤモンド富士は人混みが凄いから
ご来光を観にきたとか・・・ 
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この季節、日の出は横浜方面から昇ってくる。
ランドマークタワーの先に東京湾そして房総半島まで
遠望できる。
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日の出を待つ・・ 
左からNOBUさん、booさん、イトーさん
座っているメンバーは先に紹介したグループ。
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今年は宿泊の山登りが少なく
久方ぶりのご来光。
 
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この太陽が9時間後に
この霊峰富士の山頂に沈むんですね。
 
この撮影をしていた側に
見知った人を発見!!
一昨日、この山頂で話しかけた人が
この日も朝早くから・・というゆりも
一昨日は、午後にもカメラをセットしていた方。
聞くと、この時期は毎日早朝から太陽が沈むまで
富士の追っかけを行っているとか。 
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 そういえば・・・シモバシラの追っかけさんも・・・ 
 
 
さあ、太陽も昇り
周囲が明るくなればシモバシラ山行のスタート!!
 
大見晴台巻き道は、不発。
 
そして、この日のシモバシラ第一号は
もみじ台北側の巻き道でした。
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一昨日は咲いていなかった氷華。
少し、小振りですが
自分にとっては10数年ぶり
まさか、これだけブームになるとは
その頃には想像もできなかった。
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もみじ台巻き道から一丁平にむかう巻き道に
ルートをとり進みますが
ちっちゃな華ばかり。
 
しかたなく、霜柱を撮る。
これも、よくよく観ると美しいですね。
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ひらさんは、少し消化不良の御様子で
イトーさんと、どんどん前に進んでいく。
 
ひらさんに声かけして
我々は一丁平の展望デッキを経由し
小仏城山で待ち合わせることに。
 
   一丁平展望デッキ 7:34  
 
この日は、本当に雲一つないピーカンなお天気
いつもなら、ここもハイカーで混雑するところだが
久々に観るすっきりした富士山だ。
(ダイヤモンドは期待大ですね~)
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 いつもは、太平洋側から富士を眺めているNOBUさん
東側からの富士は如何ですか?
 
左手のピラミダカルな立派な山は大室山。
昔、この山からの富士展望を観たいと
登ったが展望無しの地味なお山です。
でも、東京方面からは存在感バッチリです。
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いつもなら、雲がかかっている丹沢山塊も
稜線がくっきり。
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   小仏城山 7:53  
 
先に到着していたと思ったひらさん達は
山頂にはいなかった。
多分、巻き道を使っているのだろう。
 
ひらさん達が登ってくるまで一休み。
残念ながら、お茶屋さんオープン前(多分、9時からでしょう)
周囲の景色を楽しみながら
booさん、NOBUさんから差し入れを頂く。
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ススキの穂と
冬の陽に反射している東京湾が美しい。
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突然、ひらさんと思われる大きな声が
聞こえる。
 
どうやら、巻き道から山頂に登らないで
日影林道で休憩するらしい。
 
 booさんとNOBUさんとで苦笑い
ひらさんの執念に脱帽。
 
そして、その執念が実ったか
日影林道から分かれて小仏峠に向かう巻き道
に入って直ぐの場所に
大きなシモバシラの華の群落地
 
今日一番の大きさと
色々な形に変化する氷華 
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遠目からがチッシュをばら撒いた様な光景です。
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ひらさんが中々華群から離れようとしないので
ゆっくり撮影してもらおうと
ゆっくり、小仏峠に下っていく。
 
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暫くすると、満足げなお顔で
下りてきたひらさん。
 
この後も期待できるかな~
 
その思いは現実のものに
景信山にむかう杉林の山道を登り切り
少し平坦になった場所で
登山道から5mほど下りた場所にも発見
 
こちらは氷の薄片の巻き方が面白い
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ひとつとして
同じ花弁はない貴重な華なんですね。
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ここで新しい発見
小仏峠から我々の前後を歩いていた
超ベテランの様なオヤジさんから
ここから、陣馬の白馬が眺められることを
教えて頂く。
 
カメラにとらえることは出来ませんでしたが
冬の山だけあって
落葉した枝のすきまから
白い点の様なものが見えていた(黄色○のあたり)。
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いや~、林の中に入ると寒いですが
陽射しがさしこむ日当たりの良い場所では
ホカホカしてきた。
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そして、山頂への急登を登り切ると 
 時間帯も9時を廻り
お茶屋さんもオープンしている時間帯です。
 
   景信山 9:05-9:36  
 誰も座っていない、この時間帯の景信山ベンチ
この眺望は、何度来ても素晴らしい展望。
そのうえ、このゴージャスな天気。
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 今日は、上段のお茶屋さんで休憩することに。
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 5時からスタートして約4時間経過
コンビニで買っていたお握りと
なめこ汁で軽めのブランチ
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おっと、お隣さんは
とても、軽めの食事とは思えませんが・・・・
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お~、イトーさんではないですか。
そういえば、高尾山山頂、日影林道でも、
何か食べておられましたね~。
でも、おいしそう。
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ほらほら、イトーさん、
廻りの人々は行動再開の準備をはじめましたよ(笑)
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実は、この日
ひらさんのブロ友「ももさん」と
この景信山で会うことにしていたらしいですが
何しろ、シモバシラの華が小振りだったもので
計画より一時間先行。
途中で会うことができるだろうと
陣馬にむけて歩き出すことに
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↑ここで気になった山が・・・
 
 
右手の緩やかなピークをもつ山は
雲取山じゃないですか。
とすると、ゴツゴツした稜線をへた左側のピークが飛龍山。
冬の天気ならでわの澄み切った空気で
遠くの山々もはっきり見えます。
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ここから陣馬までは急坂もなく(巻き道使えば)
散歩道の延長の様な楽々歩道。
NOBUさんとイトーさん
会話に夢中。
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 この景信山から明王峠の区間は
出会いの場所。
 
先ほど紹介の「もも」さんご夫妻とも無事にランデブー
ももさんからは、
ひらさんに四国の讃岐うどんと鳴門金時のお土産。
鳴門金時は、この後の明王峠にて我々のお腹の中に(笑)
 
そして、この後に
今度はbooさんが「のぞむさん!!」と
すれ違った若者を呼び止める。
 
以前にbooさんとロング山行した健脚さんです。
のぞむさんからお写真をお借りしました。
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 男臭・・・匂います???
 
そうそう、この区間
2年前にブロ友登山隊でダイヤモンド富士山行の際に
booさんともすれ違っていたのですよね。
まさしく、出会いの空間です。
 
   明王峠 10:53-11:12  
 明王峠に到着。
ここで、先ほどももさんに頂いた金時芋でエネ補給。
 なんか、今日は休む度に何か食べていますね。
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 このベンチからの富士も
雲ひとつ無くすっきりとしたお姿です。
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さて、陣馬山に向けた最後のひと登り
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そして、登山者の往来も多くなり
賑わう登山道。
さしずめ銀座通りと申しましょうか。
 
山頂も見えてきました。
残り僅かの距離ですが・・・
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 この溶けきった泥濘の道には
季節の風情とはいえ登山靴がかわいそう。 
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   陣馬山 11:49-12:26  
 本日の最終目的地
陣馬山に到着!!
 
後半は、シモバシラの華を見つけることが出来ませんでしたが
このお天気、贅沢は言えませんね。
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そして、この時間帯になっても
富士には雲がかかる要素も何もなし
この時は今日のダイヤモンドは保障印だと誰もが
思っていたわけなのだが
後ほどヤマレコ情報では
日没直前に雲の中に隠れてしまったとか・・
 
お天気は、良くわかんないね。
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 そして、生藤山の稜線先に見えている
三頭山から陣馬までの縦走・・・今年の思い出です。
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 陣馬山で楽しみにしていたのは
お馴染みの富士見茶屋のオヤジさん
ところが、富士見茶屋はクローズ。
 
その下の清水茶屋で陣馬蕎麦を注文。
(清水茶屋店主の話では最近は休日のみのオープンだとか)
??今日は休日でない??
 
booさんとオヤジさんの健康を心配
 
話は陣馬蕎麦、これも久しぶりの注文。
具沢山で山のお蕎麦って感じです。
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こんなテーブルで富士山を観ながらの食事
 気温も上がり、ずーっとゆっくりしていたい気分。
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とは、いってられないのは・・
陣馬高原下のバスは毎時25分発。
 
ここから陣馬高原下までコースタイムで⒈時間
今の時間帯では13時25分発にのれるかどうか際どい。
乗り遅れると一時間待ちは痛い。
 
食事終了がジャスト⒈時間前。
今日のメンバーであればコースタイム以下で下りることが
可能だと思ったのですが、
念の為に、booさんと先行部隊で下山。
(間に合わなければ、バスに待ってもらうかとも・・)
 
しかしながら、そんな心配も必要なく
林道への合流ポイントで13時。
この時間帯であれば普通に歩いても
十分にまにあう距離。
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 ふたたび、全員と合流し
林道を歩くこと15分で・・・
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   陣馬高原下 13:14  
 
陣馬高原下に到着。
10分の余裕時間帯でトイレもすまし
あとはバスで高尾駅まで・・。
 
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   高尾駅 14:00  
高尾駅からは京王線にのりこみ
高尾山口駅まで一区間。 
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 14時15分に無事に駐車場に帰還しました。
 約9時間の行動時間
何か休んでは食べてたばかりの様な男ばかりの
縦走部隊でしたが、今回初お目見えのNOBUさんも
昔からの友人の様に溶け込んで
和やかな山行は無事に終了しました。
 
今度、NOBUさんには愛鷹あたりに連れってもらわないと・・
そして、勿論、「流れ寿司」も。
 

番外編・・・アフター山登り

皆さんと駐車場でわかれて
即・・自宅に。
 
BOB親子が我が家に今日は来ていたんですね。
(家のプリンターの調子が悪いとのことで
我が家のプリンターで打ち出し)
 
その間、遊ばせてもらいました。
最近では何か話をしている様で・・
赤ちゃんの成長も早いですね。
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お正月にはBOB親子と高知の実家の母が
久しぶりに上京。
初曾孫とのご対面です。
 
それでは、皆さん
 
良いお年を!!