関東地方、梅雨入りしちゃいましたね。
今週末は久々の雨模様
週末の雨だけは何とかしてもらいたいものですね。
 
booさんの山行レポ・・既に下山してしまいました。↓
面白おかしく書かれてますので・・このリンク先へ先に訪問してみてください
 
 
それでは、笹尾根縦走、終盤の悪戦苦闘のレポを始めます。

Part4:熊倉山-生藤山-醍醐丸

 
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熊倉山からの展望
ここまで南下してくると展望も
普段見知ったシルエットが地平線に横たわる。
今日は、先週に引き続き
ブロ友仲間のmomoさん、paraさん、ひらさん、いとうさんが
檜洞丸に登っていたのですが、この時間帯では
既に下山した後ですね。
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熊倉山から先を急ぎます。
 
山に登れば下る・・そして、登る
熊倉山から三国山まで
コースタイムは往復ともに25分なので
アップ・ダウンはイーブンなのでしょう・・
なんて、つまらないことを考えながら歩く。
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三国山だ~!!
っと、booさんの記憶もあいまいに
 
軍刀利神社元社(ぐんだりじんじゃ)
この先の三国峠から上野原に下がった地点に
軍刀利神社奥ノ院があり
パワースポットらしいですよ。
今の私には、そのパワーが必要。
ちなみに祭神は「日本武尊」
お隣の三国山は軍を休ませたという言い伝えの山です。
 
 
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そして・・下る。
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 登る・・・。
 
段々と記憶も薄くなってきてしまってます。
三国山まで到達。 
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 この辺りから、
登山路周辺にも山ツツジの花が咲き誇っており
ここと陣馬だけを結べば良いハイキングコースなんですが・・
今日は疲れ切ってます。
 
生藤山山頂直下の露岩の急坂。
これを登り切ると山頂に
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 生藤山・・・14:30 
 
 生藤山山頂に~。
貯金は・・・なんと 1:26
10分ほど減らしてしまいました。
 
完全に足にきてます。
ここで、保冷剤変わりに凍らしていた
フルーツジュースを取り出す。
勿論、今はいい塩梅に溶けているので飲み頃
甘いジュースで再チャージ。
どこまで、持つことか・・・
 
そして、この時点で
この尾根縦走の着地点も・・高尾は無理だな~と、
声に出しては言わないものの・・そんな雰囲気を醸し出す。
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じゃー着地点をどこにするか・・・
陣馬から巻き道歩きだったら
小仏までいけないかな~なんて
この時は、まだ考える余裕は少し残っていたのですが・・
 
生藤山からの下りも露岩の足を
引っかけ易いルート。
弱っている足を気遣いながらの下りていく。
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下ったら・・登る・・・
そして、この辺りから
誘惑の巻き道道標も多くなってきます。
こうなったら意地で・・巻き道は選びません。
後方からのオーラで操られている様です。
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茅丸 山頂(1019m)
浅間峠で標高840mだったので
アップダウンを繰り返しながら200m近く登ってきたことに
後半戦で・・この昇降ルートは
体力を奪いさる。
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そして、少しシャリバテ気味。
手元に残っていたパンを歩きながら食べようとしても
唾液がでなく・・水で流し込みながら
無理やりにでもお腹にいれる。
 
しかし、今日一日
booさんと行動を共にしているが
食べている量は自分の方が多い様に思うんだが
燃費わるいんかな~
 
 
また・・また、下り
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またまた・・登る・・・
荒い息遣いがわかるでしょうか。
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 連行峰・・・15:00
 フルーツジュースの効果か
貯金は1:36
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 ここまでくれば・・後は惰性。
 
目標は、陣馬山のお茶屋さんが閉まる前に
山頂到着したい!! 
 
連行峰を超えると
八王子市最高峰の山、醍醐丸にむかう最終コーナといって良いでしょう。
鞍部の山の神まで一気に高度を下げていくと
巻き道の案内
 
booさん、いわく
巻き道は道細く
弱った足には危険なので大人しく登りましょう・・・と。
はいはい・・登りましょう~
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醍醐丸にかけては
こんな小ピークと下りの連続・・
その度に親切にも巻き道の案内がつづく
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たぶん、これが最後の登りでしょう。
 
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登りきり平坦なルートに差し掛かると
見覚えのあるベンチが眼前に~
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 醍醐丸・・・15:55
 八王子市に戻ってきました。
長いルートでしたが、ここだけでも達成感。
 
昨年の春の八王子八峰では4峰目が
この醍醐丸。
 
八王子最高峰といっても
展望もない地味な山頂ですが、自分にとっては
ショッパイ山峰です。
 
この時点で、完全に高尾はあきらめ
ザックに残ったお握り1個を食べさせてもらう。
腹減った~。
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ウンチク一つ:
これもブロ友dobigさんから頂いたウンチクを披露します。
この醍醐丸、そして、その手前の茅丸。
先週登った丹沢の檜洞丸
○○丸・・・という山の名前が色々とありますね。
 
実は丸という意味は朝鮮語で山を意味する様ですよ。
関東へ渡来人が上陸した地点が大磯で
神奈川から八王子をぬけて
高麗川あたりに住み着いたとか・・
そのルート上に
○○丸という山の名前が多いとか。。。
 
伊豆ヶ岳近くの正丸もその一つとのことです。
 

Part5:醍醐丸-和田峠-陣馬山ー陣馬高原下

さあ~、今日の目標は陣馬山に改めてターゲットを絞り
お茶屋さんが閉まる前に到達できるかどうか
 
醍醐峠までの下り、そして
登り返し一つ・・九十九折れの下り道
目の前に和田峠につながる林道
 
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林道歩きで身体の緊張感が一変にゆるみ
和田峠へ 
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閉まっていることが多い和田峠のお茶屋さん
今日は開店していた様で
店じまいをしている店主からポカリスエットを購入。
 
身体じゅう塩をふいている水でグデングデンになった体に
ポカリスエットの味が染み渡る~
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さて、ここから陣馬山への登りにはトラウマが・・
前回の八王子八峰では足を攣りかけた長い階段が待っている。
醍醐丸で・・この事は織り込みで
ここは、無理をせずに遠回りながら
物資を運びこむ平坦なルートを選択しようと決めていた。
 
ルート名も、そのまんま「陣馬山平坦コース」
自転車は通行禁止です。 
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緩い坂道を登っていく。
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しかし、当然のことながら
進むに従い勾配もきつくなり・・・
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ついに途中で
booさんに先行してもらう。
(実は、この時に痙攣しかけ・・)
 
陣馬高原下からのルートとの合流ポイントには
鮮やかなツツジの花が咲いていた。
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ここから2回ほど折り返しお茶屋さん下まで
登っていくと・・booさん、何を思ったか、突然にダッシュ!!
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何が起こったんだ???
 
 陣馬山・・・17:00
 陣馬山のお茶屋さん
富士見茶屋の御主人とbooさんは顔なじみ。
多分、17:00閉店だったのだろう。
店じまいしていたご主人に
booさん:なっちゃんある~?
ご主人:お~、えろー遅かったにゃ~。どこからきたがぜ~
booさん:三頭から
ご主人:(驚きの顔で)えらいところからきたね~。すごいね~
booさん:なっちゃん・・オレンジある??
ご主人:おーおー、あるある。裏あいちゅうけ、こうてきや~
 
ご主人:高知の人ではありませんが
風貌が土佐のおんちゃん風情があったので土佐弁風会話に
してみました。御免なさいね。
 
なっちゃんのオレンジ飲んで元気100倍に回復。
 
山頂に残っていた登山者の方に
ご主人とのスリーショットを記念に撮って頂きました。
おっちゃん、ありがとうね。
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いつも陣馬山でみてきた奥多摩の山々が
今日は少し景色が違った様に思えるのは何故でしょう。
三頭山は、この写真の左手の奥に
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アップすると、三頭山の頂上部が霞んでみえます。
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更にズームしてみました。
いや~、よく歩いたな~。
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 この写真にも、微かに三頭山のシルエットが小さく映っています。
人間の小さな一歩も積み重ねると歩けちゃうんですね~
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山頂で別れ際にご主人から
塩吹いたスパッツ・汗だらけのTシャツをみて
にいちゃん、にいちゃん!!(にいちゃんだって・・)
陣馬高原下におりる直登ルートを下りるんだったら
林道近くの沢で、汚れ物脱いで身体を洗えばええよ。
今の時間帯だったら女の人も通らないから
ふ○○○でも大丈夫!!
なんなら、背中流しにいこうか?
 
・・・丁重に背中流しはお断りしました。
 
陣馬高原下に向かいます。
なっちゃんパワーアップで
先行の下山者をゴボウ抜き。
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結局、ゴボウ抜きした登山者の中に女性もいたので
沢で顔をあらうのみ。
 
 陣馬高原下・・・18:04
 
この時間帯は1時間に一本のペースで高尾駅北口行きのバスが発車。
18:25に、かなり余裕のある時間帯で陣馬高原下に到着。
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バス停にはトイレがあり、
特に身体障碍者用のトイレは広く
着替えも容易でした。
 
身体は洗えなかったですが、さっぱり爽やか。
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そして、一路、バスは高尾駅北口に・・・
 
勿論、二人の頭の中には
祝杯のビールのみ
 
北口でバスをおりて飲み屋さんがたくさんある
南口に回り込もうと踏切に向かってると
右手に小さな飲み屋さん「あさかわ食堂」
 
今まで、まったく気が付かなかったお店
暖簾をくぐると粋な女将さんと若い女性二人でやっている
良い雰囲気。
 
女将さんとの会話を楽しみながら
今日の労苦を語り合いながら
乾杯~!!
 
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今回の山行計画
booさんの今年のお題だったことをblog記事から知り
無理に同行させてもらったのですが、
後半はメロメロで迷惑かけたのではと恐縮。
 
いつも、20km前後を歩かれている自称M登山家booさんの
地力は後半から発揮されることをしっかり確認。
 
まだまだ、修行が足りないぞ~。
 
ただ、シーズン前の時期に
この距離と累積標高は自信にもなりました。
 
次回は・・3兄弟の一番下の弟分をさそって
団子三兄弟 ○○の旅にでもいきましょうか(笑)
 
それまで3番目の弟分を秘密にしておきましょう
 
 
 お疲れ様でした~