朝焼け前の蓮華岳を登る


明るい夜だった。中秋が19日、その二日後で少し月も欠けていたが月の光で
徒歩にはヘッデンも必要ない明るさ。

サーモスにお湯をいれて4時15分にテン場を出発。
日の出時刻は5時25分。
山頂までのコースタイムは70分なので、どんぴしゃの到着時間。

 5:00   
日の出まで残すところ25分。
前方には山頂らしいピークが夜明け前の空に聳え立つ。
余裕だな・・・と、思っていた。
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そのピークに到達し山頂標を探そうとしていると、前方にもう一つのピーク。
今年の流行語大賞候補の言葉で・・・・JJ・・JJJJJ。
思わずGPSで現在位置を確認すると、ここから見えているピークが蓮華岳山頂。
この時、
 5:09 日の出まで残り16分  
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走った・・走った。
ここまで、ゆっくりペースだった身体が一気に火照ってしまう。

朱に染まる北アルプスの峰々


 5:22 日の出まで残り3分  
山頂が目の前に。先行到着者が6名ほどいたが
小屋から御来光に登ってきた人は思いのほか少なかった。
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日の出前の朱に染まった朝焼けの空に、お目当ての山々が雲海上に遠望できた。
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今年の夏、大賑わいだった秀麗富士の艶姿。
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富士の左には、その昔、山の高さを競ったと伝説が残る八ヶ岳。
今週末はこの八ヶ岳でブロ友さん達とオフ会の予定です。
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後立山の空には朱にそまった雲が流れていく。
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北信の山並み。台形上の山容は高妻山。
その左手のピークが先週登った妙高山と思われる。
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 5:33 遅ればせながら・・・  

秋分の日イブの太陽が昇ってきた。
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何度みても、御来光の神々しい光が眩しい。
天体の一つ、地球を感じるひと時だ。
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モルゲンロート@裏銀座通り
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モルゲンロート@相方&剱岳
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おっと、撮影し忘れるところ。
これが山頂標です。
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山頂の石祠。剱岳も朝焼けにそまっている。
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石祠から裏銀座方向。
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陽が昇るに従って変化する山の色合いに目が離れられない。
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本日、剱岳アタック予定の
ブロ友「ゆうゆう隊」「momo隊」は、まだかな~。
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6:00 :蓮華岳下山開始・・  

標高2800m付近は
すっかり秋色にかわっています。
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蓮華山頂を振り返る。・・もしかして、見えるかな?
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おー!!、これぞ、まさしく!!
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ダイヤモンド蓮華!!
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少しタイミング失っていましたが、それらしく見えるでしょう?!

そうそう、稜線と山頂は風が強くできなかった味噌汁。
ようやく、風を遮る場所を確保し
サーモスにいれたお湯で温かい味噌汁が身体を暖めてくれる。
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高度をドンドン下げていくと
スバリ岳と赤沢岳の稜線に剱が隠れようとしている。
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また、暫くのお別れだね~。来年は登ってやるからね。
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これが、一枚目の写真で山頂と間違えたピークです。
いかにも天辺のお山に見えますよね。
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このルートは、前日の針ノ木岳ルートと異なり
非常に歩き易く危険箇所も殆ど無いルートです。
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気をつけなければいけいない事が一つ。
「森の熊さん」を唄う必要があることです(笑)。
熊さんの目撃件数は多い様ですよ。

そして、これが本当に見納めの剱岳です。
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くどいようですが、来年は絶対に登りたい。堅く決意するワタシ!!
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蓮華下りからみる針ノ木小屋と背後の紅葉。
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ジオラマのモデルの様な、周囲の景色と小屋の姿。絵になります。

もう一つ、違ったアングルから。
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夏場には雪渓はこの小屋近くまで迫っているとか・・・。
この景色では信じられませんが。

一週間もあれば、この山々も更に秋色の世界になるのでしょう。
これでも十分満足ですが。
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そして、テン場に戻ると
取り残された我が家。良い雛壇でしょう。
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小屋に戻ると、宿泊客の一人が教えてくれた虹・・
なんか別の呼び名で言われていたのですが・・忘れてしまいました。
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下山も少しびびりながら・・・


テン場に戻り、遅い朝食を食べて
テントの後片付けとパッキング。

8:25 :針ノ木小屋出発  
この針ノ木・蓮華の良い想い出を胸に、下山を開始。
また、リピートするときには縦走をうまく組み合わせたいな~。
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峠を後に、九十九折れの路を下っていく。
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峠を見上げる。こんな急登の雪渓、はたして登れるか??
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でも、次回は大雪渓を登ってみたいね~。

標高も2000近くまで下ると、紅葉はマダマダのご様子。
紅葉前線は今だ2500m付近まで。今週末はどこまで下りてきているのだろう。
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雪渓左岸、高巻きルートに戻ってきた。
これから暫く難所が続く。
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昨日より雪渓の崩壊は進んでいる。
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この鎖場は危険性はあまりないが
下に登山者がいると落石に気をつかう。
「落とさないでね石を・・・」とは言ってませんが(笑)。
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登りには岸の岩場を登ってしまいましたが、
一部の雪渓は、ザイルを持ちながらですが歩行可です。
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慎重に・・慎重に

そして、例の梯子の橋を渡渉。
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雪渓をトラバースし・・
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雪渓尻に到着。ここで小休憩。
残った行動食を片付けていきます。
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10:37 :大沢小屋  
大沢小屋を通過。
扇沢まで残り3Kmです。
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資材置き場に到着。
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天候は下り坂。スバリ岳にガスりはじめた様です。
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そして、管理道路をショートカットするルートを下りていくと
扇沢駅の裏手に到着。
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ゴールまで・・・
 ラスト20m。ダッシュ!!


扇沢登山口に戻ってきました。

前の週のヘロヘロ下山から、いつもの調子に戻ってきた様です(下山は・・)。


この針ノ木・蓮華は、穴場の山です。
縦走と組み合わせれば色々のルートプランが考えられますが
今回のようなピストンだけでも満足感120%請け合いです。


さて、今週末はブロ友オフ会@八ヶ岳。
皆さん達との再会が楽しみです。


今回のルートは↓




針ノ木岳 Day1山行のまとめ
9/21-晴れ◎:扇沢登山口(6:32)-大沢小屋(7:47)
-雪渓尻丸太橋(8:30)-最終水場(9:57)-針ノ木峠(10:56)
-針ノ木テン場(11:35)-針ノ木岳(12:43=昼食=14:33)-針ノ木小屋(15:15)


針ノ木岳 Day2山行のまとめ
9/22-晴れ◎:針ノ木小屋テン場(4:15)-蓮華岳(5:23=6:00)
-針ノ木小屋テン場(7:00=朝食=8:25)-最終水場(8:50)-雪渓尻丸太橋(10:10)
-大沢小屋(10:37)-扇沢登山口(11:40)