歴オトコ 明日香村参上
大台が原からの帰りのルート。計画では、伊良子フェリーで対岸に渡る予定。
でも、「せんとくん」で賑わう奈良にも未練。
昨晩宿泊した宇陀の近くが明日香村、そして、教科書でおなじみの石舞台も近くにあることに気付き、予定変更し明日香村へ。
 
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明日香村に到着するや古代史の教科書で学んだ遺跡が、あちらこちら。
一般の観光客の皆さんは、レンタル自転車を借りて遺跡周遊。
うちら夫婦は、時間も無いので、迷わず石舞台に直行。
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お馴染みの石舞台。
昨日の御在所岳のオブジェは自然ですが、これは人工の玄室が地表に露出したものといわれる。被葬者は蘇我馬子が最有力。
嘘か誠か、月の夜に狐が美女にばけて、この上で舞ったことから石舞台という言い伝え。
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玄室の中は、こんな感じ。
 
石舞台には、今日は30日。全国の小学校、春の遠足としている学校が多いのでしょう。明日香村の子供達は古墳めぐりかな?
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 石舞台から少し下りると、大津の皇子が葬られている有名な二上山が遠望できます。天武天皇の後継者でありながら、ママ母持統天皇に無実の罪(我が子可愛さで)をきせられ自害し二上山に葬られてわけです。二上山は、大津皇子の姉の万葉集に詠まれています。
(古代史も大河ドラマにすると面白いストーリが出来るのですが、今は戦国時代か明治維新ばかりですね・・・)
 
うつせみの、人にある我や、明日よりは、二上山を、弟背と我が見む
                    大伯皇女(おおくのひめみこ:大津皇子の姉)
       意味: この世に生きている私は、明日からは二上山を弟だと思って見るのでしょうか・・・・・
 
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まだまだ、楽しめそうな奈良の旅ですが、今回は時間切れ。
このまま、東海BCにトンボ帰り。
翌日には、八王子へ