今回のレポは、長文の集中力が持続できそうになかったので、3分割となってしまいました。
その3-下山編が最後です。お付き合い下さい。
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風に吹きさらされた30分でしたが、今日は、一日中、晴れマーク。
ウィンドブレーカ使用することなく大パノラマを満喫しました。
肩への下山途中で再度美しい色合いの噴出口にズームイン。
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北峰肩で荷物をピックアップし北峰と南峰の鞍部におりていきます。岩場を足元注意しながらおりていきます。
鞍部にて・・後方に北峰
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鞍部にて・・後方に南峰(南峰は立ち入り禁止)
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ふと北峰山頂を見上げると先ほど私達が立っていた場所が望めます。思わず・・・息を呑んでしまいます。
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鞍部は比較的広く風も山頂ほどで無かったので、ここで第二段の昼食タイム。
カップラーメンとホットなコーヒーで一息。
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本当に今日は雲ひとつない良い天気。
職場の同僚が、今日、家族で仙丈ケ岳に登る計画でしたが、南アルプス方面にも雲一つありません。きっと、最高の登山となっているでしょう。
この上天気をもたらしてくれた日本をそれてくれた台風に感謝!!

山頂30分・鞍部40分とゆっくり休息もとれたので
12時ジャスト下山開始です。
下山ルートは新中の湯ルートです。

下山ルートは、岩場をぬう様な道ですが、北峰への登りと違い低草(色も少し茶色になりつつ)も生えた気持ちの良い道です。でも、登りはキツソウです。
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下山途中で道の傍らで何か拾いものをしているオジサンを発見。
声をかけるとブルーベリーの実をとっているとのこと。少しわけてもらいましたが、まさしくブルーベリー。
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また、「しらたま草」も教えて頂きました。
白色の美しい実で食べるとサロメチールの匂い。サルチル酸の匂いだそうです。
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ころげる様に下りていきますが、周囲の山々の色合いが着実に秋に向かっている様子を身体で感じています。色合いが写真ではうまく出せません。
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下堀合出合を過ぎて登山道が広くなっている場所にでます。
ここからは、北峰・南峰の双峰を眺めることができます。上高地側からの荒々しさから少し山容はなだらかになっている様に思えます。
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背丈に近い笹原を抜けると樹林帯に突入です。
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樹林帯に突入すると展望もなくなる為か、時間が経つのが遅く感じます。
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下山開始から1時間40分で新中の湯登山口に到着。158号線10号カーブには路肩含めて沢山の車が駐車していました。
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焼岳は、この新中の湯コースが時間も短くてピストンする方も多い様ですが、私は、上高地側から展望コースが好きです。


さて、これからが本題(写真なし)。
いつもなら、殆どピストン登山なので登山口におりると愛車が待っているわけですが、今回は、我が愛車は沢渡駐車場。
ガイドブックでは、「中の湯温泉におりてタクシーを呼ぼう」って、書いていましたが、本日は特別な様です。
登山口から10分程で中の湯温泉に。旅館の方に電話番号を教えて頂いたのですが、旅館の方も今日は難しいのではと泣きたくなる言葉。
まず、沢渡。現場は上高地からの帰り便、駐車場待ちの車の大混乱状態。とても、配車できないとの回答。
次に上高地。一台もいない状態。そこを待ってもいいから何とかと交渉するも先方では手無し。
しかし、そこで沢渡配車センターの電話番号をお聞きし最後の望みを託す。
結局、
中の湯温泉旅館にいるとのことで、何とか1台回してもらうことができました。

帰りのタクシーの中で、運転手さんから、今日は今年一番の大混雑とのこと。

もし、逆コースで上高地側におりていたら、帰りついたことか。
ナイスコース選択。
タクシー料金も3980円でバス代より安価。

心配したMACの状態も、前回ほど酷くならず、一年ぶりの家族登山も、雲一つない上天気で大成功でした。

帰りのお風呂は、沢渡は込み合っていたので、タクシー運転手さんに紹介された「竜島温泉せせらぎの湯」で一汗流し長野BCへの帰途に。