2021年 今年もコロナ禍の年
それでも秋口から感染者がグッとすくなくなった12月に
これまで御坂山塊のお題で残っていた未踏の王岳に登ってきた。
西湖の北西に位置する標高1623mの名前に相応しいピラミダカルな山容は「王岳」という名にふさわしい。
登山ルートは、いやしの里根場駐車場から治山工事道路を経て王岳登山口に取り付き、頂上を経て鍵掛峠から下山する周回ルート。
8:57 いやしの里根場 登山者駐車場
王岳に登る治山工事道路は、登山者駐車場から直ぐのところ。
道標にあり迷うことはありません。
治山工事道路というだけあって、落石が転がる様な荒れた道路をひたすら登り進みます。
何回かヘアピンカーブがあり、ショートカットできる道がないか探してみたのですが、道沿いに歩いていくしかない様です。
車道は、王岳を水源とする西入川(殆ど枯れ沢)にそって山手に伸び徐々に標高を稼いでいきます。
9:32 王岳登山口
駐車場から30分と少しで王岳登山口に到着。
ここから本格的な登山道。
登山道は、枯れ沢を右岸に。そして分岐から中州の様になった尾根の背を直登するルートに。
その直登をぬけると
日影にはいった王岳の東斜面をトラバースしていく道に。
この週半ばに降った雪が次第に多くなってきました。カレンダーは、12月。
空気の冷たさに
また、冬が到来したことを実感。 寒さが足元からジワジワと身体に。
ほどなく、陽があたっている尾根筋にたどりつき、ひとくつろぎ。
ここから王岳まで標高差で100mと少し。
冬枯れの樹々の隙間から、南アルプスの白峰も遠望できる様になってきた。
熊笹の深い急登を登り進む。身体も火照ってきて上着を一枚脱ぐくらい。
後方には本栖湖湖畔の竜ヶ岳とその背後に毛無山・天子山塊へと続く。
そして、霊峰富士の姿。
樹々に遮られることなく富士山を眺められたのは、ここが最初かな。
富士五湖湖畔の山でも、どこでも富士山を眺望できるってわけではない。
熊笹の急登も緩んでくると、山頂近く。
そして、山頂手前に精進湖・五湖山から登るコースと合流する(カメラ設定でブレてしまった)。
10:50-11:20 王岳山頂 ランチ休憩
駐車場から1時間と53分で山頂到着。狭い山頂ですが、富士山側の展望が開けています。
山頂には自分達以外に男性の登山者がお一人 ランチ休憩中でした。
ここで私達もランチ休憩をとることに。 ランチは、いつものカップ麺とお握りと簡単なもの。
ランチ後に、
その男性登山者がチェーンスパイクをつけていたので山頂から鍵掛峠までの雪の情報収集。
やはり、北側斜面には雪がかなり残っており滑り止めは必要とのこと。
そして、この方が甲府の方だと聞いて
以前から気になっていた五湖山から王岳へのコースの状態について聞いてみた。
このルートはマイナーなルートで登山者も少なく一部藪漕ぎになるとか。
登るなら冬場が良いですよとアドバイスを頂いた。
富士五湖周辺の山々を線つなぎに踏破することをテーマとしている自分にとって
いつかは歩かなければならないコースなんです。
山頂からの景色は
天気にも恵まれていうこと無し。
富士山山頂は地吹雪の様ですね。風が強そう。
30分の休憩の後に、2年ぶりにチェーンスパイクを装着して
鍵掛峠方面に下山を開始。 山頂の男性アドバイスの通り雪深く北側斜面を下っていく際には
これなしでは無理だったなと実感。
雪だけではなく
こんな岩場・鎖場もあり。
そんなところは、展望もよく。
白根三山の揃い踏み。
そして、西湖と富士山。 よくよく場所を探せば、ここでもランチとれたな~と。
この展望にご機嫌です。
相方も、この大パノラマに見入っています。
さて、鍵掛峠にむかって標高が下がってくると
前方に見える鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳の山容が圧迫感を感じさせません。
今回計画した周回ルート、鬼ヶ岳周りで歩く方も多いようですが、こちらは以前にも何回か歩いているコースなので、今回はパス。
というよりも、登り返す気力がわかないが正直なところか。
12:30 鍵掛峠
最初に鬼ヶ岳に西湖から登った際には、この峠から下山。
あの時から、何年ぶりだろうか。・・・10年ぶりでした。
10年前に記憶が遠のいた様で
どんなルートだったか思い出しながら下山。
あっというまに登山道から林道に。
13:15 いやしの里
林道は、いやしの里根場の裏側に続く。
西湖いやしの里根場について | 西湖いやしの里根場 (saikoiyashinosatonenba.jp)
1966年の台風26号で土石流が発生し、根場集落が壊滅。
その集落を復活させた施設です。
以前、少年サッカーコーチ時代に
この西湖に訪れたが合宿の夜のお楽しみが・・・肝試し。
我がクラブの代表が、肝試し前に
1966年の土石流で村が消滅して沢山の方がなくなった・・という話からスタート。
そして、二人一組で
この神社まで往復するというコース。 懐かしい想い出です。
そんな昔のことを思い返しながらの下山でした。
周回約4時間の王岳。
・・さて、気になるのは五湖山からのルート。
さあ、どうなる。
それでも秋口から感染者がグッとすくなくなった12月に
これまで御坂山塊のお題で残っていた未踏の王岳に登ってきた。
西湖の北西に位置する標高1623mの名前に相応しいピラミダカルな山容は「王岳」という名にふさわしい。
登山ルートは、いやしの里根場駐車場から治山工事道路を経て王岳登山口に取り付き、頂上を経て鍵掛峠から下山する周回ルート。
8:57 いやしの里根場 登山者駐車場
王岳に登る治山工事道路は、登山者駐車場から直ぐのところ。
道標にあり迷うことはありません。
治山工事道路というだけあって、落石が転がる様な荒れた道路をひたすら登り進みます。
何回かヘアピンカーブがあり、ショートカットできる道がないか探してみたのですが、道沿いに歩いていくしかない様です。
車道は、王岳を水源とする西入川(殆ど枯れ沢)にそって山手に伸び徐々に標高を稼いでいきます。
9:32 王岳登山口
駐車場から30分と少しで王岳登山口に到着。
ここから本格的な登山道。
登山道は、枯れ沢を右岸に。そして分岐から中州の様になった尾根の背を直登するルートに。
その直登をぬけると
日影にはいった王岳の東斜面をトラバースしていく道に。
この週半ばに降った雪が次第に多くなってきました。カレンダーは、12月。
空気の冷たさに
また、冬が到来したことを実感。 寒さが足元からジワジワと身体に。
ほどなく、陽があたっている尾根筋にたどりつき、ひとくつろぎ。
ここから王岳まで標高差で100mと少し。
冬枯れの樹々の隙間から、南アルプスの白峰も遠望できる様になってきた。
熊笹の深い急登を登り進む。身体も火照ってきて上着を一枚脱ぐくらい。
後方には本栖湖湖畔の竜ヶ岳とその背後に毛無山・天子山塊へと続く。
そして、霊峰富士の姿。
樹々に遮られることなく富士山を眺められたのは、ここが最初かな。
富士五湖湖畔の山でも、どこでも富士山を眺望できるってわけではない。
熊笹の急登も緩んでくると、山頂近く。
そして、山頂手前に精進湖・五湖山から登るコースと合流する(カメラ設定でブレてしまった)。
10:50-11:20 王岳山頂 ランチ休憩
駐車場から1時間と53分で山頂到着。狭い山頂ですが、富士山側の展望が開けています。
山頂には自分達以外に男性の登山者がお一人 ランチ休憩中でした。
ここで私達もランチ休憩をとることに。 ランチは、いつものカップ麺とお握りと簡単なもの。
ランチ後に、
その男性登山者がチェーンスパイクをつけていたので山頂から鍵掛峠までの雪の情報収集。
やはり、北側斜面には雪がかなり残っており滑り止めは必要とのこと。
そして、この方が甲府の方だと聞いて
以前から気になっていた五湖山から王岳へのコースの状態について聞いてみた。
このルートはマイナーなルートで登山者も少なく一部藪漕ぎになるとか。
登るなら冬場が良いですよとアドバイスを頂いた。
富士五湖周辺の山々を線つなぎに踏破することをテーマとしている自分にとって
いつかは歩かなければならないコースなんです。
山頂からの景色は
天気にも恵まれていうこと無し。
富士山山頂は地吹雪の様ですね。風が強そう。
30分の休憩の後に、2年ぶりにチェーンスパイクを装着して
鍵掛峠方面に下山を開始。 山頂の男性アドバイスの通り雪深く北側斜面を下っていく際には
これなしでは無理だったなと実感。
雪だけではなく
こんな岩場・鎖場もあり。
そんなところは、展望もよく。
白根三山の揃い踏み。
そして、西湖と富士山。 よくよく場所を探せば、ここでもランチとれたな~と。
この展望にご機嫌です。
相方も、この大パノラマに見入っています。
さて、鍵掛峠にむかって標高が下がってくると
前方に見える鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳の山容が圧迫感を感じさせません。
今回計画した周回ルート、鬼ヶ岳周りで歩く方も多いようですが、こちらは以前にも何回か歩いているコースなので、今回はパス。
というよりも、登り返す気力がわかないが正直なところか。
12:30 鍵掛峠
最初に鬼ヶ岳に西湖から登った際には、この峠から下山。
あの時から、何年ぶりだろうか。・・・10年ぶりでした。
10年前に記憶が遠のいた様で
どんなルートだったか思い出しながら下山。
あっというまに登山道から林道に。
13:15 いやしの里
林道は、いやしの里根場の裏側に続く。
西湖いやしの里根場について | 西湖いやしの里根場 (saikoiyashinosatonenba.jp)
1966年の台風26号で土石流が発生し、根場集落が壊滅。
その集落を復活させた施設です。
以前、少年サッカーコーチ時代に
この西湖に訪れたが合宿の夜のお楽しみが・・・肝試し。
我がクラブの代表が、肝試し前に
1966年の土石流で村が消滅して沢山の方がなくなった・・という話からスタート。
そして、二人一組で
この神社まで往復するというコース。 懐かしい想い出です。
そんな昔のことを思い返しながらの下山でした。
周回約4時間の王岳。
・・さて、気になるのは五湖山からのルート。
さあ、どうなる。
コメント
コメント一覧 (2)
2019年の夏の終わりにこのコースの逆を歩きました。
山頂付近の笹薮で2度転び、最後に沢沿いで転倒して膝に怪我。
もう王岳付近には近づきたくないなと思っていましたがこうして拝見するとやはりいいですね。
根場の里もまた魅力的です。
こうち
がしました
2019年の夏の終わりに逆コースを歩きました。
山頂付近の笹薮で2度転び、最後の沢沿いで転倒して膝に怪我。
もう王岳に近づきたくないとおもってましたがこんな素敵な写真を拝見するとやっぱり好い山ですね。
根場の里もあれ以来行っていないですがやはり魅力的です。
こうち
がしました