昨年の秋から、富士山を囲む峰々を繋ぐ企画の復活。
企画倒れにならないよう、前回の御坂山塊に続いて、杓子山と三頭山をつなぐルートで登ってきました。
明見尾根から杓子山 - 2021年11月06日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)
杓子山には今回で3回目。
過去に鳥居地峠から高座山を経る表コースと二十曲峠からの裏コース。
そして、今回は富士吉田市から明見尾根をへて登る未踏のルートです。
7:35 明見湖公園PA
藤
富士五湖線を西桂スマートICで降りて大明見を目指すこと5分ほどでの場所に明見湖公園駐車場がある。 本日は、アクセスは長くなるけど、ここに車を駐車して出発。
駐車場前の道路を左折し、明見湖南側の小高い山をくぐるトンネル(背戸山トンネル)を通過。
100mあるかないかの小さなトンネル。
トンネルをぬけて直ぐの大明見の信号を左折し小さな川沿いに進む。
富士山に抱かれる様な田園風景を歩く。
進行方向左手の背戸山の中腹に不思議なドーム型のテント施設がみえてきた。
帰宅後に調べたところ、最近できたグランピング施設でした。
見た瞬間、宗教施設の一つか・・・なんて、失礼なことを想像してしまった。
目の前に富士山をみながらのキャンプ施設。予約も中々難しそうです。
山梨 杓子山ゲートウェイキャンプ |【リゾグラ予約サイト】リゾートグランピングドットコム (shakushi-glamping.com)
さらに舗装道を歩き進むと富士山太神宮第4駐車場。 参拝者のみの利用です。
富士山太神宮・・・???。
これも、このブログ編集時に調べたところ
なんと、世界最古といわれる神社なんとか。 興味ある方はWEBで検索してみてください。
漸くでてきた、杓子山登山ルートの案内。
本日の予定は不動湯からZコースにて明見尾根にのぼり
尾根つたいで杓子山へ。このあたりから車道も傾斜がきつくなる。
8:10 ペンション鉱泉閣
出発して35分ほどで鉱泉閣。ここで鳥居地峠と不動湯(直進)との分岐となる。
本日の周回ルートの起点となる場所。
ここから不動湯まで谷川沿いには紅葉した樹々が続き、陽射しでもあてれば
良い写真がとれそうだけど。朝は山蔭にはいり残念。
8:27 不動湯
鳥居地峠分岐から20分足らずで不動湯。杓子山中腹の自然に囲まれた秘湯。 客室のベランダには朝食を終えたお客さんでしょうか。かなりの山奥に位置する温泉ですが人気がある様ですね。
不動湯の施設の裏に色づいたモミジと富士白峰。
今日、山頂まで姿を隠さなければ良いのだけど。
その展望ポイント委少しいったところに登山者用駐車場。
4~5台、駐車できるくらいでしょうか。 杓子山には最短で登れる駐車場みたいです。
その駐車場から先も
車道は続いています。暗い林の中を更に登っていくと、
行き止まりになった様な広場。
ここまで車でこれるかもしれませんが、それなりの覚悟が必要か・・、
8:44 Zコース登山口
その広場から林道は路幅がさらに狭くなり、殆ど幅広の山道に。
少し開けたところで水補給と上着を脱いで、いよいよ、登山道に入る。
左手の小道から、大きく急斜面を巻きながら尾根に取り付くZコースと呼称されている路だ。
ここまでも、幟旗とRUNNETのテープ目印がありましたが明日開催予定の「富士吉田杓子山パノラマトレイル」のコースとなっていた。
このぐらいの斜度であれば走りやすいだろうな。落ち葉に覆われた柔らかい路がランナーをもてなしてくれるだろう。
そして、Zコースの登り。
しかし、登山路は良く整備されていたので非常に登りやすいルート。
途中、富士山展望ポイントを通過。 富士にかかる雲が気になる。
9:06 明見尾根
明見尾根への登り、大きく九十九折れとなったZコースのお蔭で楽に登ってこれた。
これからは尾根筋を杓子山までの一本道。
秋の紅葉は終盤となった路を登り進む。
わずかに黄葉した木を見上げながら・・。この木は何なんだろう?
落葉樹の木の名前は中々覚えられない。 毎年、来年は同定できる様になろうと思っているのに。
木の名前がわかると山歩きも更に楽しいものになるだろう。
紅葉樹々の間に差す木漏れ日の森、そして高座山のルートと違って静かな山歩き。
秋日和に恵まれた今日に感謝しながら一歩一歩登り進む。
「絶景パノラマコース」の案内標。 何か期待をもたせる雰囲気・・・・ところが
この後に待ち構えていたものは。
気の遠くになりそうな急登。真っすぐ空に向かって登る急坂に二人の会話も途切れがち。
途中、一端緩んだ路も再びの急登が前方に。 絶景パノラマコースってなんだよう。
絶景でなく絶叫だったか???
再び始まった急登・・・。 トレイルコース、ここを走るんだな。
途中、何本か設けられていたお助けトラロープ、助かりました!!
そうして、急登登り始めて約20分。
林の隙間の現れたススキの小さな原っぱ。ついに今日の最難関部を突破しました。
標高差で約200mの直登は久々の汗かきルート。 そして、ここにご褒美が待っていました。
9:50 明見尾根 展望ポイント
先の案内標「絶景のパノラマコース」って、この景色を言っていたんだ。
納得の一言。 富士山の周囲は雲に囲まれてますが、中腹からの姿は、この時間でも健在。
汗かきのご褒美でした。
この展望ポイントからは周囲の樹々の葉っぱも落ちてしまい初冬の景色。
振り返ると富士山。そのパワーで背中を押してくれている様です。
前方に小ピークが見えてきた。 このピークの先が杓子山のはず。
ラストの登り。
子供の声が前方から聞こえてきた。 山頂まで、もう少し。
10:22-10:56 杓子山山頂 ランチ休憩
駐車場から約3時間で杓子山山頂に到着。 一年ぶり、そして、今回で3度目の登頂。
富士山も、雲に隠れずに待っていてくれた。この山頂で1時間近く粘って富士山の姿をみることができた一年前が先日の記憶の様。
山中湖 山巡り 石割山・杓子山 2020.12.12 : 日々是好山歩き (livedoor.blog)
そして、昨年よりも白くなった富士山がうれしい。ブルドーザ道が明瞭にわかる。積雪は、まだ薄いんだろうな。
山頂のテーブルには、先ほど、声が聞こえた小さな子供をつれた親子4人組。聞くと5歳の女の子と3歳の男の子。 どのコースで登ってきたのだろうか。 親子の世界観に踏み込むのも遠慮して、それ以上は尋ねることはしなかったが、子供達の体力には敬服。
昨年の秋に歩いて杓子山まで繋いできた山中湖畔の山々を遠望。
山の尾根に建つ鉄塔の右側の小ピークが石割山だ。
軽くカップ麺とお握りでお腹を満たして
そろそろ下山しましょうか。下山ルートは大権首峠から。(不動湯)となっていますが、そちらには回らず高座山から鳥居地峠、そして朝の鉱泉閣に戻ります。
このルートで下るのは初めて。 十数年前の記憶を呼び起こしながら下っていきます。
そして、まだまだ登ってくる沢山の登山者さん達。 さすがに人気のルートです。
殆ど落葉した唐松の森を下る。タイミングがあえば黄金色に輝く森だったのに。
11:17 大権首(おおざす)峠
ハンドグライダーの発射場がある場所なんですが、今日はお休みなんでしょうか。
この大権首峠で
高座山(左の山側)と不動湯(右)とに分かれる。 トレランコースは右に案内表示がでていた。
なぜ、高座山へ下っていかないの??? その理由は、後ほどに。
高座山へのルート途中にあった露岩帯は記憶に残っていた。あの頃は山登りを初めて間もない頃だったので、今はなんてこともない露岩も鮮明な記憶として残っている。
途中、高圧電線がぬける見晴らしの良い展望に。
ここは、記憶には残っていない。
高圧電線の先にある尾根は、急登に悪戦苦闘したルートだけど、もう少し傾斜があった様に思うけど。
こうやってみていると大したことはなさそうにも思える。
12:00 高座山
高座山 山頂。 ここまでの下りでも確認できていた雲の中に入ってしまった富士山。
この山頂からの富士山も見事だったけど、今日は残念でした。
さあ~、この後が大変。
以前に登ったときも苦戦した急坂。粘土質の地肌の急斜面。よくみると、薄いステップの様なものがあり、それに足をのせて一歩一歩慎重におりていかないと滑落しそうな斜面。昔はお助けロープがあったのではと記憶していますが何も補助になる様なものがありません。
ここで納得!! トレランコースには不向きですね。あきらかに。
ここを下るにはチェーンスパイクか、諦めて「シリセード」しかないです。
急斜面をぬけても油断ができません。 粘土質で地面が滑ります。
まして、自分の登山靴のソールはツルツルに近いので・・。
天気がよければカヤトにひろがる富士山パノラマコースなんだが。
これは、2009年の写真です。
杓子山 2009.02.07 : 日々是好山歩き (livedoor.blog)
カヤトの原をぬけて
再び、唐松林の林道に戻ると鳥居地峠は、もうすぐ。 そんな林道を
お昼を過ぎた時間だというのに、まだ登ってくるグループとすれ違う。
いつも思うのだけど、秋から冬の登山は午後3時過ぎには下山する計画でくまないと何かあったら直ぐに日没になってしまう。 そんな危機管理が遭難を防止する第一原則なんだけど。
12:38 鳥居地峠
鳥居地峠に到着。山頂からは1時間と40分ほど。コースタイムから10分ほど早いくらい。
明日のレースの準備なのか、長机が設置されていた。トレイルコースは再び真向いの山の方角に。
私達は、林道を朝の鉱泉閣へと下っていく。
舗装した道路には、落葉がいっぱい。
田舎の母が見たら竹ぼうきで撫で上げちゃいたいどろうな。(田舎の母、自宅周辺の落葉掃きが日課となっています。)
林道を歩くこと約30分で
本日の周回ルートの起点「鉱泉閣」に戻ってきた。
ここからは、更に麓の街までの長い車道歩き。
明日は、交通規制がかかるようだ。 知らずに日曜日にきていたら大変な目にあっていた。
帰路は、朝歩いた道から田んぼと畑の中を農道を進む。以外に朝の車道は車の往来が多いんです。
13:45 明見湖公園駐車場
鳥居地峠から約1時間と少しで
車を駐車した明見湖公園駐車場に戻ってきた。
大明見から見上げた先に杓子山。
これで籠坂峠から三国山・・・・杓子山から富士吉田市まで歩きつなげた。
富士山を囲む山を廻る山旅。
未踏区間は、かなり少なくなってきた。
年内に本栖湖まで繋げられるか。・・・・。
企画倒れにならないよう、前回の御坂山塊に続いて、杓子山と三頭山をつなぐルートで登ってきました。
明見尾根から杓子山 - 2021年11月06日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)
杓子山には今回で3回目。
過去に鳥居地峠から高座山を経る表コースと二十曲峠からの裏コース。
そして、今回は富士吉田市から明見尾根をへて登る未踏のルートです。
7:35 明見湖公園PA
藤
富士五湖線を西桂スマートICで降りて大明見を目指すこと5分ほどでの場所に明見湖公園駐車場がある。 本日は、アクセスは長くなるけど、ここに車を駐車して出発。
駐車場前の道路を左折し、明見湖南側の小高い山をくぐるトンネル(背戸山トンネル)を通過。
100mあるかないかの小さなトンネル。
トンネルをぬけて直ぐの大明見の信号を左折し小さな川沿いに進む。
富士山に抱かれる様な田園風景を歩く。
進行方向左手の背戸山の中腹に不思議なドーム型のテント施設がみえてきた。
帰宅後に調べたところ、最近できたグランピング施設でした。
見た瞬間、宗教施設の一つか・・・なんて、失礼なことを想像してしまった。
目の前に富士山をみながらのキャンプ施設。予約も中々難しそうです。
山梨 杓子山ゲートウェイキャンプ |【リゾグラ予約サイト】リゾートグランピングドットコム (shakushi-glamping.com)
さらに舗装道を歩き進むと富士山太神宮第4駐車場。 参拝者のみの利用です。
富士山太神宮・・・???。
これも、このブログ編集時に調べたところ
なんと、世界最古といわれる神社なんとか。 興味ある方はWEBで検索してみてください。
漸くでてきた、杓子山登山ルートの案内。
本日の予定は不動湯からZコースにて明見尾根にのぼり
尾根つたいで杓子山へ。このあたりから車道も傾斜がきつくなる。
8:10 ペンション鉱泉閣
出発して35分ほどで鉱泉閣。ここで鳥居地峠と不動湯(直進)との分岐となる。
本日の周回ルートの起点となる場所。
ここから不動湯まで谷川沿いには紅葉した樹々が続き、陽射しでもあてれば
良い写真がとれそうだけど。朝は山蔭にはいり残念。
8:27 不動湯
鳥居地峠分岐から20分足らずで不動湯。杓子山中腹の自然に囲まれた秘湯。 客室のベランダには朝食を終えたお客さんでしょうか。かなりの山奥に位置する温泉ですが人気がある様ですね。
不動湯の施設の裏に色づいたモミジと富士白峰。
今日、山頂まで姿を隠さなければ良いのだけど。
その展望ポイント委少しいったところに登山者用駐車場。
4~5台、駐車できるくらいでしょうか。 杓子山には最短で登れる駐車場みたいです。
その駐車場から先も
車道は続いています。暗い林の中を更に登っていくと、
行き止まりになった様な広場。
ここまで車でこれるかもしれませんが、それなりの覚悟が必要か・・、
8:44 Zコース登山口
その広場から林道は路幅がさらに狭くなり、殆ど幅広の山道に。
少し開けたところで水補給と上着を脱いで、いよいよ、登山道に入る。
左手の小道から、大きく急斜面を巻きながら尾根に取り付くZコースと呼称されている路だ。
ここまでも、幟旗とRUNNETのテープ目印がありましたが明日開催予定の「富士吉田杓子山パノラマトレイル」のコースとなっていた。
このぐらいの斜度であれば走りやすいだろうな。落ち葉に覆われた柔らかい路がランナーをもてなしてくれるだろう。
そして、Zコースの登り。
しかし、登山路は良く整備されていたので非常に登りやすいルート。
途中、富士山展望ポイントを通過。 富士にかかる雲が気になる。
9:06 明見尾根
明見尾根への登り、大きく九十九折れとなったZコースのお蔭で楽に登ってこれた。
これからは尾根筋を杓子山までの一本道。
秋の紅葉は終盤となった路を登り進む。
わずかに黄葉した木を見上げながら・・。この木は何なんだろう?
落葉樹の木の名前は中々覚えられない。 毎年、来年は同定できる様になろうと思っているのに。
木の名前がわかると山歩きも更に楽しいものになるだろう。
紅葉樹々の間に差す木漏れ日の森、そして高座山のルートと違って静かな山歩き。
秋日和に恵まれた今日に感謝しながら一歩一歩登り進む。
「絶景パノラマコース」の案内標。 何か期待をもたせる雰囲気・・・・ところが
この後に待ち構えていたものは。
気の遠くになりそうな急登。真っすぐ空に向かって登る急坂に二人の会話も途切れがち。
途中、一端緩んだ路も再びの急登が前方に。 絶景パノラマコースってなんだよう。
絶景でなく絶叫だったか???
再び始まった急登・・・。 トレイルコース、ここを走るんだな。
途中、何本か設けられていたお助けトラロープ、助かりました!!
そうして、急登登り始めて約20分。
林の隙間の現れたススキの小さな原っぱ。ついに今日の最難関部を突破しました。
標高差で約200mの直登は久々の汗かきルート。 そして、ここにご褒美が待っていました。
9:50 明見尾根 展望ポイント
先の案内標「絶景のパノラマコース」って、この景色を言っていたんだ。
納得の一言。 富士山の周囲は雲に囲まれてますが、中腹からの姿は、この時間でも健在。
汗かきのご褒美でした。
この展望ポイントからは周囲の樹々の葉っぱも落ちてしまい初冬の景色。
振り返ると富士山。そのパワーで背中を押してくれている様です。
前方に小ピークが見えてきた。 このピークの先が杓子山のはず。
ラストの登り。
子供の声が前方から聞こえてきた。 山頂まで、もう少し。
10:22-10:56 杓子山山頂 ランチ休憩
駐車場から約3時間で杓子山山頂に到着。 一年ぶり、そして、今回で3度目の登頂。
富士山も、雲に隠れずに待っていてくれた。この山頂で1時間近く粘って富士山の姿をみることができた一年前が先日の記憶の様。
山中湖 山巡り 石割山・杓子山 2020.12.12 : 日々是好山歩き (livedoor.blog)
そして、昨年よりも白くなった富士山がうれしい。ブルドーザ道が明瞭にわかる。積雪は、まだ薄いんだろうな。
山頂のテーブルには、先ほど、声が聞こえた小さな子供をつれた親子4人組。聞くと5歳の女の子と3歳の男の子。 どのコースで登ってきたのだろうか。 親子の世界観に踏み込むのも遠慮して、それ以上は尋ねることはしなかったが、子供達の体力には敬服。
昨年の秋に歩いて杓子山まで繋いできた山中湖畔の山々を遠望。
山の尾根に建つ鉄塔の右側の小ピークが石割山だ。
軽くカップ麺とお握りでお腹を満たして
そろそろ下山しましょうか。下山ルートは大権首峠から。(不動湯)となっていますが、そちらには回らず高座山から鳥居地峠、そして朝の鉱泉閣に戻ります。
このルートで下るのは初めて。 十数年前の記憶を呼び起こしながら下っていきます。
そして、まだまだ登ってくる沢山の登山者さん達。 さすがに人気のルートです。
殆ど落葉した唐松の森を下る。タイミングがあえば黄金色に輝く森だったのに。
11:17 大権首(おおざす)峠
ハンドグライダーの発射場がある場所なんですが、今日はお休みなんでしょうか。
この大権首峠で
高座山(左の山側)と不動湯(右)とに分かれる。 トレランコースは右に案内表示がでていた。
なぜ、高座山へ下っていかないの??? その理由は、後ほどに。
高座山へのルート途中にあった露岩帯は記憶に残っていた。あの頃は山登りを初めて間もない頃だったので、今はなんてこともない露岩も鮮明な記憶として残っている。
途中、高圧電線がぬける見晴らしの良い展望に。
ここは、記憶には残っていない。
高圧電線の先にある尾根は、急登に悪戦苦闘したルートだけど、もう少し傾斜があった様に思うけど。
こうやってみていると大したことはなさそうにも思える。
12:00 高座山
高座山 山頂。 ここまでの下りでも確認できていた雲の中に入ってしまった富士山。
この山頂からの富士山も見事だったけど、今日は残念でした。
さあ~、この後が大変。
以前に登ったときも苦戦した急坂。粘土質の地肌の急斜面。よくみると、薄いステップの様なものがあり、それに足をのせて一歩一歩慎重におりていかないと滑落しそうな斜面。昔はお助けロープがあったのではと記憶していますが何も補助になる様なものがありません。
ここで納得!! トレランコースには不向きですね。あきらかに。
ここを下るにはチェーンスパイクか、諦めて「シリセード」しかないです。
急斜面をぬけても油断ができません。 粘土質で地面が滑ります。
まして、自分の登山靴のソールはツルツルに近いので・・。
天気がよければカヤトにひろがる富士山パノラマコースなんだが。
これは、2009年の写真です。
杓子山 2009.02.07 : 日々是好山歩き (livedoor.blog)
カヤトの原をぬけて
再び、唐松林の林道に戻ると鳥居地峠は、もうすぐ。 そんな林道を
お昼を過ぎた時間だというのに、まだ登ってくるグループとすれ違う。
いつも思うのだけど、秋から冬の登山は午後3時過ぎには下山する計画でくまないと何かあったら直ぐに日没になってしまう。 そんな危機管理が遭難を防止する第一原則なんだけど。
12:38 鳥居地峠
鳥居地峠に到着。山頂からは1時間と40分ほど。コースタイムから10分ほど早いくらい。
明日のレースの準備なのか、長机が設置されていた。トレイルコースは再び真向いの山の方角に。
私達は、林道を朝の鉱泉閣へと下っていく。
舗装した道路には、落葉がいっぱい。
田舎の母が見たら竹ぼうきで撫で上げちゃいたいどろうな。(田舎の母、自宅周辺の落葉掃きが日課となっています。)
林道を歩くこと約30分で
本日の周回ルートの起点「鉱泉閣」に戻ってきた。
ここからは、更に麓の街までの長い車道歩き。
明日は、交通規制がかかるようだ。 知らずに日曜日にきていたら大変な目にあっていた。
帰路は、朝歩いた道から田んぼと畑の中を農道を進む。以外に朝の車道は車の往来が多いんです。
13:45 明見湖公園駐車場
鳥居地峠から約1時間と少しで
車を駐車した明見湖公園駐車場に戻ってきた。
大明見から見上げた先に杓子山。
これで籠坂峠から三国山・・・・杓子山から富士吉田市まで歩きつなげた。
富士山を囲む山を廻る山旅。
未踏区間は、かなり少なくなってきた。
年内に本栖湖まで繋げられるか。・・・・。
コメント
コメント一覧 (2)
以前、鳥居地峠に車を止めて、高座
、杓子、石割、十二曲、と歩いた事があります。広いカヤト原が印象的でした。12月の朝だったのでまだ道が凍っていてよかったねー。と喋りながら登りました。かなりの急坂、ぬかるみは大変だったでしょう。
この辺り、12月初めごろ夕暮れのダイアモンド富士が綺麗なんですよ。
こうち
がしました
鳥居地峠から石割山まで登りましたか。 中々のロングでしたね。
山中湖のダイヤモンドは、そろそろだね~と、話していました。
こうち
がしました