緊急事態宣言・・とても、5/11までに沈静化しないと思っていたけど5月末から更に6月へと。

そんなどうしようも無いときには、一目を避けながら
この5月は、2年前から恒例となった紅花山芍薬の開花調査で、凝りもせず4回も奥高尾を歩いた。
なぜ、開花調査?
  昨年、一昨年と5月3週から4週のかけての開花。今年の桜の開花時期を初めてとし春花は一週間ほど前手繰りで咲いている。これは紅花も・・と気になりだしたら、行動に。

備忘録的にかいたコロナ禍の5月山行記録です。・・・・とかなとかするうちに6月も中盤ですが。

 5月6日(木) 
会社の5月連休は前日の5日まで。
ところが、昨年末にGWはコロナ禍を一段落しているだろうと田舎に帰ることを前提に5/6~5/8まで計画年休としてしまった。長大型連休だったのに・・・。相方は、連休明けの出勤で自宅に独りぼっちいてもしかたないので、紅花山芍薬の成長具合でも確認にと高尾山に。
もうひとつ、新しくできた6号路の木階段と山頂のオリンピックマークシンボルも目的のひとつ。
高尾山山頂の人出は想像したよりも多くなく初めての五輪マークの写真が撮れました。

今日の目的は・・ここでなく奥高尾の秘所。
すると、今回初めて山芍薬の花を観ることができました。その傍らには、一昨年は終盤だったすずむし草も。目的として紅花山芍薬は小さな蕾。山芍薬の開花から約2週間遅れる様なネット記事もありましたが開花時期に気になります。→ そんなことで5月は毎週の様に高尾山に。
写真1

 5月8日(土) 
 今日は、一昨日観た山芍薬の花を相方にもみせようと・・・日影から奥高尾に入山。
 ところが・・白花は落花。芍薬の花の開花は3日間といわれますがタイミングが難しい。
210508-095624

 紅花山芍薬の蕾は、大きな変化なし。
 210508-092832
小仏城山から下山口は大垂水峠。
相模湖発の神奈中バスを復路に利用する計画。
そのルート上で発見したヒメハギ。
210508-110337

そして、大垂水峠近くの沢に
 ゴリを発見。東京にもいるんだ~。
210508-114213

 田舎では、子供たちが夏になると良く捕ったものだ。我が家の息子たちの夏の思い出の一ページ。

大垂水峠 12:01発の神奈中バスで高尾山口に。この日の昼食は、栄茶屋でお蕎麦。
高橋屋の蕎麦も良いけで、こちらも中々のものでした。
210508-122826

 5月9日(日) 
 長い連休も、今日で終わり。
 天気も良かったので、城山湖に車を駐車し
 南高尾山稜にハイキング。フクロウのトーテムポール広場には、休息用のテーブル・ベンチもあり休憩ランチに最適な場所。眺望は無いですが緑の林を吹き抜ける風、小鳥の囀りだけでも気持ちが和みます。今日の目的は、ここでサイコロステーキランチ。
210509-122052

写真 2021-05-09 15 18 51

最後のテント泊は、いつだったろう。はるか昔の様に感じる。
押し入れから取り出したフライパン。久々の出番だ。山で食べる肉は・・・旨いな~。

・・・明日から、仕事だ。

 5月15日(土) 
 この日も、紅花山芍薬調査ハイキング。
 今日のルートは、前回の逆ルート。
 大垂水峠から小仏城山、そして日影に下山。

 京王線ポスター気に入った。花ちゃんから、清原果耶さんへ。高尾スミレのイメージにぴったり。
 高尾山のベストシーズンは春・夏・秋・冬。このキャッチコピー!! 気に入った。
210515-100029
 今日は、高尾山口駅から神奈中バスに。満員御礼。立ったまま、大垂水峠に。マイナーなルートなのに、この乗車率は凄い。

 そして、紅花山芍薬は、少し先端に赤みが。
 開花は・・一週間後とみた。
210515-114816
下山は、日影の破線ルートで。
 黄いちごを食しながら・・
ところが、日影のバス時刻をみて
 残り10分。そこから、山を駆け下りてバス停に。
 このバスを乗り過ごすと、最寄りの駅での乗り換えの関係で一時間以上遅くなる。
 久々に山を走りました。
210515-125416



 5月23日(日) 

 何回か通った5月の紅花山芍薬@奥高尾。
 先週の感じであれば、この日には紅花が開花しているだろうと、山友のめぐみさんご夫婦と
 前回と同じく、大垂水峠から山に入った。

 結果は、若干早かったかな・
 それでも、開花し始めた紅花山芍薬を観ることができた。
 結局、今年の山芍薬は例年よりも数日早いくらいの開花だった。
紅花山芍薬

帰路は、6号路からセッコクの花をみて下山。
やはり、自宅のセッコクと違って
花の勢いが違うな~。
色も薄紫色や、ピンクがかったものもあり美しい
誰にも手出しができない高所。森の神秘の花だ。
スクリーンショット 2021-06-19 093409

 石斛といえば
 この6号路が有名なんだが
 FB情報では
 薬王院参道の天狗腰かけ杉の高所にも、あるようだ。
 来シーズンは、そちらも眺めてみたい。


5月の奥高尾山行
 駆け足で紹介しました。

赤・・の次は・・・白

毎年、この時期になるとシロヤシオの檜洞丸を裏丹沢の拠点「神ノ川ヒュッテ」から登っていたのですが、2019年の台風19号の爪痕が深く現在も通行止めの状態です。
県央地域 県営林道通行止め等情報(林道事業) - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)
 何しろ、シロヤシオという純白の花を初丹沢で登ったときに出会って以来、シロヤシオ=丹沢のイメージが強くて他の山は多くを知りません。そんなとき、ヤマレコ投稿記事をめくっていると大岳山のシロヤシオが今が旬らしいではないですか。それも、大岳山未踏のルートである養沢神社から登るサルギ尾根でシロヤシオが群生ポイントがあるらしい。
 GWも中盤の5/3(日)に決行することに!!
山行記録は、こちらから。

サルギ尾根から大岳山周回 シロヤシオ鑑賞 - 2021年05月03日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)


早朝であれば自宅から養沢神社まで50分程の行程。朝の5時半過ぎに自宅を出発し、あきる野市から
久しぶりの十里木交差点を右折し県道201号線を北上。
 目指す養沢神社は直ぐにわかったが・・・駐車スペースがよくわからない。大岳鍾乳洞入り口に5台停められる駐車スペースがあるとのヤマレコ情報だったが、県道から大岳鍾乳洞への左折道には2台ほどしか停められないスペースしかない。????。 それも、真向いには商店の様な建物がたっており停めるには気をつかってしまう場所。 まあ、それでも何とかなるだろうと山支度を準備して出発することに(↓ ストリートビューの自転車停めている場所)。
スクリーンショット 2021-05-09 083656

210503-063319養沢神社のトイレを拝借したのち、神社へ参拝。神社の右手にある登山口から登り始めることに。
・・・とすると相方が気が付く。 大岳沢にそって走る林道に駐車スペースがあり、まさに今、一台の車が駐車しようとしているところ。



















スクリーンショット 2021-05-09 083913
なんだ、大岳鍾乳洞入り口から20~30mばかり入った場所に車の駐車スペースがあるではないですか。
あ~、やばかった💦。急遽、車を止めている場所に取って返して正規の駐車スペースに移動。駐車スペース4台目の車となった。



気を取り直して・・出発。




 AM7:56   養沢神社  

210503-064807  210503-064840
























  神社裏からの取付きポイントは、いきなりの急登と根っこが這った悪路を登る。斜度は、緩むことなく鬱蒼とした杉林の中に登山道は続く。30分ほど登りつめると、登山道も緩やかになり一息つける道に。
210503-073444
















 林の隙間から御岳神社も目線の先にみえてきた。結構、標高をスタートで稼いだことになる。
210503-072827
 でも、この辺りは、人工林の中。間伐もされていない暗い杉林のなかです。
210503-073458
 暫く進むと炭焼き窯跡に。
炭焼きをかつて行っていたのであれば、程無くしてクヌギ・ナラなどの広葉樹林帯へ。
210503-073624
そして、ヤマレコ投稿記事によれば、この周辺でシロヤシオが観れるはずなんだが・・。
210503-074432
 小さな露岩でた坂道を一気にのぼると(標高800m付近)
 その方は、私達を待っていてくれた。 何年振りの再会でしょうか。
 アカヤシオと違って、黄緑色の五葉と純白の花弁が対となったような可憐な花です。
210503-075009
 その傍らには、ベニサラサドウダンでしょうか。紅色の可愛い花です。
210503-075158
 この日、初めての大岳山が遠くに見えてきました。
 この日の行程は、まだまだ、これから。
210503-075434
 尾根筋のルートは、徐々に険しくなり道をふさぐ露岩を回り込みながら標高をあげていきます。
210503-075624

 AM8:15   高岩山(920m)  
 養沢神社から標高差550mを1時間半で高岩山。
210503-081322
次なるチェックポイントは、上高岩。
高岩山山頂から、上高岩山展望台が遠望できるが・・・その前に約50mほど下り
そして、標高差150mの登り返しが待っている。
210503-081511
 その登り返し・・・新緑が美しい樹林帯をのぼる。時折、吹いてくる風が心地よく
 「風薫る」という春の季語、そのまま。
210503-082753

 AM8:40   上高岩山展望台  
 この急登を登りきると・・高岩山から見上げた展望台に到着。テーブル・ベンチもあり東屋風の立派な施設だ。
210503-084055
 御岳山から日の出山、そして後方にひろがる関東平野が展望できる。
210503-084131
御岳山山頂に建つ武蔵御岳神社。今日は天気も良く、あちら方面は激混みだろうな・・。
210503-084201
 そして、ここまで観ることができなかったシロヤシオは、この展望台周辺に咲いています。
210503-084148
 そして、大岳山も手が届くような位置に。
210503-084221
 展望台から上高岩山山頂へのルート上にも手の届く範囲に咲くシロヤシオが点在。
 アカヤシオの華やかさと対象で
 純白無垢の若さの象徴の様なシロヤシオ。年を重ねると、その若さが・・ただただ・・羨ましく観える次第。
210503-084833

210503-085512
展望台からひと登りし暫く進むと、上高岩山(ロックガーデン)への分岐道標。
210503-085721

 AM9:00   上高岩山ロックガーデン  
 上高岩山の山頂標板はシロヤシオの木にぶら下がっていた。
 そして、その先には・・
210503-085759_01
 わさわさと花咲くシロヤシオの群落。
210503-085839
 ここまで、サルギ尾根を登ってきたルートですれ違った登山者はいなく、そして、このロックガーデンも時間帯が早かったこともあって自分達のみで、ゆっくりさせてもらった。
シロヤシオ
シロヤシオの花弁と先端が僅かに茶色がかった五葉も、青空に映えて・・今風に・・インスタ映え?

シロヤシオとのツーショット撮影を何度かやっているうちに、この日初めての登山者が登ってこられたので場所をゆずることに。

元の登山路に戻ったところで、ご夫婦らしきペアーにシロヤシオの開花具合を聞かれた。
御岳山から廻ってこられた様で、奥の院のシロヤシオも綺麗に咲いていたとのことで・・・
さあ、どうする。

自分の記憶の中では芥場峠の先の分岐から奥の院は、そんなに遠くないはず。
せっかくのシロヤシオ鑑賞山行なので、寄り道をすることに計画を変更。

AM10:02   奥の院  
 過去の記憶はいい加減なもので鍋割山分岐から鍋割山を経て奥の院には30分超で到着💦。
 途中、芥場峠から先はシロヤシオ目当てなのか奥の院から鍋割山経由で廻ってきた登山者も多数。
 そして、お目当てのシロヤシオは奥の院頂上にむけた岩稜の北斜面側に群落。
 こちらのシロヤシオは上高岩山よりも大振りの枝いっぱいに咲き誇っていた。
210503-095200

210503-095246
こちらは傾斜地に咲いていることもあり、上高岩では上手く撮れなかったツーショット写真もなんとか数枚撮れましたよ。 
210503-100849
さて、奥の院でアンパンでエネ補給して元のルートに戻ります。
210503-103221
 鍋割山分岐で大岳山への登山路にもどると新緑に覆われた林に登山路は続く。
想い出しました!! 確か、秋には紅葉色づいていた路だ。十数年前に歩いたことを思い出しながら、先行する登山者追い越しつつ、ピッチがいつの間にか早くなってしまう。
210503-103542
岩場の巻き道ルートを通過すると大岳神社。以前にまして古びた神社の左側から続く路を登り進むと記憶に残る山頂直下の岩場路。大した岩場でもないんだけど下山する登山者と往来で混雑し気の抜けない場所。
210503-105440210503-110429
























キューピーさんと呼ばれる大岳山の山容。調度、毛の立った頭髪部分が、この岩場急登にあたる。

 AM11:13 - 11:50   大岳山 ランチ休憩  

210503-114939大岳山からの富士山・・・4度目の正直(?)で今回初めて富士山を望めた。頂上に雲がかかっていたが良しとしよう。

山頂にはランチをとる登山者で混雑。それでも、山頂から少し離れた見通しの良い場所を確保できた。

 いつもならの簡単な軽食をとりながら、目の前に広がる山並みを眺めながら過去を思い出す。
 最初に訪れた2008年には視界不良で、ここまでの展望は無かった。そして、二度目の2013年は奥多摩駅から山仲間とワイワイ登った時には靄った空に薄っすらと見えた富士山。その翌々年に山友booさんと今座っている大岳山から御前山・三頭山の奥多摩三山踏破。あの時は大岳山は雨。残り二座の眺望なんか見えない悪天候。あの時に今日の様な展望だったら踏破できていなかったかも。その翌年にbooさんとは目の前の尾根右端(三頭山)から陣場山(1回目はここでリタイヤ)。そのリベンジは更に2年後。左端の高尾山までついに完歩した。なぜか郷愁を感じる景色なのだ。
 その展望の動画です。


1時間近く休憩したのちに
下山路の馬頭刈尾根にむかって下ります。このルートは、あまり人は通らないルート。
山頂からのやぶ漕ぎに近い急登から、大岳神社からの巻き道に合流し馬頭刈尾根へ。
210503-115053210503-120118


馬頭刈尾根の祠も健在。







次第に空が暗くなってきたと感じていたら、ぽつぽつと雨粒が・・・。午前中の青空から天気は下り坂。
白倉へ下山路の分岐(奥多摩三山は、白倉から登ってきた)をやり過ごして
すぐに大岳鍾乳洞への下山路。
210503-121151

 AM12:14   馬頭刈尾根から下山路  
 馬頭刈尾根から大岳鍾乳洞へは大岳山から30分足らず。
 下山路にはいってスマホGPSをチェックすると・・えっ!! 道なき道を歩いている。
下山路への分岐には道標もあったし、登山路も、しっかりとした路なんで、そのまま下山することに。
210503-121405


スクリーンショット 2021-05-22 091041














帰宅後に、ヤマレコの地図を確認すると登山路は私達のログデータと同じ経路に変更されていました。
私達の使用していた地図は2012年版でした。最近は地図の更新を面倒くさくてやっていないのですが地図を更新するか、ヤマレコなどでダウンロードした地図の使用が大切だなと思った次第。
 紙の地図の携帯も必要ですが、その時に地図も最新のものかどうか確認することも必要ですね。
スクリーンショット 2021-05-22 090730
雨も小雨の状態でもっててくれてます。
登山路も、沢沿いまで下りてきました。この沢沿いの道は変化があって面白いです。
この先の大滝から私達が下りてきた馬頭刈尾根の反対側にも綾滝、天狗滝といった美しい滝が続く滝のみちです。
210503-124201
名も無い滝ですが美しい。苔むした森の中の清流と滝。
210503-124345
高まきの路も、きっちり整備されています。
210503-125341

 AM12:56   大滝  
大滝に到着!!
奥多摩の海沢三滝は有名でしが、こちらの大滝に名に恥じない落差と水量。滝つぼ近くまで立ち寄ることも出来ますが滝下の沢にかかっている木橋からの眺めが一番良いようです。
210503-125657210503-125724

























大滝から先は、登山者というよりもハイカー装束やカメラを抱えた人たちが多くなってきました・・。
大滝があるといっても、この人達は・・どこからきたの??
程無くして、林道終点に到着。そして、雨もいつのまにか止んでいた。
210503-130442

 AM13:18   大岳鍾乳洞  
 大岳鍾乳洞・・・。
 TVドラマで見かけた光景。 松本潤主演のドラマ[99.9刑事専門弁護士Ⅱ]で、この鍾乳洞が出ています。ドラマおたくなんで何故か頭の中に映像として残ってました。
210503-131808
さて、大滝から林道までの区間であった人達・・・
 ここから来ていたんですね。大滝キャンプ場。 GWのキャンプ。
 我が家も息子たち家族とコロナ落ち着いたら、やりたいね。
210503-132044

 AM13:40   養沢駐車スペース  
 大岳鍾乳洞から約30分で養沢に停めていた駐車スペースに到着(前方の車)。
210503-134012
初めての養沢から大岳山のルート周回。
駐車スペースのトラブルはありましたが
このルートは登山者も少なく山頂周辺を除いて静かな山歩きをしたい方にはお薦めのコースです。
そして、シロヤシオ。期待半分でしたが・・お見事な咲きっぷりでした。


3年前に知った利平茶屋起点の周回ルート。
何しろ、アカヤシオの開花が半端ない。
2018年、2019年と2年連続・・そして、昨年はコロナ自粛で一年のブランクでしたが、今年は友人お夫婦と4人で再訪することに。

map


過去2回が、4/28と5/12の4月末から5月初旬。今年は4/24とシーズン序盤。
ちょっと、早いかなって思っていましたが過去2回では見れなかったアカヤシオ群もみれて納得の一日でした。
※ バリルートだったので過去2回は投稿しませんでした。踏み跡の浅い箇所、危険個所もあり経験者同行が望ましいルートです。



 AM7:56 
  利平茶屋駐車場  

 高速は北関東自動車道 伊勢崎ICでおりて県道から国道122号線・県道62号線から70号線にのりつぎ利平茶屋へ。友人のKご夫婦とは8時待ち合わせでしたが既に先着されていて私達の到着を待っていてくれた。
 Kご夫婦のご主人とは地元のサッカークラブで一緒にコーチをした仲間。
そして、2年前のスイス旅行で、毎年の様にお二人がスイスの山を歩いていることを知って昨年は地元八王子で一度ご一緒させてもらった仲です。

駐車場右手奥の林道を進むと直ぐに山側に進路をとります。
とにかく、このルートは尾根筋にそって登るだけ。
踏み跡も、良く確認すれば明瞭です。

最初の直登を登り詰めると
アカヤシオのピンクの花が出迎えてくれました。
ここの咲きっぷりは動画で~♪♪(後半の写真も含まれています)


ヤセ尾根は慎重に。前方の尾根を登っていきますが、まだ、開花前線はそこまで届いていない様です。
210424-083856
お隣の尾根にもピンク色になるんですが、こちらも、まだの様です。・・なんか、気持ち良く歩けそうですが、ルートになっていません。
210424-084056
標高1200mから先は、ほとんどが蕾。例年なら、花撮影で足止め区間なんですが・・・。
210424-084446
↑のあたりがルート一番の難路かな。
標高が上がって、ふと振り返ると先ほどまでアカヤシオを鑑賞した尾根が眼下に。
210424-090412

210424-091141
鳥居峠レベルの標高まで登ってくると帰路の林道を遠望できる。
210424-091138
この林道終点から下ります。

開花前の尾根道をあっという間に進み駒ヶ岳との分岐に。
駒ヶ岳は右に登り、更にその先には黒檜山。鳥居峠からの黒檜への周回もできそうです。
今日は、鳥居峠は左におりていきます。
210424-092300

 AM9:45   鳥居峠  
 
山に大きな岩で覆いつくされた山容の篭山はアカヤシオの山。一昨年の5月連休明けにはピンクに染まった山でしたが、今年はまだまだ先の様子。
 さて、ここまで一気に鳥居峠まで下りてきてしまった。時間がもたない・・・・。
210424-094226
 ということで
 2年前に休憩をとった覚満淵(かうまんぶち)でユックリすることに。
210424-093842
 シーズン前なのか、土曜日なのに、数人にであっただけの閑散とした雰囲気。
 かつては大沼につながる湖だったとか、水が大沼に流出したことで湿原となり小さな尾瀬と呼ばれているとか。 湿原の周囲にある木道も尾瀬を思わせます。
 この木道には、ところどころにテーブル付の休憩スポットが設けられており、ここでコーヒータイム。 話題は、Kさんご夫婦のスイスの話。コロナ禍が終息して、以前の様にスイスの山旅を楽しめる時期が待ち遠しい。
210424-101339
 30分ほどの休憩の後、ビジターセンターでトイレを拝借して鳥居峠に戻ってきました。
 さて、本日の後半キックオフ!!。

 AM10:54   鳥居峠  
 鳥居峠と利平茶屋とは40年くらい前に廃線となったケーブルカーの軌道跡があります。
 ここを直接下ることも可能です。
210424-105349
・・・が、私達のお目当ては、この尾根。
210424-110246
 尾根筋にピンクの斑点が続いています。
210424-110301
 峠に建つサントリー ビア・バーベキューホールの右隣からのびている林道を進み
その行き止まりポイントから下ります。
 このルートはバリエーションルートで一瞬ためらってしまいますが、良くみると
 ピンクリボンの目印があります。一部、熊笹で滑りやすい箇所もありますが慎重に下る。
210424-110850
 その斜面を下りきると
 ルートは、抉れたヤセ尾根を進む。結構、高度があって毎度のことですがビビリます。
210424-112449
山慣れしたKご夫婦、苦も無く通過。流石です。
ヤセ尾根を通過すると、アカヤシオ群生が広がっているのですが、ここも蕾の状態。
210424-113707
 そして、アカヤシオとともに尾根筋の左斜面にそってシャクナゲの群生が続きます。
 タイミングが早すぎたシャクナゲとアカヤシオ。もう少し遅ければ、アカヤシオとシャクナゲのツーショットが撮れるエリアです。 
210424-114015
 それでもしつこく開花したシャクナゲを探すと・・・咲いている咲いている。
210424-114944
利平茶屋 遊歩道との合流地点には多数のシャクナゲが群生しています。ここも、殆どが蕾状態で見頃は五月連休あたりでしょうか。

遊歩道は半時計方向に進路をとる。なぜなら、先ほど林道から見下ろしたアカヤシオのトンネルがお目当て。そして、期待通りの咲きっぷりで納得で満面の笑み。
A6506333
これ以上のベストビューがなさそうなので、登山道の傍らの花咲くアカヤシオの根本でランチタイムとしました。
210424-115830
過去2回はこのエリアは落花した時期。今回、時期を前手繰りしたことで例年では見られない景色に大満足。
210424-123944
アカヤシオのトンネルが続く。
210424-120703
アカヤシオの群生をぬけると、ルートは毎回感じる殺風景な山斜面を下っていく。
春から一気に冬に戻った感じ。
210424-125327

 PM01:03   利平茶屋森林公園  
 年々、廃墟となったテン場をぬけて吊り橋をわたると利平茶屋に帰還。
210424-130355
 吊り橋からは、森林公園のコテージエリアとなっており
 コテージを抜ける路には、水芭蕉の小さな湿地もあります。今年も、咲いてくれていました^^。
210424-130936
 駐車場近くの利平茶屋事務所の傍らには、ピンク色のシャクナゲが満開。
210424-131321
 利平茶屋駐車場に戻ってきました。
210424-131558

 まだ、八重桜開花前の殺風景な駐車場ですが
 5月にはいると八重桜が咲き周囲の新緑も進み
 赤城山も季節は初夏に。
 
 赤城山は、まだまだ、未踏エリアも多く
 これからも、何度かお邪魔したくなる素敵なエリアでした。

 おわり

 

↑このページのトップヘ