茅ヶ岳駐車場から韮崎昇仙峡線をつかい昇仙峡経由で甲府市に。昇仙峡は18年前に当時米国駐在していた時にアメリカ人の同僚を観光案内につれてきて以来。遠い遠い記憶の彼方にある風景を久しぶりにみることができました。今回は、時間が無いので歩きはしなかったのですが、秋の誰もいない時間帯に散策できると良いでしょうね。
 昇仙峡
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 甲府市内にはいると真夏日の様な気温の高さ。臨時無料駐車場を探し甲府駅に向かい歩くだけでもグッタリ。山ではなんとも無い距離なのですが、町の中はつかれる・・・・。

 駅ビルでザルうどんを食べて、仲間と連絡をとり、陣屋に陣中見舞い。我が隊 火の隊は駅から一番遠くに離れた通り。駅からは所々で店の中にはいり涼を求めながら陣屋まで。ところが、陣屋はビルとビルの繁華街の通りが歩行者天国に出店も多くビル風の吹く日影の一等地(知っていたら直ぐに来たのに、残念。)参加者は、腰に怪しげな飲み物をもってスタンバイ中。これから3時半に陣屋を出発し、5時からの出陣式・時代行列と7時半過ぎまで長丁場。ご苦労様です。
 舞鶴城にて一次集合
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 我々は、出陣式典のある甲府駅前にもどり、場所とりにチャレンジするもすでに駅の機能を失わせる様な人だかり(駅前で8万人との大会側からの発表?ほんと?国立満杯より多い?)。去年までの舞鶴城では、そこそこ場所確保できたのですが、駅前は無理だよね。場所取り。

 5時からの出陣式、ほとんど壇上の姿を覗くことの出来ない侭に進行。以下の写真は、手を伸ばし目測でとれた貴重な写真です。
今年の信玄は、柔道の山下泰裕さん。
 信玄 三献の儀
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 今回、飛び入りで中田英寿率いるTAKE ACTION FCが出陣式に登場(12日にバンフォーレ甲府と親善試合)。山下信玄に軍配を渡すセレモニーでした。
 中田英寿とTAKE ACTION FC
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 ここまで視た後、平和通りの入り口の比較的人垣の少ない場所に移動し、我が隊の凛々しい(?)出陣の様子をみた後で、甲府市内の渋滞を恐れ、早々に退散しました。

 おまけ、
 中央道を東京方面に一宮付近を走っていると勝沼方面の山だと思われる場所に怪しげな明かりが・・・。嫁さんは、桜のライトアップじゃない? とか、いっていたが、良く仕事で利用する道なので、あんなとこに桜の名所は無い、あれは火事じゃないか(私の主張)。自宅に帰ってニュースで甲州市山火事とのこと(アッタリ!!)。ハイカーがお一人火傷を負われたとのこと。山火事は怖いですね。逃げ場所を失いかねません。昨日は、日本全国で火事が発生。山登りにはフェーン現象なども気をつけておいた方が良いのでしょうか。山で火を取り扱っている皆様、くれぐれもご用心を。

 毎年四月第二週週末には甲府市最大のイベント「信玄公祭り」が開催されます。うちの会社からも武田24将の一部隊にメンバーとして参加しており、ことしも我が長野の職場からも5名チャレンジ(鎧装束をつけて丸一日、かなりの重労働)しています。ことしは、天気予報も上々なので午前中は甲府市北方にある茅ヶ岳に登り、午後に参加メンバーの激励にいくこととしました。

 朝6時に自宅を出発。ETC割引の影響なのか中央道は既に混雑。笹子トンネルにて事故渋滞。先が思いやられる思いでしたが、勝沼をすぎて一宮周辺ではピンクの絨毯。お天気も春かすみが若干かかっていますが、上々。

 韮崎ICでおりて茅ヶ岳駐車場に到着(午前7時45分)。既に20台近くの車あり。
この山は、「日本百名山」深田久弥氏の急逝の地。また、山容がお隣の八ヶ岳に似ていることからニセ八と称されている山でもあります(昔、山になんの興味もない時期に小生も勘違いしていいた時期がありました)。といっても、仕事柄甲府には毎週いっている関係で一度は登ってみようとした山でした。

 午前8時に駐車場を出発。駐車場のそばに深田記念公園がありますが、下山時によることとしました。比較的ゆるやかな樹林帯の中の登山道(岩ごろごろ)を進み約50分程で女岩に到着。
 女岩にて小休憩
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 ここで小休憩の後、尾根上に向かった道程は、岩肌の急登の連続。登山道も不明瞭な急坂を直登にちかく、また枯葉が深く足元を滑らします。気温の高くなり額から汗が滴りおち始める。やっとの思いで女岩から約30分で尾根上に到着。
 どこに道が?
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 やっとの思いの尾根上
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 尾根上から5分程で深田久弥氏 終焉の地。手を合わします。脳出血だったそうです(私の知人の兄君が、この時に救援部隊のメンバーだったとのこと)。体に過信することなく健康に気をつけて、これからも山歩きを楽しみたいものです。ここからは、金峰山の眺めがとても良いです。
 深田久弥氏 終焉の地
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 岩場続きの尾根道をどんどん高度を稼いでいきます。背後には、今日はその眺望をあまり期待していなかった富士山がその全容をあらわしています。やはり、富士山がみえると登るのにも元気付けられる気がします。

 9時40分 茅ヶ岳頂上に到着。所要時間 1時間40分。
頂上からの風景は絶景の一語。雲ひとつない五月晴れ(4月?)に富士山・南アルプス・乗鞍・穂高・八ヶ岳・瑞垣山・金峰山 360度の大パノラマ。
 茅ヶ岳頂上と甲斐駒
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 富士山
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 八ヶ岳
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 南アルプス
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 甲斐駒頂上 どアップ
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 金峰山・瑞垣山
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 金峰山頂上 どアップ。五丈岩がみえる
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 穂高連峰
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 乗鞍岳
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 時間的には金が岳にいく余裕があったのですが、この景色で満足。頂上で、ゆっくり、この視界を目に焼き付けることに。気温も高くなり1700mの高度ながらTシャツで十分。
山々をみながら今年の山行の計画を考えたり。あっという間に一時間近く経過。午後の信玄公まつりの時間帯もあるので10時35分に下山開始。
 まったり・・・・
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 下山時の富士山
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 下山は、女坂までのの急坂を回避する為に尾根道ルートをとりました。しかし、土埃の舞う急坂を滑りに気につけながら一挙に下ってくので太ももには結構効きます。登山者との遭遇も3組程度で静かな道です(夏はやぶ道とのこと。いまであれば新緑前で視界も利き、駒ケ岳を見ながらの登山ルート)。
 下山 尾根道ルート①
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 下山 尾根道ルート②
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 11時55分に深田公園到着。こじんまりした公園でした。
 「百の頂に 百の喜び有り」。深田久弥の碑。
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 12時 駐車場到着。登り 1時間45分 下山 1時間25分。本日は、いつもの半分の山行で疲れなし。こんな短い時間ながら頂上で堪能した至福の時間は、とてもゴージャスな山行でした。
 山麓・駐車場付近にはカヤが多い。これが茅ヶ岳の由来?
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 午後の予定は、昇仙峡廻りで甲府市内に移動し昼食をとった後に、陣中見舞い。
以下、次記事につづく。

コースタイム
6:35 道志森のコテージ~8:20白石峠分岐~8:40 加入道山 山頂~9:41 大室山 山頂
~10:30 加入道山 山頂~12:00道志森のコテージ着

今週末は下界では桜満開花見モード突入? 我が長野は、まだまだ桜の咲く気配すらありません(飯田あたりから北上しているとの情報もありや・・・)。先々週から先週にかけての寒の戻り咲花時期が当初予定よりかなり遅れている様子。

思いのほか今週土曜日の天気(午前中)が持ちそうなので、金曜日夜に八王子HBに戻って、即、作戦会議。選んだ山は、昨年、山中湖マラソンの後で疲れた体を癒した道志の湯から比較的短時間で登れる大室山のピストンに決定。登山後の入浴も計画のうち。

先々週の教訓から朝5時に自宅出発。早朝の道志みちは対向車も殆どなく一時間程で道志の湯に到着。ここで登山口を見失うアクシデントで林道(?)をうろうろ。結果、地図の見誤りで立派な駐車場付の登山口を発見したのは6時30分。・・でも、先々週の大倉尾根よりは早い。頂上は少しガスっていそうだが天候は上々。期待大。

登山口から暫くは横浜市の植林地帯を通りぬけ。湯花ノ沢沿いをそった路を休憩所まで約30分。休憩所をすぎるといよいよ加入道山尾根筋にむけて登りがきつくなります。そんな時、つれあいが「富士山!!」。この登山道は山の西側に位置し富士山が良くみえます。木立の隙間か富士山を眺めつつ、どんどん高度を稼いでいきます。視界が良いとつらい登り路もいいものです。  ”早起きしてよかった“
 富士山1
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 富士山2
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 富士山3
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 檜林の中に・・・
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途中、何箇所か登山道が崩れた場所が。通行に注意しながら、白石峠分岐に。加入道山頂上は、そこから直ぐのところ。視界は樹木に遮られ無し。朝食少しとり、大室山にむけて歩を進めます。ここからは、尾根道。起伏の緩やかな尾根道を快適に歩を進める。所々雪が残っています。前方をみれば大室山北側面には雪が多く残っています。前大室をすぎると大室山に向かった鞍部(破風口)まで一旦おり、そこから大室山頂上に向けた登り返し。破風口の名前の通り、この辺りから風が強くなってきました。
 ゆるやかな尾根道
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 大室山に向けた登り返し・・・
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登り返しの長い直道登り道途中で振り返ると再び富士山が。頂上には雲がかかり始めました。天気はこれから怪しくなりそう。
 本日最後の富士山全景
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結構長い登り路でしたが、先々週の大倉尾根に比べれば朝飯前。登りきったあとはなだらかな尾根道。途中、木道でブナ林の中をあるく。
 ブナ林の中の木道
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更に尾根道を進むと大室山頂上(所要時間約3時間)。眺望なく、風も強いので早々に退散。12時には降りれそうなので定例のブランチは下界にて。
 頂上近くの雪
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 大室山頂上に到着
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犬越路分岐近くで蛭が岳方面の山並みをのぞく。檜洞丸が次のターゲットかな?
 蛭が岳方面
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ここまできて、今日は登山者とすれ違っていないことに気付く。これまで大室山 我がペアーの独占状態。下山時に結局7人と1っ匹(犬)とすれ違いましたが・・・。下山は予定通り12時に完了。今年4回目の山でしたが、いつもと違って人通りが少なく、山の音、小鳥のさえずり等を堪能した山行でした。そして、早起きは三文の徳。富士山もぎりぎり良い眺望でみることができました。下山後は、疲れもあまりないので道志の湯での入浴はキャンセルし八王子HB近くの城山湖で桜を見ながら昼食に変更。城山湖前の津久井湖で桜はほぼ満開状態。しかし、城山では5部咲きくらい。春は目前なのに・・・・。

・・・・4月第3週は、高遠花見トレッキング・・の予定。信州の春も待ちとおしい。

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