北海道旅行 3日目

今日は旭岳登山、そして宿泊はRW駅近くのラピスタ大雪山の行動予定。
時間的にも余裕ある計画なので、二晩お世話になったホテルWBFグランデ旭川の朝食ビュッフェも
しっかりと食べて出発。

約1時間のドライブ。
昨日の朝と同じルートから美瑛町手前で左折し道道213号線へ。

旭岳登山口
  どこまで続く真っすぐな道路。その先には大雪山(旭岳)が正面に見えてきた。
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 忠別湖の右岸を東に進むと 朝日岳が間近に見えてきた。
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既に、この時間帯で8時半を過ぎてしまいRW駅近くの無料ビジターセンター駐車場は満車と想定して今夜宿泊予定のラピスタ大雪山近くの無料駐車場に駐車。 そこからRW駅まで徒歩5分ほどの距離。
駐車場からロープウェイ
 案の定、ビジターセンター駐車場とRW駅有料駐車場は満車状態。 週末ということで今日は混み合いそう。
 そして、心配なのはお天気。予報では午後から崩れるそうな・・・。
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RWから眺める紅葉の森・・を期待した今回の旅行だったのに。
初日の層雲峡で覚悟していたものの・・・日本一早い 紅葉はどこ????
  ・・遠くの山並みに・・これは!!! 奥の小さく鋭角な山容は十勝岳か?!
ロープウェイ風景
  あ~、紅葉は・・。
ロープウェイ風景2

 約5分ほどの空中散歩で姿見駅に到着。
 ここで登山届を記帳します。下山時は、その記帳に下山時刻を書くことになっています。
 さて、RW麓駅や、RWの中・・姿見駅で気が付いたこと。
登山者の中にYOU達が多い。 東洋系の人ももちろん、欧米人も多くいます。
流石、国際地、北海道!! 


  am9:26   RW姿見池駅  
 本日の登山ルートは、姿見駅の真正面に第一展望台にはまわらず右側のルートから直接に姿見池の方に回り直接に旭岳へのピストン。復路は姿見池から北側のルートを回り込みRW駅に戻ります。

登山記録
紅葉には早すぎたカムイミンタラ 旭岳 - 2023年09月16日 [登山・山行記録]-ヤマレコ (yamareco.com)

 姿見駅をでると 真正面に第一展望台。ここは復路の予定とし、右側ルートで直接に姿見池へ。
ロープウェイ駅から
 姿見駅は、すでに森林限界を超えた高原地帯でRW駅から歩くこと数分で  
 旭岳と大きな爆裂火口(地獄谷)の全容が眼前にの噴煙が見えてきました。
 昨日の十勝岳といい本州の山々では中々みられない姿です。
 私達は、この口を広げた爆裂口の右側の急登ルートが本日の登山ルート。
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  チングルマの園の遊歩道から小高い丘を登ると・・姿見の池に
  夏であれば本州でも見られない高山植物の大群生が、そこかしらとある話。
  チングルマの綿毛も銀色に光り輝いていました。
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   am 9:54    姿見の池  

  RW駅から、ゆっくり歩いて30分ほどの距離で姿見展望台。
  残念ながら、逆さ旭岳を映し出す姿見の池はさざ波がたっており、写真的には今一。
  下山時の気象に期待して、先に進みます。
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  池を右回りすると旭岳石室。冬は雪深い場所のため二階から入ることができる構造となっていますが、勿論、緊急避難用の小屋。
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  旭岳石室を右手に山頂にむかう尾根に取り付くと、すぐに展望台。
  ここから、RW車中で眺めた十勝連峰の山並みが一望できます。
  やはり、最奥の峻嶺は昨日登った十勝岳。 そして、この旭岳との稜線の中にトムラウシ。
  地元民であれば縦走してみたくなる山々です。
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  十勝岳に向かってズームイン!!
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   大きく口を開けた地獄谷の右側の尾根の直登道を一歩一歩高度を稼ぐ。
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  展望が効く登山路
  振り返ると高度感とRW駅が次第に遠くなる。
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 どうしても、気になる十勝産みょくの山々、
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 そのずっと、北側に王冠をかぶった様な山容がトムラウシ岳。
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  そして、遥か南に十勝岳
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  中腹で休んでいるうちに
  半島から来られたYOU達の団体さんに抜けれてしまった。
  団体さん以外にもいろんな国々の方々、この登山を楽しんでくれているみたい。
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  今日は先を急ぐ必要もなく
  ゆっくりゆっくりと北の国の壮大な大地からなる景色を楽しむ。
   
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 と・・・いっても、
  登山路は次第に狭くなり、先ほどの団体さんがネックに。
  こんなとき、気の利いたリーダならよけてくれるんだけど。。。
  これはお国柄だけではなく日本人の団体さんでもありえること。 
  まあ・・団体登山のあるある話。マナーに気を付けてもらいたいところです。
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  サイコロ形の岩が見えてきた!!
  これが噂の金庫岩か。
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 金庫岩手前が広場になっていて
 ここで先ほどの団体さんは大休憩。
  私達は先に通らせてもらい金庫岩の傍をやり過ごして頂上にむかう。
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  あと、もう少し。
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 中々、つたない文章では山頂までの雰囲気をうまく伝えられないので
 今回は動画編集を少しだけ・・


   am 11:40-12:20    旭岳山頂  
    姿見駅からユックリと登って2時間と少しで旭岳山頂に到着。
    北海道で一番標高の高い山で2291m。
    山頂は、日本人以外にも外国YOU達も多くいて
    この写真も、その中のおひとりに撮って頂きました。ThankYou ^^!
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心配されたお天気も好転し、旭岳から北方の山々も一望。
この先に北海道初日に訪れた層雲峡、そして登りたかった黒岳も見えているはず。
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何しろ、初見のお山なので山座同定できず・・
下山後にLINE山仲間から
この左に変な形をした山頂が黒岳であることがわかる。
登山路も明瞭で・・何とか機会つくって黒岳への縦走路を歩いてみたいところ。
(旅行後にBSで何度かこのルートが紹介されていました)
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  お握りと味噌汁の簡単なランチを食べているうちに、ガスが少し登ってきた。
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 登りで遠望できていた十勝連峰も完全に雲の中に・・そろそろ、下山しようかな。
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  頂上から眺める地獄谷。 これは大きな噴火で発生した爆裂口だとか。。。
 自然の驚異!!
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 登ってきたルートを下る。十勝方面はかなり雲がでてきた。
 お天気が持ってくれることを祈るばかり。
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 誰が名付けたか 金庫岩。
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  そして、右に大きく曲がる休憩ポイントに
  こちらがニセ金庫岩。
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 このポイントを右に下っていくと尾根直下り。
  眼下の天女ヶ原に目を奪われすぎるとガレ道に足をとられてしまうので要注意。  
  尻もち登山者もちらほら見受けられました。
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湖沼と緑の絨毯
この景色の中にヒグマでもいるのかな・・と勝手な想像しながら
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そしてRW姿見駅の遥か後方に
麓駅近くの本日の宿泊地 ラピスタ大雪山ホテル(中央の建物)
ヨーロッパの山岳リゾートを思わせるクラシカルな外観。
リッチなディナーが待ってくれているハズ。
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大きな岩のところで小休止。
どうしても、こんな岩をみてしまうと
登ってポーズしたくなる。後方の雲が残念だけど。
後ろ 気を付けて。
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といっても、こんな高さなんですが・・(笑)
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そして、姿見の池が間近に。
朝と違って水面にさざ波がみられず。
絶好のシャッターチャンスか?!
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下山編 動画を少しだけ。


   am 13:40    姿見の池  
  山頂から1時間と少しで姿見の池に戻ってきました。朝の姿見の池とは雲泥の差で
  湖面に映し出される逆さ旭岳。
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レンズを広角10mmに交換し旭岳の全景。
ちょっと、雲が多くなったかな。
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ここからは、駅まで約1kmの遊歩道ルートを散策。
まずは、噴気孔近くまで。
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今から約7800年前に爆発が発生し、今の大きな爆裂火口ができたとのこと。
今でも写真に様に所々噴気が噴出しています。
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そして、夫婦池と呼ばれる右手が鏡池、左が擦鉢池。
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まずは、鏡池からの旭岳。
ここで裾合平方面から歩いてきた登山者と立ち話。
旭岳の周回ルート 中岳温泉経由で戻ってきたとか。
朝は早かった様です。 そちらのルートはBSで東京に戻った後の番組でも
紹介されていて・・これは、いつか再訪しなければならない山だと実感。
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摺鉢池からの旭岳・・むむ、次第に雲が取れてきたような。
それでも池が雲の影に入ってしまった残念な一枚。
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チングルマの園と旭岳
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第一展望台にて、この日最後のお立ち台ポーズ。
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   am 14:36   姿見駅  

  ロープウェイで山麓駅に下りて、隣接しているビジターセンターに立ち寄る。
  こちらの駐車場は無料。しかし、ほぼ満車状態です。
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こちらのビジターセンターにも大雪山系のジオラマ。
先日の層雲峡ビジターセンターと同様に展示品は充実した内容です。
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そして、本日の宿泊地、
ラビスタ大雪山。
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歴史をかんじさせるクラシカルなホテルです。
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そして、部屋は
ツインベッドと和室の広い部屋。
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普段では宿泊しないレベルのホテル選定。
なぜなら、JTBに宿の選択は今回お任せしてしまったから・・
これも、コロナ明けのご褒美として良いかな・・と。
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そして、本日のディナーは
午後5時半からの洋食コース
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食レポは・・苦手なので
メニューだけでご勘弁。


       明日は、いよいよ、富良野観光しながら
         札幌の方に移動します。




北海道旅行の続き・・・・

北海道二日目の予定は十勝岳登山。
予報では昨日からの雨も夜半には止み午前中には晴予報。

ホテルで朝食をとり
一路、登山口の望岳台駐車場に。
 途中、美瑛町の道の駅にてトイレ休憩。

ホテルー望岳台


 美瑛(びえい) なんて綺麗な街の名前だろう。 碁盤の目の様な街並みで道幅や住宅間もひろく
 日本の街並みの様には見えない。まるで、アメリカの田舎町を走っている様な感覚。
  (ブログ主 30歳台に4年ほど、アメリカの田舎町で生活経験あり)

 美瑛町の中心から真っすぐに東南方向に伸びる道道966号線(本土だったら県道?)に。
 しかし、今朝は 霧の中。
 真っ白な霧のなかから 田園風景が車中から眺められる。

スクリーンショット 2023-10-15 114802
 そして、ほぼ真っすぐに登る車道も その先は白いベールのなか。
 道路の両サイドに下向きになった矢印マーク。 
 冬に雪が積もっているときに道路の端がどこかを教えてくれる重要な標識なんだって。

スクリーンショット 2023-10-15 114939
  966号線は 次第に山間に、時折、青空も見える様になったきた。
スクリーンショット 2023-10-15 115033
  いきなり望岳台へ左折の標識・・・ここで失敗。
  左折を一本早く曲がってしまい、工事中の車道に。
  たまたま、この先に関係者がいて左折を間違ったことを知る。
スクリーンショット 2023-10-15 115128
  966号線に戻り 正規の左折道を数分進むと
  望岳台駐車場へ。 駐車場からあふれた車が車道の路肩に駐車していたので
  その隙間に駐車することができた。

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 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 本日の十勝岳 登山データです。
 望岳台から十勝岳山頂へのピストンで十勝岳展望台コースといわれる登りやすいルートです。

十勝岳ヤマレコ
コースタイム

  am8:40   望岳台 出発  
  広い駐車場の脇から、まずは望岳台を目指します。
  今日のルートは山頂までのピストンでかつ森林帯もないので迷うことはなさそうです。
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  時間があれば美瑛岳周回のルートも選択できるのですが、既に時刻も8時を過ぎてしまい
  はじめての十勝岳、そこは無理はしません。
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 駐車場から数分で大きな望岳台の大きな岩でつくられたモニュメント。
 ここは、十勝岳本峰の真下に位置して、遠くには大雪山の主峰旭岳を始め美瑛岳、美瑛富士、上富良野岳などが手に取るように見える他、眼下には旭川市から富良野市までの360度の展望が楽しめます。 この辺りまでは観光スポット。この時間帯はまばらでしたが下山時に多くの観光客が来訪してました。
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 奥にみえるピークが十勝岳。
 前衛の稜線が昭和火口、大正火口、そして右手のピークは前十勝岳。

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  火山礫など転がるなだらかな斜面を登っていきます。この時点で、屏風の様に行く手をはばむ山腹の登山ルートがよくわからない。 今日は、視界も良好な好天気ですが霧などで視界を閉ざされるとルートのキープは困難。 
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 約1時間登り進むと雲ノ平分岐。雲ノ平って、北アルプスを思い出しますが、きっと素敵な場所なんでしょうね。 この分岐を右折し避難小屋への登りルートへ。
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  右折すると直ぐに避難小屋が見えてきた。
   ここからの登りは溶岩流の冷えた思わず富士山登山でみかける岩を登り進む
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  am9:53   十勝岳避難小屋  
  雲の平分岐より約15分で十勝岳避難小屋。2008年に旧避難小屋が老朽化で新たに建てられた避難小屋とのこと。トイレは無し。 登山ルートは、小屋の裏手を更に登り、左手の尾根にむかいトラバースしていきます。
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 その先の尾根筋が、昭和火口までの登山路で傾斜がきつそう。
 相方さんの先を歩く若い女性、とても登山できる服装・靴ではなく・・どうみても隣国の方で、どこまで登るのか声かけしようかと考えながら、気が付けば、彼女を追い越してしまった。
どうみても観光客。 富士山問題もあるし きやすく登れる山でないことを理解してもらいたい。
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 ねっ!! こんない岩場の急登。
 普通の靴では無理。下山してきた登山者からも、これからが本番だよっと。声をかけられた。
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  右手奥の噴煙が、高度を増すにしたがって迫力を増す。これは、大正火口なのか・・
    望遠撮影画像とはいえ、びびります。

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 大きな岩がゴロゴロした急坂から傾斜が緩くなってくると 砂礫帯の尾根道にかわる。
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  尾根の右側は何かに抉られたような崖
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  これは、大正の水蒸気噴火で発生した火山泥流の跡で、先ほど登ってきた望岳台付近まで流出し、さらに残雪を溶かした火山泥流は上富良野市街にまで到達した大規模な泥流の最長部。今日の登山ルートは、その泥流跡を歩いています。

  登山ルートも直登から九十九折れになってくると、右手奥に十勝岳山頂が見えてきた。
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  am10:42   昭和火口  
 望岳台から2時間で昭和火口。火口の先には、美瑛岳。
 時間が許せば、十勝岳から美瑛岳への周回ルートも魅力的なコース。今日は十勝岳ピストンのみ。
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 ルートは、山頂にむけてすりばち状の火口の間を通ることになる。昭和火口で標高1600mなので十勝岳山頂へは残り400mちょっとの標高差。
 このルート・・ なんか、地球の景色というよりも、どこか惑星に降り立った感覚(もちろん、未経験なんだが)。そして、ルートは登山者の踏み跡が広く明瞭に残っているので問題ないがガスってしまったりすると方向を失いそう。 
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 なだらかな砂礫の傾斜路から眼前に行く手を阻むような壁が迫ってくる。
 十勝岳の右肩稜線に登るには、この壁を越えなければならないけど
 遠目からはルートが良くわからない。
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  壁の取り付きポイントに到着。白色化した土(硫黄?)が目印。
  ここからは、岩の間を縫うような急登を登ることに。
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  ここまでの雰囲気を
    動画にて・・・。 

   十勝岳登頂に向けた最後の苦しみ。 標高差で約100mくらいでしょうか。
   一気に登るには、つらい急登。
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   急登を登り終えて
   今は通行止めとなっている前十勝岳への分岐を過ぎると 山頂にむけた最後の急登。
   これを乗り越えれば山頂だ!!
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  am11:58-12:32   十勝岳山頂  
 望岳台から3時間ちょっとで十勝岳山頂。
 山頂は 狭く大きな岩がゴロゴロした中に北海道初登頂の十勝岳山頂標。
 北海道初上陸した感慨深い一枚となりました。
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  この日は、前日の雨を降らせた前線も過ぎ去り
  この以上はないかというくらいの青空が広がり、遠くの山々もよく眺められます。
  簡単にお握りを食べながらの昼食をとりながら
  トムラウシって、どこ? という会話が後方から(ご年配の女性と男性)
  自分達も、その会話の中にはいって
  下の写真の右の高い山の山容が王冠の様にみえて方角的にも、あれがそうだね・・ということで
  決着。 
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  トムラウシ山にズームイン
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  更に目線を左手に移すと 山の白い地肌が目立つ山々が遠望できる。
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  こちらは大雪山(旭岳)方面なんだけど。山容が今一 はっきりしない。
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  am12:32   下山開始  
  風をよけながらの岩陰での休息も次第に身体が冷えてきたので 下山することに。
  朝は雲海となっていた麓の雲も少なくなり緑の絨毯が見える様に。
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  下山ルートの先には、富良野岳。 ドラマ「北の国から」でよく映像で視ていた山だ。
  あのテーマソングが聴こえてきそうだ。
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  今は通行止めの前十勝方面。
  62‐Ⅱ火口から吹き上がる火山噴煙・・ここまで噴煙を上げている火口近くを歩くのは初めての経験。
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 登りの際には、気が付かなかった 火山壁の残骸 ボロボロの岩尾根
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  よく見ると、風穴になっている穴も。美瑛岳ルートは、この背後を巻くことになる。
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  周囲の景色を楽しみながらの下山。 
  秋の空は、午後になっても安定していて
  十勝岳ブルー(?)の青空広がる。初の北海道の山で、この天気はビギナーズラッキーなんでしょうね。
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      雲もとれて麓の田園風景も眺められるようになってきたよ ♪♪
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(6) 十勝岳下山2 - YouTube

 昭和火口から、十勝岳避難小屋・・と一気に下って
  後方を振り返る。 
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    右手には、旭岳(中央の山)。 明日、登山の予定。すごく女性的な山容に見えるけど
    明日が楽しみ。
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 ゴールの望岳台が目の前・・・・しかし、ここからが単調な下りと大きな砂礫で足を取られながらの歩きで次第に足が重くなってきた。
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  pm 2:54   望岳台 下山  
  望岳台駐車場。下山約2時間半。
  この時間帯になると駐車場も朝よりも空きが目立つように。 
  そして・・私達は、次なる目的地へ 直ぐに移動。
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 pm    四季彩の丘  
  相方さんからの以前からのリクエスト。四季彩の丘。
  山友Uさんの北海道遠征のFB記事で目ざとく発見していた観光ポイント。
  約15haの広大な敷地一面に花が咲き誇る展望花畑で北海道では有名なところ。
  (・・自分は知らんかったけど)

  営業時間が、この時期は5時30分までということで、下山も急いでいたわけですが、
  何とか、4時前に現地に到着。
 
  その遅い時間帯だったこともあって、近くの駐車場に停めることができた。
  入園料も、500円/大人とリーズナブルな価格。(駐車場代金は別料金で500円)


  入園して、50mほど歩くと
  そぐに、その素晴らしい展望が目の前に。
  お花畑のパッチワークとその背後には、先ほどまで登っていた十勝岳。
  周回のトラクターも営業していますが、ここは歩きなお薦め。
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  数時間前には、この山の山頂に。
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  登山後・・  
    旭川市内に戻る車中。
    まっす~ぐな道。 約10km 北海道ならわ・・・
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 旭川市内で 金曜日の夜に
 中々席をとれず・・一時間限定で入った飲み屋で
 とりあえず、北海道初登頂を祝って乾杯!!
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北海道二日目が
満足でハッピーな一日でした。

明日は・・大雪山(旭岳)。

つづく













漸く実現した北海道旅行
  相方は独身時代に一度、私は今回が初の北海道。

日程は、9月14日から9月19日と5泊6日。 
  旅行期間中、山は三座を計画しましたが後半は下り坂の天候で結局は2座。

内容のつまった6日間なので
  少しづつブログにアップします。

・・・・・・・・・

まずは、初日から
 朝 7:45 羽田発 旭川行の便で一路 初めての北海道に
 離陸して、すぐに富士山と海岸線にみえるは東京ディズニーランド。
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そして・・気が付くと福島上空に
会津磐梯山と檜原湖

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空の旅を楽しめたのは、このあたりまで
岩手上空からは厚い雲の中に。
そう、今日の天気は北海道・北日本は雨。
明日からの予定が危ぶまれます。

そうしているうちに飛行機は高度を下げて
北海道の広大な大地上空に
パッチワークの様な模様の田園風景が間近にせまり
旭川空港に9:20 無事にランディング。
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初めて足を踏みいれた北海道
前半の予定は、この旭川を拠点に
3日間 十勝岳と大雪山(旭岳)を楽しむ予定です。

  層雲峡  
   旭川空港にてレンタカーを借りて、一路、最初の観光ポイント層雲峡に。
   紅葉の層雲峡に期待・・・雨だけど
    
   初めての北海道 広大な田園風景の中を走るどこまでも真っすぐな車道。
      次第次第にスピードが・・・自重自重。
ルート 空港-層雲峡
 車は、
 途中、高速道を間にはさみ上川から石狩川にそった国道39号線で層雲峡へ。
 次第に雨足をひどくなり・・あいにくの天気。 車道は、次第に両側の山がせり出す様になってきた。 層雲峡温泉街は大きな案内看板で直ぐにわかり 国道を右折。
 いったん駐車場で観光スポットをチェックすることとした。
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  お天気がよければ、この温泉街の奥のある黒岳ロープウェイとリフトを乗りついで
  黒岳山頂を目指したかったのですが、今日の雨ではNG。
  さらには、平年であれば日本一早い紅葉をみれるはずが、周囲の樹々は色づきもしていない状況。
  黒岳はあきらめて
  相方さんが独身時代に友達といった流星・銀河の滝へ
  温泉街から車で数分の距離です。


  銀河・流星の滝 休憩所PAに到着すると係のおじさんが直ぐに近づいてくれて
  展望スポットを教えてくれた。
  【流星の滝】
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流星の滝から銀河の滝は遊歩道で数分の距離。
 【銀河の滝】
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相方さんの記憶では、遊歩道はさらに奥までつながっていた様ですが
今は通行止め。

休憩所に戻ると、この二つの滝を眺められる双瀑台の案内板
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 徒歩20分と・・熊鈴携帯の注意表示。・・・・この雨だから、止めるかと会話していたら
 先ほどの係のおじさんが来て 双瀑台の手前にも二つの滝の眺望ポイントがあるとの情報。
 それだったらということで
 車から熊鈴を取りに戻り、その眺望ポイントまで登ることにした。

 休憩所の裏手から・・10分足らずで、そのポイントに。
 ベンチもあり、双瀑台までの休憩ポイントとなっているらしい。

  【双瀑台-途中の展望スポットから】   
双瀑台

 動画にて

 眺望ポイントから
  休憩所にもどると係のおじさんは別の方に代わっていた。
  その方から、今年の紅葉は2週間くらい遅れている。やはり、この夏の猛暑と9月に入っても気温が下がらなかった影響かと。 
そして、観光プチ情報。 ロープウェイ駅傍にあるビジターセンターで層雲峡の空撮動画が素晴らしいこと、。 そして、お昼時、どこかお食事処でお薦めは? ときくと
黒岳の湯の1Fにある「ビアグリルキャニオン」ここのイタ飯はお薦めだと。

 どちらも層雲峡温泉街。

 再び、温泉街に戻ることとした。

 ビジターセンターは温泉街を奥に進み黒岳ロープウェイから車道を挟んだ右隣に活かした建物でした。 ↓写真はビジターセンターHPから。

層雲峡ビジターセンター

層雲峡ビジターセンター


 エントランスを入るとイキなりのヒグマのお出迎え。
 山では絶対にお出迎えしてもらいたくない方ですね。 手の大きさが相方の顔をよりも大きい
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そして、館内にある大雪山系のジオラマ。 これは非常に明日から登る山の位置関係が分かりやすく非常に参考になりました。写真でLED光っている箇所が、先ほどまでいた流星・銀河の滝です。
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   センターでは、そのほかに層雲峡の見事な柱状節理の渓谷の成り立ちを開設したビデオは、とても分かりやすかった。 

センターの動画ではありませんが
 YOUTUBEで見つけた層雲峡の紅葉動画を紹介させて頂きます。
層雲峡 Sounkyo Gorge - YouTube


今回は紅葉前の雨と残念な条件でしたが、いつかは再訪したい観光スポットでした。その時には勿論「黒岳も」。


さて、時刻もお昼を過ぎて流石にお腹も空いてきた。

それでは、駐車場のオジサンのお薦めのイタリアン『ビアグリルキャニオン』へ・・
 場所は、黒岳の湯の建物に1Fですぐにわかりましたが・・・
 昼時なのに なぜかひっそりしている。
 本日休業 ???
 入口でウロウロしていると・・なんと「団体予約の為、本日お休み」
 なんてこった。
 それでも二人だけだから何とかならないかと思い 店の方に声をかけたのですが✖。
 それなら、近くにお薦めありますか?・・と聞くと
 直ぐ近くのラーメン屋を紹介してくれました。
   ・・・なんか、NHKの鶴瓶の家族に乾杯みたい・・・
 ところが、さらに落ちがあって
 そのラーメン屋は満席状態でさらにこの後で団体さんが来るので1時間待ちだとか。。。。。
   ・・・これが鶴瓶なら 何とかなるんだろうけど・・・・

 ここで
   層雲峡でのお昼ご飯はあきらめて
     次の目的地 「旭山動物園」に向かうことに。

    食事は、その道中で・・・上川町のドライブインの様なラーメン屋で。


  旭山動物園 🐧  
    層雲峡からは1時間と少し。
    旭山動物園の紹介は・・いらないですよね。あまりにも有名。
ルート 層雲峡-旭山動物園


動画に編集してみました。
手作り感があって、親しみやすい園でした。
うちの孫たちにも見せてあげたいね。
 

 自分が会いたかったキタキツネ。 叢のなかで身体を丸くしお休み中。
    残念でした。
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  閉館30分前まで園内で粘り、今晩の宿泊地 旭川市内に。
  旭山動物園-旭川ホテル

  宿泊ホテルは、ホテルWBFグランデ旭川。旭川駅もすぐ近く。
  天然温泉みなぴかりの湯と併設しています(写真は翌日の夜)。
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   雨の中 動物園を歩き冷えきった身体。チェックイン終わり直ぐにはこの温泉に。
  この温泉、炭酸水温泉で浴槽にはいると身体から泡がぷくぷくと。
  身体も芯からあたたまることができました。
  そして、何より
  ウェルカムドリンクの代わりにロビーにある自販機で使用できる湯上りの飲み物コインが
  有難かった。

  外の雨足を強くなり
  旭川の夜は、明日に持ち越し。
  近くのコンビニで夕食買って 部屋で北海道初日に夜を・・・・
  そして、タイガーズのあれを観戦していました。
  おめでとう 阪神タイガース。

  二日目・・・十勝岳登山に続く。


  


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